生きることはキリスト(ピリピ1:21)【自作曲】
「使徒パウロ関連作品シリーズ」第6弾です。
今回のタイトルは、「生きることはキリスト」です。
テキストは、新約聖書 ピリピ人への手紙1:21、20新改訳です。
参考までに、ピリピ(フィリピ)1:21の、
新改訳と新共同訳と、エマオ出版訳のテキストを引用します。
ちょうど、この聖句は、エマオ出版訳の新約聖書の表紙に、
「他の訳との比較」、ということで、記載されているからです。
(新改訳)
「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。」
(新共同訳)
「わたしにとって、生きるとはキリストであり、
死ぬことは利益なのです。」
(エマオ出版訳)
「なぜならば、私にとって(私の中で働いておられる)キリストが
生命活動(の源泉)であり、(肉体が)死ぬことは益であるからです。」
3つの訳のうち、一番簡潔なのは、新改訳ですね。
エマオ出版訳のは、「なるほど」と思わされます。
新共同訳は、「利益」という言葉がちょっとひっかかります。
それはさておき、ピリピ(フィリピ)人への手紙は、
使徒パウロが獄中で、
明日をも知れぬ命になるかもしれないという、
緊迫感の中にあって書かれたものとされています。
しかし、不思議な明るさと喜びが、書簡中に満ち溢れています。
「喜び」、「喜ぶ」という言葉(「喜」という字)が、
16回使われています(新共同訳の場合。久々に、実際に数えました。)。
エペソ人への手紙には、不思議な透明感があります。
ちょうど、モーツァルト最晩年の作品の数々のように、
死を越えた世界を、しっかりと見据えているからでしょう。
このテキストへの作曲は、現在までに、
この曲を含めて2曲与えられています。
そのうち、この曲の方が好きです。
テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。
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