一人の価値
「一人しかいない」からやめる、のか、
「一人でもいる」から予定通り実行するのか・・・
中学生向けの信仰プログラムを、
同じ教派の他教会の方と一緒に企画しています。
市内の同じ教派の教会に先月から呼び掛けていました。
参加締め切りが近付く中、参加者数を代表者に確認してみました。
すると、なんと「0」とのことでした。
私はがっかりしました。
「やめたほうがいいのでは。」と私は思いました。
私なりの意見をまとめて、
同じ所属教会で、このプログラムに携わっている方にメールしました。
その後、すぐにその方から電話が来ました。
参加者は「0」ではなく、1人いる、とのことでした。
話しているうちに、「一人の価値」というものに改めて気づかされました。
「一人しかいない」と見るのか、
「一人でもいい」と見るのか・・・
その人の口を通して、神様が語りかけてくださった、といえます。
「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、
その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、
見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。
そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、
家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、
『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください。』と言うであろう。」
(新約聖書 ルカによる福音書15:5~6新共同訳)
※あるいは、「5つのパンと2匹の魚」の奇跡でもいいですね。
私たちはしばしば、教会においても、「効率」とかを考えてしまいがちです。
(もちろん、無駄な経費の削減等は必要ですが・・・)
しかし、神様の「採算を度外視した」愛ゆえに、私のようなものでさえ、救われました。
だからこそ、「一人の価値」というものを、大切にしていきたいものですね。
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