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2010年4月18日 (日)

教会学校に書写(写教)を導入 付:創世記1:1の教会学校説教例

字の練習を続けていると、字を書くのが楽しくなります。
以前、漢字の練習を始めた、という記事を書きました。
https://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-1571.html
時々サボりながらも、細々と続けています。

以前の私であれば、自分が書いた字を見せるのは、
恥ずかしかったですが、今では少しだけ自信を持てるようになりました。

そこで、字を書く楽しさを教えたいことと、
聖書の聖句を覚えるのを兼ねて、
教会学校の「作業」として、
「写教」(※仏典の「写経」と区別して、
「写教」という言葉を、教会関係者が作っています。)を導入しては、
と考えてみました。
そして実際、本日やってみました。

今日のテーマは、創世記1章~3章でした。
その箇所に基づくお話(『聖書のおはなし』から。)を読み聞かせ、
簡単な質問兼説教をしました。

質問の内容は、「神様による天地創造」を立証するためのものでした。
すなわち、
1.小さい子がいたので、まず、「偶然」という言葉とその意味するものを、
具体的に教えました。
2.次に、その部屋にある身近なものを例に、
「これは、『偶然』できたものですか?」と問います。
当然、「偶然にできたものではない。」という答えになります。
(つまり、作った人がいる、ということ。)
3.続いて、少し大げさな例を考えてみます。
「大きなゴミ捨て場に台風が来て、台風が過ぎ去ると、
なんとジャンボジェット機が『偶然』出来ていた・・・」
この話は、ありえるでしょうか?と問いました。
当然、ありえるわけがありませんね。何億年が経っても、無理です。
4.それなら、この壮大な宇宙は、『偶然』できたのでしょうか?
科学者は、「宇宙は偶然できた」と言っていますが、
決して正しくはないです。
創造したお方(神様)がいるから、この宇宙は造られました。
・・・・というような展開でした。
あれこれ詰め込むよりも、
「神様による世界の創造」ということだけを覚えてもらえれば、
と思い、話を絞りました。
そのあと、すぐ、
初めに、神は天地を創造された。」(創世記1:1新共同訳)
の御言葉を何度も音読させて覚えさせ、暗唱させました。

そして、せっかく覚えた御言葉を、
書写という形で残すように作業を指示しました。
(書写、といっても、毛筆ではなく、鉛筆でしたが・・・)

「写教」の時間は、15分ぐらいとりました。
字を書きながら、子どもたちと、いろいろな話をすることもできました。
できた作品は、家に持ち帰って、親に見せるように言いました。
聖書を覚える、字を書いて仕上げる、
子どもたちとコミュニケーションができる、
保護者に教会学校の活動をアピールできる・・・
「書」を教会学校に導入するのは、方法論の一つとして、
有効かもしれません。

なお、小さい子は、字を書くのが難しい場合が多いですので、
無理やり字を書かせたりするよりも、
絵を描いたりなど、別の作業を指示した方がいいと思います。
(今回、実際に小さい子に対しては、そうしました。)
また、聖書の小さい字を書かせるよりも、
あらかじめ、大人が手本を書いておいた方がいいと思います。
私たち夫婦は、聖書本文通りと、全部ひらがな版と、
英語版、参考までに中国語版の手本を書いて用意しておきました。

余談ですが、作業の時間中、私はいたずら書き程度に、
「キティちゃん」などを書いてみました。
すると、子ども達から、
「ちょっと違う!似ていない!」と言われてしまいました。
ショック・・・(私は絵を描くのは苦手です。)

話は変わりますが、先日から、
書道家・武田双雲氏のブログ「書の力」を読んでいます。
4月18日の記事は、とても面白いですので、
ぜひご覧になってください。
毛筆で「ドラえもん」を書いた作品が何枚も紹介されています。
「書道って、結構面白い!」と思えますよ。
http://ameblo.jp/souun/entry-10511136778.html

書道関係のHPでは、
多木洋一氏の「書を楽しむ法」というHPは、
入門から楽しみ方までいろいろ詳しく載っていますのでオススメです。
http://homepage2.nifty.com/tagi/index.htm#mokuji

先ほど紹介した、武田双雲氏の公式HPは、以下です。
http://www.souun.net/
毎朝届くメルマガサービスもありますよ。
私も最近読んでいます。

キリスト教書店では、「書写用聖書」を売っています。
オンラインでは、いのちのことば社のが便利です。
「書写用聖書の商品一覧」のウェブページを紹介します。
http://www.gospelshop.jp/catalog/index.php/cPath/7_7015

御言葉を読んだり、書いたりして、たくさん覚えるのは、
子ども達にとっても、我々大人にとっても、実に有益なことです。
みなさんの教会や、個人でも、挑戦してはいかがでしょうか。

現在、教会学校でテキストとして使って読み聞かせている、
『聖書のおはなし』については、楽天ブックスに詳しい見出しが書いてあります。
参考までに・・・
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E8%81%96%E6%9B%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E5%B0%8F%E5%A1%A9%E7%AF%80-9784906401741/item/6247756/

聖書のおはなし



聖書のおはなし


著者:小塩 節,小塩 トシ子




聖書のおはなし

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