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2015年1月 5日 (月)

年末年始に読んだ本2014-2015

私は地下鉄や列車の中で本を読むのが好きです。
家で読むのよりも、たぶん3倍ぐらいのスピードで、
なぜか一気に読むことができます。
通勤や旅行の時はまさに読書タイム!
ことに、年末年始の帰省では、
「青春18きっぷ」を使って、普通列車の旅を楽しみ(?)ますので、
かなり長い読書時間をとることができます。
(今回は旭川まではL特急スーパーカムイを使いましたが・・・)

ということで、今回の年末年始の帰省の際に読んだ本を紹介します。
なお、紹介の順は読んだ順、ということではありません。

オグ・マンディーノ『世界最強の商人』(角川文庫)

旭川のジュンク堂書店でふと見かけて、すぐさま買ってしまったものです。
全189頁。1時間足らずで読了しました。
なぜ即座に買ったかというと・・・
確かこの本、従来は1万円もするはずでした。
それが今や、たったの500円ちょっととは・・・

(参考)『地上最強の商人』

オグ・マンディーノの著作は何冊か読んでいます。
『キリスト・コミッション』(絶版らしい?)に見られる、
独特な形でのキリスト教信仰が、この『世界最強の商人』にも垣間見えています。
キリストの降誕と、使徒パウロが物語の重要なところで絡んできます。
(特に使徒パウロのところは・・・おっと、ネタバレになるのでストップ!)
しかしこの本で重要なのは、第8章〜第17章の、巻物の中身のところでしょう。
数ある自己啓発本のエッセンスが実に見事に書かれています。


松岡圭祐『万能鑑定士Qの探偵譚』、『特等添乗員αの難事件』(角川文庫)

「人の死なないミステリ」として有名なシリーズ。
新作が出ているのは前から知っていましたが、
しばらく小説からは遠ざかっていたので、
久々にシリーズを読むことができました。
どちらも1時間弱ぐらいで読了できました。
2作とも、主人公の弱さが出る一方で
パートナーとの絆が深まるという内容でした。
万能鑑定士Q・・・の方では、P.360で、
紅茶のラプサンスーチョンについて「正露丸のような香り」
と書いてあったのには思わず苦笑・・・
(参考過去記事)
ラプサンスーチョン(Lapsang souchong,拉普山小種)は正露丸の香り?
〜鬱な気分を吹き飛ばした一杯


山口瞳/開高健『やってみなはれみとくんなはれ』(新潮文庫)

NHKの朝ドラ「マッサン」の、「鴨居の大将」のモデルになった、
サントリー創業者(当時は寿屋)、鳥井信治郎とサントリーの黎明期を、
同社宣伝部出身の山口瞳が戦前編を、開高健が戦後編を書くという、
豪華な「サントリー社史」です。
2人の作家が在籍したサントリーの宣伝部もスゴイですが、
鳥井信治郎という豪放な人物の、
ウラもオモテもコンパクトに描いているところも見事です。
(戦後編は2代目の佐治敬三についても描かれています。)
ちなみに、「マッサン」では主人公のマッサンよりも鴨居の大将の方に惹かれます。
「マッサン」を観ていると、
モデルとなった竹鶴政孝、鳥井信治郎は本当はどんな人だったのだろうか・・・
こういう疑問が出てきます。
特にマッサンの方・・・
ドラマではあまり魅力的な人物ではないのですが、
実際はもっと才能があって魅力的な人物だったようです。
年末年始のちょっと前、12月前半に、
川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』(新潮文庫)を読みました。
ドラマはドラマと割りきって見たほうがいいようですね・・・
私はウイスキーを飲みませんが、ウイスキーにかける情熱には感銘を受けました。


和田秀樹『世界一騙されやすい日本人〜演技性パーソナリティ時代の到来』
(ブックマン社)

帯には、2014年に日本を騒がせた「演技性人間」3名のイラストが・・・
(あえて誰とは言いませんが・・・)
この本を読み終えると、日本は1億総マインドコントロール時代に突入しているのでは、
と危惧しました。
情報リテラシー、セカンドオピニオンの必要性を痛烈に感じました。
NHKとか東大教授、ノーベル賞受賞者といったブランド、肩書だけで、
すべて正しいと思い込むのは大きな間違いというわけです・・・

奥田健次『世界に1つだけの子育ての教科書―子育ての失敗を100%取り戻す方法』
(ダイヤモンド社)

全編、「なるほど!」と思える内容に満ちあふれています。
同じ著者の近著『拝啓、アスペルガー先生 ―私の支援記録より』(飛鳥新社)
と併せて読むことをオススメします。
(これも素晴らしい内容なのですが、ついつい書評を書きそびれてしまいました・・・)
子育て中の方、教育関係者、
特に発達障がい傾向のある子に接する機会がある人はぜひ読んでみてください。
『拝啓、アスペルガー先生・・・』の方は、近々マンガ版が出るそうです。

マンガ版(2015.1.29発売予定)

長谷川博之『生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法』(学芸みらい社)

中学校の生徒指導で「ここまでできるのか!?」とオドロキの一冊でした。
感動の1冊です・・・
私があれこれ書くよりも、ぜひ書店で手に取るか、ネットで即注文してみてください。
教育関係者なら必読です!
中学校だけでなく、小学校の教育についても実践記録と提言が書かれています。
TOSSの教育実践が、小学校のみならず中学校でも非常に有効、
という見事な証明となっています。

上記のうち、数冊は旅行前から読み始めていましたが、
やはり集中的に読んだのは車中でした・・・
私にとっては、列車や地下鉄は、「動く書斎」なのかもしれません。
(ちなみに、バスではイマイチ・・・)

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