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2014年6月24日 (火)

マーラー・交響曲第9番聴き比べ10種

2014年6月の今、一番好きなクラシックの曲は?と問われれば、
迷わずマーラーの交響曲第9番を挙げます。
特に第4楽章が大好きです。
昔はバーンスタイン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(現:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)の演奏が最高だと思っていました。
しかし、最近ではバーンスタインの演奏が「胃にもたれる」ような気がして、
もっとあっさりした演奏の方が好きです。
きっかけはアバド指揮ウィーン・フィルの廉価盤です。
(以前記事を書きました。
アバド/ウィーン・フィルによるマーラー:交響曲第9番〜和食テイストのマラ9?
バーンスタインの演奏のようなこってりしたものとは対極の、
実にあっさりした演奏ですが、曲の美しさをよく引き出しています。
それが魅力となりました。

先月(2014年5月)からで、
あっという間に10枚たまってしまいました・・・
(それにしても、現在のCDBOXの価格破壊はスゴイですね・・・
昔なら、マーラーの交響曲全集なんて、まったく手がとどかない世界でしたが、
今では、たとえばバーンスタインの旧盤全集などは、2000円ちょっとです。)

現在(2014年6月)所有するCDと、
それぞれの各楽章の演奏時間を、
収録年順に記載します。
全てステレオ録音です。

・ワルター指揮コロンビア交響楽団(1961)1CD
第1楽章 29:18
第2楽章 17:34
第3楽章 13:10
第4楽章 21:04

※7枚組CDBOX

・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル(1965)1CD
第1楽章 28:25
第2楽章 15:53
第3楽章 12:32
第4楽章 23:00

※12枚組CDBOX

・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967)
第1楽章 28:22
第2楽章 18:46
第3楽章 15:18 
第4楽章 24:15

※6枚組CDB0X

・カラヤン指揮ベルリン・フィル(1979〜1980)※スタジオ録音2CD
第1楽章 29:07
第2楽章 16:44
第3楽章 13:17
第4楽章 26:49

※カップリング→シェーンベルク「浄夜」

・カラヤン指揮ベルリン・フィル(1982)※ライヴ録音2CD
第1楽章 28:10
第2楽章 16:38
第3楽章 12:45
第4楽章 26:49

・マゼール指揮ウィーン・フィル(1984)2CD
第1楽章 29:47
第2楽章 16:04
第3楽章 13:03
第4楽章 25:21

※カップリング→交響曲第10番「アダージョ」

・バーンスタイン指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1985)2CD
第1楽章 30:05
第2楽章 17:26
第3楽章 12:00
第4楽章 29:37

・アバド指揮ウィーン・フィル(1988)1CD
第1楽章 27:22
第2楽章 15:19
第3楽章 12:28
第4楽章 24:28

・アバド指揮ベルリン・フィル(1999)1CD
第1楽章 25:52
第2楽章 14:56
第3楽章 12:21
第4楽章 25:56

・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(2009)2CD
第1楽章 30:53
第2楽章 15:50
第3楽章 13:37
第4楽章 28:46

※SACDハイブリッド盤

ただし、私が所有しているのは、ジンマンの50枚組CDBOXのものです。
マーラーの交響曲全集他です。こちらは通常CD。

Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014

どれも名盤といえるようなものですが、
あえて今の段階でベスト4を挙げるとしたら・・・

1.アバド指揮ウィーン・フィル
2.カラヤン指揮ベルリン・フィル(1979)
3.マゼール指揮ウィーン・フィル
4.クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
(順位ではありません。甲乙つけがたし・・・)

私が好きな楽章の順は、
第4楽章→第2、3楽章→第1楽章です。
(第2、3楽章はセットと考えた方が、時間的な釣り合いがとれます。)
マーラーの第9は、全曲聴けば80分前後です。
さすがに全曲通して聴くのはあまりないです。
どちらかというと、第4楽章だけ、あるいは第2、3楽章だけ、
第1楽章だけ、第2〜第4楽章という形が多いです。
第1楽章は冒頭部分が実に美しいですが、
途中狂騒状態になってしまうのがマイナスです。
(それがマーラーらしさなのかもしれませんが・・・)
その点、第2〜第4楽章は、統一感があり、音楽に浸ることができます。

マゼールのCDは、「マーラー交響曲第9番の森」というサイトと、
ブログ「ハルくんの音楽日記」の「マーラー 交響曲第9番二長調 名盤」という記事で、
高評価だったので、購入してみました。
マゼールやカラヤン、アバドといった面々は、
一昔前の私なら食指を伸ばさないはずですが、
評論家の雑音に惑わされず、聴いてみたら素晴らしかったです。
カラヤンはライブ盤よりもスタジオ録音盤の方が素晴らしいです。
アバド盤は新旧どちらも甲乙つけがたいですね。
バーンスタインは新盤の方が圧倒的ですが、今ではちょっともたれるな・・・
ワルター盤はモノラル盤もありますが、
歴史的録音という以上のものではないと思います。
マゼール盤はカップリングの第10番「アダージョ」もとても美しく、
バーンスタイン盤と聴き比べても決定盤といえるかもしれません。

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