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2009年6月22日 (月)

身代わり

「罪と何のかかわりのない方(イエス・キリスト)を、
神はわたしたちのために罪となさいました。
わたしたちはその方(イエス・キリスト)によって
神の義を得ることができたのです。」
(新約聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ5:21新共同訳)

もしあなたが、ふとした出来心で、
会社のお金1億円を横領してしまった、と仮定します。
ふつうは、事件が発覚した時点で、
懲戒免職になるし、刑事告訴されてしまいますね。
そうなれば、新聞などでは、あなたの犯罪が報道されます。
当然、盗んだお金はすべて弁済する義務がありますが、
しかしあなたは、そのお金全部をギャンブルで使い果たし、
全然、返すあてがありません。

しかし、(これまた、滅多にありえない話ですが)
その会社の社長は、あなたのおじにあたる人で、
あなたを愛していたので、あなたの将来を思い、
あなたの罪を指摘して諭した上、
会社は諭旨退職とした上、退職金も支払いました。
また、盗んだお金については、社長自らが弁済しました。
あなたは、犯した罪を反省し、新しい人生を歩むことになりました。
刑法上の罪を犯したことがない者として・・・

これは私が作ったたとえ話ですが、
もしかしたら、実際にこんな事はありえるかもしれませんね。
罪を犯した人と、その償いをする人が違う、という話。
どこかで聞いたことはありませんか?
そう、聖書における、私たちと神様との関係、
私たちと罪とその罰との関係は、
まさに上記のたとえ話よりもすごいことです。

イエス様は、私たちを愛してくださった故に、
十字架において、私たちのすべての罪を引き受けてくださいました。
私たちの「負債」は、十字架上ですべて清算されました。
私たちはそれゆえにゆるされ、神との正しい関係を持てるようになりました。

「(キリストは)十字架にかかって、
自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。
わたしたちが、罪に死んで、義によって生きるようになるためです。
その受けた傷によって、あなたがたはいやされました。」
(新約聖書 ペトロの手紙Ⅰ2:24新共同訳)

イエス様にすべての罪を担っていただくには、
どうすればよいのでしょうか?
ただ、信じるだけでいいのです!

「主イエスを信じなさい。そうすれば、
あなたも家族も救われます。」
(新約聖書 使徒言行録16:31新共同訳)

このグッド・ニュース(よきしらせ=福音)を信じましょう!

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