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2017年3月18日 (土)

小学校の卒業式に袴やコスプレは必要なのか?〜小学校最後の思い出の場が格差を見せつける場になっている現状・・・

近年、小学校の卒業式では、袴を着て式に臨む子が増えているようですね。
(私の小学生時代は、中学校の制服を着ての参列でした。)
縁あって、何度か札幌市内の小学校の卒業式を拝見したことがあります。
最初に見た時はオドロキでした。
「小学生も、袴着るんだ・・・」
女の子ばかりではなく、男の子も増えているようです。
袴や、AKB48風の衣装の他に、
たぶんお母さんのお下がりと思われる、
女性用フォーマルスーツでの参列、
ゴスロリ風の衣装、
変わったところでは、剣道着での参列、というのも見たことがあります。
なんだか、ファッションショーの場になってしまっています。
そういう中で、昔風の、中学校の制服を参列している子みると(実は少数派・・・)、
なんだかほっとします。

Yahoo!ニュースや、NHKのニュースサイトなどで、
この話題について取り上げた記事を読みました。
中立派、肯定派、否定派それぞれの主張の記事を紹介します。
なお、ニュース記事は結構リンク先がいつの間にか消えている場合があるので、
記事の要点を引用しておきます。※全文引用ではありません。
(中立派)
小学生がはいからさん  3月17日 17時33分(NHK NEWS WEB)

(引用)
「クラス8割方が袴らしい。前夜から美容院で頭セットして早い子は朝5時から着付けに行く。成人式並だな」

「うちの子の小学校では、今年から袴禁止になった。ごく普通のスーツです」

大学の卒業式では恒例となっている女子学生のはかま姿。
ところが、SNSなどでは最近は小学校の卒業式でもはかまというケースが増えていると書き込まれています。

ネットショップを運営する着物レンタル店の担当者に話を聞いてみました。
店によると、子ども用のはかまの人気が出始めたのはここ2、3年のことだそうです。10年ほど前から年に数件は申し込みがあったそうですが、ことしは400件以上。店では年々100件ずつ申し込みが増えているといいます。はかまのレンタルは札幌や東北地方、名古屋など地方からの申し込みが多いそうです。

老舗の着物レンタル店を経営する社長は「はかま姿の卒業生を見て、自分も卒業式で着たいという子どもが増えているようです。小学6年生は身長が伸び盛りですぐに丈が変ってしまうこともあります。また慣れない着物で式の当日に具合が悪くなってしまうなど、トラブルがあります。着物の人気が出てくるのはありがたいですが、子どもの負担にならないようよく考えてください」と話していました。

小学生のはかま人気、火付け役は写真館だという情報もありました。
着物のレンタルをしている写真館に話を聞くと、数え年で13歳の時に健やかな成長などを願って行う「十三参り」と、小学校の卒業をかねて着物姿で写真を撮ろうとキャンペーンを行って、じわじわと人気が広がり始めたそうです。
ある店でははかまのレンタルが1万5000円くらいから、着付けや写真撮影と合わせると3万円くらいのコースからありました。

一方、卒業生が進学する中学校の制服を着て、卒業式に出席する学校も北海道や北陸、四国など全国にありました。
例えば北海道の釧路管内ではほとんどの小学生が中学校の制服で出席するそうです。
小学校の先生に話を聞くと、「学校から“制服を着るように”と指示することはありませんが、先輩たちは制服を着て出席したよ、と伝えています。20年以上前から変わらないので、もう伝統になっています。背景には、家計に負担をかけたくないというのがいちばんです。ただでさえ入学準備でお金がかかるので、成長期の子どものために新しい服を買ってもらわなくてもよいようにと思っています。地域の洋品店には早めに中学校の制服を売り出してもらっています」と話していました。卒業式の服装も、服装についての考え方も地域ごとに違いがあるようです。

(引用終)

(肯定派)
(引用)
フィフィ「何が問題なの?」小学校卒業式での袴着用自粛呼びかけに疑問
週刊女性PRIME 3/18(土) 16:30配信

ちょうど17日、息子が小学校の卒業式を迎えたので、私も式典に参加してきました。たしかに、女の子たちのなかには、袴をはいている子もいましたね。

 ちなみに、うちはレンタルのスーツにしました。全部一式で1000円くらいでしたよ。

 だけど、袴となると、やはりそうはいかないみたいで。レンタルでも2~3万円しますし、髪の毛をセットしたりする料金もかかってきますからね。それゆえ、さまざまな家庭環境の子が通う公立の小学校では、自粛を呼びかけるところもあるみたいです。

 私が息子の式で見かけた子たちは、いかにもお金がありますと、見せびらかすように着ている感じでもなく、成人式でたまに目にする花魁を模したかのような派手な感じでもありませんでしたよ。

 昔のように、七五三のときにお子さんが着た袴だとか古い着物をリメイクして、お金をかけずに特別な日に着る衣装を用意することもあるんです。むしろそれは、清楚だし、温かみがあると思えますよ。

 家庭の経済状況が現れてしまうから、と敏感になる人がいるようですが、袴に限らず、そういう“差”は日常生活のいたるところにあるわけです。そして、子どもたちは、そうした差をそれぞれ抱えながらも、それなりに上手くやっていっていますよ。

 第一、社会に出れば“差”があるなんていうことは痛いほど感じるはず。だから、いっそ早いうちから経験して、将来その差を埋めたいのならば、モチベーションを上げて、努力することのほうが大事なんじゃないかな。差があったとしても、子どもは子どもなりに社会勉強していくと思うんです。

『ドラえもん』や『ちびまる子ちゃん』で描かれている世界でもそうですよね。スネ夫くんや花輪くんといった、お金持ちの子も登場するわけですが、別にお金持ちだからといっていじめられるわけでもなく、また逆に、貧乏だからといっていじめるわけでもありません。

先日、知り合いの出産祝いを買いに、デパートの子ども服売り場に行ったのですが、本当にたくさんのブランドがあって驚きました。値段も、私が着ている洋服よりも高いものがたくさんあって。大人の洋服をそのまま小さくしたような洋服とかね。

 もしも今、子どもたちのあいだに、いろいろな洋服を着たり、高い洋服を着ないと恥ずかしい、といった意識があるのなら、それは親の影響が大きいんじゃないかと思うんです。親が自らの見栄で子どもたちに高い洋服を着せることで、子どもの社会のなかに火をつけてしまったところもあるんじゃないのかなと。

 だけど、特別な日に、特別なものを着るのはいいと思うんです。

 実際に息子の卒業式では、袴姿の子が圧倒的に少なかったんです。そういったなかで、袴を着るのは勇気がいるんだろうけど、子どもたちを見てみると目立とうとしている印象は受けなかったですよ。それぞれのご家庭で、お祝いごとへの思想や習慣が反映されているものなのです。むしろ自粛を呼びかけることで、親や子どもたちを嫌な気持ちにさせてしまっている。

 日常から親たちが高い洋服ばかりを買い与えて、親自身の優越感を満たすというのは、違うと思う。それは子どもにも悪影響を及ぼすことだと思いますよ。
(引用終)

(否定派)
小学卒業式、増える袴姿 華美な衣装、自粛呼び掛けも 2017年3月9日 夕刊(中日新聞)

(引用)
3月は卒業式シーズン。各地の小学校で、和装で式に出席する女子児童が増えている。大学では広く見掛けるが、小学校でも昨年は、卒業生の3分の2が袴(はかま)姿という例も。ただ、保護者にとっては費用負担が悩みのタネだ。経済的事情などで着られない児童への配慮などから、一部地域では、学校側が自粛を求めるケースが出ている。

今シーズン、小学校の卒業生向けに着物や袴の貸し出しを予定しているのは、約千件に上る。子ども向けセットを本格的にそろえたのは二〇一四年。貸出件数は一五年が約五百件、一六年は八百件と年を追うごとに増えている。

 着物と袴のセットの貸出料は、約二万~三万円。着付け代は別途必要だ。

 名古屋市天白区の「フォトスタジオアクエリアス」は、着物と袴の約百セットを用意。名古屋市の小学校の卒業式がある今月十六日は、八割ほど貸し出しの予約が入っている。

 レンタルを始めた一二年以来、年々引き合いが増え、本年度は子どもが六年生に進級して間もない四、五月に予約を入れる保護者が多かった。「五年生の時に、卒業する六年生の袴姿を見て、私も着たいと希望されるお子さんも多い」と同店。競技かるたが題材の人気漫画「ちはやふる」などの影響もあるという。

 一方、愛知県半田市教育委員会によると、市内の多くの小学校は昨年六月、保護者に、華美な衣装と袴姿の自粛を呼び掛けた。

昨年三月の卒業式で、小学校によっては女子の三分の二が袴を着用。年々、和装が増えていることが教育委員会で話題となり、各校の判断で文書を出した。

 「『着せたくてもできない。仲間外れにされないか』という保護者の声もある。着慣れないため裾を踏んで転ぶ危険性もある」と、教育委員会の担当者は話す。同様の呼び掛けは同県武豊町でも行われている。

 岐阜県のある小学校に通う六年生女児の保護者は今年二月、学校側から袴姿の自粛を口頭で求められた。「娘のために着物と袴を買った。今さら自粛と言われても」と当惑している。

(引用終)

中立派、肯定派、否定派、それぞれの意見・主張があり、
どれも一理あります。

ちなみに、袴などの和装での参列は、
特にトイレに行く時や、着崩れした場合、
あるいは普段着慣れないものを着るから、
ステージに上がる際にコケるなど、安全上の問題もあると思います。
(そこまで卒業担任に負担させるべきでしょうか?)

私としては、袴がいいなら、将来的に、
たとえばセーラームーンのコスプレをして参列したとしても、
あるいは、何か着ぐるみ(ドラえもんとか・・・)を着てとか、
ウェディングドレス、プリンセス風の衣装とか、
しまいには、水着で参列したとしても、誰も文句が言えなくなるのでは、
と思います。
(大学の卒業式でやればいいのに・・・)
一方で、袴だったりブランドもののスーツを着ての参列が「アタリマエ」とされるなら、
それらにお金を使う余裕のない家庭の子は、卒業式欠席、
なんていうことも出て来ることになります。

小学校卒業なんて、実は全然たいしたことがありません。
(小学校生活ほぼ学校に来たことがない、不登校の子にさえ、
年齢が来たら、卒業証書がもらえるわけです。
そういう意味で、高校や大学の卒業とは重みが全然違うのです。)

私は、主に2つの理由から、卒業式は何でもOK、というのに反対です。
①経済的理由
袴の例で言えば、レンタル代、着付けと髪のセットなどで、
少なくとも数万円はかかります。
(わずか数時間のために・・・)
しかも、着付けに朝5時から美容室へとか・・・
横並びを重んじる日本社会では、変な同調圧力がかかり、
「ほかの子がやっているから、うちの子も・・・」とプレッシャーがかかります。
勝ち組の家庭にとっては、数万円なんてたいしたことがないですが、
生活保護世帯(準保護世帯も含めれば、
600人規模の小学校で、100軒ぐらいは該当するようです)にとっては大きな負担です。
特に義務教育の公立学校では、格差を見せびらかす場にするのはおかしいと思います。
華美を競うような、こういう風潮にこそ、教師は良識を示すべきです。
「小学校卒業式で袴がブーム!」とメディアで取り上げたら、
もっともっと華美な衣装自慢に火がつくと思います。
鎮火させるなら、早いうちに・・・
②美的理由
とりとめのないファッションショーになるよりは、
中学校で使う制服で統一した方が、
厳かで美しいと思います。
中学校の制服は必ず使うものですし・・・

そういう意味では、私は上記ニュース記事のうち、
NHKニュースサイトで出ていた、
(引用)
一方、卒業生が進学する中学校の制服を着て、卒業式に出席する学校も北海道や北陸、四国など全国にありました。
例えば北海道の釧路管内ではほとんどの小学生が中学校の制服で出席するそうです。
小学校の先生に話を聞くと、「学校から“制服を着るように”と指示することはありませんが、先輩たちは制服を着て出席したよ、と伝えています。20年以上前から変わらないので、もう伝統になっています。背景には、家計に負担をかけたくないというのがいちばんです。ただでさえ入学準備でお金がかかるので、成長期の子どものために新しい服を買ってもらわなくてもよいようにと思っています。地域の洋品店には早めに中学校の制服を売り出してもらっています」と話していました。卒業式の服装も、服装についての考え方も地域ごとに違いがあるようです。
(※下線部筆者による。)
というのに賛同します。

ついでに言えば、卒業生を送り出す卒業担任の先生(特に女性)も、
袴をやめれば、子どもたちがマネしなくなると思います。
(こちらも変な同調圧力にさらされているようですね・・・)
先生は立派なオトナなのだから、何度も卒業しなくていいのにね・・・

2017年3月 1日 (水)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:ドキュメンタリー 「マエストラ 指揮台への長い旅」(2017年2月27日放送)

女性のピアニストやヴァイオリニストは世界的な方がたくさんいます。
しかし、作曲家や指揮者では?
特に指揮者は、まだまだ男性の世界のようです。
2017年2月27日に、
NHKBSプレミアムで放映されたドキュメンタリー
マエストラ 指揮台への長い旅」では、
まだまだマイナーな女性指揮者にスポットライトをあて、
草創期に道を開いた指揮者シルヴィア・カドゥフ(失礼ながら、今回初耳でした・・・)を中心に、
現在活躍中のマリン・オールソップやアヌ・タリといった指揮者のインタビュー、
及びリハーサルと実演の様子などで、女性指揮者の現状を紹介していました。

シルヴィア・カドゥフは、
カラヤンとバーンスタインという20世紀後半の二大巨匠に後押しを受けるほどでしたが、
60年台では、まだ女性指揮者への道は固く閉ざされており、
あまり活躍できなかったようです。
(それでも、女性として初めてベルリン・フィルを指揮した、とのこと!)
不遇ながらも、道を切り開いた人がいたから、
女性指揮者が当たり前の存在として認められるようになったわけです。

私自身は、その指揮者が男性か、女性か、あるいはゲイやバイであるかとか、
そんなのはどうでもいいことです。
聴こえてくる音がすばらしいか、どうかだけです。
「女性指揮者」だからすばらしい、或いは劣っている、というのは全くナンセンスです。
才能ある女性に、指揮者の道がさらに開かれることは期待しますが、
「市場原理」で生き残るかどうかはまた別の問題です。

ただ、まだまだ「女性指揮者」というカテゴリーでくくられるのは、
まるで珍品扱いですね・・・
私としては、以前拙ブログで紹介した、
ブルックナー:交響曲第3番(初稿版、SACD)と、
ブラームス:交響曲第1番(SACD)で紹介した、
シモーネ・ヤングは凄腕指揮者だ、と思っています。
(番組には出てきていませんでしたが・・・)
ブラームス:交響曲第1番、SACDで聴き比べ6盤
シモーネ・ヤング(Simone Young)指揮ハンブルク・フィル(Philharmoniker Hamburg)による、ブルックナー:交響曲第3番(1873年初稿版)
これだけ硬派な演奏は、なかなか聴かれないと思います。
ちなみに、女性として初めてウィーン・フィルを指揮したのが、
シモーネ・ヤングです。

(参考)ブラームス交響曲全集(通常CD)

※可能であれば、SACDの分売盤をオススメしたいです。

ブルックナー交響曲全集(通常CD)

番組に出ていた、マリン・オールソップ指揮のCDは、
以前NAXOSで出ていた(何のCDだったか忘れましたが・・・)のを買ったことがあります。
これは、女性指揮者だから、というよりは、聴きたい曲だったから購入したものです。

ちなみに、このドキュメンタリー番組の後、
昨年(2016年)8月27日にロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)で行われた、
ミルガ・グラジニーテ・ティーラ指揮 バーミンガム市交響楽団演奏会も放映されました。
女性指揮者ですね。
ただ、実際に聴いてみて、
モーツァルトの「魔笛」序曲からして、「なんか軽いな・・・」という印象を受け、
チャイコフスキーの交響曲第4番では、冒頭1分ほど聴いて、
「やっぱり軽いな・・・」と思い、そこで視聴終了・・・
そういう意味では、「女性指揮者」というカテゴリーを売り物にしてはならないな、
と思います。
(ちょっと厳しいコメントですね・・・)

2017年2月14日 (火)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:ドキュメンタリー 「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~」(2017年2月13日放送)

私がクラシック音楽を本格的に聴くようになったきっかけは、
父親が買ってくれたCDラジカセと、
カラヤン指揮ベルリン・フィルによる、
ベートーヴェンの交響曲第5番・第8番のCDでした。

クラシック音楽好きになったきっかけはカラヤンでも、
カラヤンを正当に評価できるようになるまで、
結構な時間がかかりました。
故宇野先生を代表とする、アンチ・カラヤン(その他、小澤征爾やアバドなど)こそ、
芸術の真の理解者だ、みたいな風潮に、私も長年毒されてきました。
でも数年前ほどから(ちょうど故宇野先生の評論も揺らいできたあたり)、
評論家AやBがどう言おうと、レコ芸でどう評価されていても、
あるいはAmazonやHMVのレビュー、
果てはクラシック音楽の諸々のブロガーがどう言おうとも、
自分なりの基準で、名演かどうか、様々な聴き比べを経て、
ようやく自信をもって言えるようになってきたと思います。

そういう中で、モノラル録音期ならフルトヴェングラー、
ステレオ録音期なら、バーンスタインを代表とする、
極めて主観的な演奏(良く言えば個性的すぎる)への評価が、
私の中では下がり、
反対に、ブーレーズやジョージ・セル、フリッツ・ライナーといった、
スコアを忠実に再現するのを第一とする指揮者が再評価されるようになりました。
そういう一環で、カラヤンやアバド、小澤征爾といった指揮者も、
いいものはいい、と言えるようになってきました。


それはさておき、
2017年2月13日に、NHKBSプレミアムの「プレミアムシアター」で、
「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~」というドキュメンタリー番組が放映されました。
(2013年頃一度NHKBSプレミアムで放映されたことがあるそうです。)
カラヤンの膨大なレコーディングに関する、
本人へのインタビュー及びリハーサル・録音風景と、
録音技師やベルリン・フィル団員、
ヴァイオリニストのアンネ・ゾフィー・ムターや、
メゾソプラノのブリギッテ・ファスベンダーなどへのインタビューを交えた映像作品です。

NHKのHPによると、
出演者は次のとおりです。


(引用)
ベルリン・フィル:クラウス・シュトール
エーベルハルト・フィンケ
クシシュトフ・ポロネク
音楽評論家:ペーター・ユーリング
バイエルン国立管弦楽団:クラウス・ケーニヒ
独グラモフォン社 元プロデューサー:ハンス・ヒルシュ
バイオリニスト:アンネ・ゾフィー・ムター
独グラモフォン社 元録音プロデューサー:ハンス・ウェーバー
EMI 元プロデューサー:ペーター・アルヴァルト
オルガン奏者/テープ編集者:デーヴィッド・ベル
神経科学者:エルンスト・ペッペル
メゾ・ソプラノ:ブリギッテ・ファスベンダー
元バランス・エンジニア:ウォルフガング・ギューリヒ
アヴァルト社 記録保管係:ゴーデハルト・プルーイン
アヴァルト社 バランス・エンジニア:アンドルー・ウェートマン

(引用終)


カラヤンの演奏又はリハーサル風景としては、
マーラーの交響曲第5番や、ストラヴィンスキーの「春の祭典」などが、
かなり多く取り上げられていました。

カラヤンが録音で何度も取り上げたチャイコフスキーは全然なく、
ベートーヴェンもほんのちょっと。
しかし、カラヤンのレパートリーとしては当時画期的だった、
シェーンベルクやマーラーの録音を取り上げていたのは慧眼だったと思います。
(シェーンベルクらの「新ウィーン楽派作品」の録音は、
カラヤンの膨大な録音の中でも、非常に価値のあるものの一つですね。
とはいえ、私も結局、シェーンベルクの「浄夜」しか価値がわからなかったのですが・・・)

(参考)
シェーンベルク:浄夜/ベルク:叙情組曲

録音の際のエピソードは興味深く見入ってしまいました。
カラヤンの偉大さを改めて認識できた番組でした。
なお、このドキュメンタリーは、DVDでも出ていますし、
ベルリン・フィルの「デジタル・コンサート・ホール」サイトでも視聴可能のようです。

Karajan: The Second Life [DVD] [Import]

ドキュメンタリー『カラヤン~セカンド・ライフ』

(参考)
カラヤンのレコード人生を記録した映像作品(ブログ名:児童文学と音楽の散歩道)

2017年1月 9日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館 「N響コンサート 第1847回定期公演」(2017年1月8日放送)〜グレツキ:交響曲 第3番 作品36“悲歌のシンフォニー”と、アニメ「フランダースの犬」のラストシーン・・・

NHKEテレの「クラシック音楽館」。
2017年は深い悲しみの曲から幕を開けました・・・
2016年11月9日、サントリーホールでのN響第1847回定期公演の放映です。
曲目は、
モーツァルトの「クラリネット協奏曲」と、
20世紀後半に活躍したポーランドの作曲家、
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933−2010)の代表曲、
「交響曲 第3番 作品36“悲歌のシンフォニー”」でした。
我が家では録画して視聴しました(裏番組のドラマを観ていたため。)。

モーツァルトの「クラリネット協奏曲」へのコメントはパスします。
グレツキの作品「交響曲 第3番 作品36“悲歌のシンフォニー”」は、
思い入れのある曲です。

グレツキの名を、
普段「ゲンダイオンガク」や、クラシック音楽をあまり聴かない人にまで知らしめたのが、
上の盤です。
今回N響を指揮した、デーヴィッド・ジンマン指揮ロンドン・シンフォニエッタ、
ドーン・アップショウ(S)の独唱です。
英国では、1993年に発売されてミリオンセラーになったとのこと。
日本でも、結構売れたはずです。
(私も持っていました・・・)

そのジンマンが、N響を指揮してこの曲を演奏するのだから、
期待度大でした。

第1楽章は、中世のラメント(哀歌)をテキストにした、
聖母マリアが息子イエスの受難を嘆く内容。
最も有名な第2楽章は、
ゲシュタポ収容所の壁に書かれた言葉をテキストにしています。
第3楽章は、息子を失った母親の嘆きをうたった民謡がテキストです。

第1楽章は25分ほどで、
とても低くて小さい音がゆっくりと、だんだん結集して、
まるで音のカーテンを作るようです。
音の頂点で、声楽が入ります。
そして嘆きのクライマックスの後、
音は今度は逆に、
だんだん遠ざかるように小さくなっていきます。
初めてこの曲を聴いた時は、まるで山登りのように思えたのですが、
今回N響の演奏で聴くと、
聖母マリアが定点に立って、
イエス様の十字架の道行きを見届けるかのような印象を受けました。
つまり、十字架の道行がだんだん近づいてきて、
歌のところで目の前を通り、
また遠ざかっていく・・・・
そういう意味では、
バッハの「マタイ受難曲」の冒頭のような構造なのかもしれませんね。

第2楽章、冒頭の和音を聴いただけで、
条件反射的に泣きそうになってしまいました・・・
冒頭の響きは、「あの世」からの響きなのでしょう。
すぐさま苦しみの響きに戻り、
実に苦しげな声が聴こえてきます。
うめきの中から、かろうじて書かれた、
おそらく母への遺言なのでしょう・・・
同じテキストが、曲の後半から、
冒頭の天上的な響きと共に清らかに歌われます。
おそらく、「あの世」から自分の母に呼びかけているかのように・・・

ふと連想したのが、
アニメ「フランダースの犬」のラストシーンです。
よく、アニメで最も泣けるシーンとして選ばれることが多いですね。
救いようのない悲劇の中にも、天上的な視点からの救済が描かれています。
(私はテレビ版よりも、劇場版の方が好きです・・・)

劇場版フランダースの犬(DVD)

もう第2楽章だけでも涙腺崩壊?
第3楽章は、オマケかダメ押しのようなものです。

演奏自体は、独唱のヨアンナ・コショウスカが
(失礼ですが)それなりの年齢ですので、
第1楽章、第3楽章にはぴったりでしたが、
第2楽章は、やはりドーン・アップショウの凛とした歌唱の方が優れていると思いました。
(テキストを書いたのが、若い女性だったようです・・・)

なお、この曲の録音はそれほど多くないですが、
上記ジンマン盤の他にいくつかあります。

今回独唱したヨアンナ・コショウスカが1983年に録音した盤です。
指揮:カジミェシュ・コルト
管弦楽:ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:ヨアンナ・コズウォフスカ(コショウスカ)


クラシック音楽ファンの間では、ジンマン盤より評判がいい(らしい)盤。
ジンマン盤のヒットを受けて、1994年に録音。
ゾフィア・キラノヴィチ(ソプラノ)
ポーランド国立放送交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮)

Antoni Wit Conducts Henryk Gorecki CD, Import

※3枚組の1枚目に収録されています。

1枚ものならコチラ
グレツキ:交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」/3つの古代風小品

なお、グレツキの交響曲第3番については、既に記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
(ジンマン盤のCDジャケットの写真を探してみて、
見つけて読んでみたら自分の記事でした(*^-^))
悲しみが結晶した音楽~グレツキ・交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」

(参考)
劇場版「フランダースの犬」とテレビ版「フランダースの犬」~軍配は劇場版の方!

2017年1月 5日 (木)

2016-2017 年末年始のクラシック音楽番組あれこれ

2016-2017年末年始、皆様はいかがお過ごしでしたか?
私は実家に帰省してゴロゴロしていました・・・(^-^;
実家には我が家のよりも2,3ランク上のオーディオ機器があるので、
我が家から8枚ほどSACD(どれもハイブリッド盤※1枚だけ通常CD)を持参して、
大音響で演奏を堪能していました。

それはさておき、2016-2017年末年始に観たクラシック音楽番組について、
視聴した感想を書きます。

『ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会』(2016年12月30日 BSフジ)

BSとはいえ、民放でもやればこういう良質な番組を放送できるのだな、
と思いました。
NHKでやっているN響の放送(いいのも多いですが・・・)よりも、
よっぽどこういう内容のを放送した方が価値があるのではないでしょうか?
欲を言えば、通常のステレオ放送ではなく、
5.1chサラウンドで放送していればもっとよかったです。
演奏は、2015年10月、ベルリン、フィルハーモニーでのライブ収録です。
「第9」演奏の前にラトルやベルリン・フィル団員らへのインタビューが約1時間ありました。
近年テレビで視聴した数々の「第9」の中でも出色の出来栄えではなかったかと思います。
ライブならではの高揚感と、完璧なまでのベルリン・フィルの響き!
見事な風格の中にも、
まだ止まることがないスコアの響きの追求が随所に認められました。
特に「あれ?」と思ったのは、
第4楽章の途中で合唱が「兄弟よ」を通常以上に強調しているところでした。
なお、この放送内容は、ベルリン・フィルの自主レーベルから販売されています。

BEETHOVEN SYMPHONIES 1-9 -CD+BLRY-(5CD+3BLRY) Import

②N響“第9”演奏会(2016年12月31日 NHKEテレ)
2016年12月21日NHKホールでの収録。
指揮はヘルベルト・ブロムシュテット。
指揮時は89歳ですが、背筋がピンと伸びて、ずっと立ったまま指揮していました。
にこやかな笑みを見せながらも、決めるところはしっかり決める・・・
感動的かどうかはともかく、ブロムシュテットらしい手堅い演奏でした。
例年だと、国立音大の学生さんたちが合唱を歌うことが多いのですが、
今回は「東京オペラシンガーズ」が歌っていました。
ざっと見て70〜80名の、こじんまりとした(日本では!)感じですが、
響きは一級品でした!
(そういえば、前日に観たベルリン・フィルの演奏でも、
合唱は70〜80名ぐらいでした。日本の「第9」演奏が異常なんですよね・・・)
ラトル&ベルリン・フィル VS  ブロムシュテット&N響、軍配は・・・
やっぱりラトル&ベルリン・フィルの方が上だと思いますが、
比較しなければ、ブロムシュテット&N響もレベルの高い、
素晴らしい演奏だっと思います。
ブラインドテストで聴いてみれば、第4楽章を除けば、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とかの渋めなドイツオケ的な響きに近いかもしれません。
なお、これは極めて個人的な話ですが、
例年、N響の第9が放送されている時は、
実家では親族が集まって紅白歌合戦を観ているので、
私はリアルタイムで観ないで録画で観るか、
テレビがある別の部屋で観るかのどちらかなのですが、
この大晦日には、大きなテレビで、しかもサラウンド音声で視聴することができました!
(紅白ツマラナスギ・・・)

③クラシック・ハイライト2016(2016年12月31日 NHKEテレ)
この番組、例年は観ていないのですが、
紅白歌合戦を観なかったので、夜11時すぎまでリアルタイムで初めて視聴しました。
大半が既にNHKEテレかBSプレミアムで放送した内容でしたが、
小澤征爾指揮サイトウ・キネンによるベートーヴェンの交響曲第7番、
第1楽章の演奏はいい意味で「あれ?」と思う素晴らしさでした。
というのも、実は2016年12月27日に、
セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラ・コンサート2016」として、
BS朝日で全曲版が放映されていたので、録画して観ましたが、
たいして感銘を受けませんでした。
(こちらは5.1chSS)
しかし、同じ内容をNHKEテレで放送すると、実は結構素晴らしいのだな、
と思ってしまいました・・・
カルロス・クライバーなどの躍動感ある演奏とは違いますが、
力強さよりも、合奏の精緻さ、細部の明晰さで聴かす演奏でした。

東急ジルベスターコンサート
(2016年12月31日〜2017年1月1日 テレビ東京系/BSジャパン)
今回のカウントダウン曲は、ボロディンの「ダッタン人の踊り」。
普段聴きとしては愉しい曲ですが、
「ゆく年くる年」を迎えるには騒々しい曲だったかもしれませんね・・・
新年最初の曲が、外山雄三の「管弦楽のためのラプソディ」だったので、
思わず、裏番組の1つである、Dlifeで放送していた、
ディズニー・オン・クラシック ジルベスターコンサート2016/2017」の方に、
チャンネルを変えてしまいました・・・
その後、再び東急ジルベスターコンサートの方にチャンネルを戻しましたが、
錦織健の「誰も寝てはならぬ」はイマイチでした・・・

⑤ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2017
(2017年1月1日 NHKEテレ/2017年1月9日 NHKBSプレミアム)

正直言って・・・ゴメンナサイ。
クラシック音楽ファンになってから結構経ち、
このニューイヤーコンサートもだいたい毎年観ていますが、
今年のは選曲があまりにも通好みすぎるというか、
珍しくほとんど観ませんでした。
せいぜい、最後の「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」のところだけは、
しっかり観た程度です。
その2曲にしてもたいして感銘を受けませんでした。
(「美しく青きドナウ」のバックのバレエは、過去映像の切り貼りというのが、
???という演出でした。)

私は買わないとは思いますが、一応、参考までに・・・

CD

Blu-ray

2016年12月20日 (火)

シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調D759「未完成」(Unvollendete)聴き比べ14盤〜トップは意外にもクレンペラー盤!

2016年12月19日に、NHKBSプレミアムで、
2016年のウィーン・フィル来日演奏会が放映されました。
2016年10月1日・2日 サントリーホールでの収録です。
指揮者はズービン・メータと小澤征爾。
(2016年10月下旬に1度放送されたものですが・・・)
このコンサートの中で、
小澤征爾がシューベルトの未完成を指揮していました。
印象としては・・・
「立派な」演奏なのかもしれませんが、
老いぼれてしまったシューベルト、という感じでした。
疾風怒濤の暗い情熱が渦巻くようなのが、
この曲の第1楽章なのかな、と思っています。

シューベルトの「未完成」は、
よくベートーヴェンの交響曲第5番とカップリングされてCD販売されることがあります。
(最近ではシューベルトの「ザ・グレート」とカップリングされる方が多いと思いますが。)
いわゆる、クラシック入門曲、という位置づけだと思います。
しかし、果たして「クラシック入門曲」としてふさわしいのか、
私にとっては甚だ疑問です。
というのも、私の経験で言えば、
第1楽章はなんとか退屈しないで聴けるものの、
第2楽章は退屈な印象が否めません。
たとえば、ベートーヴェンの交響曲第5番と、
シューベルトの「未完成」の第1楽章を比較するならば・・・
ベートーヴェンの方は、わずかなテーマを壮大に変奏することができていますが、
シューベルトは旋律そのものこそ美しいものの、
ベートーヴェンで見られる「展開・発展・変奏」という要素がほぼなく、
あるのは冗長な反復だけです。
この「反復」の魅力は、私にとっては、ブルックナーの曲を理解してから、
ようやくわかるようになりました。
クラシック音楽を聴き始めた頃に「退屈」と思った第2楽章も、
だんだんわかるようになってきました。
今ではステキな曲だと心から思えます。

それでは、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

◯オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(WARNER)
1963年2月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
カップリング:交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」D944

なお、通常CDでOKというなら、下記10枚組CDBOXがお得です。

☆4.5
第1楽章 13:35
第2楽章 11:38

クレンペラー盤は、あまり期待していなかったのですが、
第1楽章の立派さに脱帽でした・・・
ある意味、シューベルトと言うよりは、
ブルックナーかブラームスのような感じです。
豪華な古い城のような構築性があります。
第2楽章は少し落ちる気もしますが、
第1楽章のあまりの素晴らしさで☆4.5をつけました。

◯ヨス・ファン・インマゼール(Jos van Immerseel)指揮
アニマ・エテルナ(Anima Eterna Brugge)(Zig-Zag Territoires)
1996年9月
通常CD
※シューベルト交響曲全集

1枚ものならコチラ(カップリング 交響曲第5番)

☆4.5
第1楽章 13:46
第2楽章 9:49

実にフレッシュな「未完成」です!
ローソクの灯火で煤けていた、
ミケランジェロの「最後の審判」を修復したら、鮮やかな色が現れたような、
細部が光る盤です。

◯デーヴィド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(RCA→SONY)
2011年5月
通常CD
カップリング ロンドD438、ポロネーズD580、
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲D345
※私が所有しているのは、50枚組CDです。

Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014

1枚ものならコチラ(カップリングは上記と同じ)

☆4.0
第1楽章 11:42
第2楽章 9:23

ジンマンの指揮した盤は、たいてい期待できないのですが、
時々すごくいい演奏が出てきます。
何か特別なことをしているわけでないのに、
ヘタな指揮者の解釈以上に、
音楽そのものが美しく語りかけてきます。
こちらも構築性というよりは、細部の美しさが光っていました。
なお、カップリングの曲も実に魅力的です。

◯ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY)
1958年3月
通常CD
カップリング 交響曲第5番D485

カップリングにこだわらないなら、こちらの方が入手しやすいです。
(カップリング ベートーヴェン:交響曲第5番)

☆4.0
第1楽章 11:01
第2楽章 13:58

古くからの名盤として知られていますね。
古きよきウィーンの(実際はニューヨーク・フィルですが・・・)響きがします。
万人にオススメできる演奏といえましょう。

◯エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(Altus)
1978年6月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

☆4.0
第1楽章 14:45
第2楽章 11:32

先日、タワレコの「訳ありセール」でSACDシングルレイヤーを入手しました。
SACDらしい鮮明な録音か、といえば???ですが、
ムラヴィンスキーの至芸を堪能できます。
ワルターの指揮の対極にあるような、
極北のシューベルト、という感じです。

◯カール・ベーム指揮ベルリン・フィル(DG)
1966年2月
通常CD
カップリング 交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」D944

☆4.0
第1楽章 11:31
第2楽章 11:29

重厚なドイツ的演奏の典型といえるような演奏です。
何度も聴くのは少し重たいかも・・・

◯カルロ・マリア・ジュリーニ指揮バイエルン放送交響楽団(SONY)
1995年4月
通常CD
カップリング 交響曲第4番「悲劇的」D417

☆4.0
第1楽章 16:29
第2楽章 13:05

全体的にゆったりとしたテンポで、
じっくりと慈しむような響きで聴かせてくれます。
カップリング曲も見事です。

◯レナード・バーンスタイン指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(DG)
1987年10月
通常CD
カップリング 交響曲第9番「ザ・グレイト」D944

☆4.0
第1楽章 13:45
第2楽章 12:51

バーンスタイン晩年の演奏というと、脂ぎった感じを連想しますが、
このシューベルトは、意外にもあっさりとしています。

◯ギュンター・ヴァント指揮ベルリン・フィル(RCA→SONY)
1995年3月
通常CD
カップリング 交響曲第9番「ザ・グレイト」D944(2枚組)

☆3.5
第1楽章 15:33
第2楽章 12:45

ベームのドイツ的演奏の延長にあると思いますが、
硬すぎて愉しむには向かないかも・・・

◯オットー・クレンペラー指揮ウィーン・フィル(TESTAMENT)
1968年6月
通常CD
※クレンペラー&ウィーン・フィルBOX(8CD)

クレンペラー&ウィーン・フィルBOX(8CD)

☆3.5
第1楽章 15:27
第2楽章 12:30

フィルハーモニア管の方が曲の威容を伝えています。

◯ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(BERLIN Classics)
1978年2月
通常CD
※シューベルト交響曲全集

シューベルト交響曲全集(私がもっているのは輸入盤ですが・・・)

1枚ものならコチラ(カップリング 交響曲第9番「ザ・グレート」D944)

☆3.5
第1楽章 11:27
第2楽章 12:39

素朴な演奏です。
和食あっさりテイスト(でも、噛みしめればきっと味わい深いのでしょう・・・)。

◯カラヤン指揮ベルリン・フィル(WARNER)
1975年1月
通常CD
※Monumental Karajan!というアルバム。

Monumental Karajan!(3枚組)

1枚ものならコチラ

☆3.5
第1楽章 12:22
第2楽章 13:39

第2楽章の美しさは特筆に値します。
もしかすると、今回紹介した中で最美かもしれません。
第1楽章はムード音楽で終わっているようにも思えます。

◯カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィル(DG)
1978年9月
Blu-ray Audio (Surround)

☆3.5
第1楽章 14:06
第2楽章 10:42

通常CD

SACDシングルレイヤー(私はもっていませんが・・・)

流麗ですが、所詮はスポーツ感覚という感じですね。
スポーツカーに乗ったイケメンシューベルト?

◯カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団(DG※タワレコ限定)
1978年3月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
カップリング マーラー:交響曲第9番(2枚組)

タワレコ限定版

以下は通常CD輸入盤です。


☆3.0
第1楽章 15:24
第2楽章 12:20

カップリングのマーラー:交響曲第9番は名盤ですが、
「未完成」はオマケと考えていいかもしれませんね・・・
標準的な演奏・・・
それ以上でもそれ以下でもありません。

2016年12月13日 (火)

NHKEテレ・クラシック音楽館 「ティルソン・トマス指揮 サンフランシスコ交響楽団」(2016年12月11日放送)〜ユジャ・ワン(Yuja Wang)のショパン ピアノ協奏曲第2番〜

2016年12月11日、夜9時台の我が家のテレビは激戦区でした(^-^;
テレビ朝日系では、フィギュアスケートのグランプリファイナルを放送しているし、
NHKBSプレミアムでは、
海外ドラマ「そして誰もいなくなった」の最終話(第3話)が放映(妻が観ていました)、
そして、NHKEテレでは、「クラシック音楽館」で、
マイケル・ティルソン・トーマス(以下MTT)指揮のサンフランシスコ交響楽団の東京公演が放映・・・
我が家のレコーダーは全部録画なんて器用なことはできませんから、
結局、夜9時台のグランプリファイナル(男子シングル)は視聴を諦め、
(翌日BS朝日で放映があるので・・・)
「そして誰もいなくなった」をリアルタイムで観て、
「クラシック音楽館」は録画としました。

それはさておき、本題に移りましょう。
MTT(NHKでは「ティルソン・トマス」と表記)は、
私にとって、マーラーの交響曲録音で再注目した存在です。
(あと、ベートヴェンの第9や、「春の祭典」も素晴らしいです!)
実は、クラシック音楽を本格的に聴き始めた頃に、
北海道の千歳市で、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の一環として、
MTT指揮ロンドン交響楽団の実演を聴いたことがあります。
演目は確か、ベートーヴェンの「レオノーレ」第3番と、
R・シュトラウスの「英雄の生涯」だったと思います。
オケの金管が咆哮しているのに、なんだか眠くなってしまった・・・
それ以来、MTTの指揮と、
R・シュトラウスの交響詩は縁遠くなってしまいました。

年を経て、「巨匠病」(?)や「UNO病」(?)から「治癒して」(?)、
指揮者の自己主張をこれでもか!と聴かせる演奏よりも、
すっきりと音楽そのものを聴かせる演奏の方がだんだん好きになってきました。
ブーレーズや小澤征爾、そしてMTTといった指揮者も、
ようやく正当に評価できるようになってきたのではないかと思います。

またまた脱線しましたね(スイマセン・・・)
今回の「クラシック音楽館」では、
ユジャ・ワンをソリストに迎えての、
ショパンのピアノ協奏曲第2番と、
ブルックナーの交響曲第7番(ハース版)を放映していました。

今年の来日プログラムでは、他会場で、
マーラーの交響曲第1番や、ラフマニノフの交響曲第2番を演奏したとのことで、
どちらかというと、MTTならマーラーを聴きたかったかな、と思いましたが、
NHK音楽祭でのプログラムなので仕方ないですね・・・
2016年11月22日・NHKホールでの収録です。

まずはプログラム後半のブルックナーから。
期待していた以上のよい演奏だったと思いますが、
模範的な演奏、という以上のものではなかったと思います。

では、ユジャ・ワンをソリストに迎えての、
ショパン:ピアノ協奏曲第2番は?
もともと、ピアノ協奏曲第2番は、ピアノ協奏曲第1番に比べると、
かなり地味です。
(第2番といいながら、実は作曲完成は1番より早いとのことです。)

クリスチャン・ツィメルマンが指揮とピアノ(と編曲!)をしている、
超名盤を別格とすれば、
オケは誰が指揮しても、やはり「伴奏」以上の存在にはなれないのです。
たとえばシャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団でさえも・・・

(参考)ツィメルマンのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

(参考)アルゲリッチ/デュトワのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

今回のMTT指揮サンフランシスコ交響楽団の演奏も、やはりそんな感じでした。
主役はもちろんユジャ・ワン!!!
舞台に登場から(ある意味)センセーショナル(?)でしたが、
(舞台に立ってお辞儀をすると、目のやり場に困ってしまいます・・・)
演奏はもっとセンセーショナル!

MTT指揮サンフランシスコ響の名伴奏を引き立て役に、
彼女のダイナミックかつ繊細なピアノにただただ聴き惚れる約40分でした・・・
ユジャ・ワンは、
おそらくアルゲリッチ以降の新たなピアノの女王様になるのでは?
久しぶりに録画を2度も視聴しました。

ただ、曲そのものはいかにユジャ・ワン&MTTといえども、
ツィメルマン盤のような別格の存在にはなるわけがないので、
そこが少し残念でした。
(他の公演では、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番や、
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を演奏していた、とのことです・・・
そちらの方も聴いてみたかった(;д;))

(参考)ユジャ・ワンによるプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番他

2016年12月10日 (土)

豪雪の札幌のホワイトイルミネーション(2016.12.10)

2016年12月10日、朝起きて窓を開けたら、
雪がかなり積もっていました。
除雪車が出動していましたので、
少なくとも10cm以上は積もったのだな、と思いましたが・・・
札幌市では、連続した降雪が10cm以上になると除雪車が出動することになっています。
まさか、一昼夜で60cm以上も積もるとは!
札幌市の中心部では、市電が全面ストップしていました。

あまり外に出たくない日ではありましたが、
豪雪に関係なく正常運行している地下鉄を使って、
市内のあちこちに行きました。

夜に、札幌駅周辺、赤れんがテラス、
大通公園のホワイトイルミネーション会場の方を通った際に、美しかったので、
写真を撮りました。

こちらは札幌駅前のホワイトイルミネーションです。
札幌駅前など、札幌市内の中心部では、
ロードヒーティングしているところが多いので、
多少の雪などものともしないのですが、
さすがに60cmもの降雪には対応しきれず、
水たまりができていました。
ちょうど、イルミネーションの灯りがたまった水たまりに映っていました。

20161210_sapporo_winter_1

20161210_sapporo_winter_2

20161210_sapporo_winter_3

こちらは赤れんがテラス横のイチョウ並木を使ったホワイトイルミネーションです。
一番奥に道庁赤レンガが見えます。
20161210_sapporo_winter_4

こちらは大通公演の「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」会場で、
妻が撮った写真です。
クリスマスツリーとテレビ塔が一緒に見える構図がすばらしかったから、
とのことでした。
20161210_sapporo_winter_5

20161210_sapporo_winter_6

20161210_sapporo_winter_7

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo では、寒いから、
グリューワイン(ホットワイン)の赤を飲みました。
注文するレジの横で、なんと、ドイツのドレスデンの小さなシュトレンが売っていました。
先日、NHKEテレの「グレーテルのかまど」で取り上げられていました。
小さい割に1個600円と少しお高めな気もしましたが、珍しいので買ってしまいました・・・
家に帰ってから妻と食べました。
日本で作られたものと比べると固めですが、素朴な味わいでおいしかったですよ。
紅茶と一緒にいただきました。

シュトレン三姉妹?
向かって左から、六花亭のシュトーレン(12/9に購入して半分近く食べてしまいましたが・・・)。
こちらは1700円。
真ん中は、12/10にロイズで買った、ショコシュトーレン。972円。
右はミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoで買った、
Emil Reimanの小さなシュトレンです。600円。

2016年11月28日 (月)

NHK総合・クローズアップ現代+「想定外!?“君の名は。”メガヒットの謎」(2016年11月28日放送)

ついにNHKまでもが社会現象として、映画『君の名は。』を取り上げましたね。
しかも、「クローズアップ現代+」!
映画公開初日から約3ヶ月目、
ちょうど、夕方のニュースで、

君の名は。興収194億円 「もののけ姫」超え邦画3位
毎日新聞2016年11月28日 16時54分(最終更新 11月28日 17時49分)

という報道がされたタイミングでした。
邦画興行収入第2位になるのは時間の問題ですね。
最終的には、日本歴代興行収入ランキングで4位になると思われます。
(「アナ雪」や「タイタニック」を超えたらスゴイですけど・・・)

2016年11月28日放送のNHK総合・クローズアップ現代+では、
想定外!?“君の名は。”メガヒットの謎」と題して、
ヒットの理由をNHKなりに分析していました。
ゲストコメンテーターは、
日経BPヒット総合研究所上席研究員の品田英雄さん、
ギタリスト・日本遺産大使のマーティ・フリードマンさんでした。
(紅白にRADWIMPSが初出場!というのもNHK的には番宣したいのかもしれませんね。)

ゲストコメンテーターのコメントはたいして面白くなかったですが、
中高年の方々に特別に上映会を開いてコメントを聴いたところは興味深かったです。
自分の配偶者との出会いと別れ(離婚・死別)を、
主人公二人と結びつけて、深い共感をもって観ていたところ、
時には涙さえ流す中高年の方々の姿が、
どんな解説やら分析よりも作品の価値を生き生きと物語っていると思いました。
妻はその映像を観て、
「私は(映画を観て)泣かなかったけど、おかしいのかしら・・・」とコメントしていました。

番組中では、まだ公開中なのに、こんなに見せていいのかと思うほど、
トータルにすると3〜5分ぐらい、映画のシーンをいろいろ紹介していました。
(もちろんネタバレになる核心的なところは避けていますが・・・)

「クロ現+」の分析では、ヒットの理由の一つに、
日本の古典をベースにしていることを挙げていました。
「とりかえばや物語」とか、小野小町の短歌(夢で愛しい人に遭うこと)など・・・

映像の美しさ、構成、主題曲のノリの良さ、いろいろありますが、
私としては、やはり愛の絆の深さと溝(乗り越えることが不可能な、愛の障害)こそが、
この作品の最大の魅力なのかな、と思っています。
公開されてから数日以内に妻と一緒に観に行って書いた拙記事がありますので、
よろしければお読みください。
映画「君の名は。」〜新海誠監督の集大成!(2016年8月29日 (月))

あと、私は映画を観てから、新海誠監督が書いた小説『君の名は。』と、
『君の名は。 Another Side:Earthbound』を読みました。
特に後者を読むと、映画では描ききれなかったところがうまく補足されますので、
2冊あわせて読むのがオススメです。

小説版『君の名は。』

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

NHKの分析云々よりも、「百聞は一見に如かず」ですね。
ぜひ映画そのものをご覧になってください。

2016年10月24日 (月)

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.16聴き比べ5盤

2016年10月16日にNHKEテレで放映された、
N響第1843回定期公演での、
デニス・マツーエフ(P)&パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、N響による、
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を視聴してから、
すっかりこの曲が気に入りました。
NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1843回定期公演」(2016年10月16日放送)〜デニス・マツーエフ(Denis Matsuev)のピアノでプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番に開眼!
今回は、急遽揃えた5盤の聴き比べです。
(本命は、マツーエフ(P)、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団ですが、
未だ録音されたCDは出ていないようです。
発売されたら即、買いたいです!)
ちなみに、一番好きなのは、第1楽章、次いで第4楽章ですが、
第3楽章冒頭を聴くと、ついバレエ「ロメオとジュリエット」の中の1曲、
「モンターギュー家とキャピュレット家」を連想してしまいます・・・
(同じ作曲家ですからね。)

それでは聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
ピアニスト・指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。
※今回はすべて通常CD(SHM-CD含む)です。

◯ユンディ・リ(Yundi Li)(P)、小澤征爾指揮ベルリン・フィル(DG)
2007年5月
カップリング ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

☆4.5
第1楽章 11:12
第2楽章 2:17
第3楽章 5:41
第4楽章 11:03

確か、NHKでこの演奏会が放映されたと思います。
その時はピアニストの天才性を確信しましたが、
曲そのものは面白いとは思いませんでした。
しかし、今回改めて、CD(国内盤なので、SHM-CD)で聴いてみると、
なんてスゴイ演奏なんだと思わされました。
第1楽章の終盤、ピアノのカデンツァから金管の咆哮に受渡されるところは、
まさに家の床が地響き状態になってしまいます!
ベルリン・フィルのパワフルさが全開です!
これだけ優秀な録音だと、SACDなんて必要ないのでは、
と思わず思いたくなってしまうほどでした・・・
冒頭から鮮明な録音(弱すぎると聴こえづらい録音もありました・・・)で、
ピアノも最強音から最弱音までくっきり、はっきり聴こえます。
オーケストラも、他の盤とは一線を画す力強さ、鮮やかさがあります。
プロコフィエフのメジャーなピアノ協奏曲(第3番、第1番)で勝負せず、
とっつきにくいこの第2番で勝負した、という意気込みがにじみ出ています。
ユンディ・リのディスコグラフィーを見ると、
ショパン、ベートーヴェン、リストがほとんどで、
このプロコフィエフは異色の存在ですが、
ショパンやベートーヴェンよりも、
プロコフィエフやラフマニノフをもっと録音してほしいかな、なんて思いました。

◯ペーター・レーゼル(P)、ハインツ・ボンガルツ指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
1969年11月
カップリング ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ、
サーカス・ポルカ、ペトルーシュカからの3楽章

☆4.0
第1楽章 11:18
第2楽章 2:30
第3楽章 7:04
第4楽章 10:37

録音は少し古い感じで、イマイチ不鮮明さが残りますが、
音の多少の悪さを超えて、訴えかけてくるものがあります。

◯アレクサンドル・トラーゼ(Alexandr Toradze)(P)、
ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団(DECCA)
1995年7月
※プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集

CD

MP3ダウンロード

タワレコ扱いCD(輸入盤)※こちらがオススメ!
Prokofiev: Piano Concertos No.1-No.5

☆4.0
第1楽章 13:19
第2楽章 2:17
第3楽章 7:31
第4楽章 12:57

ユンディ・リの演奏(+ペーター・レーゼル)を聴くまでは、
このCDが一番だと思いましたが・・・
ロシア的な味付けとしては一番ですが、
音の迫力では、ユンディ・リ盤に及ばないかな・・・

◯ヴラディーミル・アシュケナージ(P)、アンドレ・プレヴィン指揮
ロンドン交響楽団(DECCA)
1974年1月、1975年4月
※プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集(国内盤はSHM-CD)

☆3.5
第1楽章 12:04
第2楽章 2:35
第3楽章 6:21
第4楽章 11:25

アシュケナージの中庸さがよく表れています。
こじんまりとした演奏に聴こえてしまいますが、
水準以上の名演だと思います。

◯ユジャ・ワン(P)、グスターボ・ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル交響楽団(DG)
2013年2月
カップリング ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

☆3.0
第1楽章 11:02
第2楽章 2:22
第3楽章 6:35
第4楽章 11:00

ユジャ・ワンならもっと暴れてくれるかな、と思ったのですが・・・
意外とおとなしい感じでした。
オケも軽めかな?

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