« NHK「ブラタモリ」~横浜 | トップページ | Alma redemptoris mater(救い主を育てた母)【自作曲】 »

2009年12月18日 (金)

書評:森薫『乙嫁語り』1巻

森薫さんの最新作『乙嫁語り』1巻を読みました。

ストーリー展開そのものは、
さほど「スゴイ!」と思わせるものはないですが(ゴメンナサイ・・・)、
森薫さんのマンガの本当に「スゴイ!」ところは、
背景等の細部へのこだわりです。
そのまま、映像化(実写も、アニメも)できそうなほどです。
目を通して心は19世紀の中央アジアをさまようことができます。
表紙の装丁だけでも、見事だと思います。

森薫さんの作品では、『エマ』が代表作でしたが、
この作品が、新たに代表作になるかもしれません。
今後の展開が楽しみです。
まだ1巻だけですが、『エマ』よりも好きになれそうです。
人物造形も、こちらの方がすばらしいです。
(『エマ』は1巻~7巻まで全部揃えていましたが、
その後、手放してしまいました。
こちらも、ストーリー展開は、単純なものでしたが、
背景等の細部へのこだわりはすばらしかったです。
ただ、人物描写はイマイチかな、とも思いました。)
期待できそうな作品です。

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)



乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)


著者:森 薫




乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

« NHK「ブラタモリ」~横浜 | トップページ | Alma redemptoris mater(救い主を育てた母)【自作曲】 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

にほんブログ村

  • クラシックCD鑑賞
  • にほんブログ村
無料ブログはココログ