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2010年8月 1日 (日)

NHK・若者たちに継承する音楽の未来~巨匠ブーレーズの情熱~(7月31日放送)

7月31日に、NHKハイビジョンで、
「若者たちに継承する音楽の未来~巨匠ブーレーズの情熱~」
という番組が放送されていました。
2009年のルツェルン音楽祭における、
名指揮者にして作曲家のブーレーズによる若者への指導の様子を記録したものです。
ブーレーズの作曲は、私には未だに良さがサッパリわかりません。
難解すぎるというか・・・
指揮においても、クールすぎる、という印象なので、
残念ながら、我が家にはブーレーズの指揮したCDは現在1枚もありません。
(以前、バルトークのピアノ協奏曲全曲を1枚のCDに収めたものを、
唯一、買ったことがあるくらいです。
手放したのは、ブーレーズの指揮に問題、というよりは、
どうもバルトークの作品が好きになれなかったからです。)

ただ、今回オーケストラの指導の様子や、
指揮者や作曲家への指導の様子などを見て、
「冷たい」感じの人、という固定概念が覆された感がありました。
85歳にもなりながら、背筋がピンと伸び、
心も非常に柔軟で、教えることに熱心、というイメージを抱きました。
(今後10年はまだまだ大丈夫そうな感じでした。)
前衛の旗手、というイメージの人が、ずいぶん丸くなったものだ、
と思わされました。
そういえば、近年はマーラーの交響曲を全曲録音したりしていますね。
円熟、という言葉がぴったりです。
これから、少しずつブーレーズの指揮した録音を聴いてみようかな、と思うようになりました。

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