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2016年12月27日 (火)

バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067聴き比べ5盤〜SACDを中心に、古楽器系はパスで・・・

J・S・バッハの管弦楽組曲。
全4曲ありますが、私が好きなのは、
「G線上のアリア」の原曲である「アリア」を含む組曲第3番と、
今回紹介する組曲第2番です。
ちょうど、SACD(ハイブリッド盤含む)で3枚揃ったので、
聴き比べをしようと思いました。

全曲通して聴いても20〜25分程度なので、
(ブルックナーやマーラーなら1つの楽章程度・・・)
つまみ聴きをしなくても大丈夫だと思いますが、
すごく忙しい方なら、第6曲「メヌエット」と、
第7曲「バディネリ」だけでも聴いてみてください。
この曲の優雅さと愉しさが凝縮されています。

なお、バッハの曲をモダンオケで演奏するのは、
昨今時代遅れの感がありますが、
手持ちの演奏がモダンオケばかりなので、
古楽器演奏ファンの方には参考になりませんね・・・
(古楽器かモダンオケか、というのは実はどうでもいいことだと思っています。
要は、曲を美しく(愉しく)響かせるかどうかだけなのですから・・・)

それでは、聴き比べです。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・レーベル・録音年月・
スペック(通常CD,SACD ハイブリッドorシングルレイヤー)、
(2ch Stereo or Surround etc...) 、
カップリング曲の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。


◯カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団(ARCHIV)
(フラウト・トラヴェルソ)オーレル・ニコレ
1960年6月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング:管弦楽組曲第1番

☆4.5
第1曲 9:19
第2曲 1:54
第3曲 4:00
第4曲 2:05
第5曲 3:30
第6曲 1:28
第7曲 1:31

バッハといえばリヒター、リヒターといえばバッハ!
過不足ない、何度でも聴き返したくなるような名演です。
SACDでなくても十分素晴らしい音質でしたが、
SACD化されてより聴きやすくなったようにも思えます。

そういえば、カール・リヒターを特集したムックが2016年11月に発売されましたね。
(2016年12月26日現在、私はまだ未読ですが・・・)
機会があれば読んでみようかな・・・

◯カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)
(フルート)カールハインツ・ツェラー
1964年8月
SACDシングルレイヤー(2ch Stereo)
カップリング:管弦楽組曲第3番

☆4.5
第1曲 8:52
第2曲 1:42
第3曲 2:59
第4曲 2:04
第5曲 3:24
第6曲 1:23
第7曲 1:24

えっ、カラヤン盤がなぜオススメ盤第2位?と思われるかもしれませんが、
これはSACD化の効果がかなり大きいと思います。
バロックのオリジナル演奏なんてオレ知らないよ・・・みたいな、
ひたすらゴージャスな音が魅力なのです!
開き直った演奏だからこそ、美しさが引き立っています。
先入観抜きでぜひ聴いてみてください。

◯ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団(DENON)
(フルート)オーレル・ニコレ
1977年11月
通常CD2枚組
※管弦楽組曲全曲

☆4.0
第1曲 6:27
第2曲 1:45
第3曲 3:02
第4曲 1:55
第5曲 3:17
第6曲 1:20
第7曲 1:23

良い演奏ですが、リヒター盤、カラヤン盤の後に聴くと、
少しおとなしい印象となってしまいました・・・
リヒター盤の厳粛さ、カラヤン盤の厚ぼったさはちょっとパス・・・
という人で、モダンオケ演奏のを聴きたいならこの盤がオススメです。
(コスパ、という面でならファースト・チョイスかも?)

◯オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(WARNER)
(フルート)ガレス・モリス
1969年10月
ハイブリッドSACD(2ch Stereo)
※管弦楽組曲全曲

☆3.5
第1曲 10:50
第2曲 1:34
第3曲 3:21
第4曲 2:17
第5曲 4:22
第6曲 1:04
第7曲 1:49

クレンペラーの指揮だから、さぞ巨大なバッハ像を提示するのか・・・
と思いきや、実際はそうでもなかったです。
古典派では絶賛に値するクレンペラーの指揮も、
バッハではちょっと違和感かも・・・

◯カール・シューリヒト指揮フランクフルト放送交響楽団(DENON)
(フルート)クラウス・ボーラース
1961年
通常CD(2枚組)
カップリング バッハ:管弦楽組曲第3番、ヘンデル:合奏協奏曲3曲
※本来、タワレコ限定品です。

☆3.0
第1曲 7:46
第2曲 1:30
第3曲 3:06
第4曲 2:06
第5曲 3:16
第6曲 1:10
第7曲 1:21

曲の冒頭を聴くと、録音の古さが気になりますが、
聴き進むにつれてあまり気にならなくなります。
実にあっさりとした演奏です。
このCDアルバムは、どちらかというと、バッハよりも、
ヘンデルの合奏協奏曲の方がオススメです。

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