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2014年9月 2日 (火)

映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(原題:Good Will Hunting)」に見る人とキリストとの関係

映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(原題:Good Will Hunting)」が、
2014年8月22日に、NHKBSプレミアムで放映されていました。
先月8月に亡くなった、ロビン・ウィリアムスの追悼番組的なものです。
アカデミー脚本賞と、助演男優賞(ロビン・ウィリアムス)の2部門受賞作です。
録画しましたが、放映されてしばらく経ってからようやく先日観ました。

天才的な頭脳を持ちながら、過去のトラウマゆえに、
心を閉ざし、刹那的に生きる青年ウィル(演:マット・デイモン)と、
最愛の妻を亡くした喪失感から立ち直れない
精神分析医ショーン(演:ロビン・ウィリアムス)との心の交流を描いた作品です。

主人公ウィルの才能を見出した数学教授ランボーは、
暴力沙汰を起こしたウィルを保釈する条件として、
週に1回数学の問題を解くために教授の部屋に来ることと、
週1回カウンセリングをすることをウィルに課します。

数学の方は順調な一方、カウンセリングは難航しました。
どのカウンセラーに対してもウイルは馬鹿にした態度を撮り続け、
カウンセラーはウイルを見放します。
そんな中、ショーンのカウンセリングを受けます。
最初は反発しあうウィルとショーンですが、
徐々に信頼関係が築かれていきます。

最後の方で、
いつまでも本当の自分の心に向きあおうとしないウィルに向かって、
ショーンは根本的な問いかけを突きつけます。

映画そのものは、ロビン・ウィリアムスが出てくるシーンはすばらしいですが、
全体としては、少しつまらないかな、とも思いました。
それは、頑なに周りの人の愛を拒み続ける主人公の態度そのものに、
観ていて不快感を感じるからでしょう。

それはさておき、ウィルとショーンの関係は、
まさに聖書における人と神との関係そのものではないか、
と映画を観ながら思いました。

素晴らしい才能(タレント。聖書では「タラント」)をいただきながら、
周りから愛と援助を受けながら、
ひたすら刹那的に生き、感謝の念もなく、
たくさんの知識を持ってはいても、
本当に何をしたいかもわからず、
どこに向かっていくかも知らずに生きているウィルの姿は、
まさに神から離れた人間の姿、放蕩息子さながらの生き様ではないでしょうか?
逆に、時には感情をぶつけながらも、
ウィルを受容し続けるショーンの姿は、
受けた傷によって癒しをもたらすキリストの姿のようにも見えました。
心の傷を持つ同士だからこそ、わかりあえる世界・・・
ウィルがついに心を開くシーンはこの映画の白眉です。

(キリストは)十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。わたしたちが、罪に対して死んで、義によって生きるようになるためです。そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。
(新約聖書ペトロの手紙Ⅰ2:24新共同訳)

ほかならぬ、私自身も、結果的にウィルのような生き方をしていないだろうか・・・
鏡をつきつけられた感じがありました。

原題の「Good Will Hunting」の「Will Hunting」は主人公の名前ですね。
でも、「善いウィルのハンティング(獲得)」とも読めますね。

グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち [Blu-ray]

(参考)
グッド・ウィル・ハンティング

※この記事で通算1600本目となりました。
神様に感謝!

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