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2009年7月11日 (土)

詩篇123【自作曲】

「都に上る歌」シリーズ、今回もまた短調の曲です。
(詩篇120から陰鬱続きでゴメンナサイ。
詩篇125から、再び長調に戻ります。)

今回紹介するのは、詩篇123への作曲です。
テキストは、新共同訳を使用しています。
これもとても短いですので、お読みください。

この詩篇への作曲が与えられたのは、かなり前です。
確か、同じ教会の人から、私が傷つくような発言をされた時だった、
と記憶しています。
(それが何であったかは、覚えていませんし、もうどうでもいいことです。)

この曲を聴いて、「心が軽くなった」と思う人は、ほとんどいないかもしれません。
しかし、この曲を仕上げることが、私にとって、心の傷を癒すことになりました。
詩篇を通して、神様が、癒しの御手を差し伸べてくださったからです。

余談ですが、私は落ち込むようなことがあった時、
しばしば、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を全曲通して聴きます。
苦悩している曲を聴くことによって、不思議と苦悩が減っていたりします。
一種の音楽療法ですね。

同様に、苦しみの詩篇の言葉で、主を「あえて」讃美するとき、
(リルケの『ドゥイノの悲歌』に確か、
「あえて讃美する」という表現があったと記憶しています。)
主がその苦しみを包み、癒し、よきものへと変えてくださいます。
(今までの人生において、最も心傷ついた時に、
慰めとなり、即座の癒しとなったのは、意外にも、
呪いの言葉が連続するような詩篇109を通してでした。
普通に読めば、全然慰めを感じないようなところですが・・・)
だから、つらい時こそ、「あえて」主を讃美すべきなのです。
苦しみを通して、主がわたしの・あなたの心の門をたたいておられます・・・

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20090711psalms123allno01.MID」をダウンロード

「20090711psalms123allno01.pdf」をダウンロード

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