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2015年11月30日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館<ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団演奏会>(2015年11月29日放送)〜諏訪内晶子ソロによる、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲の驚異的な美しさ!

霧が立ち込めるようなオケの弱音の中、
諏訪内晶子さんが奏でるヴァイオリン・ソロの音色が、
オーロラがひらめく別世界へと誘いました・・・

2015年11月29日放送のNHKEテレ・クラシック音楽館では、
2015年11月4日、サントリーホールでの、
ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団演奏会を放映していました。
(コンサートから1ヶ月も経たないで放送されるとは!)
演奏は、オール・シベリウス・プログラムで、
1.交響詩「フィンランディア」作品26
2.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
3.交響曲 第2番 ニ長調 作品43
の3曲と、アンコール2曲が放映されました。
珍しくリアルタイムで観ました。
フィンランディアと、交響曲第2番は、
佳演程度かな、と思います。
特段すごく感動したとかはありませんでした。
(アンコールも同様・・・)
しかし、ヴァイオリン協奏曲は別格でした!
諏訪内晶子さんのこの曲におけるソロは、
たぶん現在、世界最高ではないかと思います。
北極圏の長い夜の中、空には美しい星とオーロラがひろがり、
トナカイなどの野生動物が寒さをこらえつつ蠢いている・・・
そんな光景が目に浮かぶようです。
ソリストの存在すら忘れて、シベリウスの脳内に響いていた音が、
忠実に再現されているかのようでした。
ソリストとオーケストラが対峙するのではなく、
渾然一体となって、音の大自然が繰り広げられていました・・・

リアルタイムで観たほかに、録画してあったので、
もう2回も繰り返し視聴してしまいました。
CD化されたら、ぜひ欲しいぐらいです。

諏訪内晶子さんのシベリウス:ヴァイオリン協奏曲の演奏CDについては、
先日記事を書きましたので、よろしければお読みください。
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲Op.47〜ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)のDG録音他
シベリウスのヴァイオリン協奏曲のCDなら、
迷わず諏訪内晶子さんのCDをファーストチョイスしてほしいものです。


演奏の前に、指揮者のハンヌ・リントゥ氏が、
第1楽章のカデンツァの位置について触れ、
「中間部分にカデンツァを配置することで、
アーチ型の構造になっている」というような発言をしていました。
なるほど・・・

諏訪内晶子さんは、先日、2015年11月24日に放送された、
「N響 in 北京~日中友好 音の架け橋~」で、
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のソロを弾いていました。
(こちらは、2015年10月31日、北京 国家大劇院音楽庁での収録)
この時のソロも素晴らしかったですが、N響はまぁまぁ(安全運転?)・・・
なお、この放送、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲以外は、
全部カットしました。
諏訪内晶子さんとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の相性は・・・
メンコン(メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を略すとこうなるそうです。)は、
ロマンティックな歌いまわしがぴったりなので、
大絶賛とまではいかなかったです。

本題に戻って・・・
ともあれ、涙がこぼれそうなぐらいの美演をテレビ録画で満喫できたのは、
実に幸いでした!

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