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2010年10月 6日 (水)

萌え寺・了法寺の菩薩行~キリスト教会も追随すべき?

Yahoo!ニュースでこんな記事がありました。
萌え寺のテーマソングがダウンロードランキング1位に!
これからは仏教が熱い!?萌え仏像も準備中

(2010年10月5日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101005-00000019-flix-movi
この「了法寺」の公式HPを実際に見てみると、
今までの「暗くて陰気な」お寺、というイメージを見事に覆し、
ここはアキバか?とさえ思わせるようなイメージチェンジが図られています。
(「了法寺」で検索すればすぐに出てきますよ。)
了法寺のテーマソング「寺ズッキュン!愛の了法寺」も実際に視聴してみました。
楽しそう~(でも、ぶっ飛びすぎ!)
従来の堅苦しい仏教界からはヒンシュクものかもしれませんが、
これも一種の「菩薩行」かもしれません。
オタクな人々を救う道であるし、
お寺が楽しいところだと思わせる演出は、なかなかだと思いました。
煩悩にまみれながらも、救いの道を示すとは・・・
見習うべきではないでしょうか。

対して、キリスト教会はいかがでしょうか。
教会の礼拝・ミサは、はたして東京ディズニーランドのような喜びがあふれているでしょうか?
それとも、お通夜状態でしょうか?
キリストは死んだまま、十字架にかかったままなのでしょうか?

聖書において、使徒パウロは、
弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。
すべての人に対してすべてのものになりました。
何とかして何人かでも救うためです。

(新約聖書 コリントの信徒への手紙Ⅰ9:22)
と述べています。
ありきたりの伝道集会とか、そういった型や固定概念を打ち破って、
まだまだ多くの人に福音を届ける必要があるのではないでしょうか?

萌え寺をマネして「萌え教会」を作る、とか、そういう単純なものでなくても、
イメージキャラクターやイメージソングをいろいろ作る、
教会に来て楽しいイメージにするなど、工夫が必要ですね。
シスターの修道服姿にあこがれる人も意外と多いようです。
イメージ戦略も重要かもしれませんね。

ところで、カトリックの聖母像は、あれも一種の「萌えキャラ」かも?
今回のおまけは「萌えマリア様」?ではなく・・・
スペインの画家、ムリーリョの「無原罪の御宿り」です。

20101007_murillo_2


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