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2013年5月22日 (水)

煌めく音の洪水!〜NHKBSプレミアム・クラシック倶楽部- ユジャ・ワン(Yuja Wang 王羽佳) ピアノ・リサイタル -(2013年5月22日放送)

ユジャ・ワンが2013年4月に行ったピアノ・リサイタルが、
2013年5月22日、
早くもNHKBSプレミアムの「クラシック倶楽部」で登場!
最近、「クラシック倶楽部」は再放送モノが多い中、
期待せずにはいられない内容でした。

放映された曲目は以下のとおりでした。

・ラヴェル「ラ・ヴァルス」
・リーバーマン「ガーゴイル 作品29」
・ラフマニノフ「ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36(1931年改訂版)」
・シューベルト/リスト編曲「糸を紡ぐグレートヒェン」
・プロコフィエフ「トッカータ 作品11」
(収録)2013年4月17日/トッパンホール

実際のプログラムでは、スクリャービンの2つのソナタがトップに来て、
その次に放映された順どおりの曲目だったそうです。
トッパンホールコンサートカレンダー

番組冒頭の、ユジャ・ワンへのインタビューに続いて、
いきなりラヴェルの「ラ・ヴァルス」。
フランス料理のフルコースで喩えるなら、
前菜をすっ飛ばしていきなりメインディッシュ、みたいな感じ・・・
煌めく音の洪水にただただ圧倒されるばかりでした・・・

リーバーマンはアメリカの現代作曲家です。
しかしその作品「ガーゴイル」は難解さはないものの、
ユジャ・ワンの超絶技巧の見本市のようなものに仕上がっていました。
コース料理の口直しのシャーベットみたいなものでしょうか・・・

ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番は、
再度またまたメインディッシュ登場!という感じでした。
グリモーの演奏とかで聴いたことはありますが、
退屈なイメージの曲でしかなかったものが、
ユジャ・ワンの演奏によって、一瞬一瞬の音の炸裂の楽しさを味わう事ができました。

アンコール1曲めの「糸を紡ぐグレートヒェン」は、
ユジャ・ワンが単に爆演型のピアニストではない、
繊細な味わいがありました。
2曲めの「トッカータ」は、ユジャ・ワンのピアニズムの魅力全開でした!
ホロヴィッツが甦って弾いているかのような感じでしょうか・・・
服装こそちょっぴり「お水系」みたいな雰囲気がありますが、
そのテクニックのすごさと楽しさ、迫力はアルゲリッチ級ではないでしょうか?
NHKさん、ぜひスクリャービンのソナタ2曲の方も放送してください!

ところで、ユジャ・ワンがモデルになっている小説があるそうです。
ドイツ・グラモフォンなどの「ユニバーサル・ミュージック」の、
ユジャ・ワンのサイトで知りました。
『ピアニスト』という小説です。
ユジャ・ワンがモデルとなった小説『ピアニスト』、もうお読みになりましたか?
日経新聞での紹介記事

エティエンヌ・バリリエ著『ピアニスト』


我が家にあるユジャ・ワンのCDです。
ユジャ・ワンがソロで弾いている方が断然すばらしいです。


ファンタジア


トランスフォーメーション


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番他

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コメント

すっかりご無沙汰していました。
BS良いですよねぇ~♪
私はBSで聴いて、
すっかり交響曲HIROSHIMAの演奏会へ行きたくなりました。

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