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2014年1月 5日 (日)

世は脱・教会化へ向かうのか?〜読売新聞・特集記事『「伏流 宗教と世界」<3>欧州 キリスト教会離れ…ドイツ ジムで「ネット礼拝」』(2014年1月5日記事)を読んで

2014年1月5日の読売新聞朝刊で、
伏流 宗教と世界」<3>欧州 キリスト教会離れ
という記事を読みました。
新聞記事そのものを紹介したいのですが、
「読売プレミアム」というサービスに入らないと、
インターネット上で記事を読むことさえできないのは残念です。

記事の要旨は、
・ドイツではキリスト教会離れがどんどん加速化している。
1990年には5769万人だったのが、2011年には4745万人に減少した。
・もはや教会(堂)だけが礼拝の場所ではなく、
インターネットの動画配信などにより、
映画館やスポーツジムのようなところが礼拝の場になっている。
・教会(堂)が信者減から売却され、
イスラム教のモスクになっている場合もある。
・カトリックでも、男性聖職者不足が深刻。
(別な新聞記事では、新教皇フランシスコ人気で、
バチカンを訪れた人が前教皇時代の3倍になった、という報道もあります。)
人気高いローマ法王…訪れた信者、前法王の3倍

これはドイツの現状であり、必ずしも日本にはあてはまらないと思います。
(ドイツでの教会離れの大きな要因の1つは、
日本にはない「教会税」という制度があるからです。)
しかし一方、日本では、「クリスチャン寿命が3年」なんて昔から言われています。
魂の救い、心の平安、癒し・・・そういうものを求めて教会に来た人々が、
最初は喜んで教会に集い、洗礼に至るものの、
教会内の対人関係に疲れて教会を去ってしまう・・・
とても残念なことですが、これが現実です。

聖書には、
教会はキリストの体であり、
すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。

(新約聖書エフェソの信徒への手紙1:23新共同訳)
とは書かれていますが、
なんだかいつの間にか、教会が精神病院化している面があるのかもしれません。
癒しやいたわりという「サービス」だけを求める人ばかりになり、
与える人が少なくなり(本来は「互いに愛しあう」のに)、
結果、キリストは信じているものの、教会はもうたくさん、
という不幸な結末に至ってしまった人が多いわけです。

ドイツでの教会離れは、決して他山の石ではなく、
状況は違っても、日本でも起こりえるわけです。
(ヨーロッパのプロテスタント教会自体が、
霊的に枯渇しているのも大きいです。
そんな枯渇したキリスト教会を模範として仰いで、
「バルト」の名前だけ出しても、
日本のプロテスタント教会も共倒れしてしまうと思います。)
カトリック教会では、
賛美と献金→聖体拝領→あとはサヨナラ・・・
という自動販売機的なサービスを受けるだけの教会参加も問題です。

日本の教会も、霊的には「デフレ」状態にあるのではないでしょうか。
私たちを愛してすべてを捧げ尽くしたイエス様に倣って、
「受けるよりは与える方が幸いである」(使徒20:35)という単純な真理を、
一人ひとりが自分にできる範囲で実践するだけで、
教会が「地上の天国」になるのですけどね・・・

あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。
(新約聖書ヨハネによる福音書13:34〜35新共同訳)
わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛することのない者は、死にとどまったままです。
(新約聖書ヨハネの手紙Ⅰ3:14新共同訳)

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