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2014年2月 2日 (日)

文語訳 新約聖書 詩篇付 (岩波文庫)手に入れました!

先日、Amazonで適当にいろいろな本を検索していると、
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というところに、
文語訳 新約聖書 詩篇付 (岩波文庫)』というのがあって、驚きました。
???w(゚o゚)w
さっそくクリックしてみると、
なんと発行は2014年1月17日でした。
思わず衝動買いしてしまいました(ただし、Amazonではないところですが・・・)。
注文して数日で届きました。


文語訳 新約聖書 詩篇付 (岩波文庫)


文語訳の聖書は、新約聖書だけなら何度も読んだことがあります。
(文語訳の旧約聖書の方は・・・まだ全部の通読をしたことはありません。)

岩波文庫版の『文語訳 新約聖書 詩篇付』と、
日本聖書協会の『新約聖書 詩篇附 - 文語訳 』では大きく違うところがあります。
岩波書店のHPから引用します。
(引用)
なお、本書に収録するにあたっては、漢字は新字体に改め、仮名づかいは歴史的仮名づかいのままとし、振り仮名・送り仮名については、原則として底本にしたがいました。但し、底本にみられる変体仮名や踊り字は採用しませんでした。また、句読点の位置は原則として底本に拠っていますが、諸本と校合したうえ訂正した箇所もあります。
(引用終)

(参考)小型新約聖書 詩篇附 - 文語訳(日本聖書協会)


(参考)旧新約聖書 文語訳(日本聖書協会)


たとえば、「國」が「国」へ、「惡」が「悪」になど、
漢字の旧字体に慣れていない者にとっては、大変読みやすいものとなりました。

確か高校生の頃、
岩波文庫でゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』という小説を読みました。
その当時は、戦前の旧字体のままで、読むのに相当苦労した記憶があります。
(今ならネットで検索すればすぐ答えが出てきますけどね・・・)
たとえば「畫」という字。
本文の中でよく出てきますが、「画」の旧字体と推測できたのは、
全3冊を読み終える頃あたりでした。
中身はすばらしいのに、
旧字体が読めないという理由で敬遠してしまうものとなっていました。
(『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』は、
2000年に新しい訳が岩波文庫で出てたのですね・・・
この記事を書くにあたって調べて初めて知りました・・・)


(参考)ヴィルヘルム・マイスターの修行時代(上)

※全3冊


岩波文庫版の『文語訳 新約聖書 詩篇付』の話に戻ります。
手元にある日本聖書協会の『旧新約聖書―文語訳』と読み比べてみると、
なるほど、旧字体にとらわれずに
(『「悪」の旧字体は「惡」なんだ、へぇ〜』みたいな・・・)、
すっきりと本文を読むことができます。
もちろん、総ルビですから読みやすい。
(新共同訳や新改訳よりも、格調高く、リズム感があります。
声に出して読みたくなりますね。)
ただ、日本聖書協会のと比較して読むと、
岩波文庫版では部分的に旧字体(?)が残っていたり
(例:「鴿」(はと)マタイ3:16 P.14)、
「なんぢ」(汝)が日本聖書協会のと違う箇所で平仮名だったりします。
(例:マタイ4:3
日本聖書協会版
試むる者きたりて言ふ『もし神の子ならば、命じて此等の石をパンとらしめよ』
岩波文庫版
試むる者きたりて言ふ『なんぢ若し神の子ならば、命じて此等の石をパンとらしめよ』
その辺の基準はどのようになっているのでしょうか?
(岩波文庫版の底本が、日本聖書協会版ではなく、
『改訳 新約聖書』(米国聖書会社、1917年)だからなのでしょうか?)

細かい点はともかく、もはや日本の古典となった「文語訳聖書」を、
新字体で読めるというのはうれしい限りです。
まだ読み始めたばかりですので、
じっくりと時間をかけて通読していこうと思っています。
巻末には文庫本らしく、聖書翻訳の経緯なども書かれています。
(こちらは一回読めば十分ですが・・・)

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