カテゴリー「映画・テレビ」の823件の記事

2017年4月28日 (金)

NHKBSプレミアム・名盤ドキュメント「太田裕美「心が風邪をひいた日」木綿のハンカチーフ誕生の秘密」(2017年4月26日放送)

2017年4月26日に、NHKBSプレミアムで、
名盤ドキュメント 
太田裕美「心が風邪をひいた日」木綿のハンカチーフ誕生の秘密
」を放映していました。
録画して視聴しました。

番組HPから、放送内容を転載します。

(引用)
1975年に発表され、数々のミュージシャンにカバーされてきた名曲「木綿のハンカチーフ」。この曲を収めた太田裕美のアルバム「心が風邪をひいた日」の制作過程に迫る!

名盤ドキュメント、第6弾にあたる今回は、太田裕美の3rdアルバム「心が風邪をひいた日」をとりあげる。代表曲は、A面1曲目『木綿のハンカチーフ』。70年代歌謡シーンを代表する名曲で、作詞家・松本隆の最初のミリオンヒットでもある。作曲の筒美京平、編曲の萩田光雄を加えた黄金トリオの曲作りとは?そして歌っていた太田の思いとは?録音原盤(マルチテープ)をひも解き、40年前の制作過程に迫る【出演】太田裕美ほか

【出演】太田裕美,松本隆,萩田光雄,白川隆三,ヒャダイン,真心ブラザーズ,持田香織,クリス松村,齋藤孝,丸山茂雄
(引用終)

私は「木綿のハンカチーフ」が好きなので、
ついつい見入ってしまいました。
番組前半では、録音原盤(16チャンネル)を再生しつつ、
「木綿のハンカチーフ」の歌詞と曲の秘密を解き明かしました。
曲の解説については、スコア分析まで出てくる本格的なものでした。

番組では、作曲者の筒美京平(以下敬称略)が写真では紹介されるものの、
インタビューには出てこないので、
筒美京平は故人かと思いきや、まだまだ存命中でした(大変失礼しました!)。
(インタビュー拒否の方なのですね・・・)

歌った太田裕美本人、作詞者の松本隆、編曲者の萩田光雄、
そして、太田裕美の歌を愛する芸能人等(齋藤孝まで出ていました!)が、
たくさんの思いを語っていました。

後半では、当時のB面に出てくる歌もいろいろ紹介していました。
また、アルバム盤と、シングル盤では、イントロや歌詞の一部が違う、
というのも興味深かったです。
ポップスのCDというのはほとんど買ったことがないのですが、
思わず衝動買いしてしまいました・・・(^-^;

心が風邪をひいた日

先日、山田姉妹のCDアルバム「あなた〜よみがえる青春のメロディー〜」を紹介した際に、
「木綿のハンカチーフ」のことも書きました。
山田姉妹「あなた〜よみがえる青春のメロディー〜」〜甘美だけど本当はコワイ昭和歌謡?〜
山田姉妹の歌声と、アレンジもステキですが、
やはりこの曲はオリジナルの太田裕美のキュートな歌声に軍配を挙げたいです。


(参考)
あなた〜よみがえる青春のメロディー〜

(参考)
NHK BSプレミアム「名盤ドキュメント」4月26日放送分は“太田裕美「心が風邪をひいた日」木綿のハンカチーフ誕生の秘密

2017年4月27日 (木)

BSフジ「『終わりなきコンサート』~二人の指揮者 大賀典雄と余隆」(2017年4月23日放送)

30分の目立たない番組ながら、
まさに「高尚な生涯」をピンポイントで描いた、好ドキュメンタリー番組でした。
2017年4月23日に、BSフジで、
『終わりなきコンサート』~二人の指揮者 大賀典雄と余隆」が放映されました。
録画して視聴しました。
SONYの社長、会長を務めつつ、声楽家・指揮者としての顔をもつ、
故・大賀典雄氏(1930−2011 以下敬称略)の半生をコンパクトに紹介しつつ、
大賀と中国との音楽を通しての関わり、
そして、軽井沢に軽井沢大賀ホールが建てられ、
大賀と縁があった中国人指揮者・余隆(ユーロン)と、
中国フィルハーモニーが軽井沢大賀ホールで演奏会を開くまでのドキュメンタリーです。

番組HPから放送内容を転載します。
(引用)
2001年、東京フィルハーモニー交響楽団の指揮者として大賀典雄(5代目ソニー社長)が北京国際音楽祭に参加するため北京を訪れた際、芸術総監督として大賀を招聘した中国を代表する指揮者、余隆(ユーロン)。
大賀が演奏中にくも膜下出血のため壇上で倒れるアクシデントがあり、その代役を招聘した余隆自身が務め、中断した「チャイコフスキー交響曲 第5番」の第2楽章から再開し指揮棒を振ったのが2人の絆のはじまりだった。
SONYを引退した大賀は軽井沢に音楽ホールを建設。2人は大賀ホールでの中国フィルハーモニー管弦楽団の演奏を夢見た。
余隆率いる中国フィルハーモニーはアジアでも有数の楽団に成長したが、2011年に大賀は逝去。大賀が中国フィルハーモニーの演奏を大賀ホールで聴くことは叶わなかった。
2015年11月、余隆の強い希望により中国フィルハーモニーの大賀ホールでのコンサートがついに実現。演奏された曲は、東京フィルの北京公演への返歌とも言える「チャイコフスキー交響曲 第6番『悲愴』」だった。
国境と世代を超えた二人の偉大な音楽家の絆の物語をお送りする。

(引用終)

番組では、ちょっとショッキングな映像が何度か出てきます。
大賀典雄が東京フィルハーモニーを率いて北京で演奏会を開き、
チャイコフスキーの交響曲第5番の第2楽章を指揮している途中、
突然壇上でバッタリと倒れるシーンです。

そこからの回復と、軽井沢大賀ホールが建てられるまでの経緯、
余隆との交友など、当事者のインタビューを交えてテンポよく紹介されます。
大賀が自ら操縦桿を握ってジェット機で世界へ行く様子も映し出され、
大賀と親しかったカラヤンを髣髴とさせました。

そういえば、軽井沢大賀ホール、というのは今回初めて知ったのですが、
どこかで見たことがあるぞ・・・と思いきや・・・
2017年冬ドラマで圧倒的な話題性があった、
TBS系のドラマ「カルテット」の最終回に出てくるホールだったのですね。
(「カルテット」私は欠かさず観ていました。結構ハマりました(*^.^*))
(参考)→カルテット最終回のロケ地は【軽井沢大賀ホール】

カルテット Blu-ray BOX

2017年4月23日 (日)

世界フィギュアスケート国別対抗戦2017〜BS朝日でアイスダンス・ペアを生中継したのは快挙!

2016−2017シーズンのフィギュアスケート大会を締めくくる、
世界フィギュアスケート国別対抗戦2017が終わりましたね。
結果は日本が金メダルという快挙でしたが、
私自身は「団体戦」という枠組自体に疑問があり、
少し醒めた目で観ていました。
とはいえ、チーム日本、おめでとうございます!!

今回の世界フィギュアスケート国別対抗戦のテレビ放送では、
BS扱いとはいえ、珍しくペアとアイスダンスが生中継される、
という快挙(?)がありました。
メインスポンサーの資生堂さん、ありがとう!と言いたくなります。

NHKでのNHK杯と五輪での中継を除けば、
アイスダンスとペアはまったくといって放送されず、
無視されてきました。
それが、BS朝日で生中継というのは、実にすばらしいことでした!
フィギュアスケートファンの我が家としては、
フィギュアスケートは男女シングルとアイスダンス、ペアがあって、
全体像が見えると考えます。
日本での男女シングルへの過剰なクローズアップは、
アイスダンスとペアの切り捨てにつながっていないでしょうか?
(これはフィギュアスケートファンの罪ではなく、マスコミの罪といえます。)

今回の大会では、採点がかなり甘いのでは、と思いました。
ロシアのメドヴェージェワ(我が家では「メドさん」)選手のフリーの点数が、
160点というのは、どうみても盛りすぎなのでは・・・
(我が家はメドさんファンですが・・・)
日本の三原選手、樋口選手も5,6点は盛っている感じでした。
(ケチをつけるつもりではないのですが・・・)
これはジャッジの問題です。
転倒などの目立ったミスがなければ、
加点をかなりつけているのでは、
他大会との公平性・整合性が問われます。
また、今回高得点を出した本人たちが、
今回の記録をなかなか抜くことができなくなるかもしれません。

一方で、日本のフィギュアスケートファンの素晴らしさも垣間見ました。
超満員の中、自国の選手だけでなく、他国選手への敬意を表するため、
他国選手が出てきたらその国の国旗を出すのは、実に素晴らしい態度だと思いました。

エキシビションでは、メドさんのセーラームーンが最高でした!
日本選手のエキシビションは・・・真面目過ぎかも?

フィギュア 世界女王メドベージェワ エキシビションでセーラームーンになりきり
(デイリースポーツ 4/23(日) 16:53配信)

2017年4月19日 (水)

山田姉妹「あなた〜よみがえる青春のメロディー〜」〜甘美だけど本当はコワイ昭和歌謡?〜

実は、半分はジャケ買いでした・・・
山田姉妹のデビューアルバム「あなた〜よみがえる青春のメロディー〜」、
2017年3月初めに入手してから愛聴しています。

あなた~よみがえる青春のメロディー

山田姉妹は二卵性の双子ソプラノデュオです。
姉・華(はな)さんと妹・麗(れい)さん、どちらもモデル等で活躍するなど、
ヴィジュアル的にもお美しい方々ですが、
それに負けず劣らず、声もすごく美しいです。

今回購入するきっかけは、CDのヴィジュアルでしたが、
試聴してすぐさま、曲の美しさと声の美しさに魅了されました。

収録曲は以下の13曲です。
原曲を歌った歌手も記載します。

01.翼をください(赤い鳥/1973年)
02.雨やどり(さだまさし/1977年)
03.結婚しようよ(吉田拓郎/1972年)
04.おはなし(キャッスル&ゲイツ/1969年)
05.あなた(小坂明子/1973年)
06.見上げてごらん夜の星を(坂本九/1963年)
07.木綿のハンカチーフ(太田裕美/1975年)
08.風(はしだのりひことシューベルツ/1969年)
09.誰もいない海(トワ・エ・モワ/1970年)
10.なごり雪(かぐや姫、イルカ/1974年)
11.ひこうき雲(荒井由実/1973年)
12.切手のないおくりもの(ペギー葉山、財津和夫/1977年)
13.この広い野原いっぱい(森山良子/1967年)

それにしても、このアルバムに収録されている、
60年代〜70年代の昭和歌謡(フォークソング)は、
なんと甘美なんでしょうか!
メロディの美しさの一方で、
歌詞には時折強烈な毒が含まれています。
実はコワイ、昭和歌謡?な〜んて・・・

たとえば・・・
CDアルバムのタイトルになっている「あなた」。
少女らしい幸せな家庭を夢見た歌詞の最後に来る、
強烈な怨み節・・・

あるいは、「木綿のハンカチーフ」。
1番、2番、3番、4番と時が流れるにつれ、
彼氏と彼女の心が離れていく・・・

極め付きは、「誰もいない海」。
自殺寸前の歌詞ですね・・・
(シューベルトの「冬の旅」並?・・・)

このアルバムを聴いて初めて知った曲は、
「雨やどり」と「おはなし」です。
特に「雨やどり」は、おそらくさだまさしさん本人が歌ったら、
単にコミカルな歌、で終わっていたでしょうが、
山田姉妹が歌うと、コミカルながら実に甘美で、
うら若き女性の胸のトキメキが見事に表現されています。

このアルバムに収録された曲はもとより、
ヒットした昭和歌謡(演歌からアイドルまで)は、
歌詞の「風景」、時には匂いや部屋の息苦しさみたいなものまで、
伝わってきます。

対して、近年のヒット曲の多くが、
「気持ち」(愛している、大好き、ずっと一緒にいたい・・・)は溢れているものの、
「風景」は全然見えてこないような気がします。

ちょっと余談でしたね・・・
本題に戻って、このアルバムで一番好きな曲は、
(山田姉妹が歌っているから、ではなく、ずっと以前からですが・・・)
「なごり雪」です。
CDを聴いていると、つい一緒に口ずさんでしまいます。

40分程度の収録時間ですが、
聴いていたらあっという間に感じてしまいます。
私は、好きな曲だけ聴く、という形ではなく、
通して聴くことがほとんどです。
声楽ファン、フォークソングファンどちらにもオススメですよ。

山田姉妹のCD発売に伴うインタビュー記事を見つけましたので、
よろしければお読みください。

山田姉妹 ”呼吸”こそ歌ーーー 
 双子ソプラノ・デュオ、山田姉妹が歌う昭和の名曲たち

2017年4月12日 (水)

浅田真央さん引退狂想曲〜過剰報道にウンザリ・・・

フィギュアスケートの浅田真央さんが現役引退する、というニュースは、
少し驚きましたが、昨年(2016年)の全日本選手権の不調や、
五輪の出場枠が3枠から2枠に減ったのを考えれば、
遅かれ早かれ出される結論でした。
ソチ五輪できっぱり引退していた方がよかった、と思っていたぐらいです。
それはともかく、引退のニュースが発表されてからの、
テレビ局各局の報道には空恐ろしささえ感じました。
まるでご本人が亡くなったかのような扱いすら感じさせた、
テレビ朝日の3時間スペシャルは噴飯モノでした。

2017年4月12日の引退記者会見生中継、
テレビ東京系とNHKEテレ以外の地上波が、
軒並み生中継するというのは過剰報道でした。
特にNHK!
皆様の公共放送なら、定時のニュースで取り上げる程度にして、
民放と競合してまで放送する必要があったのでしょうか?
非常に疑問でした。

「空気を読め」、「忖度」といった同調圧力が、
新たなファシズムになりつつある気がします。
浅田真央さん自身の問題、と言うよりは、
彼女をまるで聖女のように取り上げて神格化するマスコミ(特にテレビ局)に、
気持ち悪さを感じます。
「彼女の引退を悲しまないのは非国民」まであと僅かなのかも?
(まぁ、引退特番の視聴率が、思ったより伸びなかったのは、
騒いでいるのがマスコミだけで、浅田真央さんファン、
フィギュアスケートファンを除いた一般市民はさほど関心がない、
というあらわれなのでしょうね・・・)

いくら人気があるとはいえ、
ここまで褒めそやすのは異常だと思いました。
まして、五輪で金メダルを取ったことがない選手に対して、
国民栄誉賞を与えよ、なんて税金の無駄だし、
黒い政権の人気取り、延命策の一つに使われるだけなので反対です。
(松井秀喜氏への受賞は甚だ疑問でした・・・)

2017年4月 2日 (日)

2017年3月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2017年3月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
二位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

四位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その1)〜旅行の経緯と1日目〜
五位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
六位.NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:
ドキュメンタリー 「マエストラ 指揮台への長い旅」(2017年2月27日放送)

七位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知
八位.希望の讃美歌~「一羽の雀(心くじけて)」(新聖歌285)※midi付
九位.大林宣彦監督の映画~尾道三部作(特に「さびしんぼう」)と「ふたり」、「あした」
十位.ピアノ五重奏曲の甘口辛口〜ドヴォルザーク、シューマン、フォーレ、
ショスタコーヴィチ、ブラームス、フランク・・・

聴き比べ記事が先月も多く読まれているのには感謝です。
2017年3月中に書いた記事が1本ランクインしているのにはホッとしました。

札幌では雪融け間近です。
四旬節ももうじきおしまいですね。
今月もご愛読よろしくお願いします。

2017年4月 1日 (土)

世界フィギュアスケート選手権2017を振り返って〜ハイレベルすぎる争い!!!

世界フィギュアスケート選手権2017の、男女シングルが全て終わりました。
男子シングルは、羽生選手の大逆転フリー演技がスゴ過ぎでした・・・
SP終了段階では、フェルナンデス選手がかなりの差をつけていたとはいえ、
SP1位から6位までは誰がメダルをとってもおかしくない情況でした。
そこからの大逆転!
普段、我が家では羽生選手を応援しないのですが(みんなが応援してるので・・・)、
それでも、ここまで完璧な演技を見せつけられると、脱帽せざろうえませんでした。

我が家では、羽生選手よりは、どちらかというと宇野選手の方を応援しています。
それ以上に、パトリック・チャン選手(カナダ)が我が家では№1です。
SPではすばらしいスケーティングを見せてくれましたが、
フリーでは、課題のジャンプで今一つ及ばなかったのが少し残念でした。
トータル7位の、アメリカのジェイソン・ブラウン選手とともに、
フィギュアスケートがジャンプだけではないことを優雅に証明してくれました。

ネイサン・チェン選手は、重圧に負けてしまった感がありますが、
それでも、フリーで6本の4回転を入れてきたのは凄かったです。
ちょうど昨年(2016年)秋に、『ユーリ!!! on ICE』というアニメが放映されていた中で、
「フリープログラムで6本の4回転を入れるプログラム」というのをやっていましたが、
まさかこんなに早く現実化するとは・・・
(あと2、3年はかかるかな、と思っていたのですが・・・)
果敢な挑戦に拍手しました。

中国の金博洋(ジン・ボーヤン)選手は、4回転を4本に抑えることで、
うまく銅メダルと300点超えを達成できてよかった、と思いました。


さて、話題を女子シングルの方に移しましょう。
日本では人気が低い扱い(浅田真央選手が出ていないから・・・)の、
女子シングルは4月1日(3月31日深夜)に、結局リアルタイムで観ました。
録画放映になってしまったとはいえ、三原選手のフリーの演技は凄かったし、
最終滑走手前の、カナダのデールマン選手が高得点を出すまで、
「もしかしたら銅メダルがあるかも?」と期待させてくれました。
(ぜひ次の五輪は、宮原選手・三原選手が出て欲しいと思います。)
日本のオリンピック出場枠が3枠から2枠になってしまったと、
非難がましく言う輩がいるようですが、
今回の世界選手権を観て、今の日本女子選手のレベルでは、
2枠が妥当だな、というのが正直な感想でした。

男子シングルだって、羽生選手、宇野選手はともかく、
その2人に続く選手がまだいない、という課題があります。
(3枠あっても、3枠目はこれではオマケ扱いという感じなのかも・・・)

女子では、カナダの2選手の躍進がすばらしかったです。
まさか、銀・銅を取るとは予想していませんでした。
(せいぜい、銀か銅どちらかで、あとはロシア選手、というのが予想でした。)

優勝のメドヴェージェワ選手(我が家では、「メドさん」と呼称しています。)の演技は、
別世界レベルでした。
ミスする予感が全然ないというか・・・
それよりも、演技が始まった途端に、「メドさんワールド」に引き込まれてしまい、
ジャンプとかの要素をこなしながら、あっという間に時間が過ぎていくような感覚でした。

女子SPでは、メドさんの他に、アシュリー・ワグナー選手(米)の演技に特に魅了されました。
あと、久々復活の、
イタリアのカロリーナ・コストナー選手のスケーティングもすばらしかったです。
(ただ、FSで130点というのは、少し盛りすぎな気もしましたが・・・)

あまり注目されていないし、TV放送ではカットされていましたが、
韓国のチェ・ダビン選手は、これから伸びていく可能性があるな、と思いました。
宮原選手、三原選手と同格レベルにまで行くかもしれません。
カザフスタンのトゥルシンバエワ選手も要注意かもしれません。

ロシアの2選手(ポゴリラヤ選手、ソツコワ選手)が重圧に負けて振るわなかったのは、
観ていて残念でした。
私の妻はメドさん以外では、特にポゴリラヤ選手を応援していたので、
「彼女は運がない・・・」と嘆いていました。
アメリカのカレン・チェン選手はあともう一歩、というところでした。
(もう少し低いかな、と思っていたのですが、予想を超えていました。)

何れにせよ、来シーズンが愉しみな内容でした。

ところで、フジテレビの中継、CMと番宣の多さには辟易しました。
女子SPの三原選手の演技を録画で放送したところは顰蹙モノでした。
「視聴者が観たいもの」ではなく、「TV局が見せたいもの」を見せるところに、
今のフジテレビの凋落ぶりが顕著に現れていると思わざろうえませんでした。
できればNHKが放送してくれないものでしょうか?
(ドル箱コンテンツだから、手放したくないのでしょうけど・・・)
あと、東京では放送されていた、ペアフリーと、
アイスダンスのフリーは、全国ネット中継してほしかったです。

2017年3月 1日 (水)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:ドキュメンタリー 「マエストラ 指揮台への長い旅」(2017年2月27日放送)

女性のピアニストやヴァイオリニストは世界的な方がたくさんいます。
しかし、作曲家や指揮者では?
特に指揮者は、まだまだ男性の世界のようです。
2017年2月27日に、
NHKBSプレミアムで放映されたドキュメンタリー
マエストラ 指揮台への長い旅」では、
まだまだマイナーな女性指揮者にスポットライトをあて、
草創期に道を開いた指揮者シルヴィア・カドゥフ(失礼ながら、今回初耳でした・・・)を中心に、
現在活躍中のマリン・オールソップやアヌ・タリといった指揮者のインタビュー、
及びリハーサルと実演の様子などで、女性指揮者の現状を紹介していました。

シルヴィア・カドゥフは、
カラヤンとバーンスタインという20世紀後半の二大巨匠に後押しを受けるほどでしたが、
60年台では、まだ女性指揮者への道は固く閉ざされており、
あまり活躍できなかったようです。
(それでも、女性として初めてベルリン・フィルを指揮した、とのこと!)
不遇ながらも、道を切り開いた人がいたから、
女性指揮者が当たり前の存在として認められるようになったわけです。

私自身は、その指揮者が男性か、女性か、あるいはゲイやバイであるかとか、
そんなのはどうでもいいことです。
聴こえてくる音がすばらしいか、どうかだけです。
「女性指揮者」だからすばらしい、或いは劣っている、というのは全くナンセンスです。
才能ある女性に、指揮者の道がさらに開かれることは期待しますが、
「市場原理」で生き残るかどうかはまた別の問題です。

ただ、まだまだ「女性指揮者」というカテゴリーでくくられるのは、
まるで珍品扱いですね・・・
私としては、以前拙ブログで紹介した、
ブルックナー:交響曲第3番(初稿版、SACD)と、
ブラームス:交響曲第1番(SACD)で紹介した、
シモーネ・ヤングは凄腕指揮者だ、と思っています。
(番組には出てきていませんでしたが・・・)
ブラームス:交響曲第1番、SACDで聴き比べ6盤
シモーネ・ヤング(Simone Young)指揮ハンブルク・フィル(Philharmoniker Hamburg)による、ブルックナー:交響曲第3番(1873年初稿版)
これだけ硬派な演奏は、なかなか聴かれないと思います。
ちなみに、女性として初めてウィーン・フィルを指揮したのが、
シモーネ・ヤングです。

(参考)ブラームス交響曲全集(通常CD)

※可能であれば、SACDの分売盤をオススメしたいです。

ブルックナー交響曲全集(通常CD)

番組に出ていた、マリン・オールソップ指揮のCDは、
以前NAXOSで出ていた(何のCDだったか忘れましたが・・・)のを買ったことがあります。
これは、女性指揮者だから、というよりは、聴きたい曲だったから購入したものです。

ちなみに、このドキュメンタリー番組の後、
昨年(2016年)8月27日にロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)で行われた、
ミルガ・グラジニーテ・ティーラ指揮 バーミンガム市交響楽団演奏会も放映されました。
女性指揮者ですね。
ただ、実際に聴いてみて、
モーツァルトの「魔笛」序曲からして、「なんか軽いな・・・」という印象を受け、
チャイコフスキーの交響曲第4番では、冒頭1分ほど聴いて、
「やっぱり軽いな・・・」と思い、そこで視聴終了・・・
そういう意味では、「女性指揮者」というカテゴリーを売り物にしてはならないな、
と思います。
(ちょっと厳しいコメントですね・・・)

2017年2月24日 (金)

J.S.Bach:小フーガ ト短調(Fugue in G minor)BWV578編曲版3種〜オーケストラ版、チェンバロ版、ピアノ版

先日、BS11で、
「宇宙戦艦ヤマト2202」2.25発進記念!! 愛の特別番組
というのを放映していました(2017年2月21日OA)。
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」と「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイク版、とのこと。
映画の冒頭12分を番組中で公開していました。
「ヤマト2」といえば、あの「白色彗星」のテーマ!
もろもろのアニメのインスト曲の中でも、出色な恐怖感・威圧感ですね。
あのパイプオルガンの音を聴いているうちに、
なんとなく、バッハの「小フーガ」をふと思い出してしまいました・・・
(全然似ていない、と言われればそこまでなのですが・・・(゚ー゚;)

(参考)
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち [Blu-ray]


宇宙戦艦ヤマト2 DVD MEMORIAL BOX


YAMATO SOUND ALMANAC 1978-II「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集」 Blu-spec CD

(参考)
アニメ映画「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」映画館で皆が泣いた感動の名シーンまとめ。

ちょうど先日、ストコフスキーによるバッハの編曲モノのSACDを入手しました。
「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」のオーケストラ編曲版は知っていましたが、
このSACDでは、その曲は入っておらず、
代わりに「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」BWV1004中の有名な、
「シャコンヌ」の編曲版も入っていました。
今回紹介する、「小フーガ」もオーケストラ版として収録されています。
オルガン原曲のおごそかな世界が、
まるで「スター・ウォーズ」みたいな壮大な音宇宙になっていました!

Stokowski / Wagner (SACD) Import, SACD

◯レオポルド・ストコフスキー指揮ロンドン交響楽団(DUTTON)
1974年4月※原盤はSONY。
SACDハイブリッド(SACD Multi-ch、SACD STEREO、通常CD)
※カップリングは省略します。
3:28

ところで、実は我が家には、オルガン曲(だけ)のCDは数枚しかありません。
オルガン曲といえばバッハ、ついでフランクですが、
バッハのオルガン曲はカール・リヒターの東京公演のSACDが1枚あるばかりです。
他は、セザール・フランクのオルガン曲CD(2枚組)があるだけ・・・

何故かと言うと、オルガンをCDで聴いてもあまり美しく感じないからです。
私が初めてパイプオルガンの生音を聴いたのは高校生のときで、
場所はスイスのルツェルンの教会でした(確かカトリック・・・)。
オルガンの練習中だったようですが、教会全体が楽器として響き渡る体験をしました。
この音に比べると、どれだけ高級なオーディオ裝置をもっていようとも、
CDの音は貧相なものだな、と思いました。
その印象は今でも変わりません。
(教会やコンサートホールで演奏されるなら、聴きたいと思いますが・・・)
というわけで、かつてはバッハのオルガンのCDを何盤も持っていましたが、
手放してしまったワケです。

オルガンによる「小フーガ」は今(2017年2月24日現在)手元にありませんが、
チェンバロ版と、ピアノ版はあります。

チェンバロ版は、曽根麻矢子の演奏です。

シャコンヌ~バッハ・チェンバロ名曲集

上記は通常CDですが、我が家にあるのはSACDハイブリッド盤です。

◯曽根麻矢子(チェンバロ)(avex-classics)
2004年4月
3:45

オルガンとはまた違った、キラキラした響きで、
聴いていて疲れない演奏です。

ピアノ版は、タチアナ・ニコラーエワの演奏です。
残念ながら、廃盤のようですので、
ダウンロード版と少し怪しげな輸入CDを紹介しておきます。

◯タチアナ・ニコラーエワ(原盤:ビクター・エンタテイメント)
髙橋悠治編
5:34


MP3ダウンロード版
Tatiana Nikolayeva plays Bach


Nikolayeva Tatiana: Plays Bach Piano Mu CD, Import

ニコラーエワの演奏はCDが廃盤になったせいか、
すっかり忘れ去られつつあるのが残念です。
精神性を感じさせるバッハの代表盤ではないかと思っています。
オルガンにも負けない、バッハの精神世界に迫る名演奏です。
深い沈滞感が魅力です・・・

2017年2月14日 (火)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:ドキュメンタリー 「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~」(2017年2月13日放送)

私がクラシック音楽を本格的に聴くようになったきっかけは、
父親が買ってくれたCDラジカセと、
カラヤン指揮ベルリン・フィルによる、
ベートーヴェンの交響曲第5番・第8番のCDでした。

クラシック音楽好きになったきっかけはカラヤンでも、
カラヤンを正当に評価できるようになるまで、
結構な時間がかかりました。
故宇野先生を代表とする、アンチ・カラヤン(その他、小澤征爾やアバドなど)こそ、
芸術の真の理解者だ、みたいな風潮に、私も長年毒されてきました。
でも数年前ほどから(ちょうど故宇野先生の評論も揺らいできたあたり)、
評論家AやBがどう言おうと、レコ芸でどう評価されていても、
あるいはAmazonやHMVのレビュー、
果てはクラシック音楽の諸々のブロガーがどう言おうとも、
自分なりの基準で、名演かどうか、様々な聴き比べを経て、
ようやく自信をもって言えるようになってきたと思います。

そういう中で、モノラル録音期ならフルトヴェングラー、
ステレオ録音期なら、バーンスタインを代表とする、
極めて主観的な演奏(良く言えば個性的すぎる)への評価が、
私の中では下がり、
反対に、ブーレーズやジョージ・セル、フリッツ・ライナーといった、
スコアを忠実に再現するのを第一とする指揮者が再評価されるようになりました。
そういう一環で、カラヤンやアバド、小澤征爾といった指揮者も、
いいものはいい、と言えるようになってきました。


それはさておき、
2017年2月13日に、NHKBSプレミアムの「プレミアムシアター」で、
「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~」というドキュメンタリー番組が放映されました。
(2013年頃一度NHKBSプレミアムで放映されたことがあるそうです。)
カラヤンの膨大なレコーディングに関する、
本人へのインタビュー及びリハーサル・録音風景と、
録音技師やベルリン・フィル団員、
ヴァイオリニストのアンネ・ゾフィー・ムターや、
メゾソプラノのブリギッテ・ファスベンダーなどへのインタビューを交えた映像作品です。

NHKのHPによると、
出演者は次のとおりです。


(引用)
ベルリン・フィル:クラウス・シュトール
エーベルハルト・フィンケ
クシシュトフ・ポロネク
音楽評論家:ペーター・ユーリング
バイエルン国立管弦楽団:クラウス・ケーニヒ
独グラモフォン社 元プロデューサー:ハンス・ヒルシュ
バイオリニスト:アンネ・ゾフィー・ムター
独グラモフォン社 元録音プロデューサー:ハンス・ウェーバー
EMI 元プロデューサー:ペーター・アルヴァルト
オルガン奏者/テープ編集者:デーヴィッド・ベル
神経科学者:エルンスト・ペッペル
メゾ・ソプラノ:ブリギッテ・ファスベンダー
元バランス・エンジニア:ウォルフガング・ギューリヒ
アヴァルト社 記録保管係:ゴーデハルト・プルーイン
アヴァルト社 バランス・エンジニア:アンドルー・ウェートマン

(引用終)


カラヤンの演奏又はリハーサル風景としては、
マーラーの交響曲第5番や、ストラヴィンスキーの「春の祭典」などが、
かなり多く取り上げられていました。

カラヤンが録音で何度も取り上げたチャイコフスキーは全然なく、
ベートーヴェンもほんのちょっと。
しかし、カラヤンのレパートリーとしては当時画期的だった、
シェーンベルクやマーラーの録音を取り上げていたのは慧眼だったと思います。
(シェーンベルクらの「新ウィーン楽派作品」の録音は、
カラヤンの膨大な録音の中でも、非常に価値のあるものの一つですね。
とはいえ、私も結局、シェーンベルクの「浄夜」しか価値がわからなかったのですが・・・)

(参考)
シェーンベルク:浄夜/ベルク:叙情組曲

録音の際のエピソードは興味深く見入ってしまいました。
カラヤンの偉大さを改めて認識できた番組でした。
なお、このドキュメンタリーは、DVDでも出ていますし、
ベルリン・フィルの「デジタル・コンサート・ホール」サイトでも視聴可能のようです。

Karajan: The Second Life [DVD] [Import]

ドキュメンタリー『カラヤン~セカンド・ライフ』

(参考)
カラヤンのレコード人生を記録した映像作品(ブログ名:児童文学と音楽の散歩道)

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