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2009年7月10日 (金)

詩篇120【自作曲】

「都に上る歌」シリーズ、今回は、
少し戻って、詩篇120を紹介します。

今まで紹介してきた曲は、どちらかというと、
長調の曲が多かったです。
最初は短調であっても、途中から長調になるとか、
すっきりとしたものが多かったはずです。

しかし、今回のは、最初から最後まで、短調で、
苦悩のまま終ります。
イスラエルの苦悩が歌われています。

「平和をこそ、わたしは語るのに
彼らはただ、戦いを語る。」(旧約聖書 詩篇120:7新共同訳)

今年1月早々から始まったガザ攻撃のニュース報道は、
世界中にイスラエル非難の声を大きくしました。
しかし、どうしてあのような大規模な作戦をしなければならなかったのか、
イスラエルに関する報道は極めて偏向的です。
イスラエルが一方的に「悪の権化」のような報道のされ方でした。
私はそのような報道のされ方に、とても腹が立ちました。

仮に、あなたの住んでいる隣の町に、
かつてのオウム真理教や、連合赤軍のような団体があって、
日本からの分離独立・革命を叫び、
連日ロケット弾で、あなたの住む町へ攻撃してきたら、どう思いますか?
「自衛隊を出して、掃討作戦を行え!」という声になるはずですね。
それとも(いや、それでも)、無抵抗反戦平和主義を貫きますか?
「聖人」みたいな人ならともかく、少なくとも私はそう言うでしょう。
多くの人が犠牲になるからです。
北朝鮮から、たった1発のミサイルが上空を飛んでいった、
それだけでも日本では大きなニュースになりましたが、
イスラエルでは、まさに「日常的に」、
死のミサイルが撃ち込まれる地域があるのです。

イスラエルによるガザへの攻撃は、世界的なニュースになりますが、
ガザからのイスラエルへの攻撃は、全然ニュースになりません。
また、ハマスの非道については、ほとんど報道されません。
(幼少期から、子どもたちにイスラエルを攻撃することや、
軍事訓練、自爆テロを称賛することを教えています。
また、イスラエルによる攻撃の犠牲者のうち、
どれだけがハマスによる「人間の盾」なのか、
これについても検証されていません。)
これは非常に不公平です。
もし、この問題をよく知らなかったけれども、
少しでも、真実を知ってみたい、と思われた方は、
ぜひ、まずは下記のサイトをご覧ください。
http://www.bfpj.net/about/about_israel_real.html
イスラエルを支援するクリスチャン団体である、
「ブリッジ・フォー・ピース・ジャパン」のサイトです。

さて、自作曲の紹介に戻ります。
テキストは、新共同訳を使用しています。
これも短いですので、お読みください。

テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。

「20090710psalms120allno01.MID」をダウンロード

「20090710psalms120allno01.pdf」をダウンロード

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