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2009年6月28日 (日)

天上の礼拝(ヨハネ黙示録4:8)【自作曲】

『ヨハネの黙示録』ときいて、みなさんは、どのようなイメージを抱いていますか?
「世の終わり」、「終末」、「おどろおどろしい」、「阿鼻叫喚地獄」、
はては、「666」、「ハルマゲドン」・・・
確かに、どれも間違いではありません。
ただ、上記にあげたものは、共通して、「怖い」というイメージがあります。
信じない者、イエス様の救いを拒否し続ける人にとって、
ヨハネの黙示録は、裁きと滅びを宣告する書でしかありません。
しかし、信じる者にとっては、確かな勝利を約束する書となります。

以前、『オレたちに明日はない?―黙示録の解読ガイド』
(出版:視覚デザイン研究所)という本を読んだ際に、
次のような言葉があったと記憶しています。
「黙示録は、天上のミュージカルだ。」
(既に手元にない本なので、正確な引用でないかもしれません。)
この本自体については、私の心の中でも賛否両論があるので、
「オススメ」の書評を書くつもりはありません。
しかし、先ほどの言葉は、黙示録を読み解く上で、大きな鍵となりました。
実際、「ヨハネの黙示録」は、賛美の歌にあふれています。
(なお、視覚的に、ヨハネの黙示録を知ってみたい、というならば、
『オレたちに明日はない?―黙示録の解読ガイド』は一読をおすすめします。)

この世界を、一つの「映画」だとすれば、
私たちの「映画」の結末は、既に決まっています。
それは、キリストの勝利と、
「新しい天と新しい地」(ヨハネの黙示録21:1)が到来し、
「神が人と共に住み、人は神の民となる。
神は自ら人と共にいて、その神となり、
彼ら(キリストを信じる者たち)の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。
もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。
最初のものは過ぎ去ったからである。」(ヨハネの黙示録21:3~4新共同訳)
という聖書の約束が実現するのです!
つまり、信じる者にとっては、ハッピーエンドな結末が待っています。
今がどんなにスリリングな展開の最中であっても・・・

今見える世界が、どれほど悪や困難に満ちた「夜」であっても、
必ず、「夜」の後には「夜明け」があり、「朝」が来るのです。
キリストを信じる私たちは、「夜」の世界にあって、
「夜明け」を宣言し、「朝」を先取りしています。
だからこそ、主をたたえずにはおられないのです!
「(主は)泣きながら夜を過ごす人にも
喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。」
(旧約聖書 詩編30:6新共同訳)

前置きがかなり長くなってしまいましたね。
今回紹介する自作曲のタイトルは、「天上の礼拝」です。
新共同訳で、ヨハネの黙示録4章全体の見出しが、「天上の礼拝」となっています。
この曲が与えられたのは、もう12、3年前だと思います。

ヨハネの黙示録4:8への作曲は、現在までに5曲与えられています。
内訳は、新改訳1、新共同訳2、岩波書店訳1、文語訳1です。
その中でも、最も気にいっているのが、この曲です。
なお、上記5曲のうち、「天上の礼拝」とタイトルをつけたのは、この作品だけです。

テキストは以下のとおりです:
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。
神であられる主、万物の支配者、

昔いまし、常にいまし、後に来られる方。
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。

ほふられた小羊は、
力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、
栄光と、賛美を
受けるにふさわしいかたです。
アーメン、アーメン。」

「信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
(新約聖書 ヨハネによる福音書20:27新共同訳)
「しかし、わたしたちは、ひるんで滅びる者ではなく、
信仰によって命を確保する者です。」
(新約聖書 ヘブライ人への手紙10:39新共同訳)
主イエスの救いと勝利を賛美しましょう!ハレルヤ!

テキスト・楽譜とメロディは、下記からダウンロード願います。

「20090628revelation0408no01.MID」をダウンロード


「20090628revelation0408no01.pdf」をダウンロード

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