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2010年6月21日 (月)

GIANT KILLING ~ サッカーの楽しさを教えてくれたマンガ

今、日本中がW杯一色という感じですね。

私の小学生の時には「キャプテン翼」が大ブームでした。
翼君の「ドライブシュート」に代表されるような、魔球、強烈シュートが、
サッカーのイメージでした。
そのおかげで、学校の体育でサッカーの試合をやれば、
誰もが翼君や日向君モドキになろうとしていました。
しかし、サッカーが得意でない私のようなものにとっては、
サッカーは、ゴールキーパーか守備しかやらせてもらえない、
下手すると審判、いや応援しかできない、
つまらないスポーツというイメージしかありませんでした。
その後Jリーグが出来ても、サッカーのTV中継を観ることは、
まずありませんでした。
(北海道のコンサドーレ札幌が、もっと強かったら、違っていたかもしれません。)

2002年の日韓共同開催W杯は少し観ましたが、
夢中になるようなものではありませんでした。
前回のドイツW杯は、まったく観ていませんでした。
せいぜい、ニュースのスポーツコーナーで結果を観る程度。

そんな私が、今、毎日のようにW杯のTV中継を楽しんでいます。
日本時間で夜中3:30からのはさすがに観ませんが、
20:30、23:00からの試合は全試合ほぼ欠かさず観ています。
日本戦であるかどうかは関係ありません。

変わるきっかけになったのは、今年4月からNHKBS2でアニメ化された、
GIANT KILLING」です。
もっといえば、この作品を中心に、サッカーマンガを紹介していた、
NHKの「MAG・ネット」という番組を観たのがきっかけです。
この番組で、「GIANT KILLING」を知りました。
興味をもって、アニメを観ましたが、
アニメそのものは、それほど面白いとは思いませんでした(失礼!)。
思い切って、原作のマンガを読んでみると、すごく面白い!
今までのサッカー漫画は、プレイヤーが主人公であることが普通でしたが、
これは、監督が主人公です。
また、「キャプテン翼」や、最近なら「イナズマイレブン」のような、
ミラクル(というより、絶対ありえない)シュートは一切ありません。
監督を中心に、サッカーのプレイヤー、フロント、サポーターの姿を描くものです。
鳥瞰図のように、さまざまな人物の思いが交錯する姿を見通す視点が、
実に興味深いと思います。
現在、9巻まで読み進めています。
アニメよりも、原作の方が断然面白いです。
動かないマンガの方が、動きのあるアニメよりも迫力がある、
というのはなんとも不思議なものです。

弱小チームが強いチームを倒す~それが"GIANT KILLING"の意味です。
願わくば、W杯日本チームも、ぜひ"GIANT KILLING"を見せてほしいものですね。
がんばれ、ニッポン!

GIANT KILLING(1) (モーニングKC)



GIANT KILLING(1) (モーニングKC)


著者:ツジトモ




GIANT KILLING(1) (モーニングKC)

GIANT KILLING(9) (モーニングKC)



GIANT KILLING(9) (モーニングKC)


著者:ツジトモ




GIANT KILLING(9) (モーニングKC)

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