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2009年7月19日 (日)

詩篇127(01)【自作曲】

「都に上る歌」シリーズ、今回は、詩篇127(01)を紹介します。
テキストは、旧約聖書 詩編127全部(新共同訳)です。
短いのでぜひお読みください。

私は、眠るのが好きなので、
「主は愛する者に眠りをお与えになるのだから。」
(旧約聖書 詩編127:2新共同訳)
という句はうれしいものです。
良い眠りは神様からの祝福です。

詩編127には、「都に上る歌。ソロモンの詩。」
という見出しがついています。
その同じソロモンが書いたといわれる箴言には、
先ほどの箇所とは逆に、
眠りを愛することへの警告が書かれています。

「怠け者よ、いつまで横になっているのか。
いつ、眠りから起き上がるのか。
しばらく眠り、しばらくまどろみ
しばらく手をこまねいて、また横になる。」
(旧約聖書 箴言6:9~10新共同訳)
私にとっては、実に耳の痛い言葉です・・・

活動に焦る心には、一旦休息を、
怠惰な心には、喝を入れる・・・
聖書は、全体的に読むと、実にバランスがとれています。
(だからこそ、特定の聖句「だけ」読むとか、
パッと開いたところを読んで、神託のようにするのは、
いい読み方ではありません。
特に後者は、聖書を使っていますが、
占いに近い、危険なものだと私は考えています。)

この詩編を現代風に解釈したら、
過労への戒め、ということなのでしょう。
「良い贈り物、完全な賜物はみな、
上から、光の源である御父から来るのです。」
(新約聖書 ヤコブの手紙1:17新共同訳)
家庭の祝福、仕事の祝福、良い眠り、かわいい子どもたち・・・
これらはすべて、神様から与えられるものです。
感謝して、受け取っていきたいものですね。

詩篇127には、この曲の他に、カトリック訳への作曲が与えられています。

テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。

「20090719psalms127allno01.MID」をダウンロード

「20090719psalms127allno01.pdf」をダウンロード

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