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2010年5月 4日 (火)

NHK・こころの遺伝子~第6回 とんがってるものほどやすらぐ 一青窈

NHKの「こころの遺伝子」について書くのは2度目です。

第6回の放送は、一青窈さんと、
彼女にとっての運命の人、故・阿久悠さんについてでした。

一青窈さんと阿久悠さんとの出会いについては、
NHKの別な番組、「SONGS」でもやっていました。
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/100217.html
今回の番組は、それにプラスアルファ、というものでした。

前回書いた、アンジェラ・アキさんの回のような感動はありませんでしたが、
一青窈さんの作詞(というよりは、言葉へのこだわり)に対する思い入れがよくわかりました。
いつの間にか、自身に対して作られたイメージである、
「癒しの歌姫」からの脱却へのきっかけ、というのが、この回のテーマでした。

番組の中で、とても印象的だったのは、2つありました。
1つ目は、一青窈さんと
阿久悠さんとの対談のところです。
2つ目は、別な作詞家、なかにし礼さんの言葉です。
なかにし礼さんは、最近の曲の歌詞について、
「二人の世界で閉じてしまっていて、背景とかがない。」
のような意味のコメントをしていました。
(正確な引用でなくて、ゴメンナサイ。)
どういう意味かというと、
ただ「愛してる、好きさ」とか、そんなのばっかりで、
歌に物語や情景がない、というようなことです。
世界の中心で、愛を叫ぶ」ようなのばっかり、ということですね。
確かに、阿久悠さんの往年のヒット曲は、独特な情景が広がっていましたね。

「好き」とか、「愛してる」も多用すると、言葉のインフレになります。
(もっとも、夫婦関係では、言葉のインフレになるぐらい、
いっぱい使った方がいいと思いますよ・・・)
言葉にもっとこだわりをもっていきたいものですね。

一青窈さんの歌では、「ハナミズキ」は好きです。
そのほかでは、何度か聴いたことがあるのは、「もらい泣き」ぐらいで、
後は残念ながら、あまり知りません。

番組HPは、以下です。
http://www.nhk.or.jp/idenshi/special/index.html

以前書いた、アンジェラ・アキさんの記事は、以下です。
https://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-90e1.html

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