カテゴリー「季節の話題」の98件の記事

2018年7月19日 (木)

「夏の甲子園」は立派な児童虐待なのでは?〜人が死なないと動かない教育行政・・・

先日(2018年7月17日)、愛知県で小1の男児が、
校外学習後に熱射病(重度の熱中症)で亡くなる、という、
痛ましい事件がありました。
小1男児が熱中症で死亡 校外学習中に「疲れた」訴え
2018年7月17日20時02分(朝日新聞)

この死亡事件のすぐ翌日、
事件が起きた愛知県豊田市の市長が、
小学校の教室へエアコン設置工事を前倒しする、と表明しました。
小1の熱中症死、豊田市が小学校のエアコン設置前倒しへ
臼井昭仁、佐藤剛志2018年7月18日13時36分(朝日新聞)

エアコンが教室に設置されるという、
このニュース自体は、子どもたちにとって朗報といえます。
しかし、あまりに大きな代償を払っての設置となってしまいました。
誰かが人身御供になって犠牲にならなければ、行政が動かないというのは、
情けない限りです。

さて、熱中症に関連して、
実に鋭い記事を読みましたので、紹介します。

2018.7.19
朝日新聞「炎天下の運動やめよう」記事炎上でも甲子園は別!?
窪田順生:ノンフィクションライター(ダイヤモンド・オンライン)

又は
朝日新聞「炎天下の運動やめよう」記事炎上でも甲子園は別!?
2018.7/19(木) 6:00配信(Yahoo!ニュース)※上記の転載記事

朝日新聞では、2018年7月14日に、
運動部のみんな、熱中症「無理」「もうダメだ」の勇気を
編集委員・中小路徹2018年7月14日18時00分
」という署名記事を公開しています。
(我が家では朝日新聞を購読していませんので、
紙面ではどういう扱いかわかりませんが・・・)
これに週刊ダイヤモンドが食いついた訳です。
これが朝日の本気なら、ぜひ全国の高校球児は、
酷暑の中、長時間の試合を強いる夏の甲子園大会をボイコットすべきなのです!

週刊ダイヤモンドの記事は、夏の甲子園大会における朝日新聞のダブルスタンダードを、
容赦なく暴き出し、批判しています。
読んでいて痛快でした。
(もう一つ言えば、NHKも同罪です!)

(関連記事)
ネット上には疑問の声 猛暑もお構いなしに試合が行われる高校野球
2018.7/19(木) 17:12配信(Yahoo!ニュース←リアルライブ)

高校野球自体が、負けを一切許さない(一度負けたら終わり・・・)という仕組みなのが、
そもそも健全育成とはほど遠いものです。
それはさておき、酷暑による熱中症で、
選手か応援の人が誰か死なないと、
批判の声が表立たないのでしょうか・・・
冷房が効いたドーム球場で行うとか、
もうそろそろ炎天下での野球大会はやめるべきだと考えます。
酷暑の中、長時間運動をさせる夏の甲子園は、
もう立派な児童虐待なのでは?

ところで、教育行政では、プログラミング教育だの、
タブレットを導入だの、そういうところには余計なカネをつぎ込もうとしていますが、
たとえば、札幌市でいえば、教室の窓に網戸をつけることさえなされていません。
ましてや、エアコンなんて夢のまた夢・・・
全国的にも、小中のエアコンの設置率は、全国の半分程度であり、
自治体によっては、1割程度のところもあるそうです・・・
小中のエアコン設置 いまだ半数 暑くても設置率1割未満の自治体も 莫大な予算が課題
内田良 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授
2018.7/17(火) 8:56(Yahoo!ニュース)

この記事の核となるところを引用します。
(引用)
教育環境の公平性
 市町村としては、自治体内のすべての学校のすべての教室に、一斉にエアコンを導入することが求められる。そのために億単位の予算を計上することも多々ある。しかも設置と同時に、毎年多額の電気代負担も生じることになる。

 設置のための莫大な予算が短期間に必要とされ、しかも多額の電気代が長期的に必要とされる。この財政的負担が各市町村に与える影響は大きく、それがエアコン設置の障壁となっている。

 現在、国は「学校施設環境改善交付金」としてエアコンの設置には3分の1の額を補助している。そうは言っても、自治体の負担はかなり大きい。

 義務教育段階においては、自治体内だけでなく日本社会全体において基本的には同質の教育環境が公平に保障されるべきである。このことを考えれば、エアコン設置の都道府県格差は、国の問題でもある。国からのより積極的な支援が必要である。

 公教育という名のもと、ある地域では子どもも先生もオフィスと同様のエアコンの効いた空間に身を置き、別の地域では今日もまた汗だくになって授業時間を過ごしている。こんな状況を放置していてよいのだろうか。

 エアコンはもはや贅沢品ではなく、必需品である。子どもたちが適度な室温で授業が受けられる環境を、一刻も早く整える必要があり、これは地域住民さらには国民全体で考えていくべき課題である。
(引用終)


誰かが亡くなってから対策をとるのではなく、
大切な子どもたちを守るためにこそ、税金は有効に使われてほしいと願っています。

2018年7月 1日 (日)

2018年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2018年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.NNNドキュメント’13
「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」(2013年2月18日放送)

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知
三位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?
~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

四位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
五位.希望の讃美歌~「一羽の雀(心くじけて)」(新聖歌285)※midi付
六位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
七位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

八位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤
九位.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤
〜女性ヴァイオリニスト対決?

十位.ホルスト「惑星」(The Planets)聴き比べ
〜メータ、ショルティ、カラヤン、ボールト、レヴァイン

先月書いた記事が一本もランクインしなかったのは残念ですが、
久々に聴き比べ記事を書くことができたことを感謝します。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。
一位、二位の記事は、何故今頃読まれるようになったかは不明です。

札幌はバラの季節を迎えました。
昨日(2018年6月30日)妻と一緒に大通公園のバラ園に行って撮った写真です。

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2018年5月21日 (月)

真駒内公園の八重桜(2018.5.20)

日曜日の昼下がり、妻と一緒に
札幌市南区の真駒内公園に行きました。
5月の中旬だと、八重桜が見頃だと思ったからです。
とてもよい天気で、まさに五月晴れでした。

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真駒内公園を散策した後によく立ち寄るのが、
六花亭の真駒内六花亭ホール店です。
「今月のピザ」を食べようと思って入店したところ、
なんとピザは全て売り切れ・・・
その代わりに、もっとおいしいピッツァの店に行きました。
それは・・・
まだヒ・ミ・ツにしておきましょう(*^-^)
(ヒントは札幌市中央区、山鼻地区です。)

2018年5月13日 (日)

天神山(豊平区)、大通公園、道庁 花巡り(2018年5月12日)

札幌ではソメイヨシノの桜が散り、
代わりに八重桜が咲き始めました。
チューリップも見頃です。
ライラックも咲き始めています。
今年(2018年)の「さっぽろライラックまつり」には満開になっているでしょう。
(大通会場、今年は5月16日〜27日)

昼下がり、豊平区の天神山に行きました。
八重桜がとても綺麗なところです。
まだ満開ではなかったです。
おそらくあと数日で満開でしょうか・・・

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天神山では、八重桜をバックに妻の写真を何枚も撮っていたら、
妻から、「(あなたは『ちびまる子ちゃん』の)たまちゃんのパパみたい・・・」
と言われてしまいました。
写真撮りまくり、ではないものの、妻の写真を撮るのは大好きです。

その後、大通公園の方へ行きました。

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ライラックが咲き始めていました。

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それから、札幌駅の方へ向かって歩いている中、
道庁赤レンガのところに八重桜が咲いているのを見て、
そちらへ寄り道しました。

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なお、撮影は全て、現在使用中のスマホです。
写真がきれいに撮ることができて、愉しいです。
ボカシ写真も簡単に撮ることができます。

Huawei 6.0インチ Mate 10 Pro SIMフリースマートフォン

2018年4月30日 (月)

札幌花めぐり2018年4月末

2018年4月末、北海道内では、真夏日になるところもありましrた。
例年より早めに咲いた桜の花・・・
ゴールデンウィーク第一弾の3連休、
私ども夫婦は一緒に札幌市内の花めぐりをしました。

連休初日に行ったのは、南区の真駒内公園でした。
桜はまだあまり咲いていませんでしたが、
公園の隅っこの方で、カタクリがたくさん咲いていました。
エンレイソウエゾエンゴサクも一緒に咲いていました。
100mぐらい離れたところからでもピンク色の花の絨毯が見えました。
丘一面にカタクリが咲き誇っていました。

カタクリが群生して咲いている様子は、
斎藤隆介の絵本『花さき山』をなんとなく連想しました。
(花さき山の花は、架空の花ですが・・・
カタクリではなく、彼岸花の方が近いのかもしれませんね。)

→(参考)越後湯沢は、花さき山? 只今カタクリ見頃です。


真駒内公園のカタクリ

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エゾエンゴサク

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次の日は、午後から北大植物園に行きました。
ミズバショウの見頃が終っていました。
カラスがヒッチコックの「鳥」みたいにたくさんいました・・・

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最終日は、円山公園の方に行きました。
桜と梅が満開でした!
ついでにお花見のジンギスカンの煙も満開?(^-^;

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時が来れば、ヤコブは根を下ろし
イスラエルは芽を出し、花を咲かせ
地上をその実りで満たす。

(旧約聖書イザヤ書27:6新共同訳)

2018年4月 1日 (日)

「死んだままのキリスト」か、「復活のキリスト」か?〜2018年復活祭の日に・・・

このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。 しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。
(新約聖書 使徒言行録2:23〜24新共同訳)

「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。 あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。 人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」
(新約聖書 ルカによる福音書24:5〜7新共同訳)

マティアス・グリューネヴァルト「イーゼンハイム祭壇画 磔刑図」

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同「キリストの復活」
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※ちなみに、マティアス・グリューネヴァルトの「イーゼンハイム祭壇画」、
フランスのアルザス地方の都市、コルマールに、
実物を観に行ったことがあります。
(Musee d'Unterlinden)
もう20年以上も前ですが・・・
ヒンデミットの交響曲「画家マティス」の題材になっていますね。

カラヤン指揮ベルリン・フィルによる、
ヒンデミット:交響曲「画家マティス」(SACD)

※我が家にありますが、ほぼ聴く機会がないですね・・・


毎朝読んでいる本の一つが、
ジョン・ストット 日毎の聖書』(いのちのことば社)です。


ちょうど今年の復活祭(2018年4月1日)前日に読んだところは、
こういう見出しでした。
死んだままのキリスト?

この記事から、引用します。

(引用)
 イエスの埋葬は福音の一部である。埋葬は、イエスの死が間違いのない事実であることと、復活のからだがどのようなものであるかを確認させるからである。したがって私たちは、こうしたことがどれほど事実であるかをしっかり受け止めなければならない。同時に、私たちが礼拝しているキリストは、死んで葬られたお方ではなく、復活して今も生きておられる方であることも強調しておかなければならない。けれども、キリスト教信仰を告白する人でも、生きているイエスではなく、死んだイエスを信じているような人々も時にいる。
 その一例として、ジョン・マッカイ博士が有名な著書『スペイン風の異なったキリスト』に記している論文に触れておこう。
(中略)その著書の中で、マッカイは十六世紀初頭にラテン・アメリカの先住民を力ずくで征服し、その地を植民地化したスペイン人に関する恐るべき物語をあらためて紹介している。スペインのカトリック教会が新大陸の人々に伝えたイエスの肖像画は、悲劇の人としての姿だったのである。マッカイによれば、ある特徴的な絵では「キリストは永遠に死んでいる。・・・・・このキリストは・・・・・二度と蘇らない」。
 実に驚くべきことだが、ジョン・マッカイがペルーにいたときからおおよそ五十年あまり経って、故ヘンリー・ナウエンがその地を訪れると、長老派の宣教師もカトリックの司祭も同じようなことをしていた。ナウエンは日記の中でペルーのカトリック教会について、こう記している。

 どこでも復活のしるしを見ることはなかった。キリストが罪と死に打ち勝って墓から勝利をもってよみがえられたとの事実は、誰からも聞かされなかった。聖金曜日(受難日)がすべてであって、イースターはどこにもなかった。
 ・・・・・キリストの苦痛に満ちた肉体だけをひたすら強調することにより、私の印象では、本来よい知らせであるはずの福音は・・・・・人々をおびえさせるだけの病的な物語に歪められてしまい、彼らを自由にするものとはなっていなかった。

 ジョン・マッカイもヘンリー・ナウエンもどちらも正鵠を射ている。十字架で死なれたキリストが復活なさったということこそ、よい知らせなのだ。ハレルヤ!
(『ジョン・ストット 日毎の聖書』P.404〜406から引用終)

キリストの十字架ばかり強調し、
復活を述べ伝えないキリスト教は無力です。
十字架で死んだままのキリストではなく(よくカトリック教会の聖堂で見かけますね・・・)、
復活されたキリストこそ、私たちの信じるお方です。
(ハリストス正教会では、毎回「ハリストス(キリスト)復活!」と高らかに宣言しますね・・・)
死を打ち破って勝利されたキリストこそ、ほめたたえられる方!
ハレルヤ!
今年も教会で主イエスのご復活をお祝いできたことを、
主に感謝します。

今おられ、かつておられ、やがて来られる方から、また、玉座の前におられる七つの霊から、更に、証人、誠実な方、死者の中から最初に復活した方、地上の王たちの支配者、イエス・キリストから恵みと平和があなたがたにあるように。わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に、 わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方に、栄光と力が世々限りなくありますように、アーメン。
(新約聖書 ヨハネの黙示録1:4〜6新共同訳)

2018年3月31日 (土)

聖金曜日にマタイ受難曲を・・・(2018.3.30)

2018年の復活祭は4月1日です。
そこから遡って、聖金曜日は、3月30日でした。
(毎年変わります。
ちなみに2019年の復活祭は4月21日、2020年は4月12日です。
なお、ハリストス正教会は、
カトリック&プロテスタントと復活祭の日が異なります。
※何年に1回かは同じ日があります。)

本来は、教会で過ごしたかったのですが、
この日、私の体調がすぐれなかったので、
家で過ごすことにしました。

せっかくなので、J・S・バッハのマタイ受難曲を全曲通して聴こう(視聴しよう)、
ということにしました。
思い立ったのが、19時頃でした。

全曲視聴する、となれば、選択肢は3つありました。

◯サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル他(Blu-ray)

◯イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他(Blu-ray)

◯カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団他(DVD)
Bach: Sacred Works (11CD+4DVD+BLU-RAY)

※DVD+Blu-ray Audioがついて、
8000円ほど(2018年3月31日現在)というのは、大変オトクだと思います!
ただし、DVDには、日本語字幕がありません。
代わりに中国語字幕が付いています・・・

バッハ:マタイ受難曲 [DVD]※単品、国内盤、日本語字幕付

ラトル盤、フィッシャー盤、どちらも映像、音質はすぐれています。
しかし、リヒター盤のような気迫が感じられません。
あと、ラトル盤は特に、演奏よりも映像の方が気になってしまいます。
フィッシャー盤は、単なるコンサートの記録という感じです。
ということで、結局リヒター盤の出番となりました。

リヒター盤(DVD)は、演奏としては、有名な1958年録音と比べると、
2ランクぐらい劣ります。
(音質こそ、5.1chサラウンドにはなっていますが・・・)
特にソリスト・・・
しかし、合唱やオケの厳しさはなんとか健在です。
妻と一緒に、映像を観ながら字幕(英語字幕)を観ていました。

視聴している間、用を足しにいった以外は、
スマホやパソコンをいじったり、聖書と「マタイ」のスコア以外の本を読んだり、
他のテレビを観たりせず、飲み物も飲まず、
ひたすら、バッハが紡ぐ受難の世界に浸っていました・・・

第1部の間は、映像の字幕を観ていましたが、
第2部途中から、
日本語の新約聖書のマタイ福音書26〜27章を開いて字幕代わりにしました。
「マタイ受難曲」の中で、私が最も好きなアリアである、
第65曲”Mache dich, mein Herze, rein"(わが心、きよくあれ)は、
スコアを開いて、一緒に歌っていました。

(私が持っている楽譜)※現在絶版?

バッハ, J. S.: マタイ受難曲 BWV 244 (独語・英語)/原典版/ベーレンライター社/合唱ヴォーカル・スコア 楽譜 – 2010/1/26

この映像作品では、カメラワークが見事です。
過剰演出に陥らずに、光と闇をうまく活かしています。

演奏が終わったのは、23時少し前でした。
しかしなんだか物足りなさを感じ、
リヒターの1958年録音盤で、
第65曲”Mache dich, mein Herze, rein"(わが心、きよくあれ)を聴き直しました。
フィッシャー=ディースカウのバリトンです。
やはり素晴らしいですね!

SACD盤

※Bach: Sacred Works (11CD+4DVD+BLU-RAY) を入手したので、
このSACDは手放しました・・・

カール・リヒターの1958年録音盤を初めて聴いた時のような、
まさに「人生が変わるような」衝撃は、
このDVDの視聴ではありませんでしたが、
改めて、キリストの受難を思い起こす時となったことを、
主に感謝しました・・・

2018年3月 4日 (日)

BS朝日・題名のない音楽会「卒業ソングを深く知る音楽会」(2018年3月4日放送)〜「心の瞳」って名曲!

2018年3月4日放送の、BS朝日「題名のない音楽会」では、
卒業ソングを深く知る音楽会」と題して、
卒業式の定番ソング4曲を、
山田和樹指揮、東京混声合唱団、横浜シンフォニエッタで演奏していました。
(敬称略)

4曲は、
1.蛍の光
2.旅立ちの日に
(作曲: 坂本浩美
作詞: 小嶋登
編曲: 松井孝夫
器楽編曲: 青島広志)
3.さくら(森山直太朗)
4.心の瞳
(作曲: 三木たかし
作詞: 荒木とよひさ
編曲: 加藤昌則
器楽編曲: 青島広志)
でした。

「蛍の光」と、「さくら」は1度聴いただけで、録画からカットしましたが、
「旅立ちの日に」と「心の瞳」はとても感動したので、
5、6回繰り返して視聴して何度もジ〜ンときました。
(「旅立ちの日に」の成立エピソードは興味深かったです。)
この2曲だけ、しばらく録画を保存しようと思っています。

特に「心の瞳」は、素晴らしい歌だと思いました。
実は今回聴くのが初めてでした。
元は、坂本九の歌だったのですね。
残念ながら、これが遺作となってしまった、とのことです。

坂本九といえば、私にとっては、
「福祉に力を入れる優しい人」というイメージでした。
私の少年時代、北海道では、札幌テレビ(STV)で毎日曜日の朝に、
ふれあい広場・サンデー九
というローカルTV番組が放映されていたからです。
(さすがに、「上を向いて歩こう」の時代はリアルタイムでは知らないです・・・)
そして、日航機墜落事故による突然の他界・・・

そのイメージから、「心の瞳」の歌詞を味わうと、
単なる「卒業式」よりは、まさに「人生の卒業式」というのを連想し、
思わずぼろぼろ泣いてしまいました・・・
「愛」という言葉が何度も出てきます。
もちろんこの歌詞での「愛」は、単なる「好き、嫌い」の「愛」ではなく、
「神の愛=無償の愛」(あるいは福祉的な意味での「愛」)
に近いのではないかと思いました。
柔らかな曲調はなんとなく讃美歌的とさえ感じました。
とても美しい歌です。

ちなみに、私の小学校の卒業式では、
確か「翼をください」を、
中学校の卒業式では、「大地讃頌」を歌いました。
高校は・・・
「仰げば尊し」だったかな・・・
「仰げば尊し」はともかく、
「翼をください」と「大地讃頌」は卒業に何にも関係ない気がしますね(^-^;

山田和樹さん指揮による合唱曲集のCDで、
「心の瞳」が収録されていますので、参考までに・・・

心に花を咲かせよう

2017年7月 9日 (日)

第7回真駒内花火大会(2017年7月8日)〜ついに有料観覧席で観ました!

札幌市南区の真駒内セキスイハイムスタジアムで毎年7月に行われる、
「真駒内花火大会」。
約2万2千発(主催者の挨拶では、2万3千発)の花火が夜空を彩ります。
今年(2017年)で第7回目です。
私ども夫婦は、毎年観に行っていますが、
去年までは、会場の真駒内公園近くのどこかから観ていました。
もちろん、タダで・・・
(なにせチケットが結構高いですから・・・)

しかし、今年は、思い切って、有料観覧席で観ることにしました。
理由は、当初8月に行われる、帯広の勝毎花火大会に行こうとしていたところ、
宿が全然とれないので、
そちらはあきらめて、代わりに真駒内花火大会を有料観覧席で観よう、
ということになったからです。
(チケット単体で考えたら、もちろん高いですが、
帯広までの交通費&宿泊費を考えたら、安いものです。)
私どもはアリーナ席をとりました。

主催者の挨拶にもありましたが、なぜかこの真駒内花火大会、
すっきりとした天気に恵まれないことが何度もありましたが、
今年は絶好の花火日和でした。
おまけに今日はほぼ満月でした(正確には、月齢は14.01)。
(時折、花火の煙で 月がオレンジ色に見えました・・・)

さて、今回とったアリーナ席、
打ち上げ現場から100〜200メートルしか離れていないので、
まさに火の粉が降ってくるようでした!
大、大、大迫力!!!!!!
今まで観たどの花火大会よりも迫力があり、
途中、身の危険さえ感じるほどでした・・・
(実際、もっていたパンフレットに若干ホコリのようなものが付いていたほどです。)
また、有料会場でしか見られない、
レーザー光線と音のショー及びバイクアトラクションも凄かったです!
(花火大会の途中で、「もう終わりかな」と思うぐらいのインターバルがあった理由が、
会場でアトラクションをやっていたから、ということがわかりました。)

圧巻は、X JAPANの「紅」に合わせて打ち上げられる花火でした!
「くれないだぁ〜〜」という叫びとともに、
花火でないものが炸裂して空からふわふわと舞い落ちてきました。
何かな、とよく見ると、長い長〜いテープでした。
アリーナ席いっぱいにテープは拡がっていました。
その後の花火の展開が、まさにロックでした!
美しさに圧倒されながらも、同時に怖さも感じていました・・・

さて、会場で撮った写真です。
写真に撮っている時間や、目をつぶっている時間がもったいないほど、
興奮に満ちた迫力と感動、そして美の世界が拡がっていました・・・
なお、最後の1枚は、花火ではなく、
当日スタンド席にいた人たちが、
花火師のすばらしさへ感謝を表すために、
自分のペンライトやスマホ等で「光の拍手」(のようなもの)をしているところです。

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実は、花火大会の会場のすぐとなり、
真駒内セキスイハイムアイスアリーナでは、
ほぼ同じ時間に、星野源さんのコンサートをやっていました。
花火終演時と、星野源さんのコンサートの終わる時間がほぼかぶってしまい、
会場付近の交差点は大混雑でした!
妻と「今日は凄かったね〜」と何度も語りながら、家路につきました。
今まで、「有料で花火を観るなんて〜」と抵抗感がありましたが、
やはり、お金を払ってでも観る価値があるのだな、と実感しました。
(ちなみに、今回のチケット、1枚3800円でした。)

2017年1月 5日 (木)

2016-2017 年末年始のクラシック音楽番組あれこれ

2016-2017年末年始、皆様はいかがお過ごしでしたか?
私は実家に帰省してゴロゴロしていました・・・(^-^;
実家には我が家のよりも2,3ランク上のオーディオ機器があるので、
我が家から8枚ほどSACD(どれもハイブリッド盤※1枚だけ通常CD)を持参して、
大音響で演奏を堪能していました。

それはさておき、2016-2017年末年始に観たクラシック音楽番組について、
視聴した感想を書きます。

『ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会』(2016年12月30日 BSフジ)

BSとはいえ、民放でもやればこういう良質な番組を放送できるのだな、
と思いました。
NHKでやっているN響の放送(いいのも多いですが・・・)よりも、
よっぽどこういう内容のを放送した方が価値があるのではないでしょうか?
欲を言えば、通常のステレオ放送ではなく、
5.1chサラウンドで放送していればもっとよかったです。
演奏は、2015年10月、ベルリン、フィルハーモニーでのライブ収録です。
「第9」演奏の前にラトルやベルリン・フィル団員らへのインタビューが約1時間ありました。
近年テレビで視聴した数々の「第9」の中でも出色の出来栄えではなかったかと思います。
ライブならではの高揚感と、完璧なまでのベルリン・フィルの響き!
見事な風格の中にも、
まだ止まることがないスコアの響きの追求が随所に認められました。
特に「あれ?」と思ったのは、
第4楽章の途中で合唱が「兄弟よ」を通常以上に強調しているところでした。
なお、この放送内容は、ベルリン・フィルの自主レーベルから販売されています。

BEETHOVEN SYMPHONIES 1-9 -CD+BLRY-(5CD+3BLRY) Import

②N響“第9”演奏会(2016年12月31日 NHKEテレ)
2016年12月21日NHKホールでの収録。
指揮はヘルベルト・ブロムシュテット。
指揮時は89歳ですが、背筋がピンと伸びて、ずっと立ったまま指揮していました。
にこやかな笑みを見せながらも、決めるところはしっかり決める・・・
感動的かどうかはともかく、ブロムシュテットらしい手堅い演奏でした。
例年だと、国立音大の学生さんたちが合唱を歌うことが多いのですが、
今回は「東京オペラシンガーズ」が歌っていました。
ざっと見て70〜80名の、こじんまりとした(日本では!)感じですが、
響きは一級品でした!
(そういえば、前日に観たベルリン・フィルの演奏でも、
合唱は70〜80名ぐらいでした。日本の「第9」演奏が異常なんですよね・・・)
ラトル&ベルリン・フィル VS  ブロムシュテット&N響、軍配は・・・
やっぱりラトル&ベルリン・フィルの方が上だと思いますが、
比較しなければ、ブロムシュテット&N響もレベルの高い、
素晴らしい演奏だっと思います。
ブラインドテストで聴いてみれば、第4楽章を除けば、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とかの渋めなドイツオケ的な響きに近いかもしれません。
なお、これは極めて個人的な話ですが、
例年、N響の第9が放送されている時は、
実家では親族が集まって紅白歌合戦を観ているので、
私はリアルタイムで観ないで録画で観るか、
テレビがある別の部屋で観るかのどちらかなのですが、
この大晦日には、大きなテレビで、しかもサラウンド音声で視聴することができました!
(紅白ツマラナスギ・・・)

③クラシック・ハイライト2016(2016年12月31日 NHKEテレ)
この番組、例年は観ていないのですが、
紅白歌合戦を観なかったので、夜11時すぎまでリアルタイムで初めて視聴しました。
大半が既にNHKEテレかBSプレミアムで放送した内容でしたが、
小澤征爾指揮サイトウ・キネンによるベートーヴェンの交響曲第7番、
第1楽章の演奏はいい意味で「あれ?」と思う素晴らしさでした。
というのも、実は2016年12月27日に、
セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラ・コンサート2016」として、
BS朝日で全曲版が放映されていたので、録画して観ましたが、
たいして感銘を受けませんでした。
(こちらは5.1chSS)
しかし、同じ内容をNHKEテレで放送すると、実は結構素晴らしいのだな、
と思ってしまいました・・・
カルロス・クライバーなどの躍動感ある演奏とは違いますが、
力強さよりも、合奏の精緻さ、細部の明晰さで聴かす演奏でした。

東急ジルベスターコンサート
(2016年12月31日〜2017年1月1日 テレビ東京系/BSジャパン)
今回のカウントダウン曲は、ボロディンの「ダッタン人の踊り」。
普段聴きとしては愉しい曲ですが、
「ゆく年くる年」を迎えるには騒々しい曲だったかもしれませんね・・・
新年最初の曲が、外山雄三の「管弦楽のためのラプソディ」だったので、
思わず、裏番組の1つである、Dlifeで放送していた、
ディズニー・オン・クラシック ジルベスターコンサート2016/2017」の方に、
チャンネルを変えてしまいました・・・
その後、再び東急ジルベスターコンサートの方にチャンネルを戻しましたが、
錦織健の「誰も寝てはならぬ」はイマイチでした・・・

⑤ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2017
(2017年1月1日 NHKEテレ/2017年1月9日 NHKBSプレミアム)

正直言って・・・ゴメンナサイ。
クラシック音楽ファンになってから結構経ち、
このニューイヤーコンサートもだいたい毎年観ていますが、
今年のは選曲があまりにも通好みすぎるというか、
珍しくほとんど観ませんでした。
せいぜい、最後の「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」のところだけは、
しっかり観た程度です。
その2曲にしてもたいして感銘を受けませんでした。
(「美しく青きドナウ」のバックのバレエは、過去映像の切り貼りというのが、
???という演出でした。)

私は買わないとは思いますが、一応、参考までに・・・

CD

Blu-ray

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