北教組VS北海道教育委員会~「学校教育における法令等違反に係る情報提供制度」
7月16日の読売新聞朝刊に、北教組関係の記事が出ていました。
残念ながら、読売新聞のサイトでは掲載されていないようなので、
北海道新聞の記事のリンクを掲載します。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/241734.html
北海道教育委員会では、
今年の5月から、教員の不祥事(特に、職場における政治活動→明確な法令違反)を防ぐために、
「学校教育における法令等違反に係る情報提供制度」というのを設けたようです。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksk/jyouhouteikyouseido.htm
これは、保護者や地域の人から、教員が法令や学習指導要領に違反している場合、
北海道教育委員会に通報できる、という制度のようです。
今までなかったのがおかしいぐらいの、当然の制度だと思います。
(偏向教育とか、ぜひ誰か告発してほしいものです。
今のところ、通報は1件もないようです。)
ただ、一般にはあまり知られていないようですね。
(私もこの新聞報道で初めて知りました。)
しかし、これに対して、北教組が抗議をした、というのが、
新聞記事の内容です。
(何でも反対しないと気がすまない団体ですので・・・
虫歯予防やAEDでさえ反対しましたし・・・
ただ、この記事の件は自らが招いた不祥事を全然反省していない証拠です。)
その代表者は、
先日、小林千代美元衆議院議員への不正献金で有罪(執行猶予)になった人です。
懲りないな~と思いました。
道高教組のHPで、
「北海道教育委員会「情報提供制度」導入の中止を求める教職員・道民の声」
として、抗議内容が掲載されています。(この「道民の声」の「道民」とは?)
http://dokokyoso.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=27
興味がある人は、読んでみてください。
教員は「治外法権」だとでも言わんばかりの内容です。
70年代の幻想は早く捨ててほしいものです。
教員が、学校内で特定の政治団体を応援したり、
宣伝活動を行うことは、明らかに法令違反です。
学校を離れて、個人として民主党なり共産党を応援するのは、
個人の政治的自由ですが、
学校のFAXや電話を使って、そういう活動をするのは論外です。
法令や規範を無視して、「政治活動の自由を制限するな!」などと、
自分たちの都合しか考えないのが、
困った教組である、北教組の体質です。
教員の政治活動とはちょっと違いますが、
7月16日には、東京の方で、小学校教員が強姦致傷事件の犯人として逮捕された、
という報道がありましたね。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100716-OYT1T00541.htm
教師というのは、他の公務員よりも社会的な影響が非常に大きく、目立つ存在です。
教員組合が主張するような、単なる「労働者」ではないのです。
(そのくせ、都合のいい時だけは、「聖職者」面をするわけです・・・)
教師自ら、社会的規範や法令を遵守する(コンプライアンス)を実践してないなら、
どうやって児童・生徒に「きまりを守れ」と言えるでしょうか。
教員は、児童・生徒のよい模範になってほしいものですね。
(きわめてあたりまえのことですが・・・)
がんばれ、北海道教育委員会!
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コメント
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zapperさん、コメントありがとうございます。札幌以外では、道新のシェアが圧倒的に多いので、道新の意見が自分の意見になりがちですよね。北教組に対しても甘すぎな感じがします。
投稿: てんしちゃん | 2010年7月17日 (土) 21時29分
道新の論調には閉口してしまいます。
気のせいか、以前にも増して北教組擁護のように思えます。
北教組擁護ゆえ、必然的に学力問題については言及しない。
道新がそれについて言及したなら、北海道の公教育もまともなものになると思うのですが。
とは言うものの、ちゃっかり道新購読者なんですけど。(^^)
投稿: zapper | 2010年7月17日 (土) 15時23分