聖なる、聖なる、聖なる(イザヤ6:3&黙示録4:8)【自作曲】
「あけましておめでとうございます。」と今言ったら、
とても奇異に感じないでしょうか?
でも、今年の教会暦では、今日から新しい年度になるのです。
(もちろん、教会暦で新しい年度になったから、といっても、
今日、教会で「あけましておめでとうございます。」なんて言いませんよ。
念のため・・・)
今年も、待降節になりました。
私の家の周りでも、外は真っ白に染まっています。
夕方16:30を過ぎたら、もう真っ暗な夜が始まります。
こういう季節だからこそ、
「世の光」である主キリストのご降誕を待ち望む時期としてぴったりですね。
待降節では、一般的に、イザヤ書がよく読まれます。
そこで、今週と来週で、イザヤ書への作曲を何曲か紹介しようと考えています。
(イザヤ書への作曲は、現在までに、全63曲与えられています。)
予定は6曲です。
第1回目のタイトルは、「聖なる、聖なる、聖なる」です。
テキストは、旧約聖書イザヤ書6:3&新約聖書ヨハネの黙示録4:8新共同訳です。
どちらのテキストにも、「聖なる」という言葉が3度出てきます。
「聖なる(かな)」という言葉を、旧約では、6つの翼を持つセラフィムが唱え、
新約では、同じく6つの翼を持つ4つの「生き物」が唱えています。
そこで、旧約のテキストから新約のテキストに飛躍する、
という発想が導かれました。
曲についてですが、
イザヤ書のテキストを歌う部分は、神秘の扉の前、
ヨハネ黙示録の部分は、神秘の扉が開かれて、光があふれている、
そんなイメージです。
男声で歌うことを想定しています。
冒頭の「聖なる・・・」のところは、ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」中の、
「Sanctus」の部分に影響を受けています。
メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。
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