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2015年5月24日 (日)

聖霊とラジオ〜聖霊降臨祭(ペンテコステ)の日に・・・(教会学校説教案)

2015年の聖霊降臨祭(ペンテコステ)は、5月24日です。
ちょうど本日、教会学校の説教担当でした。
聖霊について話すことにしました。

話の準備のうちに、
「聖霊の遍在性(いつでも・どこでも・求める者には誰にでも)」を、
「ラジオを使って説明しては?」というアイデアが与えられました。
電波を受信、ということでは、子どもたちにとっては、
ラジオよりテレビの方が親しみがあると思いますが、
テレビは映像と音声が流れますね。
一方、ラジオは音声のみです。

実に、信仰は聞くことにより、
しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。

(新約聖書ローマ10:17新共同訳)
イエスはトマスに言われた。
「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。

(新約聖書ヨハネ20:29新共同訳)

映像(絵や御像も含む)に頼らず、「声」だけで信じ、従う・・・
それと、周波数を合わせるというところも、例として適切だと思いました。

それでは、実際どんな話になったのかを書いてみます。
(実際は、私が一方的に話すことはなく、
子どもたちのワイワイガヤガヤ愉しい雰囲気の中、時には脱線もしながら、
話は進みました。話した時間はおよそ20分ぐらいだったと思います。)
※( )内は子どもたちの反応

[お祈りと賛美の後]
今からある歌を歌うよ。何かな?(何だろ?)
♪ハッピバースデートゥーユー・・・(えっ?どうして?)
(誰の誕生日?→いろいろな意見→「教会」と正解がでる)
そう、◯◯ちゃんのいうとおり、今日は教会の誕生日です。
そして、今日の主役は「聖霊」ですね。
ところで、聖霊はどこにおられるのでしょう?
(空の上、心の中、私たちの後ろ・・・)
聖霊のことを考える前に、今日はあるものを持ってきました。ジャ〜ン!
[ポケットからラジオを取り出す。]
これは何でしょう?
(携帯?電話?ラジオ?)
これはラジオです。ラジオを聞いたことがある人?
(全員が手を上げる)
ラジオは電波を受信して音を出しますね。
ところで[耳を天井に向けて]空から何か音が聞こえますか?
(聞こえない〜!)
じゃあ、これなら?[ラジオのスイッチをONにする→ザーザー音]
[徐々に周波数を合わせる]
(先生、ラジオ貸して〜とラジオを手にとって周波数を合わせてみる子)
音が聞こえてきましたね。
どうしてラジオから音が聞こえるのだろう?ラジオの電波って、どこにあるの?
(いろいろな意見)
ラジオの電波は目に見える?
(見えない〜)
電波は上や下や心の中にあるのでもなく、
むしろ私たちが電波の中にいるのです。
至る所にあります。
同じように、聖霊というお方も、空の上や、私たちの後ろとかではなく、
至る所におられるわけです。

旧約聖書の時代には[携帯を取り出す]、
神様は特定の人[※預言者]にだけお話されました。
ちょうどこんな感じ・・・[少しおふざけ・・・]
でも、新約時代の今は、ある特定の人だけではなく、
あらゆる人に向かって、ちょうどラジオの電波のように、
求める人には誰にでも、語りかけようとされています。
でも、神様の声を聞いた、という人はほとんどいませんね。
それは[ラジオのスイッチを入れたり切ったり]、
スイッチを切っているからかもしれません。
あるいは[周波数をあちこち変えながら]、
チャンネル[※正しい言い方ではないですが]をきちんと合わせていないから。

聖霊のラジオ番組の内容は、「イエス様はあなたを愛している」ですよ。
(愛、という言葉にいろいろな反応・・・)
信仰は、神様の声を聞き、従うことです。
そのためにも、信仰のスイッチを入れて、ちゃんと受信することですね。
でも、どれが神様の声かわからないかもしれません。
そのために、神様はわかりやすい方法で語られています。
それが、聖書です。

多くの人達は、神様の声を聞くスイッチが入らないままです。
それでも、本を読んだり、テレビを見たりして、
そのスイッチが入ることもあります。私もそうでした。
しかし君たち[※子どもたちは、片親又は両親ともにクリスチャン]は、
ある意味、生まれながらにして、
[神様の声を聞く]スイッチが入った環境にあるわけです。
恵まれていますね。
(終)

今回は子ども向けに、聖霊の遍在性をかなり大胆に説きました。
しかし、実のところ、聖霊=ラジオの電波説は、
神学的には正しくないですね。
というのも、聖霊は単なるエネルギ―とか「力」ではなく、
人格を持つ「お方」であるからです。

準備段階で、こんな話も盛り込もうかな、と思いましたが、
ボツにしたのがあります。
第2次世界大戦中の『アンネの日記』の中のエピソードです。
隠れ家で、息を潜めながら、密かにBBCラジオを聞いている中、
連合国軍が、フランスのノルマンディー上陸を果たした(Dデー)
ニュースを聞いたこと・・・
即座の解放にはつながらないけど、ドイツの決定的な敗北が決まった瞬間でしたね。
→我々も、この世にあって、聖霊を通してイエス様の勝利の良い知らせを聞いています。
(歴史事実を伝えるだけで結構時間がかかりそうだったのでボツ・・・)

あと、「AM」と「FM」を「Akuma」と「Fukuin」にこじつける、
というのも考えましたが・・・
(やり過ぎですね(^-^;)

ところで、ラジオを話に使うことで、少し懸念したことがありました。
今の子たちは、そもそもラジオを知らないのでは?
実際、少しアヤシイ子がいましたし、「おじいちゃんの家で見た」
という子もいました。
もう10年ぐらいしたら、
子どもたちには完全に過去の遺物になってしまうのかも?・・・

聖霊というお方について、一般的な教会では、
きちんと語られることが少ないし、
ましてや、教会学校では、ほとんど触れないことの方が多いのではないでしょうか。
今回の試案が少しでもお役に立てば幸いです。
何はともあれ、愉しい雰囲気のうちに、話を導いてくださった、
主なる聖霊様に感謝!

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