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2014年2月23日 (日)

私立中学校受験では、『心身ともに健全』でないと門前払い?〜タレント・菊池桃子さんの娘の受験奮闘記記事を読んで

80年代アイドルの一人、
タレントの菊池桃子さんの娘さんの中学受験の記事を読みました。
菊池桃子 障がいの後遺症持つ長女の受験奮闘記を報告する
2014年2月23日(日)7時0分配信 NEWSポストセブン

(菊池桃子さんといえば、「雪にかいたLOVE LETTER」という歌、
結構好きでした。)

菊池さんの長女は、赤ちゃんの頃に発症した脳梗塞の後遺症で、
独歩は可能なものの、左手足に麻痺が残る状態だそうです。
お受験を突破して有名私立小学校に通ってはみたものの、
学校生活に支障をきたし、途中で肢体不自由の特別支援学校に転入したそうです。
そして中学進学にあたり、私立中学校を受験しようとすると・・・
記事から引用します。
(引用)
<娘が…中学は女子校に通ってみたいなと、言うので、女子校の見学会に出かけました。あらゆる希望と可能性は、伸ばしてあげたいと思うので、大人の目でリサーチです>(2012年11月18日のブログ)

 きっと障がいにも負けず、勇気を持って歩み出した娘の姿に目頭を熱くしたことだろう。

 だが、この母娘には新たな困難が待ち受けていた。菊池は自らのブログで、私立中学校の受験資格には「心身ともに健全な者」と記載されていることが多く、障がいを持つ長女は受験資格すら与えられない学校もある、と綴っている。

<今日も2つの女子中学校で受験を断られてしまいました。試験の点数で不合格になるなら「もっと努力した人がいたんだよ」と、フェアな感じがするのですが。受験会場に行く機会まで断られるのは違う気がするのです(中略)娘は、自分の身体のことが、嫌いになったり、諦めることばかり覚えたり。自己肯定ができなくて…辛そうなんだもの>(2013年7月8日のブログ)
(引用終)※下線は筆者による。

障がいが理由で、受験を断られてしまうとは・・・
読んでいて、「さぞ悔しかっただろうな・・・」と少し涙目になりました。
菊池さん本人のブログ記事(2013年7月8日)から引用します。
(引用)
そんなわけで、昨年から都内の私立中学校を
受験を視野に、訪ねて歩いています。

多くの私立中学校の、受験資格のなかに
『心身ともに健全な者』という記載が
あります。

娘は軽度ではありますが左手足に麻痺
が残っていますから、

『心身ともに健全』ではありません。

「健全」という言葉を辞書で引くと
その意味は・・・

「正常に働き、健康であること。完全なこと」

となっているのです。

勉強や行事活動に支障の無い者。
とも書かれています。

ですから、今日も2つの女子中学校で
受験を断わられてしまいました。


試験の点数で不合格になるなら

「もっと努力した人が居たんだよ」
と、フェアな感じがするのですが。

受験会場に行く 機会まで断られるのは

違う気がするのです。

娘のように後遺症などがあると
福祉的な「権利」に守られ、助けられる
ことも多いのですが、

「権利」だけを欲しがるのではなく
「義務」も果たせる人になりたい!
(社会を支える一員として)

と、願って勉学で人として育とうと、
希望を抱きますが…

実際は甘くない。
受験資格さえ、なかなか貰えない。

(引用終)

私立中学校で学ぶことは、任意のものだし、
学校側としても、選ぶ権利は当然あります。
常時介助者が必要だとか、
そもそも知的能力が高くないとかなら別ですが、
私立中学校受験ができるレベルであれば、
それなりの知的水準があるわけですよね。
「心身共に健全である」で、
多少の障がいがあるけど前途有望な子を門前払いするのは、
トンデモナイ差別ではないかと思った次第です。

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