NHK・ミューズの微笑み FEEL#10・木田金次郎美術館-北海道-(2010年12月11日再放送)
土曜日の午前中、テレビを何気なく見ていると、
NHK教育で、「ミューズの微笑み」という番組を放送していました。
各地のユニークな美術館を放送する番組です。
今回は、北海道・岩内町(積丹半島の方にあります。)の、
木田金次郎美術館を紹介していました。
私は、この美術館には残念ながらまだ行ったことがありません。
ニセコ方面に行った際に、美術館の前を素通りしたことはありますが・・・
木田金次郎(1893-1962)の名は、北海道で美術に興味がある人なら、
たいてい知っていると思います。
また、有島武郎の小説『生れ出づる悩み』の主人公のモデルとしても知られています。
私にとっては、正直言って、今までは彼の絵を観て心に響くものがありませんでした。
しかし、今回この番組を視聴して、木田金次郎の生き方の一途さを知り、
彼の作品に興味を持ちました。
木田金次郎美術館にも、いつか機会があれば、行ってみたいな、と思いました。
番組では、有島武郎との出会いと交流、
家業の漁師を捨てて絵に没頭したことと、
1954年の岩内大火により、作品のほとんどを焼失した後、
再び精力的に作品を描き続けたことなどを、
資料と家族へのインタビュー等で構成していました。
その不屈さは驚嘆しました。
彼の画風はゴッホとセザンヌを足して2で割って、荒々しい北海道風にしたもの、
という感じです。
番組HPは以下です。
木田金次郎の作品の一部も観ることができます。
http://www.nhk.or.jp/muse/p4_feel10.html
「木田金次郎美術館」については、ぜひ検索してみてください。
下記サイトでは、木田金次郎をモデルにした小説『生れ出づる悩み』と、
木田金次郎について簡潔にまとめています。
番組中でも紹介していた、モイワの風景の写真もあります。
http://www.zusi.net/meisaku/umare/umare.htm
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