カテゴリー「スポーツ」の78件の記事

2017年4月23日 (日)

世界フィギュアスケート国別対抗戦2017〜BS朝日でアイスダンス・ペアを生中継したのは快挙!

2016−2017シーズンのフィギュアスケート大会を締めくくる、
世界フィギュアスケート国別対抗戦2017が終わりましたね。
結果は日本が金メダルという快挙でしたが、
私自身は「団体戦」という枠組自体に疑問があり、
少し醒めた目で観ていました。
とはいえ、チーム日本、おめでとうございます!!

今回の世界フィギュアスケート国別対抗戦のテレビ放送では、
BS扱いとはいえ、珍しくペアとアイスダンスが生中継される、
という快挙(?)がありました。
メインスポンサーの資生堂さん、ありがとう!と言いたくなります。

NHKでのNHK杯と五輪での中継を除けば、
アイスダンスとペアはまったくといって放送されず、
無視されてきました。
それが、BS朝日で生中継というのは、実にすばらしいことでした!
フィギュアスケートファンの我が家としては、
フィギュアスケートは男女シングルとアイスダンス、ペアがあって、
全体像が見えると考えます。
日本での男女シングルへの過剰なクローズアップは、
アイスダンスとペアの切り捨てにつながっていないでしょうか?
(これはフィギュアスケートファンの罪ではなく、マスコミの罪といえます。)

今回の大会では、採点がかなり甘いのでは、と思いました。
ロシアのメドヴェージェワ(我が家では「メドさん」)選手のフリーの点数が、
160点というのは、どうみても盛りすぎなのでは・・・
(我が家はメドさんファンですが・・・)
日本の三原選手、樋口選手も5,6点は盛っている感じでした。
(ケチをつけるつもりではないのですが・・・)
これはジャッジの問題です。
転倒などの目立ったミスがなければ、
加点をかなりつけているのでは、
他大会との公平性・整合性が問われます。
また、今回高得点を出した本人たちが、
今回の記録をなかなか抜くことができなくなるかもしれません。

一方で、日本のフィギュアスケートファンの素晴らしさも垣間見ました。
超満員の中、自国の選手だけでなく、他国選手への敬意を表するため、
他国選手が出てきたらその国の国旗を出すのは、実に素晴らしい態度だと思いました。

エキシビションでは、メドさんのセーラームーンが最高でした!
日本選手のエキシビションは・・・真面目過ぎかも?

フィギュア 世界女王メドベージェワ エキシビションでセーラームーンになりきり
(デイリースポーツ 4/23(日) 16:53配信)

2017年4月12日 (水)

浅田真央さん引退狂想曲〜過剰報道にウンザリ・・・

フィギュアスケートの浅田真央さんが現役引退する、というニュースは、
少し驚きましたが、昨年(2016年)の全日本選手権の不調や、
五輪の出場枠が3枠から2枠に減ったのを考えれば、
遅かれ早かれ出される結論でした。
ソチ五輪できっぱり引退していた方がよかった、と思っていたぐらいです。
それはともかく、引退のニュースが発表されてからの、
テレビ局各局の報道には空恐ろしささえ感じました。
まるでご本人が亡くなったかのような扱いすら感じさせた、
テレビ朝日の3時間スペシャルは噴飯モノでした。

2017年4月12日の引退記者会見生中継、
テレビ東京系とNHKEテレ以外の地上波が、
軒並み生中継するというのは過剰報道でした。
特にNHK!
皆様の公共放送なら、定時のニュースで取り上げる程度にして、
民放と競合してまで放送する必要があったのでしょうか?
非常に疑問でした。

「空気を読め」、「忖度」といった同調圧力が、
新たなファシズムになりつつある気がします。
浅田真央さん自身の問題、と言うよりは、
彼女をまるで聖女のように取り上げて神格化するマスコミ(特にテレビ局)に、
気持ち悪さを感じます。
「彼女の引退を悲しまないのは非国民」まであと僅かなのかも?
(まぁ、引退特番の視聴率が、思ったより伸びなかったのは、
騒いでいるのがマスコミだけで、浅田真央さんファン、
フィギュアスケートファンを除いた一般市民はさほど関心がない、
というあらわれなのでしょうね・・・)

いくら人気があるとはいえ、
ここまで褒めそやすのは異常だと思いました。
まして、五輪で金メダルを取ったことがない選手に対して、
国民栄誉賞を与えよ、なんて税金の無駄だし、
黒い政権の人気取り、延命策の一つに使われるだけなので反対です。
(松井秀喜氏への受賞は甚だ疑問でした・・・)

2017年4月 1日 (土)

世界フィギュアスケート選手権2017を振り返って〜ハイレベルすぎる争い!!!

世界フィギュアスケート選手権2017の、男女シングルが全て終わりました。
男子シングルは、羽生選手の大逆転フリー演技がスゴ過ぎでした・・・
SP終了段階では、フェルナンデス選手がかなりの差をつけていたとはいえ、
SP1位から6位までは誰がメダルをとってもおかしくない情況でした。
そこからの大逆転!
普段、我が家では羽生選手を応援しないのですが(みんなが応援してるので・・・)、
それでも、ここまで完璧な演技を見せつけられると、脱帽せざろうえませんでした。

我が家では、羽生選手よりは、どちらかというと宇野選手の方を応援しています。
それ以上に、パトリック・チャン選手(カナダ)が我が家では№1です。
SPではすばらしいスケーティングを見せてくれましたが、
フリーでは、課題のジャンプで今一つ及ばなかったのが少し残念でした。
トータル7位の、アメリカのジェイソン・ブラウン選手とともに、
フィギュアスケートがジャンプだけではないことを優雅に証明してくれました。

ネイサン・チェン選手は、重圧に負けてしまった感がありますが、
それでも、フリーで6本の4回転を入れてきたのは凄かったです。
ちょうど昨年(2016年)秋に、『ユーリ!!! on ICE』というアニメが放映されていた中で、
「フリープログラムで6本の4回転を入れるプログラム」というのをやっていましたが、
まさかこんなに早く現実化するとは・・・
(あと2、3年はかかるかな、と思っていたのですが・・・)
果敢な挑戦に拍手しました。

中国の金博洋(ジン・ボーヤン)選手は、4回転を4本に抑えることで、
うまく銅メダルと300点超えを達成できてよかった、と思いました。


さて、話題を女子シングルの方に移しましょう。
日本では人気が低い扱い(浅田真央選手が出ていないから・・・)の、
女子シングルは4月1日(3月31日深夜)に、結局リアルタイムで観ました。
録画放映になってしまったとはいえ、三原選手のフリーの演技は凄かったし、
最終滑走手前の、カナダのデールマン選手が高得点を出すまで、
「もしかしたら銅メダルがあるかも?」と期待させてくれました。
(ぜひ次の五輪は、宮原選手・三原選手が出て欲しいと思います。)
日本のオリンピック出場枠が3枠から2枠になってしまったと、
非難がましく言う輩がいるようですが、
今回の世界選手権を観て、今の日本女子選手のレベルでは、
2枠が妥当だな、というのが正直な感想でした。

男子シングルだって、羽生選手、宇野選手はともかく、
その2人に続く選手がまだいない、という課題があります。
(3枠あっても、3枠目はこれではオマケ扱いという感じなのかも・・・)

女子では、カナダの2選手の躍進がすばらしかったです。
まさか、銀・銅を取るとは予想していませんでした。
(せいぜい、銀か銅どちらかで、あとはロシア選手、というのが予想でした。)

優勝のメドヴェージェワ選手(我が家では、「メドさん」と呼称しています。)の演技は、
別世界レベルでした。
ミスする予感が全然ないというか・・・
それよりも、演技が始まった途端に、「メドさんワールド」に引き込まれてしまい、
ジャンプとかの要素をこなしながら、あっという間に時間が過ぎていくような感覚でした。

女子SPでは、メドさんの他に、アシュリー・ワグナー選手(米)の演技に特に魅了されました。
あと、久々復活の、
イタリアのカロリーナ・コストナー選手のスケーティングもすばらしかったです。
(ただ、FSで130点というのは、少し盛りすぎな気もしましたが・・・)

あまり注目されていないし、TV放送ではカットされていましたが、
韓国のチェ・ダビン選手は、これから伸びていく可能性があるな、と思いました。
宮原選手、三原選手と同格レベルにまで行くかもしれません。
カザフスタンのトゥルシンバエワ選手も要注意かもしれません。

ロシアの2選手(ポゴリラヤ選手、ソツコワ選手)が重圧に負けて振るわなかったのは、
観ていて残念でした。
私の妻はメドさん以外では、特にポゴリラヤ選手を応援していたので、
「彼女は運がない・・・」と嘆いていました。
アメリカのカレン・チェン選手はあともう一歩、というところでした。
(もう少し低いかな、と思っていたのですが、予想を超えていました。)

何れにせよ、来シーズンが愉しみな内容でした。

ところで、フジテレビの中継、CMと番宣の多さには辟易しました。
女子SPの三原選手の演技を録画で放送したところは顰蹙モノでした。
「視聴者が観たいもの」ではなく、「TV局が見せたいもの」を見せるところに、
今のフジテレビの凋落ぶりが顕著に現れていると思わざろうえませんでした。
できればNHKが放送してくれないものでしょうか?
(ドル箱コンテンツだから、手放したくないのでしょうけど・・・)
あと、東京では放送されていた、ペアフリーと、
アイスダンスのフリーは、全国ネット中継してほしかったです。

2016年12月12日 (月)

2016年フィギュアスケート・グランプリファイナルを振り返って(附:ロシア人選手、中国人選手のカタカナ表記を統一してほしい!)

2016年のフィギュアスケート・グランプリファイナルが終わりました。
男子シングルは予想通り、羽生結弦選手の圧勝でした。
2位がネイサン・チェン(Nathan CHEN)選手(米国)だったのは意外でした。
4回転ジャンプのオンパレード!

残念だったのは、パトリック・チャン選手(カナダ)と、
ハビエル・フェルナンデス選手(スペイン)のフリーがボロボロだったことでした。

最下位ながら、アダム・リッポン選手(米国)の演技は、
フィギュアスケートの醍醐味はジャンプだけではない、ということを魅せてくれました。

ところで、2016年10月から放映されている、男子シングルを扱ったアニメの、
「ユーリ!!!on ICE」では、4回転を6本入れる、というプログラムさえ出てきます。
今のところ、アニメの世界だけの話ですが、
そのうち、ネイサン・チェン選手か、金博洋(ジン・ボーヤン)選手あたりが、
おそらく2,3年以内に実現するのかもしれませんね・・・
ただ、ジャンプの羅列のような演技は、正直観ていてあまり面白くないです。

女子シングルは、非常にレベルの高い激戦でした。
世界女王メドベージェワは圧巻の演技でしたね。
2位に日本の宮原知子選手が入ったのは嬉しいですが、
アンナ・ポゴリラヤ選手が2位をとってほしかった、というのが妻の気持ちでした・・・
(ショートプログラムでアクシデントがあったのが残念・・・)

テレビ朝日及びBS朝日で、
グランプリシリーズ及びグランプリファイナルを放送してくれるのはありがたいことです。
しかし、何年も前から改善してほしい点が主に2点あります。
①アイスダンス、ペアの放送もしてほしい!
地上波では無理なら、せめてBS朝日で、少なくとも上位3組は放送してほしい!
②ロシア人選手、中国人選手のカタカナ表記の統一を!
特にロシア人選手のカタカナ表記が、NHKとテレビ朝日で異なっています。
例えば、メドベージェワ(NHK)→メドベデワ(テレ朝)
ポゴリラヤ(NHK)→パゴリラヤ(テレ朝)
混乱してしまいます・・・
あと、中国人選手(に限らず、中国人の人名一般)は、
できるだけ言語読みに近いカタカナ表記をした方が、
国際化時代に対応していると思います。
例えば、金博洋(きんはくよう→ジンボーヤン)、
李子君(りしくん→ジジュンリ)など・・・

(参考)
ポゴリラヤ?パゴリラヤ?(オペラファンの仕事の合間に パート2)

2016年8月 2日 (火)

NHK総合・クローズアップ現代+「死ね!バカ!」これが指導? ~広がる“ブラック部活”~」(2016年8月1日放送)

「ブラック企業」ならぬ「ブラック部活」・・・
ようやく「教育」や「指導」の名のもとに行われている横暴に、
メスが入れられるのでしょうか?

2016年8月1日放送の、NHK「クローズアップ現代+」
(「クローズアップ現代」が終了してから、しばらく観ていませんでしたが・・・)では、
死ね!バカ!」これが指導? ~広がる“ブラック部活”~」と題して、
学校(主に中学校)では、
今時まだこんな「指導」が平然と行われているのかと、
唖然とする実態を報道していました。

生徒が顧問の指導に耐えかねて、
ボイスレコーダーで密かに録音していた内容や、
ミスしたら有無を言わさず懲罰的にグラウンド20周など、
まさに「昭和」のスポ根かよ?と思わされる「指導」(ただのシロウトの思いつき?)が、
未だに行われているのは大変残念です。

最も問題なのは、
部活動で生徒も教師もほぼ休みがとれないのと、
SNSの普及で、同調圧力から、
辞めるに辞められないという、
まさにお互いが地獄を作り出している情況です。
ついでに言えば、部活動で忙しいので、
教師は授業の準備をきちんとすることができないとか・・・
(本末転倒!)

観ていて、ちょうどNHKで先週(2016年7月28日)に放送していた、
「フランケンシュタインの誘惑 科学史闇の事件簿」の、
人が悪魔に変わる時 史上最悪の心理学実験」の回を思い出しました。
「スタンフォード監獄実験」という、非人道的な心理実験の実態です。
普通の学生たちを「看守」と「囚人」の2役に分けて、
「監獄ごっこ」をやった訳ですが、
「看守」役はだんだんエスカレートしていき、
容赦なく言葉で「囚人」役たちを心理的に追い詰めていく様子は、
まさに狂気でした。
観ていて大変気持の悪い番組でした。

まさに部活動が、教師を「看守」に、生徒を「囚人」にしているのではないでしょうか?
私は学校が部活動をするのはもうやめては、と考えています。
「昭和」の時代なら、まわりにスポーツクラブなんて存在しないから、
学校が受け皿になるしかなかったのでしょうが、
今は、選択肢が広い時代のはずです。

ヨーロッパの方では、学校は学業に専念し、
スポーツをしたい子は地域のスポーツクラブ(サッカーなど)で、
きちんとしたコーチについてするそうです。
部活動の業務を学校から削減することによって、
教師の教育力と、勤務時間の適正化が図られるし、
地域にとっても、スポーツクラブという新たな産業を興すことができるわけです。
(もしかしたら、何兆円規模の産業かも?)

これは実際に、中学生の子をもつある母親から聞いた話です。
中学校の授業でわからないことがあったので、
放課後、教師のもとをたずねたら、
その教師はどこにいるかわからず(部活動中?)、
結局聞けずじまい・・・
塾に行くようになって、「勉強がわかるようになった!」とのこと。
教師が部活動に関わるのは、
経済力による学力格差(塾に行けない子はますますわからない!)、
ひいては所得格差をますます広げる要因の一つになっているのではないでしょうか?
所得格差を広げれば、社会不安が広がる・・・
すなわち、「熱血指導」が、短期的にも、長期的にも、
「流血事態」を準備している、ともいえます。

部活動は、学校の本来業務ではありません。
もしどうしてもやりたいなら、平日の17時までとか、
県大会、全国大会は行わない、参加しない、という制限をつけた方がいいです。
教育関係者の頭の古さには辟易します。
もっと、外部の声に耳を傾けるべきときなのでは?

コメンテーターとして出演していた、
名古屋大学大学院教育発達科学研究科 准教授の内田良氏の著作です。
教育の問題点を見事に指摘している良書です。
(過去記事→組み体操は学校教育に必要か〜書評:内田良著『教育という病』(光文社新書)

教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)

2016年8月 1日 (月)

2016年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2016年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その1)〜旅行の経緯と1日目〜
二位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?~
おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その2)〜2日目・古宇利島とホテル近くの黄昏時〜
五位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その3)〜3日目・渡嘉敷島でシュノーケリング!〜
六位.算数の問題解決型学習~学力「崩壊」の決め手
七位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
八位.「学びあい」という美名の下の教育の堕落~
NHKEテレ・ETV特集「輝け二十八の瞳 ~学び合い 支えあう教室~」(2012年2月5日放送)

九位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
十位.尾高忠明指揮、札幌交響楽団による、武満徹作曲『波の盆』のCD(CHANDOS)

1〜4位までは2016年6月とまったくランキングは変わらず。
私どもの沖縄旅行記を読んで下さる方が多くいて嬉しい限りです。
教育関係の記事もまた4本ランクインしました。

最近、「アクティブ・ラーニング」なるものが教育界ではトレンドのようです。
先日紀伊國屋書店に行ったら「アクティブ・ラーニング」関連の本が結構出ていました。
文科省も積極的に進めていますし。
しかし、それなら私の書いた批判記事が忘却の彼方に行くはずでは?
よく読まれているのが皮肉なものです。
「水素水」とか怪しげな健康法・健康グッズ並のものにすぎないのでは?
文科省のお役人や教育委員会・学校関係者は、
「キラキラ輝く瞳」のような曖昧模糊としたものから脱却し、
『「学力」の経済学』のような、科学的根拠・統計に基づく議論から、
教育政策を進めていってほしいものです。

中室牧子著『「学力」の経済学』、
すごくオススメです!
教育界のもっともらしい意見という「王様」は、実は裸にすぎないことを、
見事に暴く痛快さがあります。

中室牧子著『「学力」の経済学』

9位のブラームスのCD聴き比べ記事は、
私自身、この記事がランクインするとは全然思っていませんでした。
意外・・・

2016年7月31日に、元横綱千代の富士・九重親方が逝去されました。
突然のニュースに絶句・衝撃・・・
私にとっては子供時代のスーパーヒーローでした。
ご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。

7月は涼しかったですが、ようやく蒸し暑い夏が札幌にも来ました。
今月もご愛読よろしくお願いします。

2016年5月 8日 (日)

CD Earl Wild(アール・ワイルド)の”Earl Wild Goes To The Movie"

フィギュアスケートの宮原知子選手が、
2015〜16シーズンのフリーに使用していた曲、
リストの「ため息」オーケストラ伴奏入りの曲が入ったアルバム
”Earl Wild Goes To The Movie"を入手しました。
リストの「ため息( Un Sospiro)」は原曲もきれいで好きですが、
今回入手したオーケストラ伴奏版のもステキだと思います。

原曲のピアノ版は、ホルヘ・ボレット(Jorge Bolet)の演奏がオススメです。
(参考)
リスト・ピアノ作品集


上記「ため息」目当てに買ったのですが、思わぬ掘り出し物として、
ミクロス・ローザ(Miklos Rozsa)(※"O"にアクセント記号が付きます。)の
"Spellbound Concerto"(1945)です。

ミクロス・ローザといえば、映画「ベン・ハー」の曲が有名ですね。

(参考)


実はこの曲、ヒッチコックの映画音楽用のものを再構成した曲です。
邦題は「白い恐怖」。
主演はイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)です。

白い恐怖(Blu-ray版)

冒頭のテーマがとってもロマンティック!
なお、途中で幽霊みたいな音(テルミン)が出てくるのも珍しいです。

2016年4月29日 (金)

NHKBS1・2016アイスレジェンド(2016年4月29日再放送)と、カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)のピアノ

NHKBS1で、2016年4月24日に、
「2016アイスレジェンド」(Ice Legends 2016)が放送されていましたが、
放送日程を知らず、
あるブログ記事を読んでから、「そんな番組やっていたんだ・・・」と知りました。
「NHKだから再放送しないのかな?・・・」と思っていた矢先、
4月29日の朝刊のテレビ欄を読んでみたら、
本日(4月29日)再放送とのことでした!
早速録画予約し、夜に妻と一緒に観ました。

冒頭のシーン、
なんとカティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)さんが氷上で、
ピアノを弾いているではありませんか!
ショーの圧巻は、ピアノの生演奏に合わせての演技でした。
ショパンのバラード第1番、ドビュッシーの「月の光」、
そしてラヴェルの「ラ・ヴァルス」!
フィギュアスケートの演技では、
カロリーナ・コストナーさんによる「月の光」が最も美しかったです。
演奏としては、「ラ・ヴァルス」が圧倒的でした。
(日本のファンにとっては、浅田真央さんと髙橋大輔さんの演技が最高なのでしょうが・・・)

カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)(以下敬称略)は、
最近注目しているピアニストです。
2016年に発売されたアルバム「カレイドスコープ」を入手したばかりです。
「アイスレジェンド2016」でも披露した、「ラ・ヴァルス」が収録されています。

カレイドスコープ(国内盤)

アルバムに収録されている「展覧会の絵」、「ラ・ヴァルス」、
「ペトルーシュカからの3楽章」どれもすばらしいですが、
白眉は「ペトルーシュカからの3楽章」でした!

今まで、この曲の代表的な演奏である、ポリーニの演奏や、
ユジャ・ワンの演奏(ポリーニ盤より楽しい!)を聴いてきましたが、
カティア・ブニアティシヴィリの演奏は、単に技巧の羅列ではなく、
「物語」を十ニ分に描き出しているところが凄すぎです。
(ディスコグラフィでみると、結構ユジャ・ワンとかぶっている面がありますね・・・)
将来的には、ピアノの女王・アルゲリッチのような存在になるのでは?
最近はオーケストラ曲ばかり聴いている私が、
珍しく耳を傾けてしまうほどのまばゆい演奏です。
一気に3枚も買ってしまいました・・・
(他の2枚)

マザーランド(オムニバス集)

リスト・アルバム

(参考)
ユジャ・ワン「Transformation 」
(※含む「ペトルーシュカからの3楽章」、「ラ・ヴァルス」)

ポリーニ「ペトルーシュカからの3楽章」他

2016年4月 3日 (日)

2016年世界フィギュアスケート選手権〜女子シングルの稀に見るレベルの高い演技に衝撃・・・

2016年世界フィギュアスケート選手権、
女子シングルは今まで観たことがないほどのレベルの高い演技が続きました!
なにせ、ショートプログラム(SP)で1位から6位まで70点超えだったのですから・・・
(グランプリシリーズならSPで70点超えたらまずメダル間違いなしなのですが。)
フィギュアスケート:世界選手権・女子FS

日本の3選手もよく頑張っていましたが、
それ以上に、ロシアとアメリカの選手が見事だった・・・

浅田選手は今の実力以上に報道が彼女のことばかり取り上げるので、
私としてはコメントを控えたいです。
ただし、フリー(FS)の終盤はさすがに美しいなと思いました。
まだ現役続行とのことですが、
世界選手権やオリンピックでのメダルはもう厳しいのでは・・・
(余計なお世話ですね・・・)

宮原選手の演技はバレエのように美しく緻密でした。
彼女こそもっと注目されてほしいと思うのですが・・・
あれだけ素晴らしい演技でさえも、メダルに届かなかったというのが、
今の女子シングルのレベルの高さを物語っています。
ぜひ来年は、メダルをとってほしいなと願っています。

大逆転で2位となったアシュリー・ワグナー選手の演技にも感動しました!
正直に言えば、私も妻も、ワグナー選手がメダルをとるとは思っていなかったです。
今までのフィギュアスケート選手としての集大成のような、
彼女らしい演技でした。

優勝のエフゲニア・メドベージェワ選手のFS演技は、
もはや芸術作品の領域でした・・・
単なるジャンプの羅列や技巧の誇示ではなく、
音楽から生じる物語を表現するために存分に用いながら、
しかも着実に加点を伸ばすという、
見事すぎる演技でした!
映画の1シーンみたい?
あのキム・ヨナ選手のFSの最高得点をついに塗り替えたというのも頷けます。
すごすぎる・・・

グレイシー・ゴールド選手はSPでは1位だったのに、
FSでは少し残念でしたが、「火の鳥」は見事でした。

男子シングルは羽生選手の圧勝かと思いきや、
フリーでフェルナンデス選手がまさかの大逆転、
という展開は面白かったです。
色々な意味で、予想を超える展開があった、
2016年の世界選手権でした。

ところで、フジテレビ・BSフジは、
どうしてアイスダンスとペアを放送しないのでしょうか?
視聴率がとれないのはわかりますけど、
せめて金銀銅メダルを獲得した演技だけでもいいから、
きちんと報道してほしかったと思いました。
フィギュアスケートファンとしては\(*`∧´)/モノですよ!

2016年3月22日 (火)

映画「ローラーガールズ・ダイアリー」(原題:Whip It)

2009年の米映画「ローラーガールズ・ダイアリー」(原題:Whip It)が、
NHKBSプレミアムで、2016年3月22日に放映されました。
監督は、ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)。
主演はエレン・ペイジ(Ellen Page)です。
ドリュー・バリモアの初監督作品です。
原題と邦題が全然違います。
無理に訳すると
「ホイップしろ」?
「ホイップ」というのは、ウィキペディアによると、
(後方のスケーターの勢いを付けさせるために手で引っ張って前方へあおり出す技)
とのこと。
※正直言って、映画を観てもこの技はよくわからなかったのですが・・・

あらすじをKINENOTEから転載します。
(引用)
17歳の女子高校生ブリス・キャベンダー(エレン・ペイジ)は、テキサスの退屈な田舎町ボディーンで生まれ育った。母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は美人コンテストにハマっており、かつて自分が出場したミス・ブルーボンネット大会で優勝することだけが娘の人生の成功だと信じていた。そんな生活に違和感を覚えるブリスは親友パシュ(アリア・ショウカット)と、少し都会の隣町オースティンに出かける。そこでローラーゲームと出会ったブリスは、女性らしさとは無縁でワイルドにぶつかり合い、個性を称え合うローラーゲームの世界にすっかり魅了される。ブリスは家族に内緒で年齢を偽り、負けん気は強いが勝利の少ないチーム、ハール・スカウツの新人発掘トライアルに参加する。天性のスピードで入団を認められたブリスは、昼は学校とダイナーでのウェイトレスのバイト、夜はローラーゲームの練習というめまぐるしい日々を送り始める。敵対するチーム、ホリー・ローラーズのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)のような凄まじいライバルとも臆することなく対峙したり、バンドマンのオリヴァー(ランドン・ピッグ)と恋におちたりしながら、ブリスは新しい世界でヒロインになりつつあった。しかし彼女の活躍は、内緒にしていた家族の耳に届いてしまう。
(引用終)

主人公・ブリスがのめりこんでしまう、
「ローラーゲーム」("Roller Games" or " Roller derby")とは、
ローラースケートを履いての「チーム格闘技」です。
競争とプロレス的要素が混じった、いかにもアメリカ的なスポーツです。
細かいルールは観ていてもはっきりとはよくわかりませんが、
理屈抜きで、女同士の肉弾戦と駆け引きを楽しむことができました。

物語の中盤で、ローラーゲームをしていることが両親にバレてしまいます。
そこからの母親との和解(というよりは、新しい生き方を認めてもらうこと)が、
この物語のもう一つの見せ場でした。
最後はちょっとあっけない終わり方でしたが・・・

DVD

参考記事
超映画批評『ローラーガールズ・ダイアリー』65点(100点満点中)

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