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2010年4月30日 (金)

「のだめカンタービレ」24巻と、NHK「愛の劇場」

ようやく、「のだめカンタービレ」24巻を手に入れました。
本編の番外編である、「アンコール オペラ編」の始まりです。
読んでみると、1巻~5巻ぐらいまでのコミカルなテイストが戻っていました。
コミカルながらも、1つのオペラを上演するまでの裏舞台が、
とてもわかりやすく描かれていました。
新キャラも登場して、なかなか面白そうな展開です。

上演するオペラは、モーツァルトの「魔笛」です。
ファンタジックな内容のオペラですね。
私は、実演は観たことがありませんが、
レーザーディスク(古!)で観たことがあります。
最初と最後が面白く、中間がツマラナイ作品かもしれません。
有名な「夜の女王のアリア」はキラキラ輝くようで、超絶技巧が要求されます。
それでいれ、結構コワイ歌詞です。
エディタ・グルべローヴァのコロラトゥーラ・ソプラノで聴くのが、
一番すばらしいと思います。

コミックの153ページでふれられていますが、
たとえば「椿姫」や「ラ・ボエーム」で、
肺病で死にそうなヒロイン、という設定なのに、
全然そう見えないほど、少し太めの方が演じると、
思わずツッコミを入れたくなります。
(ワーグナーの作品とかもそうですね。)
マリア・カラス以来、歌手も、見かけの美しさが結構大切になっています。

ところで、今年の4月から、NHK教育で、
愛の劇場~男と女はトメラレナイ~」という、
有名なオペラを紹介する番組を放映しています。
オペラの紹介なのか、恋愛トーク番組なのか、
よくわからない面がありますが、
「オペラは初めて!」という人には、オススメかもしれません。
番組HPは、以下です。
http://www.nhk.or.jp/program/aigeki/

「オペラは高尚」とは、私は思いません。
たとえば、プッチーニのオペラは、2つの単語でその本質を表せます。
愛して、殺して」・・・

オペラ入門でおすすめなのは、私なら、
・モーツァルト「フィガロの結婚
・ヴェルディ「椿姫
・ビゼー「カルメン
・プッチーニ「トゥーランドット
を挙げます。
どれも、名アリア揃いで、退屈しないです。
入門的に観るなら、舞台版よりも、
映画版で観た方が、わかりやすいと思います。


のだめカンタービレ(24) (KC KISS)



のだめカンタービレ(24) (KC KISS)


著者:二ノ宮 知子




のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

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