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2010年1月24日 (日)

NHK教育「こころの時代~宗教・人生」1月24日放送 「光明を探して」

日曜日の朝5時、といえば、
いつもはたいていまだ寝ているのですが、
今朝は4時から起きていました。

5時からは、
北海道ではHBCテレビで、
キリスト教の伝道番組「ライフ・ライン」が放送されています。
いつもこの番組は、ビデオ録画して、日曜日の夕方か夜に見ています。
裏番組で、NHK教育で、「こころの時代~宗教・人生」というのがやっています。
たまに、キリスト教関係の人が入ることもありますが、
仏教関係の方が出演することの方が多いので、原則見ていません。
しかし、今朝は、なぜかこちらの方を見てしまいました。

今日の番組の出演者は、書家の金澤 泰子さん、という方でした。
この方は、ダウン症の一人娘・翔子さんと共に、書道の世界で活躍している方です。
翔子さんがダウン症である、とわかってからしばらくは、
その現実をなかなか受け入れることができず、
娘と一緒に死のう、と思いつめていた時期さえあったそうです。
そういう中から、少しずつ現実を直視し、
少しずつ立ち上がっていく様子を語っておられました。
今では娘・翔子さんも、書家として認められつつあります。

番組の最後の方で、泰子さんが、
禍福は糾(あざな)える縄の如し」という言葉を引用して、
かつては災い・不幸としか思えなかった、娘のダウン症が、
今は幸福とさえ思えるようになったという、
心境の変化を語っておられたところが特に印象的でした。

最近の私は、字を書くことや書道に少しずつ関心を持ちつつあります。
そういう中で、番組中でいくつか紹介された、翔子さんの作品は、
ダイナミックさがあり、美しいと思いました。
彼女の作品を紹介しているHPがありますので、ぜひご覧ください。
http://noritake777.jp/kanazawa/shouko-index.html

禍福は糾える縄の如し
これに似ている聖書の表現を挙げるとしたら・・・
主はあなたをエジプトの国、奴隷の家から導きだし、
炎の蛇とさそりのいる、水のない渇いた、広くて恐ろしい荒れ野を行かせ、
硬い岩から水を湧き出させ、
あなたの先祖が味わったことのないマナを荒れ野で食べさせてくださった。
それは、あなたを苦しめて試し、ついには幸福にするためであった。
(旧約聖書 申命記8:16新共同訳)

「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、
万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」
(新約聖書 ローマの信徒への手紙8:28新共同訳)
神様の愛を信じて、闇から光を求めて、
一歩また一歩と踏み出してみましょう!

金澤 泰子さん&金澤 翔子さん関連のHPです。
http://www.kamashun.co.jp/topics/2010/01/post-2.html
http://blogs.yahoo.co.jp/sakitoryukichi/56703949.html
NHK「こころの時代~宗教・人生」の番組HPです。
http://www.nhk.or.jp/kokoro/future/index.html

なお、今日の放送は、2月1日(月)14:00~15:00に、
同じNHK教育で再放送があります。

余談ですが、友人に勧められて、妻と一緒に、
札幌市民ギャラリーでの「第41回 国際現代書道展」に行ってきました。
入場料無料なのに、なかなか見応えのあるものでした。

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