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2018年6月 4日 (月)

フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.13聴き比べ3盤

フォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番Op.13。
ここ半月(2018年5月中)ほど、頻繁に聴いていました。
きっかけは、チョン・キョンファの、新しいアルバムを手に入れたことでした。
(後述)


どちらかというと、彼女が弾くフランクのヴァイオリン・ソナタがお目当てだったのですが、
私にとってはオマケ程度の扱いだった、フォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番の方に、
心惹かれてしまいました・・・

それでは、聴き比べです。
☆の低→高順に紹介します。
今回はすべて通常CDです。
演奏家、レーベル、録音年月、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

◯チョン・キョンファ(Vn)、ケヴィン・ケナー(P)(WARNER)
2017年10ー11月
カップリング曲
フランク:ヴァイオリン・ソナタ、天使のパン(ケヴィン・ケナー編曲)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、美しい夜

☆3.5
第1楽章 9.05
第2楽章 6.07
第3楽章 4.09
第4楽章 5.09

フォーレ&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集、フランス小品集

テクニックが薫る佳演だと思います。
チョン・キョンファのファンならぜひオススメかも・・・
ただ、私にとっては、この後紹介する2盤ほどには夢中になれませんでした。
(それなりの回数は聴いたものの)

◯レイモン・ガロワ=モンブラン(Vn)、ジャン・ユボー(P)(ERATO)
1970年3月
フォーレ:室内楽全集第2集(2枚組)
※ヴァイオリン・ソナタ第2番、弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲

☆4.0
第1楽章 9.13
第2楽章 7.22
第3楽章 3.36
第4楽章 4.55

フォーレ:室内楽全集第2集

録音の古さは否めないものの、「フランス」が薫る名演です。
CDのジャケットに使われている、フランス印象派風の風景が浮かんできそうです。
(なお、このジャケットの画家は、
アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner, 1862年 - 1939年)とのこと。
私にとってはこの名は初耳でした。
日本でも、2011ー2012年に、作品展が開催されていたとのことです。
アンリ・ル・シダネル展


◯千住真理子(Vn)、藤井一興(P)(旧EMI)
2009年11月
カップリング曲
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番
ガーシュウィン:サムワン・ウォッチ・オーヴァー・ミー(Someone watch over me)

☆4.5
第1楽章 7.47
第2楽章 6.49
第3楽章 3.59
第4楽章 5.24

心に残る3つのソナタ ~フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集~ CD+DVD

この曲を初めて聴いたCDであり、何度聴いても素晴らしい演奏です。
チョン・キョンファ盤ではテクニックが、
レイモン・ガロワ=モンブラン&ジャン・ユボー盤ではフランスが薫るとすれば、
この千住真理子盤では、まさにロマンが薫る、と言っても過言ではありません。
アルフォンス・ミュシャが描く女性像のような、
ロマンティックな優美さ溢れる演奏といえます。

なお、カップリングの、フランクのヴァイオリン・ソナタと、
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第28番は佳演ですが、
オマケの「サムワン・ウォッチ・オーヴァー・ミー(Someone watch over me)」は、
耳だけどこかのリゾートに来たかのような、リッチな感じがたまらないです。
ギリシャかどこかの島で、青い海がどこまでも広がっているかのような・・・

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