カテゴリー「世界名作劇場」の48件の記事

2017年8月26日 (土)

映画「ハイジ アルプスの物語」(原題『HEIDI』)2017年8月26日日本公開(2015年スイス・ドイツ製作)

2017年8月26日公開の映画「ハイジ アルプスの物語」を、
妻と一緒に早速鑑賞しました。
数ヶ月前に、Yahoo!ニュースでこの映画が公開されることを知り、
楽しみに待っていました。
北海道では、8月26日現在、ディノスシネマズ札幌劇場のみの上映です。

アニメ「アルプスの少女ハイジ」は私ども夫婦どちらも大好きな作品です。
特に妻は、DVDで全話を何度も観て、ある程度セリフを覚えているほどです。
アニメでは全52話もあるので、丁寧なエピソード展開がありますが、
映画は111分(約2時間)なので、どうしてもストーリーをなぞるだけになってしまうのは、
致し方無い事です。

入場時にチケットを切ってもらうと、
スイス政府観光局が発行した、「ハイジの愛したアルプスの世界」
という小冊子をいただきました。
表紙・裏表紙を入れて60頁の実にステキな冊子です。
単なる観光案内、名所紹介ではなく、
アニメ「アルプスの少女ハイジ」に出てくるシーンと、
そのモデルになった場所の写真との対比が興味深く、魅力的です。

さて、映画が始まりました。
映画冒頭から、アルプスの爽やかな美しい景色が拡がります。
映画全体として、
アニメ版の「アルプスの少女ハイジ」をダイジェストにして、
実写化したような展開となっています。
(公式HPによると、監督のアラン・グスポーナーは、
子どもの頃にアニメ「アルプスの少女ハイジ」を観て育った、とのこと。)

ハイジ役のアヌーク・シュテフェンは可愛らしく、
フランクフルトで綺麗な服を着て、髪を整えているところは、
クララ役以上の美少女だと思いました。

しかし圧巻は、おんじ役のブルーノ・ガンツです。
「ベルリン・天使の詩」や「ヒトラー 〜最期の12日間〜」で有名ですね。
まさにアニメ版のおんじにそっくり!
声まで似ているように思えました。
最初は人を寄せ付けない様子が、だんだんとハイジに情が移り、
冬にペーターの家へハイジと一緒にソリで滑り降りていくシーンでは、
なんだかサンタのおじさんみたいな福顔にまでなっていました。

映画前半では、アルプスの様子や、ハイジがペーターと遊ぶところに、
きちんと時間がとられていました。
中間部、フランクフルトででの生活は、
コンパクトにまとまっていました。
妻曰く、「ロッテンマイヤーさんが美人」とのこと・・・
アニメで描かれた、動物が苦手な故のコミカルなシーンも出てきました。

アニメとこの映画では、宗教的な要素はバッサリカットされています。
代わって、隠れたテーマとしては、「教育の大切さ」が描かれています。
文字が全然読めなかったし、読む必要を感じなかったハイジが、
どうして文字に興味をもち、読めるようになったか、というのも、
大事なシーンだと思いました。

映画後半、クララが立てるようになるところは、少しあっさりしていました。
アニメとは違い、
原作通りのペーターの行動(クララの車椅子をわざとに谷に落として壊す)も描かれています。

一番感動したシーンは、アニメ版と同じ、ハイジがフランクフルトから、
おんじの元に帰るところでした。
(どういう描かれ方かは、ネタバレしないよう、あえて書かないことにします。)
ここは涙が出てきました。

上映(私どもは、朝一番の回で観ました。)後、
すぐさま第2回目の上映(吹替版。私どもが観たのは字幕版。)が始まるというので、
行列ができていました。
概ね40代以上の方が多かったと思いました。

「ハイジ」の実写映画は、これまで2作品観ており、
これが3作品目になりますが、
この作品がアニメ「アルプスの少女ハイジ」に最も近い作品だと思いました。
(参考)
「ハイジ」実写版2作品
アニメ「アルプスの少女ハイジ」ファンの方にはもちろん、
「ハイジ」を知らない、観たこともない小中学生にもオススメできる、
ステキな作品だと思いました。

(参考)
アニメ版Blu-ray BOX

アニメ版DVD BOX

(こちらが我が家にあります。)

原作(映画パンフレットで紹介されていたもの)

※表紙の絵は、いわさきちひろ作、とのこと。


原作(私が読んだ方)※岩波少年文庫 上・下
上巻

下巻

2016年3月13日 (日)

NHK・『花は咲く〜アニメスター・バージョン』(2016年3月12日から随時放送)のアニメ登場順

NHKの復興支援ソング『花は咲く』。
アニメスター・バージョンが2016年3月12日からオンエアされました。
歌は山寺宏一&水樹奈々。
ステキな歌声でした。
それ以上に、日本を代表するアニメが5分間の歌の中に勢揃い!
驚異的でした!
パッと見ですと、なぜここでこのキャラが出てくるの、
という感じですが、歌詞の字幕と対象させると、
「なるほど!」と納得しました。

録画しておいたので、一時停止をかけながら、登場順を書きとめました。

ジャングル大帝
ちびまる子ちゃん
ONE PIECE
うる星やつら
赤毛のアン
宇宙戦艦ヤマト(旧)
新世紀エヴァンゲリオン
鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST
NARTO
けいおん!
機動戦士ガンダム
名探偵コナン
ドラえもん
ふしぎの海のナディア
ルパン三世カリオストロの城
サイボーグ009(「009 RE:CYBORG」)
科学忍者隊ガッチャマン
クレヨンしんちゃん
あしたのジョー
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
巨人の星
ふたりはプリキュア
AKIRA
魔法の天使 クリィミーマミ
マクロスF(劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~)
ドラゴンボールZ
攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0)
サスケ
妖怪ウォッチ
忍たま乱太郎
進撃の巨人
ヤッターマン(旧)
ラブライブ!
フランダースの犬
火の鳥
鉄腕アトム
未来少年コナン
ポケットモンスター
(計38作品)

※私は「あの花・・・」だけはわかりませんでした。

妖怪ウォッチなど何作品かは、この歌のためのオリジナル映像でした。
NHKスゴイ!

2014年5月12日 (月)

NHKBSプレミアム・アニメ「赤毛のアン」HDリマスタ版の放送に驚嘆!

我が家には今、世界名作劇場の「赤毛のアン」の全話DVDがあります。
昨年(2013年)12月に妻へのプレゼント用として買ったものです。
(過去記事あります→
世界名作劇場「赤毛のアン」DVDボックス、ついに購入〜!
〜妻へのクリスマスプレゼント2013第一弾

赤毛のアン ファミリーセレクションDVDボックス

2014年4月から、NHKの朝ドラは「花子とアン」を放映していますね。
(我が家でも毎回観ています。)
それを当て込んだかどうかは知りませんが、
2014年3月に「赤毛のアン」のBlu-rayメモリアルボックスが発売されました。

赤毛のアン Blu-ray メモリアルボックス

先日たまたま上記のレビューを読んでいた時に、
2014年4月から毎週月曜日18:30からNHKBSプレミアムで放映されている、
「赤毛のアン」の画質がすばらしい、という内容のコメントを読みました。
(→「画質、音質ともに、ワンランク、いや、ツーランク上」)
「赤毛のアン」のDVDは持っているので、
再放送は対して注目していなかったのですが、
改めて、録画して観てみました。
第6章「グリーン・ゲイブルズのアン」(2014年5月12日放送)です。
まず、今までの再放送を現在の地デジ対応テレビで観ると、
両端に空白部分がありますね。
(当時は4:3の映像が普通だから、仕方ないのですが・・・)
しかしNHKBSの放送では、HDテレシネされ、
フルスクリーンで観ることができます。
そして、驚嘆したのは、その色鮮やかさ!
こんなに鮮やかな作品だったの?
まるでミケランジェロの「最後の審判」の煤けた修復前と、
修復後の鮮やかさを観るかのようでした。
DVD版と見比べてみると、差は歴然でした!
背景の美しさに思わず感涙・・・

NHKBS放映版と、DVD版の写真を比較のため撮りました。
だいたい同じシーンです。
テレビの明るさは同じです。
色の鮮やかさがはっきりわかりますね。

NHKBS放映版
Anne_of_green_gables1

DVD版
Anne_of_green_gables2

う〜ん、これなら、Blu-ray版も欲しいかも・・・

2014年1月10日 (金)

『赤毛のアン』(Anne of Green Gables)再読〜松本侑子訳で

『赤毛のアン』は私の読書人生を語る上で、
ぜひとも外せない一冊です。
中学3年の冬、村岡花子訳の『赤毛のアン』(新潮文庫)を
ふと書店で手に取ってから、
私の世界文学踏破の旅が始まりました。
それ以前もある程度の読書家ではありましたが、
(星新一のショートショートとか大好きでしたが・・・)
『赤毛のアン』を読んでから、
すっかり海外小説のトリコになってしまいました。
(文学史に残る海外の小説を読むことを通して、
ついには永遠のベストセラーである『聖書』に辿り着いたわけです・・・)

それはさておき、『赤毛のアン』は、
実は高校生の時以来、一度も読み返したことがありません。
(原作を読んでから、世界名作劇場のアニメを全話観ましたが・・・)
最初に読んだ時の印象があまりにも鮮烈であり、
あえて神聖なものにしたかったからかもしれません。
頭の中に、すっかりアヴォンリーの地図が描けるような感じでした。
でもそれは遠い昔のこと。
最近では記憶が色あせてしまいました。

妻に、2013年のクリスマスプレゼントとして、
世界名作劇場の「赤毛のアン」のDVDセットをプレゼントしたことは、
既に記事を書きました。
世界名作劇場「赤毛のアン」DVDボックス、ついに購入〜!〜妻へのクリスマスプレゼント2013第一弾
プレゼントしてから第1話のみ、一緒に観ましたが、
(手に入れた安心感からか、後はまだきちんと観ていません・・・)、
美しい映像を観ているうちに、やはり原作をもう一度読んでみたい、
という気持ちになりました。

再読するなら、既に読んだ村岡花子訳ではなく
(思い出深いものがありますが・・・)、
詳細な注で知られる、松本侑子訳(集英社文庫)でぜひ読んでみたいと思いました。

松本侑子訳は、記憶にある限りの村岡花子訳と比べると、
少し冷めた感じがしました。
しかしだからこそ、『赤毛のアン』が単なる少女小説ではなく、
普遍的な価値を持った、大人も十分に堪能できる立派な文学作品であることを、
改めて実感しました。

この訳のすばらしいところは、やはり豊富な訳注です。
聖書やシェークスピア、当時の有名な詩から諺まで、
見事なまでに文の背景にある引用元を明らかにしています。
『赤毛のアン』を初めて読む人は、あえて訳注を読まなくても、
十分に物語を楽しむことができますので、
よほどでない限り訳注は読み終わってから読むことをオススメします。
既に読んだことがある人は、章を読む前か後にまとめて訳注を読んだ方が、
物語の流れを損なわずに作品の奥深さを知ることができます。
たとえば、第36章の見出しが「栄光と夢」とあるのがどうしてか、
私にとってはようやくわかりました。

松本侑子訳で『赤毛のアン』を読み返してみると、
私も年をとったせいか、
アンの心情よりも、
マリラやマシューの心情の方により深く共感しました。
また、物語後半からの、アンのギルバートへの思いも、
昔読んだ時よりも切実さ、せつなさが実感できました。
100年以上も読み継がれ、
そしてこれからも読み継がれるであろう傑作であることを再認識できました。

松本侑子訳の『赤毛のアン』とは関係ありませんが、
そういえば、2014年4月からのNHKの朝ドラは、
花子とアン」ですね。
"Anne of Green Gables"を「赤毛のアン」と意訳した慧眼が、
日本における「アン」人気の源なのでしょうね。
(原題の「緑の切妻屋根のアン」そのままだったら、
日本でこれほどの人気作になっていたでしょうか?
ネーミングというのは大切ですね。)


松本侑子訳(集英社文庫)


村岡花子訳(新潮文庫)


世界名作劇場「赤毛のアン」DVDーBOX


村岡恵理著『アンのゆりかご―村岡花子の生涯 』(新潮文庫)
※NHK朝ドラ「花子とアン」原作

2013年12月 8日 (日)

世界名作劇場「赤毛のアン」DVDボックス、ついに購入〜!〜妻へのクリスマスプレゼント2013第一弾

世界名作劇場シリーズの最高峰といえば、
やはり「赤毛のアン」ではないでしょうか。
(広義での「世界名作劇場」であれば、
アルプスの少女ハイジ」も甲乙つけがたいほどですが・・・)
何度観てもすばらしい作品です。
日本のアニメーションの誇るべき作品の一つです。

以前から、DVDで全巻ほしいと思っていました。
以前は全巻で2万以上していましたが、
昨年(2012年)の12月に、廉価盤となったDVDボックスが発売されていました。
定価は15000円程度ですが、Amazonや楽天ブックス等で購入すると、
20〜30%引きとなることが多いです。
今年(2013年)の妻へのクリスマスプレゼント第一弾として、
思い切って、「赤毛のアン」のDVDボックスを購入しました!
(「ハイジ」に次いでDVDボックスは2つめ・・・)

赤毛のアン ファミリーセレクションDVDボックス (2012)

下が購入した商品です。

20131208akagenoanne

既に何度も観た作品ではありますが、
とりあえず改めて第1話だけ、日本語字幕付で観てみました。
音声が小さいのがちょっと気になりますが、
外部出力すればいいだけなので、テレビで普通に観るよりもよく聴こえました。
やっぱり名作はスバラシイ!
妻も大変喜んでいました。
(2013年秋から、北海道ではテレビ北海道で、
朝8時から再放送をやっていますが、
やっぱりもっときれいな状態で観たいものです。)

「赤毛のアン」は来春(2014年)にBlu-ray化されるとのことですが、
我が家ではDVDで十分かな・・・

赤毛のアン Blu-ray メモリアルボックス

2012年9月16日 (日)

「ポリアンナ症候群」と「ポリアンナ効果」~あるスポーツニュースから

こんな見出しのスポーツニュースを見つけました。
日本ハム 斎藤「ポリアンナ症候群」ではないか- ゲンダイネット
(2012年9月15日17時00分)

北海道日本ハムファイターズの2012年度の開幕投手、
斎藤佑樹選手の二軍生活について書かれたものです。
「ポリアンナ症候群」なんていかめしい名前が出てくると、
「斎藤クンは何か悪性の病気になったのか?」と、
「ポリアンナ」の名前を知らない人は思うかもしれませんね。
(身体的な病気ではアリマセンのでご安心を!)

ご存知の方も多いとは思いますが、
ポリアンナ」は、アメリカの小説家E・ポーターが書いた小説
少女ポリアンナ(Pollyanna)』と
ポリアンナの青春(Pollyanna Grows Up)』の主人公の少女です。
(※村岡花子訳の角川文庫版では「パレアナ」で、
岩波少年文庫版他では「ポリアンナ」と表記されます。)

岩波少年文庫版『少女ポリアンナ』

偕成社版『少女ポリアンナ』

角川文庫版『少女パレアナ』

主人公は常に楽天的・肯定的に物事をとらえ、喜びを見出し続けます。
私の大好きな小説のひとつです。
「世界名作劇場」シリーズで「愛少女ポリアンナ物語」としてアニメ化されています。
アニメ版も大好きな作品です。
そういう作品の主人公の名が、
「現実を見ない大バカ野郎」みたいな使い方をされるのは心外です・・・

世界名作劇場・完結版 愛少女ポリアンナ物語 [DVD]

ちなみに、ウィキペディアによると、
ポリアンナ症候群」とは、
(引用)
ポリアンナ症候群(ポリアンナしょうこうぐん、英: Pollyanna syndrome)は、心的疾患のひとつ。ポリアンナイズム(Pollyannaism)とも。現実逃避の一種で、楽天主義の負の側面を表すもの。

1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』および『パレアナの青春(Pollyanna Grows Up)』(テレビアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でも知られる)の主人公ポリアンナに由来して命名された。

一般的には、
「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」
「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」

などを指す。
(引用終)
とのこと。

この文章の下に、関連項目として「ポリアンナ効果」というのがありました。
こちらは、プラスの意味で使われるようです。

(引用)
ポリアンナ効果(ポリアンナこうか、英: Pollyanna Effect)は、心理学用語のひとつ。1964年、アメリカ合衆国の心理学者チャールズ・E・オスグッドが、「書かれた言葉においては、ネガティブ(否定的、悲観的、後ろ向き)な言葉よりもポジティブ(肯定的、楽天的、前向き)な言葉の方が大きな影響を及ぼす」ことを説明するのに使った例え。

一般的には、
ポジティブな感情を伴った記憶ほど思い出し易く、ネガティブな感情を伴った記憶は思い出しにくい。
一般に人は肯定的な評価を好む。
(特にマスマーケティングにおいて)否定的評価は肯定的な評価に比べて集まりにくい。

などを指す。
(引用終)

ポリアンナ症候群」というと、現実逃避で、
ポリアンナ効果」というと、書かれた言葉ではプラスな言葉が大きな影響を及ぼす、
ということなのですね。

現実逃避は確かによくありませんが、
ネガティブになって落ち込んでいても、現状は打破できないわけです。
「ポリアンナ」の本来の意味に戻り、
現状の少しでもよい所を見つける「よかった探しゲーム」(作中に出てきます)をし、
同時に、反省・改善すべきところは見直していくことが大切ですね。

どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

(新約聖書テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:18新共同訳)

少女ポリアンナ』について、以前記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
『少女ポリアンナ』、『ポリアンナの青春』&世界名作劇場『愛少女ポリアンナ物語』
愛少女ポリアンナ物語(完結版)

2012年4月12日 (木)

ダイソーで見つけた「世界名作劇場ぬりえちょう 赤毛のアン」

先日(2012年4月に入ってから)、
札幌市中心部(大通駅近辺)にあるダイソー札幌中央店に行き、
店内をブラブラ散策していたら、
文房具コーナーのところで、
世界名作劇場ぬりえちょう」というものを見つけました。
「あらいぐまラスカル」や「母をたずねて三千里」などと一緒に、
今回紹介します「赤毛のアン」のぬりえちょうを発見!!!
ちょうど、妻がぬりえに興味を持ち始め(教会学校の影響・・・)、
色鉛筆やクレヨン等の道具をいろいろ集め始めた矢先の遭遇でした。

20120412_anne1_3

放送開始から30年以上も経っているのに、
こういうぬりえちょうが出ているのはうれしいものです。
「赤毛のアン」ファンの方はぜひ探してみては?

妻によるぬりえ作品デス・・・
(親バカならぬ妻バカなワタクシ・・・)
すてき~(o^-^o)
(なお、実際のアニメ設定の再現ではなく、自由に色を塗ってみたものです。)
窓の外の背景の描き方が特にすばらしいと思いました。

20120412_anne2_2

2012年1月14日 (土)

アニメ版「フランダースの犬」は教育上よくない?

北海道では、テレビ北海道(テレビ東京系)で、
世界名作劇場の「フランダースの犬」の再放送をやっています。
2012年1月13日は最終回の1話前、第51話を放送していました。
(1月16日で再放送終了です。)
実は「フランダースの犬」の再放送をきちんと観るのはこれが初めてでした。
第51話では、気になるセリフがありました。
ネロは自分で死を選んだことをうかがわせるものです。
劇場版を観た時は気になりませんでしたが、
(⇒2012年1月5日記事
劇場版「フランダースの犬」とテレビ版「フランダースの犬」~軍配は劇場版の方!」)
アニメ版の「フランダースの犬」では、まだ「救い」があるにも関わらず、
ネロは生きるのを諦めてしまいました。
多くの人が知っていて、涙する感動の最終回は、
実のところ、緩慢な自死ということがはっきりわかって少し幻滅しました。
これじゃ、天使さんは現れてくれるはずないのでは?・・・

(フランダースの犬 メモリアルDVDボックス)

(同 完結版)

(同 劇場版)

直接のきっかけは、絵画コンクールの落選。
間接的には、身内の不幸(おじいさんの死)、世間からの誤解と貧乏。
それならば、いじめを受けたり、世間から誤解を受けたり、
受験に失敗するなら、自死は許されるのか?という思いを、
子どもに与えないでしょうか?
そういう時に死を選ぶなら、天使が迎えに来てくれるのでしょうか?
「いじめを受けたから自殺」の報道に見られるような、
「死による復讐」、「死による解放」を讃美するようなものです。

「世界名作劇場」では、激しいいじめを耐え忍ぶ「小公女セーラ」をはじめとして、
困難や貧乏に負けない姿が描かれます。
フランダースの犬」で緩慢な死を迎えるネロの姿に涙するのは、
実は教育上よくないのではないか、という思いがしました。
(名作にかみついてゴメンナサイ・・・)

(小公女セーラ DVDメモリアルボックス)

(同 完結版)

2012年1月 5日 (木)

劇場版「フランダースの犬」とテレビ版「フランダースの犬」~軍配は劇場版の方!

2011年12月30日に、NHKBSプレミアムで、
劇場版 フランダースの犬」(アニメ)が放映されていました。
録画して、「そのうち」観るつもりでしたが(観るとたぶん泣いてしまうため)、
妻に録画の冒頭を少しだけ見せたところ、みたいと言ったので、
泣くのを覚悟で一緒に観ました。
(そういえば、以前、「世界名作劇場」の完結版について連載しましたが、
結局「フランダースの犬」については書きませんでした。
観ると泣いてしまうから、つらいので・・・
ゆえに「フランダースの犬」の完結版は未だに観ていません。
先日、1月2日にBSフジで放映していましたけど。)

ところで、北海道地区では、テレビ北海道(テレビ東京系)で、
朝8:00から、世界名作劇場の「フランダースの犬」を再放送中で、
最終回が日一日と迫ってきているような状態です。
(2012年1月17日に放送終了予定)
私は1話から全部録画し、全52話なので13話ずつで1巻として、
全4巻のBlu-rayに分けて保存予定です。
(余計なテロップとか、時刻とかいろいろ入っていますけど・・・)

テレビ版は、妻は全話欠かさず観ていますが、
私はかなりとばして観ています。
ことに、40話以前はたいして観なくてもいいのでは、と思っています。
本筋にあまり関係ないので・・・

テレビ版に見慣れた目で、劇場版を観ると、
映像の美しさ、緻密さに驚きます。
特に、背景の美しさはすばらしいです。
また、アロアの家の壁紙・装飾の豊かさと、
ネロの家の粗末さ・貧しさなどが実に細かく描かれています。
テレビ版を観ても、作品の舞台に行ってみたいとはあまり思いませんでしたが、
劇場版なら、舞台が魅力的に見えました。

映像とともに、劇場版では音楽の美しさもすばらしいです。
岩代太郎さんの曲が、美しい背景と物語をより鮮やかに、悲劇的に彩っています。
(サントラは廃盤・・・)

劇場版とテレビ版では、声優さんが全然違いますが、
私には違和感がない(というよりは、まったくベツモノと割り切っていたので)です。
ネロの声は、現在「サザエさん」でワカメちゃんの声を担当している津村まことさん、
アロアの声は、「カードキャプターさくら」などの声をやっている丹下桜さん。
テレビ版よりもこちらの方が私は好きかな・・・

テレビ版では、アロアは民族衣装姿だけでずっと過ごしますが、
劇場版では、制服姿など、いくつか違う服装が出てきます。
最初と最後に、成人して修道女となったアロアの姿が出てきて、
アロアがネロの事を回想していくことによって、物語が展開しますから、
ある意味、劇場版の真の主役はアロアといえましょう。

キャラクターの描かれ方も違います。
テレビ版のネロはとても子どもらしいのに対して、
劇場版のネロはりりしく描かれています。
Amazonの「フランダースの犬 劇場版」のレビューの一つに、
(引用)「一方、キャラクターデザインについては、昔のTV版のイメージを大切にしつつも、『ロミオの青い空』の佐藤好春さんが担当したため、ネロが『ロミオ』のアルフレドを幼くしたような雰囲気になっていました。(TV版は、森やすじさんが担当) 」(引用終)
というのを見つけました。
確かに、世界名作劇場の「ロミオの青い空」に
キャラクターデザインが少し似たものになっているかもしれませんね。


(ロミオの青い空 DVDメモリアルボックス)

(ロミオの青い空 完結版)

テレビ版がかなり冗長(40話以前はほとんどがオリジナルストーリー)なのに対して、
劇場版は原作に近く、非常にひきしまって、
一気に悲劇へと向かっていきます。
ネロが大聖堂でルーベンスの絵を見るところで、妻は号泣・・・
私もかなり我慢しましたが、
パトラッシュが聖堂に入ってきたあたりで涙腺が決壊・・・
腹の底から悲しさが込み上げ、ボロボロと泣いてしまいました・・・
大聖堂の十字架を伝って天使が降りてくるところとかは、
まともに観ていられませんでした・・・
ここの音楽は、岩城太郎さんのオリジナル曲
(Kirie eleison・・・を使った「pie jesu」)もすばらしいですが、
テレビ版の讃美歌(主よ、みもとに【讃美歌320】)も捨て難いですね。
この部分のみ、テレビ版と劇場版どちらも引き分けとしたいです。

テレビ版と劇場版、どちらがオススメかと言えば、
結論から言えば、断然劇場版のほうです。
作品の完成度、音楽どちらもすばらしいからです。
テレビ版は、全話観なくても、「完結版」だけで十分なのでは、とも思います。
なにしろ、原作は文庫本で60ページぐらいですので・・・
(ぜひ一度は原作もお読みください)

劇場版 フランダースの犬(DVD)

※Amazonのレビューでは、
実写版の「フランダースの犬」(アメリカ映画)へのレビューがいくつか紛れ込んでいます・・・

フランダースの犬(世界名作劇場・完結版)DVD

フランダースの犬・DVDメモリアルボックス(DVD)

原作(新潮文庫)

2011年8月27日 (土)

BS日テレ・ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~(2011年8月6日放送・2011年8月28日再放送)

8月6日に放送された、BS日テレの、
ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」をようやく録画で観ました。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」と「赤毛のアン」の舞台を訪ね、
アニメで描かれた風景と実際の風景を対比させたりする、魅力的な番組でした。
アルプスの少女ハイジ(以下「ハイジ」)」と「赤毛のアン(以下「アン」)」、
どちらも大好きな作品です。
この番組でのメインは「ハイジ」でした。

「ハイジ」の原作の舞台は、
スイス東部のマイエンフェルト近郊のイエニンス(デルフリ)というところだそうです。
番組でも紹介されており、モデルとなった山小屋への道の風景などは、
アニメでもかなり忠実に再現されているのがわかりました。
しかし・・・
山小屋から見える景色は、何か物足りない・・・(番組でもコメントがありました。)
そう、アニメでは、山小屋から氷河を抱く高い山々見えましたが、
その山小屋からは、そういう風景は見えないのです。
実は、マイエンフェルト近郊は、「プレ・アルプス」ということで、
「アルプス」には含まれないそうです。
だから、原作の題には「アルプスの」という言葉は含まれません。
山の風景を山小屋のところから見えるとおりにではなく、
グリンデルワルト近郊の、
ユングフラウやメンヒ、アイガーなどが見える景色に置き換えたのは、
映像的に言って大成功だったといえましょう。
アルプスの峰々の美しさが、アニメ版「ハイジ」の大きな魅力となっているからです。
番組では、時折アニメの世界と現実の風景を照らし合わせながら、
存分にスイスアルプスの魅力を伝えていました。
それにしても、美しいですね・・・
私も妻も、スイスには行ったことがあります。
また行ってみたいなぁ・・・

2時間番組の間奏曲的に、「アン」の舞台を巡る旅も取り上げられていました。
こちらも、アニメの風景と現実の風景との対比がありました。
地元の人でも、アニメ版「アン」の風景はよく描かれている、と感嘆していました。
「アン」のコーナーで興味深かったのは、
「ハイジ」、「アン」などの美術監督を務めた、井岡雅弘さん(故人)のことです。
井岡さんは実際に現地ロケハンに随行しなかったにも関わらず、
見事な風景を描いていました。
その背景のベースが、生まれ育った北海道での景色だったとは・・・
そういえば、「アン」に出てくるポプラの木が2本佇立している光景などは、
言われてみれば、北海道らしい風景のようにも見えてきました。

井岡雅弘さんの作品集が出されています。
井岡雅宏画集―「赤毛のアン」や「ハイジ」のいた風景
(ジブリTHE ARTシリーズ)(徳間書店)

番組の最後には、映画「コクリコ坂から」の舞台となった、
横浜も取り上げられていました。
今年の8月の中旬に横浜に行った際、観光パンフレットにもそのことが載っていました。
コクリコ坂から」はまだ観ていませんが、
そのうちテレビ放映された際かレンタルで観るので十分かな、と考えています。

コクリコ坂からビジュアルガイド~横浜恋物語~

コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)


以前取り上げた、
名作アニメの風景50 -誰もが知っているあの物語の舞台へ-
という本をまた紹介します。
「アン」や「ハイジ」などの名作アニメに出てくる風景に、出会うことができますよ。


なお、今回紹介した「ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」は、
8月28日(日)14:00~15:54に再放送されるとのこと。
まだ観ていない方は、ぜひ御覧ください。

「ハイジ」DVD版。我が家にもあります。

(ついに、ハイジもBlu-ray版が出るのですね・・・2011年12月発売)


2010年に公開された劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜
(Blu-ray版)

赤毛のアン DVDボックス(ほしい~!)

「アン」の舞台、プリンス・エドワード島を撮った写真集です。
吉村和敏 PHOTO BOX プリンス・エドワード島 七つの物語』(講談社)

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