今日は世界手洗いの日
NHKの夜7時のニュースの終わりに、
「今日、10月15日は『世界手洗いの日』です。」という紹介がありました。
これは、ユニセフ等が昨年定めたものです。
先日紹介しました、ユニセフニュースの中に、
こういうタイトルの特集記事がありました。
「石鹸は子どもを病気から守る『ワクチン』?」
見出しの記事をそのまま紹介しましょう。
「5歳未満の子どもたちの死亡原因の35%を占め、
毎年350万人の子どもたちの命を奪う下痢性疾患。
30秒にひとりは下痢性疾患で亡くなっています(推定)。
簡単に防げる病気で子どもたちが亡くなる悲劇をなくすには、
どうしたら良いのでしょうか?
その答えは手洗い。『手を洗いましょう!』---
この呼びかけを行なうために、ユニセフとパートナー機関は、
昨年の『国際衛生年』から10月15日を
『Global Handwashing Day(世界手洗いの日)に制定し、
世界各国でキャンペーンや活動を行なっています。」
記事のタイトルの意味は、
「石鹸が下痢性疾患等の直接的なワクチンになる」ということではなく、
「石鹸による手洗いによって、
・5歳未満の子どもが下痢にかかる割合を50%減らせる。
・5歳未満の子どもが呼吸感染症にかかる割合を23%減らせる。」
ということから、そういう意味で、
石鹸は、ワクチンのようなものだ、ということになるようです。
何もこれは、アフリカの不衛生なところだけの話ではなく、
日本でもそうですね。
うがいと手洗いの励行で、風邪やインフルエンザをある程度予防できます。
たかが手洗い、されど手洗い・・・
この「世界手洗いの日」の日本公式サイトは、以下のとおりです:
楽しい動画「世界手洗いダンス」なんてものもあります。
http://handwashing.jp/
何気なく毎日行なっている「手洗い」から、
世界を考えるいい企画だと思いました。
手洗いに関連した事を、おまけとして書いておきます。
トイレについてです。
どこかのニュース番組で、
「今、小学校では、和式トイレを使えない子が増えている。」
という特集をしていました。
実際、小学校に入学する子を持つある方から、
「うちの子、和式トイレのトレーニングをする必要がある。」
という話を聞いたことがあります。
最初、それを聞いたとき、「???」と思いましたが、
確かに、今やほとんどの家庭のトイレは洋式ですね。
しかし、小学校では、昔からある、和式の方が圧倒的に多いようです。
だから、「和式はコワイ」そうです。
(それでも、昔の汲み取り式のでないのだから、
落ちる心配はないはずなのですが・・・)
一方、アジア・アフリカの貧しい国々では、
「そもそもトイレが存在しない」とか、
「学校に、子どもがたくさんいるのに、
トイレは教師用1つと、生徒用1つしかない。
それで、学校では用を足せない。」
といった問題があるようです。
日本の子どもたちは、
恵まれすぎているのでしょうね・・・
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