カテゴリー「音楽」の540件の記事

2018年9月 3日 (月)

2018年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2018年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知
二位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?
~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
五位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
六位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・
七位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
八位.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤
〜女性ヴァイオリニスト対決?

九位.サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」聴き比べ5種
十位.希望の讃美歌~「一羽の雀(心くじけて)」(新聖歌285)※midi付

先月書いた記事は残念ながら一本もランクインしませんでした・・・
札幌は既に秋空が広がっています。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。
(一位の記事は、何故今頃読まれるようになったかは相変わらず不明です。)

2018年8月26日 (日)

八重山諸島旅行記2018夏(その3)〜絶景の小浜島!(3日目の1)

八重山諸島旅行記2018夏、3日目です。
この日には、小浜島と竹富島に行きました。

6時30分すぎに朝食をとった後、8時頃から、車で川平湾へ行きました。
朝の川平湾も美しいのかな、と思いまして・・・
おそらく、午前10時すぎあたりが、一番見頃なのでしょうか?

20180808_isigaki_trip_1

20180808_isigaki_trip_2


川平湾のグラスボートの乗車券売り場近くで、
サガリバナを見かけました。
7月の西表島でしか見られないのかな、と思っていましたが、
こんなところで見かけることができてラッキーだと思いました。

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さて、小浜島・竹富島へ行くために、
石垣港離島ターミナルへ向かいました。
いよいよ離島へ!
一般的には、ツアーを利用した方がいいようですが、
私どもは、ツアーを利用せず、
自分たちで小浜島に行ってから、
一日一便だけある船で竹富島へ行きました。

フェリー乗り場のところに、具志堅用高さんの像がありました。

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石垣港ターミナルの売店で、グアバを買って食べました。

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さて、10:30発の高速船で小浜島へ!
海の美しさが期待を高めます。

11:00頃、ついに小浜島に到着!
なんてきれいな海!

20180808_isigaki_trip_8

小浜島といえば、NHK朝ドラ「ちゅらさん」の舞台で有名ですね。
特にシュガーロードは見てみたいと思っていました。

さて、小浜島では、電動自転車を借りて移動することにしました。
小浜島すぐ近くの、「小浜島のレンタル屋さん 結」で自転車を借りました。
店員のおばあさんが、
地図(紙の地図には「無断転載35億円」と書かれていましたが(*^-^)
HPにほぼ同じものが掲載されています。)に、おすすめの行く順番を書いてくれました。
時間の関係で、残念ながら7つのオススメスポットのうち、
細崎(くばざき)だけは行きませんでしたが、他の6つはすべて行きました。
その順番とは・・・

大岳(うふだき)展望台
②穴場ビーチ(※後述)
③石長田(いしなた)海岸
④小浜集落
⑤細崎(くばざき※前述のとおり、ここは行きませんでした。)
⑥はいむるぶし
⑦シュガーロード
→小浜港へ

まずは、大岳(うふだき)展望台へ。
結構きつい坂道を登ります。
(電動自転車でよかった!)
坂道の途中で、妻が遅れ気味になっていたので、
後ろを振り返ると・・・
坂道の途中での景色だけで、もう感動してしまいました!

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大岳展望台の駐輪場に到着しました。
後で調べると、階段の数は300段近くもあるそうです。
大岳は標高99m、結構きつい階段でした。
妻も登るのがキツそうでした・・・
でも、ついに頂上に着いたら・・・
何という絶景!

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展望台からは石垣島、竹富島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、嘉弥真島、
そして、天気がよければ波照間島まで見ることができるそうです。
登ってきた甲斐がありました!

上り道はキツいですが、下り道はやはりラクですね。
次は、穴場ビーチです。
レンタサイクル店の説明では、
「昔営業していたけど、今は営業していないホテル。
でもここのビーチはとてもキレイ。
誰でもビーチに行ける。」といった感じでした。
しかし実際に行ってみると、一部営業しているようでした。

ここのビーチは、涙が出るくらい美しかったです・・・
なんでこんな素晴らしいビーチがあるのに、潰れちゃったんだろうか?
などと考えてしまいました。

後で調べてみると、実はきちんと営業しているそうです。
カナンリゾート」(←楽天トラベル)という会社でホテル営業している、とのこと。
あるいは、コチラ(airbnb)。

20180808_isigaki_trip_13

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この後、石長田海岸の展望台に行った後、
小浜集落に入りました。
「ちゅらさん」の舞台、「こはぐら荘」も外からちゃんと見てきました。

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さて、細崎に行かなかったので、小浜集落から、
シュガーロードを抜けて、はいむるぶしへ向かいました。
シュガーロードでは、途中の牧場でヤギがいました。
写真では、道の斜度があまりわかりませんが、
それなりの斜度がありますよ。
こういう直線の一本道を見ると、
なぜか北海道(特に美瑛あたり)の一本道を思い出してしまいました・・・

20180808_isigaki_trip_16

「はいむるぶし」は、小浜島を代表するリゾートホテルです。
広い園内、ゴージャスな室内・・・
こういうところに泊まってみたいな、という思いはいだきました。
でも、今回は、ホテル敷地内を自転車で通り、
ロビーにちょっとだけ入って終了でした。

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ロビー近くの芝生に、犬小屋がありましたが、
そこに飼われていたのは、なんとヤギでした。

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少し余裕をもって小浜港の方へ戻りました。
レンタサイクル店の横にある食堂で食べてから、
竹富島へ行こうと考え、店に入り、注文までしましたが、
なかなか手がまわらないようで、
出航の時間が刻々と近づくなか、
結局注文をキャンセルして、13:50の竹富島行きのフェリーに乗りました。
※記事が長くなりましたので、小浜島編と竹富島編の2つに分けることにしました。

(その4「竹富島編」に続く)

2018年8月15日 (水)

エルガー・エニグマ変奏曲op.36聴き比べ4盤

先日、石垣島の旅行から帰ってきた後に、
タワレコで注文した、サー・ジョン・バルビローリ指揮による、
エルガーのエニグマ変奏曲他のSACDが届きました(後で詳細)。
(正確に言うと、コンビニ受け取りですが・・・)
ルービンシュタイン(P)&ズービン・メータ指揮による、
ブラームスのピアノ協奏曲第1番のSACDハイブリッド盤
との抱き合せ購入でした。
(どちらもタワレコ限定)
どちらかというと、それほど期待していなかった盤でしたが、
このバルビローリ盤を聴いて初めて、
「エニグマ変奏曲ってとってもステキな曲なんだ!」
と思えるようになりました。
有名な第9変奏Nimrodは以前から好きでしたが、
エニグマ変奏曲全体、となると、それほど好きではありませんでした。
どちらかというと、退屈というか・・・
(この印象形成は、主にエイドリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルによる演奏によります。
ホルスト「惑星」のオマケというか・・・)

(参考)※この盤は既に手放しています。
→「惑星」のみ、SACD盤で再購入しました。

バルビローリ盤だけでも大満足ですが、
家にもしかして他にないか、と探したところ、
サー・ネヴィル・マリナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の盤がありました(後述)。
これだけでは物足りなかったので、
思い切って、かなり久しぶりに、タワレコ札幌店でCDを2枚買いました。
(といっても、ポイントが貯まっていたので、実質上現金払いは70円でした・・・)
→実店舗でCDを買う、というのは、本当に久しぶりです。何年ぶりでしょうか・・・

さて、前置きが長くなってしまいましたね。
それでは、聴き比べです。
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
スペック(SACDハイブリッド、CD)、
カップリング曲等の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。
なお、録音時間については、今回割愛します。

○ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団(DECCA※タワレコ限定盤)
1959年6月
通常CD
カップリング ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲op.56a

☆4.5

エルガー: エニグマ変奏曲; ブラームス: ハイドン変奏曲<タワーレコード限定>

(参考)20枚組の中に含まれます。
Pierre Monteux - Decca Recordings Box set, CD, Import

通常CDなら、この盤を買うのをオススメします。
音の迫力は、バルビローリのSACD盤に引けを取りません。
この盤を名盤の第一に挙げる方も多いようですね。
カップリングの「ハイドン変奏曲」も名演です。


○サー・ジョン・バルビローリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(WARNER※タワレコ限定盤)
1962年5月、8月
SACDハイブリッド盤(SACD Streo、CD)
カップリング 「コケインー演奏会用序曲」op.40、
行進曲「威風堂々」第1番〜第5番op.39

☆4.5
【SACDハイブリッド】
エルガー: エニグマ変奏曲、序曲「コケイン」、威風堂々(第1-5番)<タワーレコード限定>

(ジャケット参考)
※こちらはSACDではなく、UHQCDで、「威風堂々」は収録されていません。

「エニグマ変奏曲」がすごくステキな曲だとわかるようになった、
素晴らしい演奏です。
音の迫力、熱のこもりよう、どれをとっても第一級です。
有名な第9変奏だけではなく、他の変奏も聴きどころがある、というのが、
手に取るようにわかりました。
英国の香りが漂う、極めつけの名盤なのかもしれません。
また、「コケイン序曲」も、初めてステキだと思えるようになりました。


○サー・ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団(DECCA)
1974年5月
通常CD
カップリング 行進曲「威風堂々」第1番〜第5番op.39、
「コケインー演奏会用序曲」op.40、イギリス国歌

☆4.0

エルガー:行進曲≪威風堂々≫(第1番~第5番) エニグマ変奏曲/序曲≪コケイン≫ イギリス国家:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン

(参考)※イギリス国歌は収録されていません。
Amazonでは上記の盤は取り扱いなしなのかも・・・

最初聴いたときは、意外とおとなしめの演奏だと思いました。
何度か聴くと、特に低弦パートの迫力がすごいです。
「イギリスらしさ」とかそういうのはあまり感じませんが、
曲そのものの美しさ、ダイナミックを感じるには十分な演奏だと思います。
カップリングの威風堂々はショルティらしさにあふれた豪快な演奏です。


○サー・ネヴィル・マリナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(DECCA)
1977年6月
通常CD(SHM-CD)
カップリング 行進曲「威風堂々」第1番、第2番、第4番op.39、

☆3.5

おだやかな演奏で、英国らしい中庸さにとどまる、模範的な演奏といえます。
こちらは曲そのものよりも、コンセルトヘボウ管の音色を愉しむ方がメインなのかな・・・

2018年8月 1日 (水)

2018年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2018年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
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三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.映画「ピノキオ」に隠された神学~附:ヨナ書からの教会学校説教案
五位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
六位.ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番聴き比べ3盤〜圧倒的なGiltburg盤!
七位.NNNドキュメント’13
「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」(2013年2月18日放送)

八位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
九位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・
十位.「夏の甲子園」は立派な児童虐待なのでは?〜人が死なないと動かない教育行政・・・

先月書いた記事が一本ランクイン(十位)したのはうれしかったです。
甲子園で本当に高校球児が夏の暑さに焼かれる「生贄」にならないことを願うばかりです。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。
(一位の記事は、何故今頃読まれるようになったかはやはり不明です。)

北区の北24条駅付近を妻と一緒に歩いていたときに撮った写真です。
茜雲があまりにもきれいだったので・・・
(実際はもう少し薄い色でした。)

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2018年7月 1日 (日)

2018年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2018年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.NNNドキュメント’13
「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」(2013年2月18日放送)

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知
三位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?
~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

四位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
五位.希望の讃美歌~「一羽の雀(心くじけて)」(新聖歌285)※midi付
六位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
七位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

八位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤
九位.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤
〜女性ヴァイオリニスト対決?

十位.ホルスト「惑星」(The Planets)聴き比べ
〜メータ、ショルティ、カラヤン、ボールト、レヴァイン

先月書いた記事が一本もランクインしなかったのは残念ですが、
久々に聴き比べ記事を書くことができたことを感謝します。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。
一位、二位の記事は、何故今頃読まれるようになったかは不明です。

札幌はバラの季節を迎えました。
昨日(2018年6月30日)妻と一緒に大通公園のバラ園に行って撮った写真です。

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2018年6月26日 (火)

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その6・最終回)ハイレゾ編・1980年以降の録音

ベートーヴェン:交響曲第4番op.60聴き比べ、ハイレゾ編第3回目です。
(全体で6回目)
今回は、1980年以降の録音です。
(ようやくこの曲の聴き比べシリーズの最終回です。)

それでは、聴き比べです。
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
スペック(SACD ハイブリッドorシングルレイヤー、Blu-ray Audio)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲等の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

○カルロス・クライバー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団(DECCA)
1983年10月
DVD
PCM Stereo/DTS Digital 5.1 Surround
カップリング曲 ベートーヴェン:交響曲第7番

☆3.5(映像付なら☆4.5)
第1楽章 11:49
第2楽章 9:47
第3楽章 5:31
第4楽章 7:43

Symphonies 4 & 7/[DVD] [Import]

DTS Digital 5.1 Surroundで聴きました。
DTS Digital 5.1 Surroundですが、音質はイマイチです。
(FMで聴いているような感じ?)
しかし、クライバーのスポーティーで爽やか、溌剌とした指揮ぶりを堪能できます。
これは、音そのものを愉しむよりは、
クライバーの指揮の映像を愉しむためのもの、と割り切った方がいいのかも・・・


○朝比奈隆指揮新日本フィルハーモニー交響楽団(フォンテック)
1989年4月
SACDハイブリッド(SA-CD Stereo/CD)
ベートーヴェン交響曲全集

☆3.0
第1楽章 13:58
第2楽章 11:58
第3楽章 6:40
第4楽章 8:27

ベートーヴェン 交響曲全集 Hybrid SACD

クレンペラー盤以上に超雄大な演奏ですが、
やりすぎて、ベートーヴェンが、
まるで伊福部昭のゴジラ音楽になってしまったかのようです。
(巨象の行進?或いは「ベートーヴェン大魔神」?)
聴いていて食傷気味になりました。
ただし、ハマるなら凄いのでしょうけど・・・
録音は少しぼやけ気味です。
ファースト・チョイスとしてはオススメしかねます。


○バリー・ワーズワース(Barry Wordsworth)指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(Membran)
1995年11月
SACDハイブリッド(SA-CD Stereo/SACD Surround/CD)
カップリング曲 ベートーヴェン:献堂式序曲、ウェリントンの勝利

☆4.5
第1楽章 11:31
第2楽章 10:39
第3楽章 5:18
第4楽章 6:49

Beethoven: Symphony No.4; Consecration Of The House Overture [Hybrid SACD] [Germany] SACD, Import

演奏そのものは特にクセがないですが、
曲そのものの美しさ、素晴らしさがクリアに伝わってきます。
特に第1楽章、第2楽章が素晴らしいです。
録音も概ね素晴らしいです。
この盤の一番の推しポイントは、価格です。
SACDハイブリッド盤なのに、1枚1000円程度!
コスパ高です。
なお、カップリングの「献堂式序曲」、
今まで何度か聴いてはいましたが、
私にとっては、イマイチピンとこない曲という扱いでした。
しかし、この盤の演奏を聴いて、
初めてステキな曲だ、と思いました。
(「コリオラン序曲」のような「名曲」扱いにはならなくとも・・・)


○パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(SONY)
2009年9月
DVD
(2.0 LPCM/5.1 DTS Digital Surround)
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.0
各楽章の演奏時間は省略
(ブックレット記載なし)

ベートーヴェン:交響曲全集~2009年ボン・ベートーヴェン音楽祭ライヴ [DVD]

5.1 DTS Digital Surroundで聴きました。
規模はこじんまりとしていますが、
喩えて言えば、小型車にターボエンジンがついて爆走するような疾走感、躍動感があります。
録音も優秀です。
(なお、今回は映像そのものは評価の対象外です。)
このベートーヴェン交響曲全集のDVDは、21世紀のスタンダードになりえると思います。

ようやくベートーヴェンの交響曲第4番聴き比べが終わりました。
次は、交響曲第1番で、ハイレゾ限定でやってみようかな・・・

2018年6月18日 (月)

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その5)ハイレゾ編・1970年代の録音

ベートーヴェン:交響曲第4番op.60聴き比べ、ハイレゾ編第2回目です。
(全体で5回目)
今回は、1970年代の録音です。

それでは、聴き比べです。
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
スペック(SACD ハイブリッドorシングルレイヤー、Blu-ray Audio)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲等の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

○ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(SCRIBENDUM)
1972年1月
SACDシングルレイヤー(SA-CD Stereo)
カップリング曲:割愛します(多すぎるので・・・)。
ムラヴィンスキー・イン・モスクワ (英題:the art of Mravinsky in Moscow 1965&1972)
(2枚組SACD。通常CDなら7枚組CD-BOX)

☆4.5
第1楽章 9:41
第2楽章 9:59
第3楽章 5:58
第4楽章 6:53

SACD盤
ムラヴィンスキー・イン・モスクワ Import, SACD

通常CD盤(7枚組)
ムラヴィンスキー・イン・モスクワ (The Art of Mravinsky in Moscow 1965 & 1972) Box set

※なぜかSACDの方が安い(2018.6.18現在)!

ロシアの凍てつく冬のような、大変厳しく筋肉質な演奏です。
それでいて、有無を言わさない存在感!
ノックアウトされそうでした・・・
第1楽章冒頭こそ、会場の雑音が少し気になりますが、
アレグロ・ヴィヴァーチェになってからは全然気にならなくなります。
第4楽章冒頭は少し弱いかな、と思いましたが、
だんだんパワーアップして燃えるような演奏になっていくのは流石でした。

ところでこのSACD、1枚の収録時間が240分以上です!
通常CDなら7枚分の分量が、SACDの大容量を活かして、
SACD2枚分に収められています。
これもSACDの正しい使用法なのかもしれませんね。
(DG等の、たとえばカラヤン指揮BPOの「ツァラ〜」などは、
収録時間30分弱で、割引なしなら4500円以上というのは高すぎ〜
確かに音は凄いのだけど・・・)

参考
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Limited Edition, SACD


○ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(Altus)
1973年5月
SACDシングルレイヤー(SA-CD Stereo)
カップリング曲
リャードフ:「バーバ・ヤーガ」
グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」より第3幕への間奏曲

☆3.5
第1楽章 9:07
第2楽章 9:40
第3楽章 5:38
第4楽章 6:48

ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調

1973年5月、東京文化会館での収録です。
故宇野センセイオススメの盤でしたね。
しかし、1972年録音盤と聴き比べてみると、
こちらの方は、音の迫力、気迫が1972年盤に及ばないように思えました。
少し微温的というか・・・
一方、こちらの方が穏やかなので、聴きやすい、と思われる方がいるかもしれませんね・・・
一方、「ここぞ!」というところの迫力は流石です。
特に第4楽章のティンパニなど。


○カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)
1975年〜1977年
SACDシングルレイヤー(SA-CD Stereo)
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.0
第1楽章 10:32
第2楽章 10:05
第3楽章 5:53
第4楽章 5:52

ベートーヴェン:交響曲全集 Limited Edition, SACD

カラヤン・レガートと重厚なベルリン・フィルの音が高級感を漂わせています。
この曲って、こんなに豪奢な曲だったっけ?と???が出るほどですが、
美しければOKなのです!
素材そのものの味を愉しむよりも、
シェフ=カラヤンの味付けを堪能した方がいい盤といえましょう。


○バーンスタイン指揮ウィーン・フィル(DG)
1978年11月
Blu-ray Audio
(2.0 DTS-HD MA 24bit/192kHz // 5.0 DTS-HD MA 24bit/96kHz)
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.5
第1楽章 11:29
第2楽章 10:02
第3楽章 5:57
第4楽章 6:49


Beethoven: 9 Symphonies Box set, CD, Import

※CD5枚+Blu-ray Audio1枚

5.0 DTS-HD MA 24bit/96kHzの方で聴きました。
実に恰幅のいい演奏です。
カラヤン盤(70年代)以上にさらにゴージャスでありながら、
70年代のベルリン・フィルのような力コブは感じられません。
ウィーン・フィルの柔らかな音色がクッションになっています。
Blu-ray Audioで聴くなら、60年代のカラヤン盤よりもオススメです。

次回でようやくベト4の聴き比べ記事が終わりそうです・・・

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その1)通常CD・1950年代頃の録音
ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その2)通常CD・1960〜1980年代代頃の録音
ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その3)通常CD・1990年代以降の録音(附)N響第1883回 定期公演・ブロムシュテット指揮による2つの「第4番」
ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その4)ハイレゾ編・1960年代の録音

2018年6月16日 (土)

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その4)ハイレゾ編・1960年代の録音

ベートーヴェン:交響曲第4番op.60聴き比べ、今回からはハイレゾ編です。
主にSACD、Blu-ray Audioを取り扱いますが、
便宜上、DVDソフトも含めます。
(厳密に言えば、日本オーディオ協会が定義した「ハイレゾ」を、
少し逸脱していますが・・・)
ハイレゾ編第1回(全体では第4回目)は、1960年代の録音です。

それでは、聴き比べです。
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
スペック(SACD ハイブリッドorシングルレイヤー、Blu-ray Audio)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲等の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

○カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)
1962年3月、11月
Blu-ray Audio 24bit/96kHz(音質選択なし)
ベートーヴェン交響曲全集(60年代)

☆3.0
第1楽章 9:55
第2楽章 9:58
第3楽章 5:45
第4楽章 5:31

Beethoven: Symphonies Nos 1 Import

※"Symphonies Nos 1"と表記されていますが、きちんと全集が収録されています。

Blu-ray Audioの割には、おとなしい印象でした。
演奏は標準的です。
この盤はBlu-ray Audio1枚だけで、
余計なCDがついていないのが好印象でした。
(最近DGやDECCA等で、
CD数枚〜10枚程度+Blu-ray Audio1枚、
といった販売が相次いでいますが、私にとってはCDは余計です。)
1枚の盤で、ベートーヴェンの交響曲が全曲聴ける、
しかもCDよりも遥かに高音質!すばらしいと思います。
(余談ですが、ヴァーグナーの「ニーベルングの指輪」全曲でさえ、
1枚のBlu-ray Audioに収まってしまうのです!
しかも、かつてはCD15枚組で15000円〜30000円とかしたものが、
CD以上の高音質にも関わらず、1万円を切る価格で入手できるのです!)

参考
ショルティ指揮VPOによる「ニーベルングの指輪」Blu-ray Audio

カラヤン指揮BPOによる「ニーベルングの指輪」Blu-ray Audio


○ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団(SONY)
1963年4月
SACDハイブリッド(SA-CD Stereo)/CD
ベートーヴェン交響曲全集

☆5.0
第1楽章 10:01
第2楽章 9:48
第3楽章 5:55
第4楽章 5:57

ベートーヴェン:交響曲全集(完全生産限定盤) Limited Edition


第1楽章の冒頭、アダージョの部分。
通常は、「早くアレグロ・ヴィヴァーチェにならないかな」と、
映画の本編前の予告編集みたいに、
さっさと終わるのが待ち遠しい感じなのですが、
セルの指揮では、アダージョから聴かせどころが出てきます。
そして、お待ちかねのアレグロ・ヴィヴァーチェが始まると、
かのクライバー盤に負けず劣らずの、
曲の愉しさ、美しさがはちきれんばかりです!
音の迫力、メリハリ、細部の美しさ、どれをとっても一級品です!
「ここはこういう風に演奏していほしい、演奏すべき」というのが、
ことごとく具現化されいているかのような、まさに完璧な演奏、録音です。
「クライバー・マジック」がなくても、
音へのこだわりだけで、これだけの超名演が、
しかも60年代に成し遂げられているというのは驚きです。
従来、セルの指揮は「冷たい」と評されることが多かったので、
私も数年前まで(すなわち、SACDにのめり込む前まで)は、
どちらかというと敬遠していました。
しかし、セルのSACDを聴けば聴くほど、
「冷たい」などという評は、
ただの偏見か、もしくはCDでは冷たく聴こえたかのどちらかでは、
と思うようになりました。
この演奏を聴けば、「冷たい」どころか、
セルの音楽への愛や微笑みが溢れているのに気づくと思います。


○ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル(DECCA)
※タワレコ限定
1966年10月
SACDハイブリッド(SA-CD Stereo)/CD
ベートーヴェン交響曲全集

☆3.5
第1楽章 12:42
第2楽章 10:29
第3楽章 5:51
第4楽章 7:39

ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番-第9番《合唱》)<タワーレコード限定>

やんわり、ふんわり、どこにも角がない、
通り過ぎる爽やかなそよ風のような演奏といえます。
聴き流すにはもってこいかもしれません。
(私の妻も心地よさそうに聴いていました。)
指揮者の意図よりも、ウィーン・フィルの美感の方が勝っているようです。

2018年6月12日 (火)

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その3)通常CD・1990年代以降の録音(附)N響第1883回 定期公演・ブロムシュテット指揮による2つの「第4番」

ベートーヴェン:交響曲第4番op.60聴き比べ(通常CD編)、
第3回は、1960〜80年代の録音です。
通常CD編は今回で最終です。
(次回からはいよいよSACD、Blu-ray等のハイレゾ編です!)

それでは、聴き比べです。
(今回も通常CDのみです。)
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

○フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ(DECCA)
1990年6月
ベートーヴェン交響曲全集

☆3.0
第1楽章 11:21
第2楽章 8:52
第3楽章 5:14
第4楽章 6:29

Beethoven: Complete Symphonies Box set, CD, Import

優等生的で、アンサンブルの良さは認めますが、
「古楽器系」という存在価値以上はないのかもしれません・・・
(スイマセン、辛口評価で・・・)


○ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック(ARCHIV)
1993年3月
ベートーヴェン交響曲全集

☆3.5
第1楽章 10:56
第2楽章 9:24
第3楽章 5:16
第4楽章 6:23

Beethoven: The Symphonies Box set, Collector's Edition, Import

冒頭こそ、いかにも「古楽!」という響きがありますが、
すぐに気にならなくなります。
違和感なく、躍動感ある演奏を楽しむことができます。
故宇野センセイ推薦盤でしたね・・・
古楽対決ならガーディナーに軍配!


○デイヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(BMG)
1998年5月
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.0
第1楽章 9:59
第2楽章 8:14
第3楽章 5:20
第4楽章 6:27

ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

※私が持っているのは、50枚組の方です。
Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014 Limited Edition, Original recording remastered, Box set, Import

いわゆるベーレンライター新全集版で、話題になった全集でしたね・・・
スケールの小さい、こじんまりとした演奏ながらも、
細部があれこれ見えてきて、飽きのこない演奏に仕上がっています。
指揮者の解釈よりも、曲そのものの構造を知るにはもってこいといえます。

さて、先日(2018年6月10日)、NHKEテレの「クラシック音楽館」で、
「N響第1883回 定期公演」が放映されていました。
(2018年4月20日 NHKホールで収録)
今年91歳のブロムシュテットが、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(ピアノ:マリア・ジョアン・ピレシュ)と、
交響曲第4番のダブル4番を指揮していました。

ピアノ協奏曲第4番の方は、
枯淡の、あるいは老境のベートーヴェンという感じでした。
「恋するベートーヴェン」的な演奏ではない、一種独特な世界が広がっていました。
N響のサポートも旧東ドイツのオケみたいな、いぶし銀の響きになっていました・・・
一方、交響曲第4番の方はといえば、
よくいえば「堅実な」、別な言い方なら「地味な」演奏だったといえましょう。
ピアノ協奏曲第4番の方が、心に残る演奏となっていました。

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その1)通常CD・1950年代頃の録音
ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その2)通常CD・1960〜1980年代代頃の録音

2018年6月10日 (日)

ベートーヴェン:交響曲第4番ニ短調op.60聴き比べ(その2)通常CD・1960〜1980年代代頃の録音

ベートーヴェン:交響曲第4番op.60聴き比べ(通常CD編)、
第2回は、1960〜80年代の録音です。

それでは、聴き比べです。
(今回も通常CDのみです。SACD、ハイレゾものはまた別の機会に・・・)
録音年月順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

○バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY)
1962年
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.0
第1楽章 10:38
第2楽章 9:55
第3楽章 5:35
第4楽章 6:30

SINFONIEN 1-9, OUVERTUERE

「クライバー以前のクライバー」という感じで、
ヨーロッパの伝統とかしがらみから解放された、
あっけらかんとしたベートーヴェンです。
「元気はつらつ、オロ●ミンC!」みたいに、
とても溌剌とした展開が清々しく、
聴いていて気持ちがスカッとします。
第4楽章の激しさは、
激しい流れの中でラフティングしているかのような印象さえ受けました。


○クレンペラー指揮ウィーン・フィル(TESTAMENT)
1968年5月
Klemperer: Live Broadcast Performances

☆4.0
第1楽章 13:28
第2楽章 10:59
第3楽章 6:27
第4楽章 8:30

Klemperer: Live Broadcast Performances

後述の、バイエルン放送交響楽団盤の前年のライブ録音です。
故宇野センセイがオススメの盤ですね。
クレンペラーの意図と、ウィーン・フィルの美音が見事にマッチした名演です。
ただ、構成感としては、1957年盤の方に軍配を上げます。
第4楽章冒頭は、象がスキップするかのようです。

○クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団(EMI)※現在絶版?
1969年5月
カップリング ベートーヴェン:交響曲第5番

☆3.5
第1楽章 13:58
第2楽章 11:35
第3楽章 6:58
第4楽章 8:43

The Klemperer Legacy - Beethoven: Symphonies Nos.4 & 5

1957年盤や、前述のウィーン・フィル盤よりもさらにスローに、
さらに重量級になった演奏です。
ライブ録音なので、譜めくりの音まで聴こえました。
(第3楽章→第4楽章の間)
バーンスタイン盤のような、スピーディーでキビキビした演奏の後に聴くと、
のたくたしすぎてくたびれてしまったかのような印象を受けました。


○カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団(ORFEO)
1982年5月
カップリング:なし

☆5.0
第1楽章 9:32
第2楽章 9:29
第3楽章 5:30
第4楽章 5:02

ベートーヴェン:交響曲第4番 [Import] CD, Import

第1楽章のアダージョはまだアイドリング状態で、
アレグロ・ヴィヴァーチェになった途端に、アクセル全開で突っ走るF1カーみたいです。
別なたとえで言えば、
アダージョが雪どけの様子で、
アレグロ・ヴィヴァーチェになったら、一気に桜吹雪が舞う景色が拡がるような・・・
なんといきいきとして、幸福感をたたえた演奏なのでしょうか!
魔法にかけられた、とでも言うしかない、圧倒的な、
第7番と並ぶ、カルロス・クライバーの代表的名演奏です。
曲の生命力がほとばしり出て、唖然とするしかない・・・


○ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団(RCA)
※北ドイツ放送交響楽団は、
現:NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(NDR Elbphilharmonie Orchester)。
1987−1988年
ベートーヴェン交響曲全集

☆4.0
第1楽章 12:07
第2楽章 9:50
第3楽章 5:56
第4楽章 6:57

Beethoven: Symphony 1-9 Box set, CD, Original recording remastered, Import

指揮者の解釈云々よりも、曲そのものの美しさを堪能できる、
格調高い名演です。

(その3)に続く。

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