映画『時をかける少女』(アニメ版)
2月27日に、NHKBShiで、
アニメ版の映画『時をかける少女』が放映されていました。
私は劇場公開時に観ましたし、その後の数回のテレビ放映(民放)でも観ました。
今回でたぶん4、5回目になると思います。
アニメ映画としては、好きなものの一つです。
ただ、民放のテレビ放映時は、CMが入りますし、
何より納得できなかったのは、
エンディングが適当にカットされてしまっていたことでした。
今回、「さすがNHK!」と思ったのは、DVDなどで観るとおり、
CMは入らないし、エンディングも省略なしだったことでした。
何度も観ているので、セリフだけでも、
だいたいのシーンは想像できるほどですが、
やはりこの作品は何度観ても、すばらしいと思います。
青春そのもの、とでもいうか・・・
青春の日々は、ともすると、時間を浪費していることが多いですね。
主人公は、せっかく時間を跳躍する能力(タイムリープ)を得たのに、
実にくだらないことに使ってしまいます(結果的に、それでよかったのですが・・・)。
プリンを何度も食べたり、カラオケを何度も繰り返したり、
そのレベルならともかく、
恋愛においても、愛の告白を「無かったことに」してしまうなど、
「もったいない」ほどに、能力の浪費を繰り返します。
映画の中では、同じようなシーンが何度も使われます。
それだからこそ、何気ないごく日常的な場面に過ぎないものが、
「輝き」を放っています。
(本来、時は元に戻らないからこそ、一瞬一瞬が大切になるのです。
「一期一会」の精神ですね。)
この映画で一番好きなのは、といえば、エンディングの曲です。
奥華子さんが歌う『♪ガーネット』は名曲ですね。
実にさわやかで、この映画の中によく出てくる、
夏の澄み渡る青空のイメージがあります。
劇場でこの作品を観た後、思わずCDを買ってしまったほどでした。
(今も手元にありますよ。)
![]() |
時をかける少女
販売元:楽天ブックス |
ガーネット
ガーネット
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なお、来月中旬から、
『時をかける少女』の実写版映画(なんと映画化4回目!)が公開されるそうです。
主演は、アニメで主人公を演じた、仲 里依紗さんです。
映画の公式HPは、以下のとおりです。
http://tokikake.jp/indexp.html
なお、映画の公開にあたって、原作者の筒井康孝氏のコメントが秀逸でした。
『筒井は「『時をかける少女』は僕にとっては『金を稼ぐ少女』。
映画化されるたびに本が売れますから」』
このコメントは、以下から引用しました。
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=236314
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