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2016年1月の9件の記事

2016年1月24日 (日)

映画「ティモシーの小さな奇跡」(原題:The Odd Life of Timothy Green)

BSのDlife(258ch)で、2016年1月24日に、
映画「ティモシーの小さな奇跡
(原題:The Odd Life of Timothy Green
という作品を放映していました。
原題を直訳すると、「ティモシー・グリーンの数奇な生涯」。
聞いたことのないタイトルでしたが、少し面白そうかも、
と思って録画して妻と観ました。
この作品、2012年の米ディズニー映画なのですが、
日本ではDVDスル−という扱いでした。
(確かに、日本ではあまりヒットの見込みがなさそうかも・・・)

DlifeのHPでの内容紹介によると、
(引用)
医師から妊娠の望みは絶望的だと宣告されたジムとシンディは、諦めきれず「理想の子供」をメモに書き庭に埋める。そしてその晩、嵐と共にティモシーと名乗る少年が現れる。
(引用終)

「理想の子供」をあれこれ思い描いてメモにしたのが、
実現になってしまうのは、
映画「メリー・ポピンズ」で、バンクス家の子供、
ジェーンとマイケルが理想のナニー(ベビーシッター)を
思い描いたら実現してしまう話をつい連想しました。

発端は、『メリー・ポピンズ』と『竹取物語』、
結末は、O・ヘンリの『最後の一葉』を連想させました。

不妊治療を断念した夫婦が思いがけず「理想の子供」を授かることになり、
急に親としての喜びと溺愛、苦悩を抱えることになり、
最後は別れが待っている・・・という話でした。

途中の親バカぶりが、若い世代にとってはコメディなのでしょうが、
妙に共感できました。
(年とったなぁ・・・と改めて実感。)
もしかすると、全国の「モンペ」とか「バカ親」と言われる類の親も、
それが我が子への愛から故なら、同じような気持ちなのかもしれませんね。
大は目に見える明らかな障害から、
小は小さな癖まで、
「よそ(の子、の親、様)から変わっていると見られたくない」
とか、「うちの子が一番」といった思いは、古今東西変わらないのでしょうね。

ラスト近くの、ティモシーの手紙のシーンは、
思わずホロッと涙がこぼれるかも・・・

結末の、養子縁組のところは、
現代の日本的にはあまり受け入れがたいのかもしれませんが、
私としては、不妊治療で生殖技術をあれこれいじくり回すよりも、
養子縁組制度をもっと充実させた方がいいと思っています。

思い描いた理想の子供「ティモシー」と過ごした日々を通して、
現実の、あるがままの姿の子(アジア系の女の子)を受け入れ、
家族になろうとする姿で映画は閉じられ、余韻を残しました。
日本版のタイトルにある「・・・小さな奇跡」は、
まさにラストシーンから始まるのでしょう。

DVD

2016年1月20日 (水)

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Gundula Janowitz)の天上的な美声!〜カラヤン指揮ベルリン・フィルとともにSACDで(ベートーヴェン:第9、R・シュトラウス:4つの最後の歌)・・・

先日、カラヤン指揮ベルリン・フィルによる、
ベートーヴェンの「第9」のSACD(ハイブリッド盤、輸入盤)を入手しました。
1962年の録音です。
精悍で力強く、颯爽とした演奏です。

カラヤンの指揮もなかなかですが、それ以上に驚嘆したのが、
ソプラノのグンドゥラ・ヤノヴィッツ(Gundula Janowitz)の歌声でした。
ベートーヴェンの第9は過去何十枚も聴いてきましたが
(かなり手放したとはいえ、まだたぶん10枚ぐらいは所有していますが・・・)、
ヤノヴィッツの声は、ソプラノでは最も美しいのではないでしょうか?
人間の声というよりは、まるで天使が歌っているかのようでした・・・
通常CDも持っていますが、その時はたいして気にならなかった印象でしたが・・・

ヤノヴィッツの名盤といえば、そう、
同じカラヤン指揮ベルリン・フィルによる、
R・シュトラウスの「4つの最後の歌」です。
声楽曲としては、最も美しい曲と断言できます。
(クラシック音楽全体の中でも、おそらく最高峰なのでは、と思っています。)

R・シュトラウスの交響詩《死と変容》、
「メタモルフォーゼン」とのカップリング盤を既に所有しており、
「お宝CD」として愛聴してきましたが、
カラヤン指揮の「第9」でのヤノヴィッツの歌声を聴いて、
ついつい欲が出てしまい、
SACDシングルレイヤー盤を手に入れてしまいました・・・

(参考)通常CD

SACDシングルレイヤー盤

今回初めて《死と変容》も全部聴いてみましたが・・・
こちらはノーコメントということにします。
(R・シュトラウスの交響詩は、冒頭を除けば皆退屈かも・・・
特に《死と変容》は、冒頭から退屈・・・)

さて、「4つの最後の歌」は・・・
眩暈がするくらいの美しさ・・・
聴きながらボロボロ涙がこぼれてきました。
3曲めの「眠りにつこうとして」(Beim Schlafengehen)でKO・・・
もともと素晴らしすぎる演奏ですが、
SACDで聴くと、もう言葉を失うほどです。
まさに天界から聴こえてくる音楽?
「4つの最後の歌」は、私もいろいろな歌手ので聴いていますが、
(シュワルツコップ盤がいい、ノーマン盤がいいとか・・・
7,8種類は聴いていると思います。)
迷わずヤノヴィッツ&カラヤン/ベルリン・フィル盤を選ぶべきでしょう。
それもできれば、SACDで・・・

このSACD、あえて難点を言えば、
「メタモルフォーゼン」も収録してほしかったな
(というよりは、「メタモルフォーゼン」と、
「4つの最後の歌」の組み合わせにしてほしかった!《死と変容》いらない!)、
ということです。
私のように、《死と変容》を聴かない人でも、
「4つの最後の歌」だけでも十分元は取れるほど、
並ぶものがない名盤だと思います。

2016年1月18日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1821回定期公演」(2016年1月17日放送)

2016年1月17日のNHKEテレ・クラシック音楽館では、
2015年11月20日・NHKホールで行われた、
N響の第1821回定期公演を放映していました。
指揮はウラジーミル・フェドセーエフ。
たぶんたいていの人のお楽しみは、
第17回ショパン・コンクールで優勝した、
韓国人ピアニスト、チョ・ソンジン(seong-Jin Cho)の独奏による、
ショパンのピアノ協奏曲第1番だったでしょう。
私も少しは期待していましたが・・・
はっきり言って、特に「すごい!」というところはなく、
音大生が模範演奏として弾いているような感じでした。

むしろ面白かったのは、
後半のロシア音楽プログラムでした。
指揮者フェドセーエフと、
作曲家ハチャトゥリアンとの関わりについてのインタビューも、
なかなか興味深かったです。

ハチャトゥリアンの「ガイーヌ」組曲からの4曲、
少しテンポは遅めでしたが、
特に「レスギンガ舞曲」がリズム感あふれて楽しげでした。
妻がこの演奏を聴いて、珍しく自分から「面白い曲だね・・・」
とコメントしていました。
(私は妻が「いい!」と言えば、それは文句なく素晴らしいもの、と判断します。)

チャイコフスキーの「序曲1812年」は、
大砲のところが大太鼓だったものの(仕方ないですが)、
これも楽しく聴くことができました。
フェドセーエフのもう少し若い時代の演奏も聴くことができてよかったです。

2016年1月12日 (火)

映画「オリエント急行殺人事件」(原題:MURDER ON THE ORIENT EXPRESS)と、映画「「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(附:実写版「ルパン三世」など)

NHKBSプレミアムで、
2016年1月11日に、
映画「オリエント急行殺人事件」(原題:MURDER ON THE ORIENT EXPRESS)が、
翌1月12日に、
日本映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」が放映されました。
(2つの映画には何の関係性もないのですが、
強いていえば、どちらもNHKBSプレミアムで放送された、ぐらいでしょうか。)
「オリエント急行殺人事件」は、録画して、
「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」は、リアルタイムで、
どちらも妻と一緒に観ました。

映画「オリエント急行殺人事件」は、有名な作品ですが、
実は今回初めてみました。
しかし、昨年(2015年)のちょうど1月11日、12日に、
フジテレビ系で、三谷幸喜の脚本による、
日本版「オリエント急行殺人事件」を観ていましたので、
結末は知っていました。
その作品を観てから、原案であるこの映画を観てみると、
多少の追加脚色があるものの、だいたい同じなのだと思いました。
豪華な出演者たちと、
名探偵ポアロが僅かな手がかりを統合して謎解きをしていくのが見事でした。
多少冗長な日本版よりも、さすがに本家はスピーディな展開でステキでした。


日本版ドラマ

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を観るのは、
これで2回目ですが、最初のシーンから観るのは、
今回が初めてです。
(初めて観たのは、2010年のTV放送時でした。
本来放映される時間から大幅にずれて、
深夜帯に放映されたのが記憶に残っています。)
もちろん、NHKとしては初放映だと思います。
日立や朝日新聞など、具体的な企業名がばっちり出る作品ですので、
「NHK大丈夫?」と思ってしまいました。
バブル崩壊の原因とか、タイムマシンがどうして洗濯機なの?
といった細かいツッコミはさておき、
コメディとしてはすごく面白い作品だと思いました。
ふだんあまり日本映画を観ない我が家ですが、
これは思わず引き込まれて大笑いしました。

日本映画といえば・・・
昨日(2016年1月11日)、TBS系で、
実写版「ルパン三世」を放映していたので、
初めの何分かだけ観ました。
(妻は全部観ていましたが・・・)
芸能人コスプレ大会か?というような、
我らが「ルパン三世」像をぶち壊す作品でした。
ビジュアルだけ観てもうパス・・・
次元役の玉山鉄二はアニメよりもカッコイイ!と妻は言っておりましたが・・・
(次元は滅多に目を見せないだろうに・・・)
ストーリーも、何やらルパンらしくないチンケな展開でした。

実写版の主要キャラクター5名をワースト順に並べたら、
1.銭形警部(全然似てねぇ〜)
2.五エ門
3.峰不二子
4.ルパン三世
5.次元
でしょうかね・・・
ルパン三世というよりは、香港のマフィア映画みたいな感じでした。
あの「ルパン三世」のテーマが流れないルパンって、何?
かなりトホホな作品でした。

おまけで・・・
2016年1月8日放送の、「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」は、
テレビ第4シリーズにちょっと付け加えただけの内容でした。
映画「カリオストロの城」的なテイストもあり、
それなりに楽しめましたが、
テレビ第4シリーズをしっかり観ている視聴者にとっては、
少しがっかりかも・・・
しかし、第4シリーズが結構面白いので、許しちゃいましょう・・・
(レベッカ・ロッセリーニの登場で、
不二子ちゃんの存在が、少し影が薄くなってしまいましたが・・・)

2016年1月 9日 (土)

ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez)氏死去〜指揮者として「巨匠」だったのか?

現代音楽の作曲家で、指揮者としても有名だった、
ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez)氏(以下敬称略)が、
2016年1月5日に死去した、というニュースを読みました。
仏作曲家のピエール・ブーレーズ氏死去=90歳、現代音楽の巨匠
ご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。

すごく好きな指揮者、というわけではなかったですが、
ここ数年、DGのマーラー録音やヘンデル、バルトークの録音で、
ようやくその価値がわかってきました。
(昨年亡くなったアバドも同様でしたが・・・)

死去のニュースを受け、改めて、
家にあるブーレーズ指揮のCD何枚かと、
ポリーニが演奏する、ブーレーズの「第2ソナタ」を初めて聴いてみました。

まずは、「第2ソナタ」の方から・・・
ただただ、義務感から聴いた、としか言いようがないです。
「早く終わらないかな・・・」
まさに「オンガク=音が苦」!
60年代の学生がサルトルや毛沢東の本を振り回しているかのようです。
私の妻も一緒に聴いてくれたのですが、
後で、
「ワタシがデタラメにピアノ弾いたら弾けそうな曲?」
とコメントしていました。
サルかネコがピアノをデタラメに弾いても「音楽」なら、
この曲は立派な「ゲイジュツ」なのでしょうね。

おそらく、作曲家としてのブーレーズの作品は、
10年もしたら(いや、既に?)、
骨董品扱い、博物館行きの音楽となっているでしょう。
指揮者として有名だった作曲家バーンスタインが、
最近では「ウェスト・サイド・ストーリー」の作曲家だけではなく、
「キャンディード序曲」その他の作曲家として評価されるのとは反対に・・・
20世紀後半の「前衛の時代」は、まさに「黒歴史」そのものなのかも?

一方、指揮者としてのブーレーズはどう評価すべきなのか?
今回改めて聴いてみたのは、
◯マーラー:交響曲第9番、交響曲第8番(第1部のみ)(DG)
◯バルトーク:ピアノ協奏曲全集(第2番、第3番のみ)(DG)
◯ヘンデル:組曲「水上の音楽」(第1組曲の途中まで)(SONY)
でした。

マーラー:交響曲全集

バルトーク:ピアノ協奏曲全集

ヘンデル:「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」

最近(2015年12月〜2016年1月8日現在)、
マーラーの交響曲を聴くのを意識的に避けているので、
久々に聴くことになりました。

ブーレーズ指揮によるマーラーの交響曲第9番は、
精緻な演奏ですが、少しも「思い入れ」がない、
蒸留、滅菌されつくした感じがしました。
指揮者の解釈など不要、ただスコアがそのまま響けばいいんだ!
という考えに立てば、まさに「至高の」演奏なのかもしれません。
しかし・・・

マーラーの交響曲第8番第1部は、
この曲のすばらしさを改めて認識させてくれた名盤です。
重低音が物凄い・・・
過去記事→マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
※第7番についての記事ですが、
冒頭にブーレーズ指揮の第8番を賞賛した文が出てきます。

バーンスタインやテンシュテットを代表とする、
体臭がするようなドロドロ演奏=名演、熱演、という呪縛から、
ブーレーズやアバド、ジンマンの指揮は、
スコア通りに鳴らせば十分に美しい、というのを見事に証明して、
解き放ってくれました。

バルトークのピアノ協奏曲も、
オーケストラの冷静さが際立ちます。
まるでトゥーランドット姫?
(「氷のように冷たいが、周囲を焼き焦がすものは?」)

その冷たさが、ヘンデルではプラスに働いていました。
既に記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
ヘンデル:組曲「水上の音楽(Water Music,Suite)」&組曲「王宮の花火の音楽(Music for the Royal Fire Works, Suite)」聴き比べ5種

思うに、指揮者としてのブーレーズは、
スコアを作曲家の意図どおりに精緻に鳴らすことができる
「職人」だったのではないでしょうか。
実際のオーケストラを使って、コンピューターが演奏しているかのように、
冷徹に響かせることができる・・・これもまた凄い才能ですが・・・

「巨匠」という言葉を、年齢(齢70歳以上?)から言えば、
ブーレーズは指揮者として十分に「巨匠」でしたが、
「解釈を聴かせる」という点では・・・
カラヤンやバーンスタインは「巨匠」に値しますが、
ブーレーズの指揮は、もしかすると10年、20年後には、
人工知能が再現できるのかもしれませんね・・・
ともあれ、スコアそのものの響きを、
あたかもスコアが透けてみえるかのように演奏できた、
という意味では、やはり「巨匠」の名に値する指揮者だった、といえます。
もう少し、ブーレーズ指揮のCDをいろいろ聴いてみたくなりました。

2016年1月 6日 (水)

北朝鮮の水爆実験?〜過剰報道で得をするのは誰か?(2016年1月6日)

北朝鮮で水爆実験が行われた(らしい)、というニュースが、
昼から夜までずっと大きく報道されていました。
NHKは、夜7時のニュースを拡大して(クローズアップ現代を中止して)、
延々と似たような報道を垂れ流していました。

北朝鮮のおバカ政権が「かまってちゃん」するために、
原爆実験をやったとしても、
実は日本にとってそれほど脅威でないはずです。
しかしまるで大きな被害が来たかのように、
NHK含めテレ東を除くどの局も大きく報道をするのが、
私にとってはすごく違和感がありました。
北朝鮮がミサイル実験とか核実験をやって、
一番都合がいいのは、
実は日本政府なのではないでしょうか。
「北朝鮮の脅威!」と国民を煽って、
防衛費を上乗せできますし、
大きな口をたたいておけば、
支持率が上がるでしょうから・・・
しまいには政権に反対する者は「非国民!」と罵られるのでしょうか?
戦前の大きな過ちをまた繰り返すのでしょうか?

北朝鮮が子犬のようにワンワン吠えようと、
軽くあしらっておけばいいのに・・・

ところで、
最近の政治に関するニュース報道が、
政権批判を自ら封印しているかのように思えてならないのは、
私の気のせいならいいのですが・・・

思うに、フクシマの原発事故関連で、
日本国民は容易く騙せる、という成功体験があるから、
「報道しない自由」を行使して、政権に恩を売り、
テレビ局は放送法による優遇を、
新聞各社は軽減税率と引き換えに魂を売り渡してしまったかのようです。
ちなみに日本の報道の自由度は、
世界的にみると、61位とのことです。
報道の自由度ランク 日本は産経記者起訴の韓国より低い61位2015.06.13 07:00
「報道の自由度」ランキング、日本はなぜ61位に後退したのか? 日本大学大学院新聞学研究科教授・福田充 THE PAGE 2015年3月4日(水)17時29分配信
つい最近の報道では、
「安倍首相が「もはやデフレではない」という状況を創り出すことができました。」」
という発言を大きく報道したのと、
「TPPで経済効果14兆円」というのも大きく報道されました。
日本のマスコミは批判能力が0なのでしょうか?
下記関連記事は、
いずれも三橋貴明氏のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の記事です。
(関連記事)
安倍総理の1月4日の年頭記者会見を受け
TPPの新たな均衡状態に移行した時点?

2009年の時に、北朝鮮がミサイルを発射するのでは、
という憶測が流れましたが、
これも政府のプロパガンダにまんまとのせられたわけです。
今回の水爆実験報道も、たぶん政治利用されるわけですね・・・
(関連記事)
◎「ミサイル防衛」「北朝鮮脅威論」に乗せられたマスコミ
「客観報道」が創り出した「不安」と「緊張」

メディア利用の政局運営とメディアへの懐柔、操作、圧力
※記事はどちらも丸山重威氏によります。
特に、「メディア利用の・・・圧力」の記事から、
引用してこの記事を締めくくります。

(引用)
 そして、第三にあげられるのは、巧妙な言葉の使い方で、真実を覆い隠し、平気でウソをついて、それをメディアに書かせ、見せることで命脈を保っていることである。
 公然としたウソは、安倍首相が2013年9月、五輪誘致のIOC総会で言った「放射能は完全のコントロールされている」というものだった。直ちに現場から「そんなことはない」という声が上がったが、それ以上には発展しなかった。
 そして、国民をごまかすための言葉は、「積極的平和主義」から、今回の「存立危機事態」「重要影響事態」など「事態」の連発や、「国際平和支援法」「平和安全整備法」といった法案名から、なんと、これまでの「専守防衛」を壊して「日本を守る武力行使なら専守防衛の枠内」というところまで進んでいる。
 首相のキーワードとなった「積極的平和主義」は問題だ。もともと「平和」とは、単に「戦争がない状態」ではなく、日本国憲法前文に言うように、「専制と隷従、圧迫と偏狭がなく、恐怖と欠乏から免れる状態」である。憲法は、全世界の人々の「平和のうちに生存する権利」を確認し、その実現を目指している。しかし、首相が2013年9月、米国の右派シンクタンク「ハドソン研究所」の講演で使った言葉は、「Proactive Contributor to Peace」。訳すとすれば、「平和のための専制的貢献主義」。「恐怖」や「欠乏」の解決よりむしろ、「軍事力行使による紛争解決」「平和のための戦争」と受けとれる言葉だった。
 首相はこれを、「『積極的平和主義』こそが、わが国が背負うべき21世紀の看板」と強調して、同年12月の「安全保障戦略」に入れ、米議会演説でも強調した。「日本は米国と一緒に、武力ででも平和を作る」と言っているわけで、先制攻撃論そのものだ。

(引用終)

2016年1月 5日 (火)

2015-2016年末年始に観たテレビ番組〜音楽、その他

年末年始は、帰省先でたいしてすることがないので、
結構テレビを観ていました。
その中で、印象に残ったものを、
音楽番組と、その他という区分で紹介します。

(音楽番組)
第66回NHK紅白歌合戦「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」
(2015年12月31日放送)
たいして観る気はなかったのですが、結局ほとんど全部観てしまいました。
いろいろな世代にウケそうなものを、
無理やり「紅白」という「鍋」にぶち込んでしまったな、という感じでした。
トリが80年代アイドルのマッチと聖子ちゃんかよ・・・
「北斗の拳」風に言えば、「お前はもう死んでいる・・・」たわばっ!!

N響“第9”演奏会(2015年12月31日放送)
紅白の裏番組にあたるので、後日録画したものを観ました。
演奏に先立ち、指揮者パーヴォ・ヤルヴィの「第9」に関するコメントが、
一番興味深かったです。
演奏そのものはあまり感銘を受けませんでした。
肥大化した250名のコーラスよりも、
ヨーロッパ流のすっきりした70名ぐらいのコーラスで、
シャープな演奏を聴かせた方が、パーヴォ・ヤルヴィらしい演奏になったのでは?

東急ジルベスターコンサート 2015-2016 (テレビ東京系・BSジャパン)
紅白歌合戦が終わって、NHKの「ゆく年くる年」での、
永平寺の除夜の鐘が、「ゴーン〜〜〜」と鳴り響くのを聴いてから、
すぐさまチャンネルを変えて観ました。
(サラウンドで、かつ大音量で除夜の鐘を初めて聴きました・・・)
ここ数年、毎年カウントダウンはこの番組です。
今回はシルヴィ・ギエムのラストステージということで、
演奏そのものよりも、彼女の演技の方に見入ってしまいました。
演奏は☆3つ程度ですが、バレエは☆5つでした。

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2016
(NHKEテレ・2016年1月1日放送)
今年の指揮はマリス・ヤンソンス。
あまり知っている曲が少なくて少し残念。
演奏としても「すごい!」と思わせるものはほぼなかったです。
一応、今年のニューイヤーコンサートのCD及びBlu-rayが出るので、
紹介しておきます。

CD

Blu-ray

読響シンフォニックライブ(BS日テレ・2016年1月2日放送)
お正月には関係ありませんが・・・
2015年10月29日東京芸術劇場での、久石譲指揮、
読響による、「カルミナ・ブラーナ」の公演でした。
録画して観ました。
演奏そのものは私にとってはイマイチながら、
妻が「この曲おもしろいね」と言ってくれました・・・
字幕がついているのが便利でした。
映像として観たのも初めてでした。
早送りして、聴きどころを紹介した後、
ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の名盤を、
これまた抜粋で聴かせました。

我が家にあるのと同じ、SHM-CDです。

「カルミナ・ブラーナ」で一番美しいのは、
ソプラノが歌う「天秤棒に心をかけて In trutina」です。
上記ヨッフム盤のグンドラ・ヤノヴィッツの歌声も素晴らしいですが、
キャスリーン・バトルが歌ったのが最高です。

CD

DVD

(その他)
孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編
(テレビ東京系・2016年1月1日放送)
今回は旭川で孤独のグルメ!
どこの店に行くのか・・・
旭川市民でない我々には知らない店でした・・・

英国アンティークに魅せられて~知られざる美の世界~(BS11・2016年1月2日再放送)
なんとなくテレビをつけていて、ついつい見入ってしまった番組です。
内容については、番組HPから引用します。
(引用)
ウィリアム王子とキャサリン妃の第2子・シャーロット王女が5月に誕生するなど、2015年、世界中から注目を集めたイギリス。
首都・ロンドンのいたるところには歴史的な建造物やマニア垂涎の中古専門の店、骨董品を並べる市や室内マーケット、王室御用達の伝統ある専門店等が軒を並べるなど、まだまだ隠された魅力がたくさん存在します。
そんなロンドンに降り立った女優・原田夏希さんが、西洋アンティーク鑑定の第一人者である岩崎紘昌さんとともに様々なアンティークに触れ、目利きのコツ、値段交渉の仕方、掘り出し物の見つけ方など多くの事を視聴者と一緒に学んでいきます。

さらに今回は「18世紀の生活をそのまま個人(デニス・シーバー氏)が再現した家」、「年に三度しか開催されないオリンピア・アンティークフェア」、「ロンドン最大の骨董市場と言われるポートベロー」、「女性必見のアンティークデパート・グレイズ」、「世界的に言われるイギリス料理の不味さを挽回すべくここ十年成長しているガストロ・パブ」、「紅茶が大好きな原田さんが楽しみにしているカフェロイヤル」、「イギリス皇室御用達のお店・ハルシオンデイズ」などを巡ります。

「アンティーク」をテーマにした、ガイドブックには載っていないロンドンの魅力再発見の旅。
2人はどんなお宝に出会うのでしょうか?

(引用終)

骨董品市での「お宝」の見つけ方、
英国での本物の銀製品の見分け方など、いろいろ興味深かったです。

新春テレビ放談2016(NHK総合・2016年1月2日放送)
NHKならではの実に興味深い(テレビ業界の人には耳が痛い?)番組でした。
話題は人気ドラマ、バラエティの話から、フジテレビの凋落、
ひいては「テレビ観ない」から「テレビ観ない」視聴者増、という、
テレビの未来像にまで、多岐にわたりました。
内容については、下記リンク先が詳しいです。
なぜ“ダメ”になってしまったのか? フジテレビの凋落と未来の可能性

新春スペシャルドラマ・富士ファミリー(NHK総合・2016年1月2日放送)
薬師丸ひろ子さん、小泉今日子さん共演ということで、
少し期待して観てみたのですが・・・
部分的にはクスッとするところもありますが、
やはり「家族」としてはあり得なさすぎだったのでは、と思いました。
最初の30分ぐらいみて終了・・・

ということで、少し辛口のコメントも混ざってしまいましたが、
みなさんはいかがでしたか?

2016年1月 4日 (月)

NHK総合・覆面リサーチ ボス潜入「ラーメン店」(2016年1月4日放送)

企業版「水戸黄門」みたいな企画の番組でした。
2016年1月4日(1月3日深夜)放送の、
NHK総合「覆面リサーチ ボス潜入」は、
深夜番組ながら、ついつい引き込まれて見入ってしまう、
なかなか興味深い番組でした。
NHKのHPの番組紹介では、
(引用)
大手企業の社長や役員「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、会社の課題や誇れる人材を発見。その後、共に働いた従業員を本社に呼び、正体を告白、課題解決策を提示する。日頃あまり目立たない現場の従業員こそヒーローになる、痛快ファクチュアル・エンターテインメント。イギリス発海外人気番組「アンダーカバーボス」の日本版、ついにシリーズ化!
(引用終)
とありました。

今回の放送は、全国展開のラーメンチェーン店、
「幸楽苑」の取締役で社長の長男が、
変装して全国のいくつかの店に従業員として潜入する、
というものでした。
(札幌にも幸楽苑が3店ありますが、行ったことはありません。)
私と妻は最初からきちんと見ていたわけではなく、
なんとなくテレビをつけていたらやっていた、というものでしたが、
結構意地悪な企画に思わずニヤリ・・・
ついつい夜更かしになってしまいました。

番組の最後に、潜入先で「ボス」を「教育」した店長やパートの人たちが、
本人と対面して、報奨を受けるのは、
まさに「水戸黄門」みたいだ・・・と思ってしまいました。
(「悪代官」への成敗はないようですが・・・)

今月(2016年1月)3回放送がありますので、
ぜひ観てみたいと思いました。

2015年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧 ※附:年末年始の風景

謹賀新年!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、2015年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?~
おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

二位.書評:山花典之作『オレンジ屋根の小さな家』①~⑧巻
三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.ウコンは肝臓に悪い?~NHK・ためしてガッテン
「肝臓の健康を守れSP」(2011年6月29日放送)

五位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?
~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

六位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
七位.NHKEテレ・クラシック音楽館
<ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団演奏会>(2015年11月29日放送)
〜諏訪内晶子ソロによる、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲の驚異的な美しさ!

八位.ピアノ五重奏曲の甘口辛口〜ドヴォルザーク、シューマン、
フォーレ、ショスタコーヴィチ、ブラームス、フランク・・・

九位.第4回クラシックソムリエ検定・シルバークラス合格しました!
十位.NHKBSプレミアム・プレミアムシアター
「ドキュメンタリー きよしこの夜 ~世界をひとつにした歌~」
(原題:The first Silent Night〜the carol that united the world)
(2015年12月14日放送) 

先月も教育関係の過去記事が3本ランクインしました。
七〜十位は音楽関係の記事で占められました。

今回は年末年始に行った道東地方の写真も紹介します。
おめでたい丹頂鶴の写真もあります。

2015年大晦日の落日・・・
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年が明けて、2016年1月3日に、
鶴居村で丹頂鶴を見てきました。
朝早くの鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリで撮影しました。
昼間に行くと何十羽もいるのですが、
早朝に行くと3羽しかいませんでした。
しかし、朝日が美しいので、とてもきれいな光景でした・・・

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柵のところを妻が写した1枚です。

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道東からの帰路、帯広駅前で撮った1枚です。

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みなさんにとっても今年がよい年でありますように・・・
今月もご愛読よろしくお願いします。

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