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2013年8月26日 (月)

雑誌「教室ツーウェイ」2013年8月号・9月号で「学び合い」、「問題解決学習」をKO!

北海道の小学校で、算数の研究授業といえば、
「問題解決学習」と決まっているみたいですね。
教科書を見せず、デカイ模造紙で問題を1問だけ提示し、
「自力解決」と称して子どもに問題を丸投げ。
そして「練り上げ」と称して、子どものクドクドとしてわかりづらい説明で、
せっかくわかりかけてきたものを混乱させる・・・
子どもの説明が教師よりもわかりやすいとでも言うなら、
そんな教師は廃業すべきでしょう。
わかる子(特に塾に行けるような裕福な家庭の子)にはバカらしい茶番で、
わからない子(発達障がいがあるような子など)にはますますわからない・・・
こんな教え方をどれだけ「研究」(というよりは、再現)しても、
教師の勝手な思い込み(子どもの目がキラキラ輝いている・・・)
程度の成果しか上がらないのに、今もなおしがみついているのは、
まさに「宗教」か「マルクス主義」なみの「信条」(ドグマ)
となっているものだといえます。

明治図書の雑誌「教室ツーウェイ」2013年8月号・9月号では、
「学び合い」と「算数の問題解決学習」を真っ向から批判し、
代案を堂々と主張しています。
「学び合い」批判では、昨年NHKで放送された、
ETV特集「輝け二十八の瞳 ~学び合い 支えあう教室~」(2012年2月5日放送)での、
問題提起、発達障がいの子を怒鳴る指導を是としていたことへの批判が出ています。
(あれは番組を観ていた時、私もすごく疑問に思いました。)

教室ツーウェイ2013年8月号の目次はコチラです。
(→明治図書のHPへ)

「教室ツーウェイ」誌から転載したいところはヤマヤマなのですが、
無断転載禁止となっているので、残念ながら転載は諦めます。
ぜひ2冊とも購読してみてください!

ただ単に学び合いや算数の問題解決学習を批判するのではなく、
「どう教えるべきか」の優れた代案が示されているのはすばらしいです。
まさに「学び合い」、「算数の問題解決学習」をKOした感があります。

「学び合い」や「算数の問題解決学習」は、学力低下を確実に招きます。
35人学級の導入をやろうが、特別支援教育を手厚くしようが、
こんな教え方をするのはまさに「亡国の授業」といえます。
ますます学力格差が広がり、塾に行かないと学校の勉強はわからない、
と学習無力感に苛まれる子どもたちを増やすだけです。

1問を1時間かけて解く、なんてことをやり続けているから、
年度末には教科書のやり残しが発生します。
また、教師の負担(貼物づくり)が大きい割に、
効果はとても小さい、という不毛な努力を教師に強いているとも言えます。
もういい加減目を覚ます時なのではないでしょうか?
「教科書通り教えたほうが、算数はわかる!」と・・・
「子どものキラキラ輝く目」といった曖昧な成果よりも、
テストの学級平均が90点以上という目に見える成果の方が、
子どもたちにとっても、保護者にとっても望んでいることではないでしょうか?

教員の自浄能力に期待するのは無意味でしょう。
(ある意味、「洗脳状態」にあるようなものですから・・・)
政治家や保護者などからの外圧・黒船がなければ、
いつまでも学校の「美名シンドローム」
(教室ツーウェイ8月号の表題から)を突き崩すことはできません。
できるだけ、教員以外の人にも、
学校現場でのの由々しき問題を知ってもらう必要がありますね。
そのツールとしても最適です。

教室ツーウェイ2013年8月号

教室ツーウェイ2013年9月号

明治図書の「教室ツーウェイ」のオンライン記事
※必要な記事だけを購入することもできます。

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