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2009年12月16日 (水)

『君に届け』(マンガ/アニメ)

最近、とても感動したマンガは、
椎名 軽穂さん作の『君に届け』です。
まだ1~3巻までしか読んでいませんが、
最初の2巻は、とてもすばらしいです。

読むきっかけは、アニメからです。
『君に届け』のアニメ版が紹介されていたWeb記事です。
(たぶん、毎日新聞のWeb版だと思います。)
内容がよさそうだったのと、
何よりも、主役の声が、能登麻美子さんだったからです。
(彼女の声が大好きです。)
さっそく、まずアニメ版を見てみました。
北海道では、東京よりも放送が遅れているので、
(まだ4話目です。)今のところ、かえって助かっています。
1話目から見ていればよかったなぁ、と思える作品です。
エロとか萌えとかの話でないのに、
どうしてこういう作品が、深夜放送されてしまうのだろう、とさえ思います。
もっと、多くの中高生や若い人に見てもらいたい内容だと思いました。

ここからは、マンガ版について書きます。
見かけが暗い感じなので、ホラー映画『リング』の「貞子」とあだ名されてしまい、
誰からも本名で呼ばれることなく、周囲から避けられている、
孤独な主人公・黒沼爽子。
彼女が変わるきっかけが、
誰に対しても分け隔てなく接する、実に爽やかな風早翔太との出会いでした。

1巻の、「人に受け入れてもらえる幸せ」は、
私にも経験があります。
(私も、高校時代は、とても孤独でした。
しかし、自ら「アウトサイダー」を選んだ結果でしたので、
別に友達がいないことも平気でした。
そういう意味で、『君に届け』の主人公・爽子の姿は、
性別は違えど、なんとなく、自分の過去の姿に似ていると思えました。
そして、高校3年の時に、ようやく心から語り合える友人ができたことは、
とてもすばらしいものでした。)
2巻は、1~3巻の中で、最も感動しました。
地下鉄の中で急いで読んでいた時に、
思わず泣きそうになりました。
3巻は、これからの展開が期待できそうな内容です。

単なる恋愛もので終わらない、豊かな内容をもっています。
主人公・爽子の心理描写が見事ですし、
重たい内容になりすぎず、時々クスリと笑えるところもいっぱいです。
4巻以降も、楽しみに読めそうです。

番組HPおよび公式HPは以下からどうぞ。
http://www.ntv.co.jp/kiminitodoke/index.html
http://betsuma.shueisha.co.jp/portal_kimitodo/index.html


君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))



君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))


著者:椎名 軽穂




君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))


君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))



君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))


著者:椎名 軽穂




君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))


君に届け 3 (マーガレットコミックス)



君に届け 3 (マーガレットコミックス)


著者:椎名 軽穂




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