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2013年3月16日 (土)

新ローマ教皇フランシスコへの期待と、ヨハネ黙示録におけるカトリックへの預言

新しいローマ教皇、フランシスコ1世の初ミサのニュース記事を読みました。
新ローマ法王、初のミサでカトリック教会の改革訴える
2013年03月15日 07:04 発信地:バチカン市国

(※日本では「ローマ法王」と表記されることが多いですが、
正しくは「ローマ教皇」です。)
(追記2:当初、「フランシスコ1世」と記載していましたが、
「フランシスコ2世」を名乗る教皇が今後出てきた場合から、
「フランシスコ1世」と呼称されるそうです。
ですから、現在の教皇名は「フランシスコ」が正しい、とのことです。
新聞等でも2013年3月20日から表記変更されていますので、
この記事においても以下の文章では「1世」を削除し、タイトルも訂正しました。
なお、ニュース記事からの引用はそのままとします。)
法王の呼称は「フランシスコ」に
2013年3月19日(火)22時24分配信 読売新聞

記事を引用します。
(引用)
【3月15日 AFP】中南米出身者として初めてローマ法王に選出されたフランシスコ1世(Francis)は14日、バチカンのシスティーナ礼拝堂(Sistine Chapel)で初のミサを行い、カトリック教会は改革に失敗すれば、精神的な基盤のない慈善団体になってしまうと警告した。

 フランシスコ1世は、先日の法王選挙で自らを選出した枢機卿らを前に、カトリック教会は「思いやりのあるNGO(非政府組織)」で終わってしまう可能性があると述べた。

「私たち全員に、主の面前を歩んでもらいたい。歩むこと、作り上げること、告白することは簡単ではない。時には震えにも襲われるだろう」
(引用終)
※下線部は筆者による。

「精神的な基盤のない慈善団体」、「思いやりのあるNGO」・・・
強烈な表現ですね。
短いニュース報道だと、真意が歪曲されている場合もありますので、
教皇フランシスコのコメントを全文引用します。
バチカン放送局」(日本語版)のサイトに掲載されています。
(引用)
「この3つの朗読には共通する何かがあるように思われます。それは「動き」ということです。第一朗読において、その動きは歩みの中にあります。第二朗読では、その動きは教会を築くことにあります。3つ目に福音朗読において、その動きは信じることにあります。歩くこと、築くこと、信仰を告白することです。

歩くこと。「ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう」(イザヤ2,5)。これは、神がアブラハムに最初に言ったことです、わたしの現存のもとに歩き、非の打ち所のない者でありなさい。歩くこと。皆さんの人生は歩みであり、わたしたちが止まっている時は、物事は順調ではないのです。主のもとを、主の光のうちに、神がその約束においてアブラハムに望んだその完璧さを生きるよう努力しながら、いつも歩くことです。

築くこと。教会を築くことです。ここでは石のことを言っています。石にはずっしりとした中身があります。しかし、それは生きた石、聖霊によって祝別された石です。主ご自身である隅の親石の上に、キリストの花嫁である、教会を築くことです。築くこと、これがわたしたちの人生のもう一つの動きです。

3番目は、信仰を告白することです。わたしたちは歩きたいだけ歩けますし、多くのものを築けますが、イエス・キリストへの信仰を告白しないなら、それは何かが間違っているのです。わたしたちは慈善団体になってしまい、主の花嫁である教会ではないのです。歩かない時、わたしたちは止まっています。わたしたちが石の上に築かない時、何が起きるでしょうか?子どもたちが浜辺で砂の城を作る時に起きることが起きるのではないでしょうか。すべてが、何の中身もなく崩れてしまうのです。イエス・キリストにおける信仰を告白しない時、わたしにはレオン・ブロイの言葉が思い起こされます、「主に祈らない者は、悪魔に祈る」のです。イエス・キリストへの信仰を表さない時、悪魔の虚飾を信仰しているのです。

歩くこと、築くこと、信仰を告白すること。しかし、そうは簡単ではありません。なぜなら、歩くこと、築くこと、信じることにおいて、時に振動が起き、歩みとは言えない動き、わたしたちを後ろに引き戻す動きが起きるからです。

この福音には、特別な状況が続きます。イエス・キリストへの信仰を告白したペトロ自身が言うのです。あなたはキリスト、生ける神の子です。わたしはあなたに従いますが、十字架のことは話さないようにしましょう。これは関係のないことです。別の方法をもって、十字架なしで従います、と。わたしたちが十字架なしに歩き、十字架なしに築き、十字架のないキリストへの信仰を言い表す時、わたしたちは主の弟子ではないのです。その時、わたしたちは虚栄の世界の者なのです。わたしたちは司教、司祭、枢機卿、教皇ではあっても、主の弟子ではないのです。

わたしはこの恵みの日々の後に皆さんに望みます。わたしたちが勇気を持つこと、主の現存のもとに、主の十字架と共に歩み、主が十字架上で流された御血の上に教会を築き、唯一の栄光、十字架につけられたキリストへの信仰を宣言する勇気を持つことです。こうしてこそ教会は前進することができるのです。

わたしたちの母である、聖母への祈りのために、聖霊がわたしたち皆に、歩み、築き、十字架につけられたイエス・キリストへの信仰を表す恵みを与えてくださいますように。アーメン。」
(引用終)

新教皇の教会改革への意思が明確に表れていますね。
教皇名に「フランシスコ」を使ったのも、
アッシジの聖フランチェスコを意識し、
教会改革を成し遂げたい、という思いが入っているのでしょう。
現在のところ、新教皇には期待したいと思っています。

ところで、ヨハネ黙示録において、カトリック教会が預言されているという説があります。
ヨハネ黙示録2章、3章の「7つの教会にあてた手紙」に表されている、
7つの教会とは、実は7つの時代のキリスト教会のあり方だ、というものです。
・エフェソの教会〜使徒時代の頃
・スミルナの教会〜ローマ帝国下での迫害の時代の頃
・ペルガモの教会〜国教化された時代(中世)
・ティアティラの教会〜カトリック教会
・サルディスの教会〜宗教改革〜18世紀頃までのプロテスタント
・フィラデルフィアの教会〜伝道熱心だった頃のプロテスタント教会
・ラオディキアの教会〜現在、終末の教会

2章終わりの「ティアティラの教会」というのが、
カトリック教会を指す、と言われています。
ティアティラの教会は、最初に主イエスからほめられています。
わたし(=主イエス)は、あなた(=ティアティラの教会)の行い、愛、信仰、奉仕、忍耐を知っている。更に、あなたの近ごろの行いが、最初のころの行いにまさっていることも知っている。
(新約聖書ヨハネの黙示録2:19新共同訳)
確かに、慈善活動では、カトリックはプロテスタントよりも進んでいるほどです。
(全世界で展開される「カリタスCaritas」とか・・・)
しかし、この教会には大きな問題点があります。
しかし、あなたに対して言うべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女のすることを大目に見ている。この女は、自ら預言者と称して、わたしの僕たちを教え、また惑わして、みだらなことをさせ、偶像に献げた肉を食べさせている。
(新約聖書ヨハネの黙示録2:20新共同訳)
「イゼベル」とは、旧約聖書の列王記上・下に出てくる、
イスラエル史を代表する悪女の名です。
ここでは、度を超えた聖母・聖人崇拝のたぐいを指しているのでしょう。

教皇フランシスコが指摘しているとおり、
土台は聖母・聖人崇敬や中世の伝統などではなく、
十字架のキリストなのです!
(引用)
主の現存のもとに、主の十字架と共に歩み、主が十字架上で流された御血の上に教会を築き、唯一の栄光、十字架につけられたキリストへの信仰を宣言する勇気を持つことです。
(引用終)

カトリック教会というと、
プロテスタントの方は「堕落した教会」というイメージで見ていることが多いです。
しかし、よくヨハネ黙示録を読んでみてください。
フィラデルフィアの教会を除けば、
どの教会も、たいてい叱責を受けているのですよ。
カトリックも、「勝利を得る者」(ヨハネ黙示録2:25〜26)がいるのです。
共通の基盤は、やはり御言葉であり、主イエス・キリストへの信仰です。
カトリック教会の改革も、どれだけ御言葉に立ち返り、
主イエス・キリストへの信仰に立ち返るかにかかっています。
(司祭の独身制とか、妊娠中絶・避妊の問題とか、さまざまあるでしょうが・・・)

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コメント

桑原様、コメントありがとうございます。
雑多な内容のブログですが、
今後もご愛読よろしくお願いします。

キリスト者教師発のブログとのこと、有り難いことです。学ばせて下さい。よろしくお願いいたします。

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