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2016年12月の13件の記事

2016年12月28日 (水)

ブラームス:二重協奏曲(Double Concerto)聴き比べ7盤

ブラームスの二重協奏曲(Double Concerto)、
正式には「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」Op.102。
(以下「二重協奏曲」と略記)
ブラームスには珍しく華のあるヴァイオリン協奏曲に対して、
この二重協奏曲は、いかにもブラームスらしい、
地味〜な曲です。
しかし、聴けば聴くほど、
まるでスルメのような(?)味わい深さが出てきます。
指揮者&オケ、ヴァイオリニスト、
チェリストの三者それぞれの持ち味が生かされて、
珠玉の演奏となりますが・・・
どちらかというと、要になるのはヴァイオリンよりもチェロの方です。
最も甘美な楽章は第2楽章Andante。
第1楽章冒頭の響きで厳しそうだからパス・・・
と思ったら、第1楽章はとばして、第2楽章から聴いてみてください。
そして、第3楽章は、少しユーモラスささえあります。

それでは、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・ソリスト名・
レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

◯ベルナルト・ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヘンリク・シェリング(Vn)、ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)(旧PHILIPS)
1971年
通常CD
カップリング ヴァイオリン協奏曲

☆4.5
第1楽章 17:04
第2楽章 7:31
第3楽章 8:54

すべての点においてバランスの良い、味わい深い演奏です。
演奏者の存在を忘れて、ひたすら音に聴き惚れるような・・・
この盤と、後述のユリア・フィッシャー他盤があれば、もう十分かもしれません。


◯ヤコヴ・クライツベルク指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
ユリア・フィッシャー(Vn)、ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)(PentaTone)
2005年12月
SACDハイブリッド(SACD Multi-ch、SACD Stereo、CD)
カップリング ヴァイオリン協奏曲

☆4.0
第1楽章 16:05
第2楽章 7:36
第3楽章 8:16

オケのスケール感は小さいですが、録音の鮮明さがあり、
むさ苦しくないさわやかなブラームスを堪能できます。
21世紀的な、新たなブラームス像?

◯アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮RCAビクター交響楽団
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(RCA)
1960年5月
SACDハイブリッド(SACD Multi-ch、SACD Stereo、CD)
カップリング J・S・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043、
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364

☆4.0
第1楽章 14:46
第2楽章 6:49
第3楽章 7:43

ハイフェッツの名人芸がやはり光ります。
録音もこの年代のものとしては優秀だと思います。

◯ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)(WARNER)
1969年5月
SACDハイブリッド(SACD Stereo、CD)
カップリング ヴァイオリン協奏曲

SACD

通常CD

☆3.5
第1楽章 16:55
第2楽章 7:54
第3楽章 8:53

名盤として名高いものですが・・・
初めてこの曲を聴いたのも確かこの演奏だったと思います。
SACDの割には録音はイマイチ・・・
ゴリゴリという感じで、何度も聴くには不向きかも。

◯レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィル
ギドン・クレーメル(Vn)、ミッシャ・マイスキー(Vc)(DG)
1982年9月
通常CD
※ブラームス交響曲全集

交響曲全集

1枚ものCD

☆3.0
第1楽章 17:56
第2楽章 8:24
第3楽章 8:54

バーンスタイン+ブラームス=暑苦しい演奏、と思いきや、
意外にそうでもありませんでした。
ウィーン・フィルらしい柔らかな演奏です。
2人のソリストも後年とは違い、あまり自己主張していません。
ブラームス交響曲全集のオマケとしてはOKです。

◯フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送交響楽団
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)(DG)
1961年6月
通常CD
カップリング ベートーヴェン:三重協奏曲Op.56

☆3.0
第1楽章 16:57
第2楽章 8:09
第3楽章 9:16

標準的な演奏です。

◯ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、ピエール・フルニエ(Vc)(SONY)
1959年11月
通常CD
※ブラームス交響曲全集

交響曲全集

1枚モノCD
※カップリングはバーンスタイン指揮による、
ブラームスのヴァイオリン協奏曲

☆3.0
第1楽章 16:28
第2楽章 7:57
第3楽章 8:33

ブラームス交響曲全集のオマケという感じが否めませんが、
ソリストよりもオケの燃え具合が印象に残りました。

2016年12月27日 (火)

バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067聴き比べ5盤〜SACDを中心に、古楽器系はパスで・・・

J・S・バッハの管弦楽組曲。
全4曲ありますが、私が好きなのは、
「G線上のアリア」の原曲である「アリア」を含む組曲第3番と、
今回紹介する組曲第2番です。
ちょうど、SACD(ハイブリッド盤含む)で3枚揃ったので、
聴き比べをしようと思いました。

全曲通して聴いても20〜25分程度なので、
(ブルックナーやマーラーなら1つの楽章程度・・・)
つまみ聴きをしなくても大丈夫だと思いますが、
すごく忙しい方なら、第6曲「メヌエット」と、
第7曲「バディネリ」だけでも聴いてみてください。
この曲の優雅さと愉しさが凝縮されています。

なお、バッハの曲をモダンオケで演奏するのは、
昨今時代遅れの感がありますが、
手持ちの演奏がモダンオケばかりなので、
古楽器演奏ファンの方には参考になりませんね・・・
(古楽器かモダンオケか、というのは実はどうでもいいことだと思っています。
要は、曲を美しく(愉しく)響かせるかどうかだけなのですから・・・)

それでは、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。


◯カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団(ARCHIV)
(フラウト・トラヴェルソ)オーレル・ニコレ
1960年6月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング:管弦楽組曲第1番

☆4.5
第1曲 9:19
第2曲 1:54
第3曲 4:00
第4曲 2:05
第5曲 3:30
第6曲 1:28
第7曲 1:31

バッハといえばリヒター、リヒターといえばバッハ!
過不足ない、何度でも聴き返したくなるような名演です。
SACDでなくても十分素晴らしい音質でしたが、
SACD化されてより聴きやすくなったようにも思えます。

そういえば、カール・リヒターを特集したムックが2016年11月に発売されましたね。
(2016年12月26日現在、私はまだ未読ですが・・・)
機会があれば読んでみようかな・・・

◯カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)
(フルート)カールハインツ・ツェラー
1964年8月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング:管弦楽組曲第3番

☆4.5
第1曲 8:52
第2曲 1:42
第3曲 2:59
第4曲 2:04
第5曲 3:24
第6曲 1:23
第7曲 1:24

えっ、カラヤン盤がなぜオススメ盤第2位?と思われるかもしれませんが、
これはSACD化の効果がかなり大きいと思います。
バロックのオリジナル演奏なんてオレ知らないよ・・・みたいな、
ひたすらゴージャスな音が魅力なのです!
開き直った演奏だからこそ、美しさが引き立っています。
先入観抜きでぜひ聴いてみてください。

◯ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団(DENON)
(フルート)オーレル・ニコレ
1977年11月
通常CD2枚組
※管弦楽組曲全曲

☆4.0
第1曲 6:27
第2曲 1:45
第3曲 3:02
第4曲 1:55
第5曲 3:17
第6曲 1:20
第7曲 1:23

良い演奏ですが、リヒター盤、カラヤン盤の後に聴くと、
少しおとなしい印象となってしまいました・・・
リヒター盤の厳粛さ、カラヤン盤の厚ぼったさはちょっとパス・・・
という人で、モダンオケ演奏のを聴きたいならこの盤がオススメです。
(コスパ、という面でならファースト・チョイスかも?)

◯オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(WARNER)
(フルート)ガレス・モリス
1969年10月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
※管弦楽組曲全曲

☆3.5
第1曲 10:50
第2曲 1:34
第3曲 3:21
第4曲 2:17
第5曲 4:22
第6曲 1:04
第7曲 1:49

クレンペラーの指揮だから、さぞ巨大なバッハ像を提示するのか・・・
と思いきや、実際はそうでもなかったです。
古典派では絶賛に値するクレンペラーの指揮も、
バッハではちょっと違和感かも・・・

◯カール・シューリヒト指揮フランクフルト放送交響楽団(DENON)
(フルート)クラウス・ボーラース
1961年
通常CD(2枚組)
カップリング バッハ:管弦楽組曲第3番、ヘンデル:合奏協奏曲3曲
※本来、タワレコ限定品です。

☆3.0
第1曲 7:46
第2曲 1:30
第3曲 3:06
第4曲 2:06
第5曲 3:16
第6曲 1:10
第7曲 1:21

曲の冒頭を聴くと、録音の古さが気になりますが、
聴き進むにつれてあまり気にならなくなります。
実にあっさりとした演奏です。
このCDアルバムは、どちらかというと、バッハよりも、
ヘンデルの合奏協奏曲の方がオススメです。

2016年12月26日 (月)

クリスマスのCD〜オーマンディ(Eugene Ormandy)指揮の「きよしこの夜~グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス(The Glorious Sound of Christmas)」

クリスマスが終わった翌日(26日)は、
もうクリスマスなんて遠い昔だったかのように、
クリスマスの飾りが取り払われ、
お正月気分に突入しています。

そんな中、一足遅いですが、クリスマス向けのCDアルバムを紹介します。
ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy)指揮フィラデルフィア管弦楽団他による、
クリスマス・アルバム
「きよしこの夜~グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス
(The Glorious Sound of Christmas)」です。

こちらは2016年12月14日発売の2枚組国内盤です。

※タワレコなら2016年12月26日現在在庫があります。
きよしこの夜~グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス

私が持っているのは輸入盤の1枚モノです。タワレコで入手可。
The Glorious Sound of Christmas

収録曲目は以下のとおりです。
※私がもっている1枚モノの輸入盤に基いて書きます。
2枚組の収録曲についてはAmazonやタワレコで確認願います。
(V)はVocal有の曲です。

1.Hark! The Herald Angels Sing(V)(あめにはさかえ)
2.O Little Town Of Bethlehem(ああベツレヘムよ)
3.Joy To The World(もろびとこぞりて)
4.O Holy Night(さやかにほしはきらめき)
5.O Come, O Come, Emanuel(ひさしくまちにし)
6.God Rest Ye Merry, Gentlemen(ほしかげさやけき)
7.Ave Maria(Schubelt)(V)
8.O Come, All Ye Faithful(Adeste Fideles)(神のみ子は今宵しも)
9.The First Noel(※"Noel"の"e"に「トレマ」がつきます。)(牧人羊を)
→(参考記事)「ノエル」で学ぶフランス語
10.Deck The Halls With Boughs Of Holly(ひいらぎかざろう)
11.O Sanctissima(いざ歌え)
12.The Worship of God(自然における神の栄光)
13.O Come, Little Children(おお、みどり子は来たりぬ)
14.Silent Night, Holy Night(きよしこの夜)

聴いていると、
まるで'40〜'50年代の古いアメリカ映画のラストのような響きがします。
なつかしい響きというか・・・
クリスマスにぴったりな、心温まるステキなアルバムです。
全部聴いても43:50と短いのもいいです。
聴き入るというよりは、BGMとしてムード作りに最適でしょう。
歌が入っているのが少ないのも私にとってはよかったです。
(どうしても、歌が入ると聴き入ってしまうので・・・)

キリストを信じる人にとっては、
12月25日だけがクリスマスではなく、
毎日がクリスマスであり、イースター(復活祭)のようなものです・・・

今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
(中略)
「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ。」
(新約聖書ルカによる福音書2:11,14新共同訳)

クリスマスの風景・札幌2016〜イルミネーションを中心に

クリスマスおめでとうございます!
Merry Christmas!
聖誕快楽!

2016年も無事クリスマスを迎えることができました。
札幌では先週の大雪で、街中が雪に埋もれている感じです。
12月でのこれほどの大雪は、50年ぶりだそうです。
(先週だけで積雪1m!)

さて、クリスマスイブと、クリスマス当日にいろいろ写真を撮りました。

まずは、12月24日、三越前で見かけた、
政治家の鈴木宗男氏の街頭演説の様子。
生鈴木宗男(?)!と思わず近くに行って撮ってしまいました。
日ロ首脳会談は実は成功だっった、と力説していましたよ。

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クリスマス・イブは、土曜日だったのと、
ホワイトイルミネーションが夜遅くまで延長されていたので、
妻とゆったりと観ることができました。

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さて、クリスマス当日(25日)の朝、起きてみると、
我が家で育てているポインセチアが見事に開花していました!
まるで、クリスマスをお祝いするかのように・・・

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荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。
花を咲かせ
大いに喜んで、声をあげよ。
砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。
人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。

(旧約聖書イザヤ書35:1〜2新共同訳)

神様に感謝!

午前中教会に行った後、
夕方に、西区宮の沢の「白い恋人パーク」へ行きました。
たくさんの観光客が来ていました。
そこで撮った写真です。

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イエスは言われた。「光は、いましばらく、あなたがたの間にある。暗闇に追いつかれないように、光のあるうちに歩きなさい。暗闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのか分からない。 光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」
(新約聖書ヨハネによる福音書12:35〜36新共同訳)

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように!

2016年12月20日 (火)

シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調D759「未完成」(Unvollendete)聴き比べ14盤〜トップは意外にもクレンペラー盤!

2016年12月19日に、NHKBSプレミアムで、
2016年のウィーン・フィル来日演奏会が放映されました。
2016年10月1日・2日 サントリーホールでの収録です。
指揮者はズービン・メータと小澤征爾。
(2016年10月下旬に1度放送されたものですが・・・)
このコンサートの中で、
小澤征爾がシューベルトの未完成を指揮していました。
印象としては・・・
「立派な」演奏なのかもしれませんが、
老いぼれてしまったシューベルト、という感じでした。
疾風怒濤の暗い情熱が渦巻くようなのが、
この曲の第1楽章なのかな、と思っています。

シューベルトの「未完成」は、
よくベートーヴェンの交響曲第5番とカップリングされてCD販売されることがあります。
(最近ではシューベルトの「ザ・グレート」とカップリングされる方が多いと思いますが。)
いわゆる、クラシック入門曲、という位置づけだと思います。
しかし、果たして「クラシック入門曲」としてふさわしいのか、
私にとっては甚だ疑問です。
というのも、私の経験で言えば、
第1楽章はなんとか退屈しないで聴けるものの、
第2楽章は退屈な印象が否めません。
たとえば、ベートーヴェンの交響曲第5番と、
シューベルトの「未完成」の第1楽章を比較するならば・・・
ベートーヴェンの方は、わずかなテーマを壮大に変奏することができていますが、
シューベルトは旋律そのものこそ美しいものの、
ベートーヴェンで見られる「展開・発展・変奏」という要素がほぼなく、
あるのは冗長な反復だけです。
この「反復」の魅力は、私にとっては、ブルックナーの曲を理解してから、
ようやくわかるようになりました。
クラシック音楽を聴き始めた頃に「退屈」と思った第2楽章も、
だんだんわかるようになってきました。
今ではステキな曲だと心から思えます。

それでは、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

◯オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(WARNER)
1963年2月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
カップリング:交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」D944

なお、通常CDでOKというなら、下記10枚組CDBOXがお得です。

☆4.5
第1楽章 13:35
第2楽章 11:38

クレンペラー盤は、あまり期待していなかったのですが、
第1楽章の立派さに脱帽でした・・・
ある意味、シューベルトと言うよりは、
ブルックナーかブラームスのような感じです。
豪華な古い城のような構築性があります。
第2楽章は少し落ちる気もしますが、
第1楽章のあまりの素晴らしさで☆4.5をつけました。

◯ヨス・ファン・インマゼール(Jos van Immerseel)指揮
アニマ・エテルナ(Anima Eterna Brugge)(Zig-Zag Territoires)
1996年9月
通常CD
※シューベルト交響曲全集

1枚ものならコチラ(カップリング 交響曲第5番)

☆4.5
第1楽章 13:46
第2楽章 9:49

実にフレッシュな「未完成」です!
ローソクの灯火で煤けていた、
ミケランジェロの「最後の審判」を修復したら、鮮やかな色が現れたような、
細部が光る盤です。

◯デーヴィド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(RCA→SONY)
2011年5月
通常CD
カップリング ロンドD438、ポロネーズD580、
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲D345
※私が所有しているのは、50枚組CDです。

Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014

1枚ものならコチラ(カップリングは上記と同じ)

☆4.0
第1楽章 11:42
第2楽章 9:23

ジンマンの指揮した盤は、たいてい期待できないのですが、
時々すごくいい演奏が出てきます。
何か特別なことをしているわけでないのに、
ヘタな指揮者の解釈以上に、
音楽そのものが美しく語りかけてきます。
こちらも構築性というよりは、細部の美しさが光っていました。
なお、カップリングの曲も実に魅力的です。

◯ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY)
1958年3月
通常CD
カップリング 交響曲第5番D485

カップリングにこだわらないなら、こちらの方が入手しやすいです。
(カップリング ベートーヴェン:交響曲第5番)

☆4.0
第1楽章 11:01
第2楽章 13:58

古くからの名盤として知られていますね。
古きよきウィーンの(実際はニューヨーク・フィルですが・・・)響きがします。
万人にオススメできる演奏といえましょう。

◯エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(Altus)
1978年6月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

☆4.0
第1楽章 14:45
第2楽章 11:32

先日、タワレコの「訳ありセール」でSACDシングルレイヤーを入手しました。
SACDらしい鮮明な録音か、といえば???ですが、
ムラヴィンスキーの至芸を堪能できます。
ワルターの指揮の対極にあるような、
極北のシューベルト、という感じです。

◯カール・ベーム指揮ベルリン・フィル(DG)
1966年2月
通常CD
カップリング 交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」D944

☆4.0
第1楽章 11:31
第2楽章 11:29

重厚なドイツ的演奏の典型といえるような演奏です。
何度も聴くのは少し重たいかも・・・

◯カルロ・マリア・ジュリーニ指揮バイエルン放送交響楽団(SONY)
1995年4月
通常CD
カップリング 交響曲第4番「悲劇的」D417

☆4.0
第1楽章 16:29
第2楽章 13:05

全体的にゆったりとしたテンポで、
じっくりと慈しむような響きで聴かせてくれます。
カップリング曲も見事です。

◯レナード・バーンスタイン指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(DG)
1987年10月
通常CD
カップリング 交響曲第9番「ザ・グレイト」D944

☆4.0
第1楽章 13:45
第2楽章 12:51

バーンスタイン晩年の演奏というと、脂ぎった感じを連想しますが、
このシューベルトは、意外にもあっさりとしています。

◯ギュンター・ヴァント指揮ベルリン・フィル(RCA→SONY)
1995年3月
通常CD
カップリング 交響曲第9番「ザ・グレイト」D944(2枚組)

☆3.5
第1楽章 15:33
第2楽章 12:45

ベームのドイツ的演奏の延長にあると思いますが、
硬すぎて愉しむには向かないかも・・・

◯オットー・クレンペラー指揮ウィーン・フィル(TESTAMENT)
1968年6月
通常CD
※クレンペラー&ウィーン・フィルBOX(8CD)

クレンペラー&ウィーン・フィルBOX(8CD)

☆3.5
第1楽章 15:27
第2楽章 12:30

フィルハーモニア管の方が曲の威容を伝えています。

◯ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(BERLIN Classics)
1978年2月
通常CD
※シューベルト交響曲全集

シューベルト交響曲全集(私がもっているのは輸入盤ですが・・・)

1枚ものならコチラ(カップリング 交響曲第9番「ザ・グレート」D944)

☆3.5
第1楽章 11:27
第2楽章 12:39

素朴な演奏です。
和食あっさりテイスト(でも、噛みしめればきっと味わい深いのでしょう・・・)。

◯カラヤン指揮ベルリン・フィル(WARNER)
1975年1月
通常CD
※Monumental Karajan!というアルバム。

Monumental Karajan!(3枚組)

1枚ものならコチラ

☆3.5
第1楽章 12:22
第2楽章 13:39

第2楽章の美しさは特筆に値します。
もしかすると、今回紹介した中で最美かもしれません。
第1楽章はムード音楽で終わっているようにも思えます。

◯カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィル(DG)
1978年9月
Blu-ray Audio (Surround)

☆3.5
第1楽章 14:06
第2楽章 10:42

通常CD

SACDシングルレイヤー(私はもっていませんが・・・)

流麗ですが、所詮はスポーツ感覚という感じですね。
スポーツカーに乗ったイケメンシューベルト?

◯カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団(DG※タワレコ限定)
1978年3月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
カップリング マーラー:交響曲第9番(2枚組)

タワレコ限定版

以下は通常CD輸入盤です。


☆3.0
第1楽章 15:24
第2楽章 12:20

カップリングのマーラー:交響曲第9番は名盤ですが、
「未完成」はオマケと考えていいかもしれませんね・・・
標準的な演奏・・・
それ以上でもそれ以下でもありません。

2016年12月13日 (火)

NHKEテレ・クラシック音楽館 「ティルソン・トマス指揮 サンフランシスコ交響楽団」(2016年12月11日放送)〜ユジャ・ワン(Yuja Wang)のショパン ピアノ協奏曲第2番〜

2016年12月11日、夜9時台の我が家のテレビは激戦区でした(^-^;
テレビ朝日系では、フィギュアスケートのグランプリファイナルを放送しているし、
NHKBSプレミアムでは、
海外ドラマ「そして誰もいなくなった」の最終話(第3話)が放映(妻が観ていました)、
そして、NHKEテレでは、「クラシック音楽館」で、
マイケル・ティルソン・トーマス(以下MTT)指揮のサンフランシスコ交響楽団の東京公演が放映・・・
我が家のレコーダーは全部録画なんて器用なことはできませんから、
結局、夜9時台のグランプリファイナル(男子シングル)は視聴を諦め、
(翌日BS朝日で放映があるので・・・)
「そして誰もいなくなった」をリアルタイムで観て、
「クラシック音楽館」は録画としました。

それはさておき、本題に移りましょう。
MTT(NHKでは「ティルソン・トマス」と表記)は、
私にとって、マーラーの交響曲録音で再注目した存在です。
(あと、ベートヴェンの第9や、「春の祭典」も素晴らしいです!)
実は、クラシック音楽を本格的に聴き始めた頃に、
北海道の千歳市で、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の一環として、
MTT指揮ロンドン交響楽団の実演を聴いたことがあります。
演目は確か、ベートーヴェンの「レオノーレ」第3番と、
R・シュトラウスの「英雄の生涯」だったと思います。
オケの金管が咆哮しているのに、なんだか眠くなってしまった・・・
それ以来、MTTの指揮と、
R・シュトラウスの交響詩は縁遠くなってしまいました。

年を経て、「巨匠病」(?)や「UNO病」(?)から「治癒して」(?)、
指揮者の自己主張をこれでもか!と聴かせる演奏よりも、
すっきりと音楽そのものを聴かせる演奏の方がだんだん好きになってきました。
ブーレーズや小澤征爾、そしてMTTといった指揮者も、
ようやく正当に評価できるようになってきたのではないかと思います。

またまた脱線しましたね(スイマセン・・・)
今回の「クラシック音楽館」では、
ユジャ・ワンをソリストに迎えての、
ショパンのピアノ協奏曲第2番と、
ブルックナーの交響曲第7番(ハース版)を放映していました。

今年の来日プログラムでは、他会場で、
マーラーの交響曲第1番や、ラフマニノフの交響曲第2番を演奏したとのことで、
どちらかというと、MTTならマーラーを聴きたかったかな、と思いましたが、
NHK音楽祭でのプログラムなので仕方ないですね・・・
2016年11月22日・NHKホールでの収録です。

まずはプログラム後半のブルックナーから。
期待していた以上のよい演奏だったと思いますが、
模範的な演奏、という以上のものではなかったと思います。

では、ユジャ・ワンをソリストに迎えての、
ショパン:ピアノ協奏曲第2番は?
もともと、ピアノ協奏曲第2番は、ピアノ協奏曲第1番に比べると、
かなり地味です。
(第2番といいながら、実は作曲完成は1番より早いとのことです。)

クリスチャン・ツィメルマンが指揮とピアノ(と編曲!)をしている、
超名盤を別格とすれば、
オケは誰が指揮しても、やはり「伴奏」以上の存在にはなれないのです。
たとえばシャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団でさえも・・・

(参考)ツィメルマンのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

(参考)アルゲリッチ/デュトワのショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

今回のMTT指揮サンフランシスコ交響楽団の演奏も、やはりそんな感じでした。
主役はもちろんユジャ・ワン!!!
舞台に登場から(ある意味)センセーショナル(?)でしたが、
(舞台に立ってお辞儀をすると、目のやり場に困ってしまいます・・・)
演奏はもっとセンセーショナル!

MTT指揮サンフランシスコ響の名伴奏を引き立て役に、
彼女のダイナミックかつ繊細なピアノにただただ聴き惚れる約40分でした・・・
ユジャ・ワンは、
おそらくアルゲリッチ以降の新たなピアノの女王様になるのでは?
久しぶりに録画を2度も視聴しました。

ただ、曲そのものはいかにユジャ・ワン&MTTといえども、
ツィメルマン盤のような別格の存在にはなるわけがないので、
そこが少し残念でした。
(他の公演では、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番や、
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を演奏していた、とのことです・・・
そちらの方も聴いてみたかった(;д;))

(参考)ユジャ・ワンによるプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番他

2016年12月12日 (月)

2016年フィギュアスケート・グランプリファイナルを振り返って(附:ロシア人選手、中国人選手のカタカナ表記を統一してほしい!)

2016年のフィギュアスケート・グランプリファイナルが終わりました。
男子シングルは予想通り、羽生結弦選手の圧勝でした。
2位がネイサン・チェン(Nathan CHEN)選手(米国)だったのは意外でした。
4回転ジャンプのオンパレード!

残念だったのは、パトリック・チャン選手(カナダ)と、
ハビエル・フェルナンデス選手(スペイン)のフリーがボロボロだったことでした。

最下位ながら、アダム・リッポン選手(米国)の演技は、
フィギュアスケートの醍醐味はジャンプだけではない、ということを魅せてくれました。

ところで、2016年10月から放映されている、男子シングルを扱ったアニメの、
「ユーリ!!!on ICE」では、4回転を6本入れる、というプログラムさえ出てきます。
今のところ、アニメの世界だけの話ですが、
そのうち、ネイサン・チェン選手か、金博洋(ジン・ボーヤン)選手あたりが、
おそらく2,3年以内に実現するのかもしれませんね・・・
ただ、ジャンプの羅列のような演技は、正直観ていてあまり面白くないです。

女子シングルは、非常にレベルの高い激戦でした。
世界女王メドベージェワは圧巻の演技でしたね。
2位に日本の宮原知子選手が入ったのは嬉しいですが、
アンナ・ポゴリラヤ選手が2位をとってほしかった、というのが妻の気持ちでした・・・
(ショートプログラムでアクシデントがあったのが残念・・・)

テレビ朝日及びBS朝日で、
グランプリシリーズ及びグランプリファイナルを放送してくれるのはありがたいことです。
しかし、何年も前から改善してほしい点が主に2点あります。
①アイスダンス、ペアの放送もしてほしい!
地上波では無理なら、せめてBS朝日で、少なくとも上位3組は放送してほしい!
②ロシア人選手、中国人選手のカタカナ表記の統一を!
特にロシア人選手のカタカナ表記が、NHKとテレビ朝日で異なっています。
例えば、メドベージェワ(NHK)→メドベデワ(テレ朝)
ポゴリラヤ(NHK)→パゴリラヤ(テレ朝)
混乱してしまいます・・・
あと、中国人選手(に限らず、中国人の人名一般)は、
できるだけ言語読みに近いカタカナ表記をした方が、
国際化時代に対応していると思います。
例えば、金博洋(きんはくよう→ジンボーヤン)、
李子君(りしくん→ジジュンリ)など・・・

(参考)
ポゴリラヤ?パゴリラヤ?(オペラファンの仕事の合間に パート2)

2016年12月11日 (日)

2016年秋ドラマを振り返って

2016年も師走に入って、
秋ドラマが次々と最終回を迎えるようになりました。
我が家(私と妻どちらも)で視聴していた10月スタートのドラマと、
その感想です。
曜日ごとにまとめています。

(日)なし
IQ246は1回観てパス。
やはり、織田裕二さんの珍妙な台詞回しと、
主役がディーン・フジオカさんでなかったのが痛かった・・・

(月)なし

(火)なし
※「逃げ恥」が大人気ですね。
時折チラチラと観ます。
パロディが面白いのと、新垣結衣さんがカワイイのは魅力ですが、
「契約結婚」というものがどうも引っかかって、きちんとは観ていません。

(水)
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
「校閲」という地味〜な仕事に注目した点がGood!
ただし、「お仕事モノ」としてはリアリティが薄いですね。
石原さとみさんのファッションショーと割り切って楽しんでいました。
この作品についてはいろいろな方がコメントしていますが、
中でも次の記事は心に残りました。
ドラマ「校閲ガール」ヒットの理由は、意識高い系でも社畜でもない「仕事観」の共感だ
(ビジネス+IT 12/7(水) 5:45配信)


Blu-ray BOX(2017年4月19日発売予定)

原作

(木)
・Chef〜三ツ星の給食〜
天海祐希さん演じる三ツ星シェフ、星野光子のポジティブさが魅力でした。
劇中何度も出てくる「鴨のコンフィ」食べた〜い!
ところで、2016年10月からの、
NHKEテレ「旅するフランス語」では、
2回に渡って「パリで一番おいしいカモのコンフィを探す」というのをやっていました。
それだけでもおいしそうだと思ったのに、ドラマでまで畳み掛けられたら・・・
う〜ん、食べたい!
(札幌ではなかなか食べられないようです・・・)

(金)
家政夫のミタゾノ
今期最も面白いと思った作品です。
タイトルからして、
大ヒットした「家政婦のミタ」のパロディかと思いましたが、
中身は全然違いました!
松岡昌宏さん演じる謎の家政婦(夫!)、三田園薫。
これは現代版の「必殺仕事人」みたいな感がありました。
もちろん、実際に殺しをするのではなく、
秘密を暴くことによる、社会的な「死」をもたらすのです。
ところどころに、家事に役立つ情報が入っているところがユニークでした。
どこに向かって進むのか、まったく展開が読めない中、
1話完結の終わりには、見事な「大掃除」というカタルシスが待っていました。

Blu-ray BOX(2017年5月17日発売予定)

Amazonで調べるとこ〜んなものも・・・
家政夫のミタゾノ エプロン 黒(痛み入ります・・・?)

勇者ヨシヒコと導かれし七人
「家政夫のミタゾノ」を観終わってすぐチャンネルを変えて観ます。
ゆる〜いパロディ満載!
第5話の「ダシュウ村」の回での、民放テレビ局を揶揄したところや、
第7話の「ミュジコの村」での、無駄に豪華すぎるミュージカル回がすごかったです。
大地真央さんカッコイイ〜!

Blu-ray BOX(2017年2月22日発売予定)

(土)
THE LAST COP
昭和の刑事ドラマでも、ここまでムチャな展開はなかったはず・・・
もはや「変身しない仮面ライダー」な感じでしたが、
この作品は、ジャッキー・チェンのアクション映画を観るような感じで、
余計な理屈を忘れて楽しんでいました。
最終回は一部生放送で、結末を視聴者投票で選ぶ、という企画でしたが、
別に生放送にする必要はなかったと思いました。

Blu-ray BOX(2017年4月5日発売予定)

スニッファー 嗅覚捜査官
阿部寛さんの怪演が光りました。
こういう変人役をやらせると凄いですね!
これはぜひ続編を観たいと思っています。
香川照之さんの演技も見事でした。
ドラマの完成度・ワクワク感は、
今期「家政夫のミタゾノ」に次ぐ出来栄えだったと思います。

DVD、Blu-ray BOXは?・・・

2016年12月10日 (土)

豪雪の札幌のホワイトイルミネーション(2016.12.10)

2016年12月10日、朝起きて窓を開けたら、
雪がかなり積もっていました。
除雪車が出動していましたので、
少なくとも10cm以上は積もったのだな、と思いましたが・・・
札幌市では、連続した降雪が10cm以上になると除雪車が出動することになっています。
まさか、一昼夜で60cm以上も積もるとは!
札幌市の中心部では、市電が全面ストップしていました。

あまり外に出たくない日ではありましたが、
豪雪に関係なく正常運行している地下鉄を使って、
市内のあちこちに行きました。

夜に、札幌駅周辺、赤れんがテラス、
大通公園のホワイトイルミネーション会場の方を通った際に、美しかったので、
写真を撮りました。

こちらは札幌駅前のホワイトイルミネーションです。
札幌駅前など、札幌市内の中心部では、
ロードヒーティングしているところが多いので、
多少の雪などものともしないのですが、
さすがに60cmもの降雪には対応しきれず、
水たまりができていました。
ちょうど、イルミネーションの灯りがたまった水たまりに映っていました。

20161210_sapporo_winter_1

20161210_sapporo_winter_2

20161210_sapporo_winter_3

こちらは赤れんがテラス横のイチョウ並木を使ったホワイトイルミネーションです。
一番奥に道庁赤レンガが見えます。
20161210_sapporo_winter_4

こちらは大通公演の「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」会場で、
妻が撮った写真です。
クリスマスツリーとテレビ塔が一緒に見える構図がすばらしかったから、
とのことでした。
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20161210_sapporo_winter_7

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo では、寒いから、
グリューワイン(ホットワイン)の赤を飲みました。
注文するレジの横で、なんと、ドイツのドレスデンの小さなシュトレンが売っていました。
先日、NHKEテレの「グレーテルのかまど」で取り上げられていました。
小さい割に1個600円と少しお高めな気もしましたが、珍しいので買ってしまいました・・・
家に帰ってから妻と食べました。
日本で作られたものと比べると固めですが、素朴な味わいでおいしかったですよ。
紅茶と一緒にいただきました。

シュトレン三姉妹?
向かって左から、六花亭のシュトーレン(12/9に購入して半分近く食べてしまいましたが・・・)。
こちらは1700円。
真ん中は、12/10にロイズで買った、ショコシュトーレン。972円。
右はミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoで買った、
Emil Reimanの小さなシュトレンです。600円。

2016年12月 7日 (水)

R・シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラかく語りき 》(Also sprach Zarathustra)op.30聴き比べ9盤

♪ドーソードーーー タター(ディンドンディンドンディンドンディンドン・・・)
タイトルは知らなくても、一度は耳にしたことがある方が多いはず。
R・シュトラウスの交響詩交響詩《ツァラトゥストラかく語りき 》
(Also sprach Zarathustra)op.30。
(以下、R・シュトラウスの交響詩については「ツァラ」と略記。
ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った』は『ツァラトゥストラ』と略記。)
映画「2001年宇宙の旅」冒頭での使用であまりにも有名ですね。

映画「2001年宇宙の旅」

冒頭約2分はまさにクラシック音楽の中でも屈指のインパクトだと思いますが、
さて、クラシック音楽愛好家以外で、
その続きを知っている人がどれだけいるでしょうか?
私もクラシック音楽を聴き始めて数年してから(今からウン十年前・・・)、
この曲全体を、確かカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏で聴いたことがあります。
はっきりいって・・・
冒頭2分は最高だが、あとはツマラナイ・・・
はっきりいって、冒頭部分以外はまったくの駄作だと思いました。
(R・シュトラウスの交響詩でよくあるパターン?他に「英雄の生涯」とか)
もともと、ニーチェの『ツァラトゥストラ』自体好きじゃないし・・・
(反キリスト教ですから・・・)

この曲をある意味「キライ」にしたのが、
カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏であったのですが、
皮肉にも、評価を見直すきっかけになったのも、
同じカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏(後述)でした。

カラヤン指揮ベルリン・フィルによる1973年録音の、
SACDシングルレイヤーを最近入手しました。
その冒頭部の迫力に大満足!
恐る恐る、その続きも聴いてみたら、
確かに冒頭部ほどのインパクトはないものの、
なんとか聴けるな、と思いました。
(でもやっぱり冒頭部だけでもうお腹いっぱい・・・)

なんだかんだといつの間にか9盤たまっていました。
(「ツァラ」目当てというよりは、「英雄の生涯」とか、
「アルプス交響曲」などのオマケについていた感じ・・・)

本当は今回の聴き比べ、冒頭部だけで終わらせようと思っていたのですが、
ショルティ指揮シカゴ交響楽団の演奏(後述)で聴くと、
冒頭部の続きもそれなりに面白い、というのがようやくわかりました。

この曲の鑑賞ポイントとしては、
ニーチェの『ツァラトゥストラ』は一切忘れて、
冒頭のド迫力な「日の出」の部分を堪能することと、
その後の展開で、「♪ドーソードー」が出て来るのを、
まるで『ウォーリーを探せ!』みたいに待ちわびるのと、
最後の方に出てくる「舞踏の歌」の甘美なヴァイオリン独奏に聴き惚れること。
実は「舞踏の歌」あたりは、「超人」の化けの皮が剥がれて、
お金大好き、きらびやかな舞踏会で踊るような「俗っぽさ」が魅力なのです。
(いかにもウィンナ・ワルツ!というのであれば、最も魅力的なのは、
アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル盤(後述)での、
ゲルハルト・ヘッツェルの独奏ヴァイオリンです。)
なんだか「ばらの騎士」や「タンホイザー」(ワーグナー)が、
「超人」(実は超「俗物」!?)に紛れ込んでいるような響きです。
まぁ、所詮は自らを「超人」、あるいは「英雄」だと豪語する方の作品なのですから・・・
近年で言えば、自らを”Perfect Human”と大言壮語する輩と同類項なのです。

それはさておき、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。
※なお、今回は収録時間を割愛します。

◯ショルティ指揮シカゴ交響楽団(DECCA)1975年5月
通常CD
カップリング 交響詩「ティル・・・」、「ドン・ファン」

☆4.5

この演奏を聴かなければ、たぶん冒頭部分だけの聴き比べに終わっていたでしょう。
曲そのものの愉しさを教えてくれた盤です。
録音は極めて優秀、SACDでなくても十二分に音響を満喫できます。
『ツァラトゥストラ』とかそんなごちゃごちゃしたことを一切忘れて、
音の饗宴をとことん愉しむ1盤です。
(あえていえば、タイトル自体が、せいぜい「薬味」みたいなもの、
と割り切った方がいいと思います。「超人」ごっこ程度・・・)
冒頭部分だけならカラヤン盤が圧倒的ですが、
曲全体となれば、ショルティ盤の方を第1にオススメします。

◯カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)1973年1月、3月
SACDシングルレイヤー2ch
カップリング なし

☆4.5

冒頭部だけなら、☆5.0です。SACDの凄さを堪能できます。
冒頭部は今回紹介する全9盤の中でも最高です。
しかし・・・
その次のところがあまりに音が小さすぎて(繊細すぎて?)、
ゴニョゴニョ、ボソボソ何か言っているだけのように思え、
聴く気が少し減退してしまうのがマイナスです。
(そこを何分かガマンして聴き通せば、カラヤン流のゴージャスな響きが待っています!)
「舞踏の歌」あたりの独奏は美しいです。
ヴァイオリン独奏はミシェル・シュヴァルベ。

◯アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル(TELARC)1987年11月
通常CD
カップリング 交響詩「死と浄化」

☆4.5

ウィーン・フィルの音色と、優秀録音が魅力です。
そして、ゲルハルト・ヘッツェルの独奏ヴァイオリンの優美さ!
独奏ヴァイオリンだけで言えば、この盤が今回紹介する中では最美です。
なお、このCDでは、他の盤のようなトラック分けがありません。
(INDEXがついていますが・・・)

◯ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(WARNER)1971年9月
通常CD
カップリング 「死と浄化」、「ばらの騎士」ワルツ組曲、カプリッチョ』 op.85~月光の音楽

※私が持っているのは、ルドルフ・ケンペによるR・シュトラウス管弦楽曲全集盤です。

Strauss: Complete Orchestral Works

☆4.0
カラヤン盤のようなゴージャスさはありませんが、
まさに「いぶし銀」のような質実剛健な演奏です。
なお、カップリングの「月光の音楽」には、
世の中にこんな甘美な曲があるのか、と驚嘆しました!
下記の記事で知りました。
月光の音楽 Mondscheinmusik

◯カール・ベーム指揮ベルリン・フィル(DG)1958年4月
通常CD
カップリング 交響詩「ティル・・・」、祝典前奏曲op.61

☆4.0

映画「2001年宇宙の旅」のサントラ盤に使われたのが、
この演奏だそうです。
(映画で実際に使われたのは、カラヤン指揮ウィーン・フィルの演奏とのこと。)
派手さはないですが、ドイツらしい剛毅な演奏が魅力です。
Vn独奏はカラヤン盤と同じミシェル・シュヴァルベ。

◯フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団(RCA→SONY)1954年5月
SACDハイブリッド(SACD Surround/SACD Stereo/CD)
カップリング 英雄の生涯

☆3.5

冒頭部はあっさり終わってしまいますが、
その後こそ価値があるのだ、と聴かせてくれます。
「ツァラ」と「英雄の生涯」のカップリングとは・・・
最強の傲慢コンビ?な〜んて(*^-^)

◯ショルティ指揮ベルリン・フィル(DECCA)1997年
通常CD
カップリング 「ティル・・・」、「ドン・ファン」、「サロメ」より7つのヴェールの踊り


※私が持っているのは、輸入盤のものです。
☆3.0

ある方のブログ記事を読んで初めて知った録音でしたが、
結果は・・・
もちろん模範的な演奏だと思いますが、
シカゴ響のような強烈さがなく、インパクトが弱いです。

◯小澤征爾指揮ボストン交響楽団(DECCA)1981年12月
通常CD
カップリング アルプス交響曲、ヨハネ修道会の荘重な入場、英雄の生涯
(2枚組)

◯3.0

このCDは本来、アルプス交響曲目当てに買ったものです。
「ツァラ」はオマケ・・・
模範的・標準的な演奏だと思いますが、それ以上ではありません。

◯デイヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(BMG→SONY)
2001年2月
通常CD
カップリング ドン・ファン、「ティル・・・」


※私が持っているのは、ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管の50枚組CDです。

☆2.5

迫力不足・・・
生き生きとした感じではなく、
博物館のガラス越しに眺めるような感覚でした・・・

2016年12月 5日 (月)

青春のラフマニノフ!〜反田恭平、アンドレア・バッティストーニのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番とパガニーニの主題による狂詩曲

なんと若さと情熱漲る演奏なのだろうか・・・
まさに青春のラフマニノフ!

反田恭平(以下敬称略)のピアノ、
アンドレア・バッティストーニ指揮、
RAI国立交響楽団/東京フィルハーモニー交響楽団による、
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、
パガニーニの主題による狂詩曲のハイブリッドSACDを入手し、
さっそく聴いてみました。

既にTVの「情熱大陸」や「題名のない音楽会」でも、
この2人の組み合わせによる、
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の演奏は知っていましたので、
期待度MAXでした。
そしてその期待に十分に、いや十二分にこたえる内容の演奏でした!

この両曲を録音した時、
反田恭平、指揮者のバッティストーニ共に、20代でした。
(バッティストーニは来年2017年でもうすぐ(やっと?)30歳です・・・)

聴きながら、なぜか、大ヒットしたマンガ『のだめカンタービレ』の5巻を思い出しました。
千秋クンとシュトレーゼマンの夢の共演!
何かそういう光景を地で行くようなイメージが広がりました。
(「のだめ」の方は学生オケですが・・・)


このSACDは録音も実にすばらしく、ピアノ協奏曲第2番については、記憶にある限り、
ツィメルマン&小澤/ボストン響のCDを例外とすれば、
他のどのCDよりも鮮明でダイナミックだと思います。

(参考)ツィメルマン&小澤/ボストン響盤(通常CD)

ピアノ協奏曲第2番はセッション録音、
パガニーニの主題による狂詩曲はライブ録音です。
セッション録音の精緻さ、ライブ録音での情熱どちらも堪能することができます。
パガニーニの主題による狂詩曲は、有名な第18変奏も実に甘美な仕上がりになっています。
完成度で言えば、ピアノ協奏曲第2番の方がわずかに勝っていると思います。

最近、怒涛のように次々と新しいCD,SACDが我が家に押し寄せてくる(←???)中、
久しぶりに立ち止まって聴き入り、思わず涙がこぼれそうになるような、
心揺さぶられる演奏でした!

Amazonやe-onkyo musicのサイトで、
ぜひ試聴してみてください。
きっともっとその先が聴きたくなるはずですよ。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 (96kHz/24bit)(e-onkyo music)

反田恭平、バッティストーニ。
この2人はこれから目が離せなくなりそうかも・・・

2016年12月 4日 (日)

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調op.104聴き比べ8盤

ドヴォルザークのチェロ協奏曲、前から好きでしたが、
最近、SACDシングルレイヤーの、
ロストロポーヴィチ(VC)、
カラヤン指揮ベルリン・フィルによる演奏(後述)を入手して、
改めてこの曲の素晴らしさを知りました。
そこで、主にSACD化されているものを中心に、
またいろいろと聴き比べしてみました。

それでは聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー、Blu-ray Audio)、
2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。


◯アリサ・ワイラースタイン(Alisa Weilerstein)(VC)、
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(DECCA)
2013年4月
通常CD(SHM-CD)
カップリング 森の静けさ、他5曲(日本盤)

☆4.5
第1楽章 14:42
第2楽章 11:23
第3楽章 12:37

総合的にみて、あのデュ・プレ盤やカラヤン&ロストロ盤をおさえて、
オススメの名盤といえます。
録音がすばらしく、独奏の巧みさとオケのすばらしさを十全に伝えています。
通常CDですが、SACDでの録音と比べても遜色ありません。
なお、このCD、カップリングされている小品も実にステキで惚れ惚れしてしまいます。


◯ロストロポーヴィチ(VC)、カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)
1968年9月
SACDシングルレイヤー(SACD Stereo)
カップリング  チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲op.33

☆4.0
第1楽章 15:42
第2楽章 12:40
第3楽章 12:57

泣きの浪花節ならぬカラヤン節なのでしょうか・・・
ロストロポーヴィチのチェロは実に雄弁ですが、
それ以上に、カラヤンの指揮が圧倒的です。
オケこそが真の主役だ〜〜と言わんばかりです。
この盤はカラヤンを愉しむもの、と割り切った方がいいかもしれませんね。


◯ヤノーシュ・シュタルケル(Janos Starker)(VC)、
アンタル・ドラティ指揮ロンドン交響楽団(Mercury)
1962年7月
SACDハイブリッド(SACD Stereo/CD)
カップリング ブルッフ:コル・ニドライ、
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲

☆4.0
第1楽章 15:08
第2楽章 11:11
第3楽章 11:47

録音の良さがすばらしいです。
模範的な演奏といえるでしょう。


◯ピエール・フルニエ(VC)、ジョージ・セル指揮ベルリン・フィル(DG)
1962年6月
通常CD
カップリング ハイドン:チェロ協奏曲第2番

☆4.0
第1楽章 14:53
第2楽章 11:31
第3楽章 12:24

渋い演奏です。
フルニエの独奏、セルの指揮とベルリン・フィルの響き、
どれもが渾然一体となって音楽の美しさに奉仕しています。

◯堤剛(VC)、ズデニェク・コシュラー指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(SONY)
1981年8月
通常CD
カップリング フォーレ:夢のあとに、シシリエンヌ 他2曲

☆4.0
第1楽章 16:17
第2楽章 12:16
第3楽章 13:08

チェロはいい意味で存在感が薄いです。
オケの雄弁さと情感では、カラヤン盤に勝るとも劣らない感じです。
チェコらしさ、といった「お国もの」としてもすばらしい演奏です。
ソリストや指揮者を忘れて、曲自体の美しさを堪能するには最適な1枚かもしれませんね。


◯ジャクリーヌ・デュ・プレ(VC)、
セルジュ・チェリビダッケ指揮スウェーデン放送交響楽団(TELDEC→WARNER)
1967年11月
カップリング サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番

☆4.0
第1楽章 16:40
第2楽章 14:22
第3楽章 14:15

バレンボイム盤よりもオケが上に感じられます。さすがはチェリ?
ただ、チェロはバレンボイム盤での方が迫力があります。
これはデュ・プレよりもチェリの指揮の方が勝っているのかもしれませんね。
チェロの突出感はあまりありません。

◯ジャクリーヌ・デュ・プレ(VC)、バレンボイム指揮シカゴ交響楽団(WARNER)
1970年9月
SACDハイブリッド(SACD Stereo/CD)
カップリング 森の静けさ

こちらは通常CDです。

※タワレコではSACDハイブリッド盤が入手できます。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 森の静けさ

☆3.5
第1楽章 15:29
第2楽章 13:18
第3楽章 13:34

名盤としてよく知られていますが、
チェロの訴える力は、今回紹介した盤の中で随一です。
ただ、バックのオケがチェロに圧倒されっぱなしな感があります。
ドヴォルザークを聴く、というよりは、
不世出のチェリストである、デュ・プレの演奏を堪能すべき盤だと思います。
この演奏は、通常CDで十分(いや、むしろ通常CDの方がいいのかも?)で、
わざわざSACDを入手する必要はないと思います。

◯グレゴール・ピアティゴルスキー(VC)、
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(RCA)
1960年2月
SACDハイブリッド(SACD Surround/SACD Stereo/CD)

☆3.0
第1楽章 15:45
第2楽章 13:13
第3楽章 13:03

録音年代の割にはなかなかいい録音だな、という程度で、
あまり印象に残りませんでした。

2016年12月 1日 (木)

2016年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2016年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?~
おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

二位.書評:山花典之作『オレンジ屋根の小さな家』①~⑧巻
三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
五位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
六位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
七位.ピアノ五重奏曲の甘口辛口〜ドヴォルザーク、シューマン、フォーレ、
ショスタコーヴィチ、ブラームス、フランク・・・

八位.「学びあい」という美名の下の教育の堕落
~NHKEテレ・ETV特集「輝け二十八の瞳 ~学び合い 支えあう教室~」
(2012年2月5日放送)

九位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その1)〜旅行の経緯と1日目〜
十位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤

先月書いた記事がようやく十位にランクインした以外は、
過去記事がよく読まれていました。

「教育」に関する記事について言えば・・・
「インクルーシブ教育」、「学び合い学習(批判)」に疑問・不満をもつ人が多いようですね。
インクルーシブ教育推進の立場からすると、
特別支援学級なんてものは消滅すべきものなのかもしれませんが、
(何が何でも通常学級に入れてくれないと、世間体が悪いから、という親の論理で・・・)
現実問題として、特別な支援を要する子が1学級(30〜40人)に、
5人も6人もいたら、はっきりいって担任一人では対応しきれませんね・・・
(札幌市の名称でいえば「学びのサポーター」や、
TT(チーム・ティーチング)の先生を補助として付けたとしても・・・)
特別支援学級は恥ずかしいから(どうして?)、何がなんでも普通学級!
という親のエゴが、教育現場をメチャクチャにしている場合が多いようです。
「特別な支援を要する子ども」が安心して、
勉強や社会生活を、それぞれの課題に応じて学ぶ場所として、
特別支援学級や特別支援学校は必要なのです。
(よほど指導力がある教師なら別なのでしょうが、
そこまででないと、教師がうつ病に追い込まれてしまうケースもあるようです。)

あと、いろいろな小学校の「研究授業」でお決まりの、
「子どもの瞳が輝く授業」(どうやって測定するのでしょうか?)とか、
「自ら課題を見つけて学ぶ子ども」
(そんな子が本当にいるのでしょうか?いてもごく少数でしょう。
→存在が希少動物並のものを教育目標に掲げて、
永遠に「研究」とやらを続けるのでしょうか?)。
そろそろこんな「お題目」は不要なのではないでしょうか?
義務教育には多額の税金が使われています。
効果がない「偽薬」のような「学び合い」なるものにも、
費用対効果の観点から、必要の是非を問うてみたほうがいいのでは、
とも時々考えてしまいます・・・

さて、2016年も残り1ヶ月となってしまいました。
インフルエンザが流行する時期になりましたね。
今月もご愛読よろしくお願いします。

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