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2010年10月31日 (日)

NHK・「生誕200年 みんなのショパン」(10月31日放送)

10月31日放送、NHK「生誕200年 みんなのショパン」は、
クラシックファンとしてはちょっとがっかりな内容だったかも・・・
司会がお笑い芸人の方なので、しゃべりが過剰すぎる印象を受けました。
ショパンがバラエティ番組に無理やり引っ張り出されているような感じ・・・
4時間の生放送、というのも、ちょっと長すぎるように思えました。
私にとってはさすがに長いし、前述のとおりトークが過剰なので、
途中チャンネルを変えつつ、時折チラチラと観る程度でした。
実質、きちんと観たのは1時間にも満たないでしょう。
少し期待していた番組だったので、残念でした。
もう少し落ち着いた司会者を中核に、じっくりと演奏を聴かせた方がよかったのでは、
と思いました。
ただ、まったくショパンに縁がなかった人が、お笑い芸人の方などを縁に、
ショパンを聴くきっかけになったかもしれません。
クラシック演奏家のみならず、様々なジャンルのショパン愛好家のコメント等は、
視聴者にとって、格好のショパン入門になったかも・・・

番組では、視聴者アンケートによる「わたしの好きなショパン」第1位が決まりました。
第1位は「英雄ポロネーズ」でした。
確かに、「う~ん、名作!」(某カレーのCM時に中村紘子さんが言ったセリフ)・・・

ところで、私にとってのショパン・名曲ベスト3は・・・
第1位:夜想曲第20番
第2位:夜想曲第2番
第3位:「別れの曲」
最近では、2つのピアノ協奏曲もかなり好きになってきました。

ショパンのピアノ協奏曲ならば、ツィメルマンの指揮・ピアノによるCDが最高です。
(オーケストラパートが非常に雄弁です。)
ピアノソロなら、私にとっては個性派の演奏家よりも、
オーソドックスで、優等生的なアシュケナージの演奏が聴きやすいです。
個々のピアニストの解釈よりも、テクニックよりも、
ショパンの音楽そのものがはっきりと聴こえてきます。
(それぞれのピアニストは一長一短ですね。)

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番

ウラディーミル・アシュケナージ(p)/別れの曲〜ショパン名曲集(CD)

最近よく聴いているのは、オムニバス盤の「ショパン・カンタービレ」です。
いろいろなピアニストによる、極めつけの名曲を堪能することができます。
最近口紅のCMに出ていた、アリス=紗良・オットさんによる演奏も入っています。
このCDは愛する妻にプレゼントしましたものです。
ショパン入門には最適かも?

ショパン・カンタービレ

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