2010年参議院選挙公示日に思う~主要各党の教育政策
今日から、来月7月11日に投票が行われる、参議院選挙が公示されましたね。
争点はいろいろありますが、私にとって関心が高いのは、
消費税を10%にすべきかとか、米軍基地の問題などではなく、
教育の問題です。
新聞やテレビ等で、各党の主張が出ていましたが、
どうも、教育というのは、
どの党にとっても「おまけ」程度にしか扱われていないのは残念です。
日本の未来がかかっているというのに・・・
改めて、WEB上で、
主要各党(民主党、自民党、みんなの党、たちあがれ日本、共産党・・・)の、
教育についてのマニフェストを読んでみました。
一番詳しいのは、共産党ですが、長すぎるので、わかりにくいし、
そもそも教育の分野は共産党には期待していませんので省略します。
民主党は、教育についてはあっさりしすぎています。
教育軽視といえないでしょうか?
自民党は、とても簡潔ながら、きちんと教育について大きくとりあげています。
しかし、もとはといえば、ゆとり教育を推し進めたのは、自民党ですから、
これもあまり期待できませんね・・・
(ただし、教員組合の力が強い民主党よりは、はるかにマシです。)
みんなの党の教育施策は、上記2党よりも具体的で、いいと思います。
ただ、扱いとしては、おまけ程度という印象は否めません。
読みごたえがあるのは、「たちあがれ日本」です。
なかなか良いと思いますが、「みんなの党」と足して2で割るとちょうどいいかも・・・
(詰めの不足が目立ちます。)
あと、その他各党ありますが、興味のある方は、ぜひご自分で調べてみてください。
私が政治家だったら、教育政策としては、次のようなものをあげるでしょう。
①小学校中学年以上において、担任が全教科を教えるのを廃止し、
教科ごとの担任制を導入する。
また、担任と副担任の2名で、学級運営にあたる。
②小・中は今までと同様義務教育とするが、
履修単位制とする。
すなわち、「読み・書き・計算」の最低ラインを上回っていなければ、
進級できないこととする。
成績次第では、留年もアリとする。
その反対に、飛び級もアリとする。
成績優秀な者は、国として手厚く保護する。
③全国学力テストの結果を各学校において開示し、
クラスの成績によって、教師の給与をランク付けする。
あまりに平均点が低いクラスの担任は、指導研修をする。
④教員の学校内での政治活動は一切禁止とする。
発覚した場合は、教員免許没収とする。
ぱっと考えたのは、こんな感じです。
「消費税」や「基地問題」、「政治とカネ」も大切ですが、
教育や医療・福祉の面は、日本の将来にすごく関わることです。
よく考えて、投票したいものですね。
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