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2010年1月 8日 (金)

NHKドラマ「とめはねっ! 鈴里高校書道部」第1話

書道ブームが巻き起こりそうな予感です。

NHKの木曜ドラマ「とめはねっ! 鈴里高校書道部」第1回は、
なかなかおもしろかったです。
高校の部活動で、マンガ化、アニメ化、ドラマ化されるといえば、
体育会系がほとんどでした。
文化系の部活は、なかなか注目されませんでした。
しかし、ついに書道部がこのような形でドラマ化されるとは!

冒頭OP曲での、マンガキャラが実写キャラに変わる所から、
作品に対する敬意がとても感じられました。
特に、主人公2人とか、メガネっ子キャラとかは、
「そっくり!」か「かなり近い!」と思わされました。
望月結希を演じる朝倉あきさんは感心するほど原作キャラにそっくりです。

第1話では、原作のエピソードがだいたい活かされた展開となっており、
原作ファンにとっても、ある程度納得できる内容なのでは、と思いました。
書道で、「美味しんぼ」みたいな対決ができるというのは、
新鮮でした。
(ドラマでは、主人公たちのチームが、
「母」という漢字の書き順をいきなり間違えてしまう、というアクシデントを、
うまく乗り越えて、なんとか引き分けに持ち込むところで、
第1話がだいたい終わります。
ちなみに、私もつい最近になって、「母」という漢字の正しい書き順を知ったばかりです。
書き順というのは、私にとって今までは、どうでもよいものと思っていましたが、
正しく、きれいに字を書くために、合理的で必要なものであることを、
ようやくわかるようになりました。)

ドラマを見終えると、すぐさま筆で何か字を書いてみたくなりました。
我が家には現在、筆や硯や墨汁はないし、半紙もありませんが、
筆ペンはあったので、適当な紙に自分の名前などを書いてみました。
妻も同様に、久々に筆(ペン)を使って、
私たちの名字などを書いて楽しんでいました。

私の小学校時代からのコンプレックスの一つは、
字が汚いことでした(※過去形に注目!)。
小学生からつい最近まで、
「字が上手ですね。」、「字がうまいね」と言われたことは、一度もありません。
「字が汚い」、「読めない」などと言われ続けてきました。
(実際、自分が書いた字が、自分で読めないことが多々ありました。)
就職してからすぐ、上司に「君は字が汚いので、少なくとも数字の練習はしなさい。」
と言われ、勤務時間中に数字の練習をさせられたことさえあります。
しかし最近、小学生の勉強全般をみる機会が与えられ、
それを機に、一念発起して、小学校レベルの漢字の練習を始めました。
(2009年12月6日のブログに書いてあります。)
https://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-1571.html
毛筆ではなく、硬筆においてですが、
漢字を丁寧に書く練習を毎日続けています。
すると、さっそく効果が表れました。
今までとは違う字を書く自分になりつつあります。
何人かの子どもから、「字がうまいね」と言われるようになりました。
私にとっては、感謝感激な言葉でした。

字が少しずつ上達していくと、
なんとなく、自分自身そのものにも、もっと自信が持てるようになります。
まさに、「字はその人を表す」と言えますね。
字を書くのは、つい最近まで苦痛でしたが、
今ではとても楽しいです。

番組HPでは、しばらくの間、マウスで書き初めが楽しめます。
結構面白いですよ。
番組HPは以下のとおりです:
http://www.nhk.or.jp/drama8/tomehane/
トップページには、ドラマの主人公2人が原作キャラと同じポーズで立っています。
ぜひ見比べてください。
(実は、原作1、2巻の表紙と同じポーズです。)

原作の方は、私はまだ1巻しか読んでいないですが、
こちらも面白いです。
今後の展開が楽しめそうです。
ドラマでは省略されているところがたくさんあり、
そこに書道の蘊蓄がいろいろと書かれてあり、興味深いです。

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)



とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)


著者:河合 克敏




とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

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