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2010年11月10日 (水)

「しずくのぼうけん」、「みずのたび」、「雪のひとひら」(ポール・ギャリコ作)、「水のいのち」(高田三郎作曲)・・・水をめぐる作品の数々

幼い頃、「しずくのぼうけん」という絵本を読んだことがあります。
自然界における水の循環を題材にした絵本です。

しずくのぼうけん

先日、NHKの「シャキーン!」で、「みずのたび」という曲を放映していました。
(作詞:小山哲朗 作曲:サキタハヂメ)
みずのこはたびをする 海がママ 雲がパパ 
空を渡って 地球のどこかにまいおりる
」・・・
軽快なメロディで、すぐに口ずさみたくなるような、ステキな歌です。
先ほどの「しずくのぼうけん」を、現代的にしたようなものです。

水の循環の不思議・・・というと、思い出すのは、
ポール・ギャリコ作の『雪のひとひら』(新潮文庫)です。

雪のひとひら

初めて読んだのは30歳過ぎてからですが、大変感動しました。
200ページ以下のファンタジー文学の中では、
私にとっては『星の王子さま』と双璧をなす、すばらしい作品です。
「雪のひとひら」という形で女性の一生をまさに「結晶化」しています。
宗教的な用語(神とか主、創造主等)を使わずに、
普遍的な形で、神様の存在を思わずにはいられなくなる傑作です。
男性のみなさん、ぜひ大切な人に、この本をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
(この本についてはそのうち、もう一度改めて、記事を書いてみたいと思っています。)

「水の循環」をテーマにしている作品で、もう一つ忘れてはならないのは、
高田三郎作曲の「水のいのち」です。
日本で合唱をやっている人で、この曲を知らないとモグリだ、と言われかねないほど、
合唱関係者にとっては珠玉の名曲です。
私もちょっとだけ練習したことがあります。

【送料無料】混声合唱組曲 水のいのち

日本合唱曲全集::水のいのち 高田三郎 作品集 1

今回は、「水の循環」をテーマにした作品をあれこれ語ってみました。

おまけに・・・
曲のタイトルに「水」とか「雪」がついている歌で、好きなのは・・・
「雪」なら、「雪の華」。
「水」なら、「水の星へ愛をこめて」かな(古過ぎ~)・・・
(「雪の降る町を」とかは、ちょっとこわ~いイメージかも・・・)

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