主の祈り(カトリック・聖公会共通)(07)【自作曲】※主の祈り(その2)
前回は、マロッテ作曲「主の祈り」の、
新しい日本語版を紹介しました。
今回は、自作曲の「主の祈り」を紹介します。
テキストは、カトリック・聖公会共通のもので、
現在教会で使用されているものです。
現在、私の毎朝の祈りのときに使用しています。
「主の祈り」への作曲は、現在のところ、
カトリック・聖公会共通版が9曲、
プロテスタント文語版が4曲、
カトリック文語版が1曲、
フランシスコ会訳が1曲、
新共同訳が1曲、
英語のが2曲、計18曲あります。
その中でも、一番気にいっているのが、
この曲です。
ところで、一般のプロテスタント教会では、
いまだに文語訳を使っているところが多いですね。
特に、年配の方が多いところはその傾向が強いです。
一方、若い人に対してどんどん伝道しているところは、
若い人にわかりやすいように、
独自の口語版又は聖書の訳をそのまま使っているようですね。
カトリックと聖公会においては、2000年2月15日から、
共通の口語訳使用が許可となっています。
これは、とてもすばらしいことだと思います。
プロテスタントとカトリックの文語版は、
確かにおごそかな感じがします。
しかし、文語にこだわるのは、
はっきりいって、福音宣教の障害だと思います。
日本の人口の1%にも満たないクリスチャン人口、
その中にあって、残り99%以上の人に向かって、
まだまだ語る必要があるのです。
教会の年配者や、儀式好きの人のために、
口語にこだわるのはよくないです。
年配の方への配慮は必要ですが・・・
(「主の祈り」や各種祈りのみならず、
賛美歌についても同様のことが言えます。)
また、できれば日本宣教のために、
カトリックとプロテスタント主要教派共同で、
さらに新しい、口語の「主の祈り」があればいいな、
と願っております。
クリスチャンの大多数が、一つになって、
「天の父」へ祈れる日が来れば・・・と思っています。
メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。
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