書評:森薫『乙嫁語り』1巻
森薫さんの最新作『乙嫁語り』1巻を読みました。
ストーリー展開そのものは、
さほど「スゴイ!」と思わせるものはないですが(ゴメンナサイ・・・)、
森薫さんのマンガの本当に「スゴイ!」ところは、
背景等の細部へのこだわりです。
そのまま、映像化(実写も、アニメも)できそうなほどです。
目を通して心は19世紀の中央アジアをさまようことができます。
表紙の装丁だけでも、見事だと思います。
森薫さんの作品では、『エマ』が代表作でしたが、
この作品が、新たに代表作になるかもしれません。
今後の展開が楽しみです。
まだ1巻だけですが、『エマ』よりも好きになれそうです。
人物造形も、こちらの方がすばらしいです。
(『エマ』は1巻~7巻まで全部揃えていましたが、
その後、手放してしまいました。
こちらも、ストーリー展開は、単純なものでしたが、
背景等の細部へのこだわりはすばらしかったです。
ただ、人物描写はイマイチかな、とも思いました。)
期待できそうな作品です。
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
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