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2017年3月 1日 (水)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター:ドキュメンタリー 「マエストラ 指揮台への長い旅」(2017年2月27日放送)

女性のピアニストやヴァイオリニストは世界的な方がたくさんいます。
しかし、作曲家や指揮者では?
特に指揮者は、まだまだ男性の世界のようです。
2017年2月27日に、
NHKBSプレミアムで放映されたドキュメンタリー
マエストラ 指揮台への長い旅」では、
まだまだマイナーな女性指揮者にスポットライトをあて、
草創期に道を開いた指揮者シルヴィア・カドゥフ(失礼ながら、今回初耳でした・・・)を中心に、
現在活躍中のマリン・オールソップやアヌ・タリといった指揮者のインタビュー、
及びリハーサルと実演の様子などで、女性指揮者の現状を紹介していました。

シルヴィア・カドゥフは、
カラヤンとバーンスタインという20世紀後半の二大巨匠に後押しを受けるほどでしたが、
60年台では、まだ女性指揮者への道は固く閉ざされており、
あまり活躍できなかったようです。
(それでも、女性として初めてベルリン・フィルを指揮した、とのこと!)
不遇ながらも、道を切り開いた人がいたから、
女性指揮者が当たり前の存在として認められるようになったわけです。

私自身は、その指揮者が男性か、女性か、あるいはゲイやバイであるかとか、
そんなのはどうでもいいことです。
聴こえてくる音がすばらしいか、どうかだけです。
「女性指揮者」だからすばらしい、或いは劣っている、というのは全くナンセンスです。
才能ある女性に、指揮者の道がさらに開かれることは期待しますが、
「市場原理」で生き残るかどうかはまた別の問題です。

ただ、まだまだ「女性指揮者」というカテゴリーでくくられるのは、
まるで珍品扱いですね・・・
私としては、以前拙ブログで紹介した、
ブルックナー:交響曲第3番(初稿版、SACD)と、
ブラームス:交響曲第1番(SACD)で紹介した、
シモーネ・ヤングは凄腕指揮者だ、と思っています。
(番組には出てきていませんでしたが・・・)
ブラームス:交響曲第1番、SACDで聴き比べ6盤
シモーネ・ヤング(Simone Young)指揮ハンブルク・フィル(Philharmoniker Hamburg)による、ブルックナー:交響曲第3番(1873年初稿版)
これだけ硬派な演奏は、なかなか聴かれないと思います。
ちなみに、女性として初めてウィーン・フィルを指揮したのが、
シモーネ・ヤングです。

(参考)ブラームス交響曲全集(通常CD)

※可能であれば、SACDの分売盤をオススメしたいです。

ブルックナー交響曲全集(通常CD)

番組に出ていた、マリン・オールソップ指揮のCDは、
以前NAXOSで出ていた(何のCDだったか忘れましたが・・・)のを買ったことがあります。
これは、女性指揮者だから、というよりは、聴きたい曲だったから購入したものです。

ちなみに、このドキュメンタリー番組の後、
昨年(2016年)8月27日にロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)で行われた、
ミルガ・グラジニーテ・ティーラ指揮 バーミンガム市交響楽団演奏会も放映されました。
女性指揮者ですね。
ただ、実際に聴いてみて、
モーツァルトの「魔笛」序曲からして、「なんか軽いな・・・」という印象を受け、
チャイコフスキーの交響曲第4番では、冒頭1分ほど聴いて、
「やっぱり軽いな・・・」と思い、そこで視聴終了・・・
そういう意味では、「女性指揮者」というカテゴリーを売り物にしてはならないな、
と思います。
(ちょっと厳しいコメントですね・・・)

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