NHKアニメ「こばと。」第十四話
NHKBS2の「こばと。」を毎週楽しみに視聴しています。
(毎週火曜日20:00~20:25)
絵が美しく、ストーリー展開が癒し系です。
主人公、花戸小鳩によって、人々の傷ついた心が癒されると、
癒された心はコンペイトウのようなカケラになって、ビンの中に。
ビンの中がいっぱいになると、小鳩はどこか「行きたいところ」へ行けるようです。
(ストーリー展開等は、公式サイトをお読みください。)
NHK→
http://www9.nhk.or.jp/anime/kobato/
公式サイト→
http://www.kobato.tv/top.html
さて、1月19日の第十四話「・・・黄昏の探しもの。」についてです。
家出をしている少年との出会いの話です。
少年は、祖父の家で暮らしていますが、
祖父が厳しいので、「自分は嫌われている」と思い込み、家出します。
少年は、あとで祖父は自分を決して嫌っていない、
むしろ心配しているから、うるさいことを言っているのだ、ということに気づきます。
子供時代には、うるさいしつけは、確かに恐いし、いやになるものです。
私自身もそうでした。
しかし、私が今日こうしてあるのは、
両親や学校の先生、職場の上司などの「うるさがた」がたくさんいたからです。
子供時代や、入社したてのときに、
悪いことをしたり、怠けていたり、不注意だったら叱られたりするのは、必要です。
特に子供時代の時はなおさらです。
悪いことをしても、怠けていても叱責されない・・・・
子供本位にたてば、「天国」ですが、その道は地獄へ向かっています。
「愛」は、時には「愛」と見えないような姿で現れることが多いものです。
仏教のイメージを借用するなら、
いかにも「仏様」という姿が必ずしも「救い」に導くとは限らず、
かえって恐ろしい形相の「不動明王」みたいなものが、
救いに導くことも多いわけです。
聖書には、
「鞭を控えるものは自分の子を憎む者。
子を愛する人は熱心に諭しを与える。」
(旧約聖書 箴言13:24新共同訳)とあります。
また、
「望みのあるうちに息子を諭せ。
死なせることを目指してはならない。」
(旧約聖書 箴言19:18新共同訳)ともあります。
勉強や「しつけ」とかは、その時にはつらくとも、
後で必ず実を結ぶものです。
神様からの「訓練」もそのようなものですね。
「およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、
悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛えられた人々に、
義という平和に満ちた実を結ばせるのです。」
(新約聖書 ヘブライ人への手紙12:11新共同訳)
話がかなりそれましたね。
アニメの「こばと。」と、原作のコミックは、かなり違っています。
コミックもおすすめです。
アニメ版では、オープニングの、
坂本真綾さんが歌う「マジックナンバー」はなかなかステキな曲ですよ。
こばと。 1 (角川コミックス・エース 45-11)
こばと。 1 (角川コミックス・エース 45-11)
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こばと。 (2) (角川コミックス・エース (KCA45-12))
こばと。 (2) (角川コミックス・エース (KCA45-12))
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こばと。 (3) (角川コミックス・エース 45-13)
こばと。 (3) (角川コミックス・エース 45-13)
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こばと。 (4) (角川コミックス・エース 45-18)
こばと。 (4) (角川コミックス・エース 45-18)
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