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2016年8月28日 (日)

NHKEテレ・バリバラ 生放送「検証!<障害者×感動>の方程式」(2016年8月28日)〜24時間テレビの裏でやっちまったぜ、NHKさん!

毎年夏恒例の「24時間テレビ」。
「愛は地球を救う」というよりは、「愛は芸能人を救う」という、
チャリティのかなりの額が芸能人のギャラに消えるような番組ですね。
それはともかく、24時間テレビを放送している裏で、
堂々と、しかも生放送で、こんな番組を放送した勇気に快哉!
NHKEテレのバリバラ 生放送「検証!<障害者×感動>の方程式」
(2016年8月28日)です。
出演者の衣装とか、まさに裏番組のパロディそのものでした。
番組のエンディングはまさかの「サライ」!

最初に、TED2014で、
コメディアン兼ジャーナリストのStella Young(ステラ・ヤング)が述べた、
「感動ポルノ」という言葉が取り上げられます。
直接言葉を引用みましょう。
(引用元記事→
障害者は「感動ポルノ」として健常者に消費される、この言葉の裏にある本当の障害

(引用)
みなさんも、両手のない少女がペンを口にくわえて絵を描いている写真や、義足で走る子供の写真を見たことがあるのではないでしょうか。
こういう画像はたくさんあり、私はそれらを「感動ものポルノ」と呼んでいます。
「ポルノ」という言葉をわざと使いました。なぜならこれらの写真は、ある特定のグループに属する人々を、他のグループの人々の利益のためにモノ扱いしているからです。障害者を、非障害者の利益のために消費の対象にしているわけです。

(引用終)
※下線は筆者による。

障がい者が頑張っているから、健常者である我々も頑張ろう・・・
世の中には、もっともっと不幸でかわいそうな人々がいるんだ・・・
自分の幸福を確かめる材料として、「障がい者=感動」を必要としているわけです。

続いて、「感動ポルノってどんな番組?」として、
バリバラの出演者の一人、
大橋グレース愛喜恵さんの短いドキュメント番組を放映しました。
実に「見事な」(無慈悲な?)編集とナレーションでした。
(放送されない部分)というところが面白かったです。
ちなみに、大橋グレース愛喜恵さんは、裏番組にも出ていたそうです。

では、当のNHKでは、障がい者をどう放映してきたのか、
という自己反省的なところもすばらしかったです。

英国では、障がい者たちからの激しい抗議を受け、
1996年に、「勇敢なヒーローや憐れむべき犠牲者として描くのは侮辱」
とBBCがガイドラインを作った、とのことです。
日本は20年も(いや、これからも?)遅れているわけです。

障がい者は、別に英雄でも聖者でもなく、
我々と同じ人間だ、というアタリマエの事実を、今一度認識する必要があります。

バラエティ番組としても、ソーシャルな番組としても、
すごく刺激的な内容で、
思わず「やっちまったぜ、NHK!」と叫びたくなるようなものでした。
見逃した方は、9月2日(金)0:00〜再放送ですので、ぜひご覧あれ!

(参考サイト)
日テレ24時間、ダウン症を持つ少女が「PERFECT HUMAN」を踊る企画が波紋

24時間テレビを間接的に批判する「#バリバラ」 NHKの自己批判も含んでおり完璧だと話題に 8/28

TED日本語 - ステラ・ヤング: 私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく

NHKEテレ「バリバラ」が日テレ24時間テレビの裏番組で「障害者×感動(感動ポルノ)」特集を放送し話題にww後ろのカッパ…【動画キャプ画像まとめ・9月2日に再放送】

「バリバラ」衝撃の生放送! 「24時間テレビ」の裏で「障害者=感動」を<感動ポルノ>とぶった切る

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